FXは1カ月でどれ位儲けられるの? 【上村和弘のFX基本講座】

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この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる!知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

FXで月間20万円儲けたい…副業で月5万円儲けたい…などとFXに求める期待はさまざま。では、1日そして1カ月でどれ位のリターン(利益)とリスク(損失)の可能性があるのでしょうか。

■1カ月・1日の変動幅

その前にまず、FXの利益計算方法をお伝えしておきます。値動きのチャートを見ながら、「ここで買って、1円上がったら1万円の利益が出るな」と簡単に計算できた方がいいですよね。
第15回「FXは上下の動きにチャンスあり!」でも触れさせて頂きましたが、復習の意味で書いておきます。

★FXの損益計算の基本
(売値-買値)×取引量

では、具体的に米ドル/円を1万通貨買った場合の損益計算を見てみましょう。
1、利益例
・1ドル100円1万通貨を買い、1ドル101円で1万通貨を売った場合、
(101円-100円)×1万ドル=1万円のプラス
2、損失例
・1ドル100円で1万通貨を買い、予想に反して1ドル99円で1万通貨を売った場合、
(99円-100円)×1万ドル=1万円のマイナス

FXの損益計算の基本、FXは1カ月でいくら儲けられる? FX基本講座

■米ドル/円の2016年(1-5月期)の変動幅と利益計算

では、次に本題として取らぬ狸の皮算用&転ばぬ先の杖として、2016年の米ドル/円相場(1-5月期)の変動幅を見ておきましょう。

毎月10万円儲けたいという目標を立てるためには、実現可能かどうかを調べなければいけません。

<平均変動幅と損益>
2016年1月から5月末の米ドル/円変動幅、FXは1カ月でいくら儲けられる? FX基本講座
※2016年1月から5月末の米ドル/円変動幅(高値-安値)

米ドル/円の1日あたり平均変動幅は1.21円。そこで、1日の最安値で買い、最高値で売った場合の損益を1万・千・百通貨ごとに計算してみました。
1万通貨(投資に必要な資金は4.5万円程)だと12,100円の利益を得られるということになります。千・百だとそれぞれ一桁ずつ少なくなり、取引量を減らすと低リターンかつ低リスクで外貨取引ができることが分かります。

■FXで毎月5万円を稼ぎたい!

1月あたりの平均変動幅は6.46円。1万通貨で5円幅を得られれば5万円の利益ですから、その月の中でも1回だけ底値で買い天井で売る事が出来れば可能です。
現実的には、毎月そんな取引を繰り返すのは難しく、取引量を増やす・取引回数を増やすことで目標達成を目指すことになります。FXは1日に何回売買しても良い取引ですから、上手に売買できるようになれば、毎月5万円を稼ぐのは現実的な数字です。

さて、これで、一日及び1月に得られる利益と損失がどれくらいになるか分かりましたね。
平均的な1日で1.21円、1月で6.46円の変動を期待できるということ。1万通貨のポジションを持っているなら、1カ月に6.5万円位の損益を見積もっておけば、大まかなトレード対応が出来ます。

もっとも、先週末の英国EU離脱ショックやリーマンショック(*)、バブル崩壊など、大きなリスクイベントが起きると、1月で10円や20円動くことも出てきますので、損失を限定するストップロス注文を出しておく事が必要です。この辺りのリスク管理のテクニックについては、後日に触れさせて頂きます。今回、英国EU離脱ショックでは、東京の取引時間にも関わらず大きく動きました。6月の変動幅は既に11.85円となっています(6/27時点)。リスクと仲良く向き合うことが大切です(第23回「投資リスクの低減No.2 時間の分散! 」など)。

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:リーマンショック
2008年9月15日、米国投資銀行大手のリーマンブラザーズが破綻した事で世界的な規模で金融危機が起こったこと。サブプライムローン(低所得者向けの高金利住宅ローン)の問題がきっかけ。

【上村和弘のFX基本講座】
全バックナンバーはこちらから
●第1回 FXの基本
●第2回 FXって何?
●第4回 FX会社はどうやって儲けるのか?
●第5回 FXはぶっつけ本番で始めると損しやすい
●第6回 FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!
●第7回 FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!スマホ編
●第20回 初心者に向いている分析方法は?
●第22回 投資リスクの低減!分散投資ならFXがいい理由
●第23回 投資リスクの低減No.2 時間の分散!

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執筆者

上村 和弘 (かみむらかずひろ)

アセットクラス&WEBコンサルティングLLC 代表CEO・ファウンダー 日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP会員、1級FP技能士 1990年 現三菱UFJモルガン・スタンレー証券入社を皮切りに、証券リテール業務や企画調査、ファンド事業等に従事。1999年より、FX事業の新規立ち上げ後、複数社での金融ネット事業の立ち上げ、事業再構築・運営等の統括マネージメントを経て2011年独立。現在、金融情報サービス事業をコアに、投資教育系、システムツールのサポート業務を行う他、シンクタンク系企業、金融システムベンダー等の顧問等を兼務する。1968年生、宮崎県出身。

上村 和弘

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LINE株ブックビルディング開始!今は買い⁉︎【上村和弘のFX基本講座】

今年最大級のIPO(*)として、LINE(ライン)が、7月15日に東京証券取引所に上場します。7月14日にはニューヨーク証券取引所に上場する予定で、日米同時上場となります。

そして本日6月29日より、1株あたりの新株発行価格を決める“ブックビルディング(抽選申込)”が開始となり、株式市場にとって大きなイベントですので少し触れて見たいと思います。

近年、日経平均株価と米ドル/円の連動制が高くなっています。基本的なセオリーは以下の通り。
・日経平均株価が上昇すれば、米ドル/円は円安。
・日経平均株価が下落すれば、米ドル/円は円高。
これは逆も言えて、米ドル/円が円安に動けば日経平均株価は上昇。円高に動けば、米ドル/円は下落というのが基本。注目の上場となりそうです。

■IPO銘柄にも不安感?

一般的にIPO(新規公開株)は成長性という点で市場評価される事から、公募価格よりも高く付ける事が多いものです。それが故にIPO銘柄を狙う投資家も多く見られます。

とは言え、今回のLINE上場、投資家にとっては、IPOに参加するかどうか難しい状況になったのではないでしょうか。英国のEU離脱問題により金融・株式市場に不確実性が増大、不安定さが叫ばれている中での上場という事で、静観する向きも出てきたものと見受けられます。

LINEの株価が上昇していけば株式市場に安心感が出てきそうですが、個別株の踏ん張りだけで、投資マインドを持ち上げる効果は限定的かも知れません。

ちなみに、昨年11月4日に上場した日本郵政グループは、総資産295兆円と日本最大の企業でした。その後の日本郵政グループの株価は以下の通り。上場後しばらくは上昇推移、直近では下落しています。

日本郵政グループの株価、マネーゴーランド
※引用:野村證券

ただし、日本郵政株は株価が下落したこともあって、株式を保有していることで得られる配当利回りは4.08%と非常に高くなっております。下図は、筆者の所に届いた配当金の領収証、長期保有を目的に200株分残していた事で届きました。(多少評価損が出ていますが、)株式投資で嬉しいことの一つは、この配当を知らせる郵便でしょうね。

日本郵政株配当を知らせる郵便、マネーゴーランド

さて、LINEの上場はどうなるでしょうか。
LINEのデータはこんな感じ。当初スケジュールから1日遅らせています。

仮条件提示 6月28日
ブックビルディング(抽選申込)期間 6月29日~7月7日23:59
公開価格決定 7月11日
購入申込期間 7月12日6:00~15:00
払込日 7月14日
上場日 7月15日

現在の仮条件は2,700〜3,200円、仮条件価格と公開価格がどうなるか注目です。

■日本郵政と大きく違う点は利益?

日本郵政は黒字会社で、毎年、安定した利益を出しています。郵便や保険・貯金業務に大きな流行はありませんから、この先も同じような利益を出すことが期待されています。一方、成長性に疑問があり、成熟した企業で、ここから更に売上や利益を大幅に伸ばすことが難しい点が指摘されています。

LINEの方は、決算公告では売上が884億円、営業利益36億円、純利益は167億円の赤字となっていますが、2016年1-3月期は売上が309億円、順調な推移を辿っています。連結の経営指標等(売上収益)は2015年12月期1206億円、2016年1-3月期334億円という数字が目論見書に出ています。

やはり、期待されているのは、さらに成長する可能性が高いこと。LINEというSNSアプリはアジアで強く、国内の月間アクティブユーザー数は2億1840万人を超えると言う数字が出されています。これを利用して広告・販売ビジネスに成功すれば、米国の巨大企業に肩を並べるのではないかという期待値がある企業。日本郵政と比べて盛り上がりに欠ける状況ですが、結果は??

尤も、分散投資の考え方第22回23回)、足許だけを見ずに、長期投資の観点でトータル的な運用を考えてみると検討の一つになるかと思っています。

上場日は7月15日、この日は、米ドル/円もLINEの上場にあわせて動く可能性がありますね。起爆剤となるか、FXトレーダーも株式トレーダーもLINE上場は注目の日となりそうです。

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:IPOとは?
新規公開株のこと。未上場ながら成長性の高い企業が株を売り出すことで、知名度の向上や資金調達を行うこと。上場の前のタイミングで株を購入することが可能で、上場後には大きな利益となる事が多く人気があります。

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

【上村和弘のFX基本講座】
全バックナンバーはこちらから

●第11回 ボーナス時期目前!お得なFX新規口座開設キャンペーンをチェック!
●第14回 米国の雇用統計はFXのフィーバーデー! 月に一度のビッグイベント!
●第15回 FXは上下の動きにチャンスあり!
●第19回 直前、6月FOMC利上げの内容と対策!
●第20回 初心者に向いている分析方法は?
●第21回 手数料80%カット!夏休みに活用したい外貨両替
●第22回 投資リスクの低減!分散投資ならFXがいい理由
●第23回 投資リスクの低減No.2 時間の分散!

FXなら積み立て投資がいい!ドルコスト平均法による長期投資を 【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる!知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

さて、分散投資の三回目は、
分散投資1回目「投資リスクの低減!分散投資ならFXがいい理由」

分散投資2回目「投資リスクの低減No.2 時間の分散!」
に続いて、ドルコスト平均法という積立投資の方法を説明致します。

毎月一定額を購入する積立型の投資信託(*)をご存知でしょうか。長期にわたってお金を貯めたいと思えば、何といっても積立投資が最強です。

■FXの積み立て投資

上手に分散投資を活用すれば、FXで積立投資を行うことが可能です。
FXは短期売買だけではなく、外貨預金・積立投資的な利用も可能な自由度の高い取引、少額で参加できる他、流動性の高さや低廉なコストなどから(第2回「FXって何?」第21回「手数料80%カット!夏休みに活用したい外貨両替」を参照ください)、継続的な取引にマッチする金融商品です。

■ドルコスト平均法は一定額を購入し続ける投資方法

毎月・毎日など、決まった期間毎に一定額を購入する手法を「ドルコスト平均法」と言います。
前回
、時間分散の話に触れましたが、これの究極のカタチだと言えます。
価格の変動リスクを和らげる効果があり、詰まる所、平均購入価格を下げる効果に直結します。毎回、一定額を購入するため、価格が安い時は多く購入することができ、高い時は購入量が少なくなるために、長期的な購入価格の上昇を抑えられます。

⚫️ドルコスト平均法のイメージ

「ドルコスト平均法の具体例」
普通、一定量を一定期間毎に購入します。例えば、米ドルを毎月100ドルずつ購入するなど。それに対して、ドルコスト平均法は一定額購入ですから、毎日1万円分のドルを購入していきます。(株式の例だと、毎月100株ずつ買うのではなく、毎月5万円分ずつ買って行く。)

すると、投資対象の米ドルを100ドル購入する時もあれば、90ドル購入の時も出てきます。ドル高・円安で上昇している時は、80ドルしか購入できない場合も出ますね。計算方法は、1万円をその日の米ドル/円価格で割れば算出できます。

★米ドル/円が110.00円だったら、約90ドル購入
(1万円÷110.00=90.900ドル)
★翌日の米ドル/円が105.00円に下がっていれば、約95ドル購入
(1万円÷105.00=95.238ドル)

ちなみに、毎月100ドルを積立てていくと…
毎月100ドルを10年間積み立てると1.2万ドルの預かり残高となります。この米ドルを日本円に換算すると、120円で144万円、100円だと120万円、まとまった金額になります。

ドルコスト平均法による長期投資

平均した購入レートと、日本円に交換する際のレート差が大きい程、利益となりますので、コツコツ長期に亘って投資して行くと効果が大きくなります。

また、FXではスワップポイントが加わりますから、更に金額が増える可能性があります(第9回「FXのスワップポイントで一石二鳥を狙う:長期投資に効果大!」)。残念ながら、スワップポイントはマイナスになる可能性もありますから、為替相場の動きを見ながら対応すると良いでしょう。参考になりましたか?

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:「積立型の投資信託」とは?
株式や債券で運用される投資信託。その中で、毎月一定額の投資信託を買い付けるのが積立型の投資信託。ドルコスト平均法を採用している投信が多く、毎月1,000円といった少額の資金から投資できる先も有るため、ビギナーに向いている資産運用です。

【上村和弘のFX基本講座】バックナンバーもご覧ください!
●FXの基本
●FXはぶっつけ本番で始めると損しやすい
●FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!
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●数十%の利回りも可能!外貨預金より有利なFXのスワップポイント!
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●レバレッジの上限規制、利益率向上ならハイレバレッジ!
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投資リスクの低減No.2 時間の分散! 【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる!知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

さて、分散投資について前回説明しましたが、もう一つ大事なことをお伝えします。トレードテクニックとしての分散投資、大まかにでも理解頂けると役立つかと思います。

■時間分散のテクニック

投資のセオリーとして、いきなり全額を買うよりも回数を分けて購入することでリスクを抑える手法があります。それでは、具体例を見ていきましょう。

先々、円安になると考えて、米ドル/円の買いポジション(*)を1万ドル持ちたい場合。

同じモノを買うならば、安値を買った方が有利。安く買って高く売るのが利益を得る基本です。いきなり、1万ドル全額を買うと思わぬ高値で買ってしまうかもしれません。かといって、安値を待っているといつまでも買えないケースもでてきますから、いつ売買するかを決めるのは大変ですね。

為替相場は、上がったり下がったり波のように繰り返しながら、価格が変動していきます。このイメージは、値動きのチャートを見ると良く分かりますね。

●ユーロ/円の日足チャート

投資リスクの低減、時間の分散! 上村和弘のFX基本講座
(引用:DMMFX)

思い切って買ったところが安値だと嬉しいのですが、いつもそんなに上手くいくとは限りません。出来るだけ、安い値段で買うための方法は二つ。
1.高値、安値を見極められるよう分析すること予測力
2.必要な額を一回で買うのではなく複数回に分散して買うこと分散投資

安値(=底値)や高値(=天井)を見極めることが出来れば、もちろん一番良い事ですが、天井・底値を完全に予想することはプロのトレーダーでも出来ません。そこで、分散して買うことが推奨されます。分けて買う事は誰にでも出来ますよね。

■分散投資の具体的な方法

下記の図は、2016年5月31日から6月13日の米ドル/円の値動きグラフです。

投資リスクの低減、時間の分散! 上村和弘のFX基本講座

上記図のように、5月31日に1万ドルを買っていたら、110円台で買うことになっていましたね。一方で、毎日1,000ドルずつ購入していたらどうなっていたかを計算してみましょう。

★5月31日の終値価格:110.726円
★1日1,000ドルずつ購入した場合の平均価格:107.77円

約3円の価格差がありますね! まとめて購入するよりも、かなり安値で買うことができました。まとめて一回で購入するよりも、分散して購入すると価格が平均化されるため、極端な高値や安値で購入するケースが減り、概ね良いレートで保有する事が可能です。

1回で購入すると、上手く行けば一番の安値で購入できる場合もありますが、確率的にはかなり低く、逆に悪い値位置で購入する事が多々出てきます。そういったリスクを軽減できるのが分散投資になります。

FXで必要なのはコツコツとヒットを稼ぐアベレージヒッターのやり方、ホームランか三振かのブンブン丸は、リスクが大きくて使いにくいバッターです。

以上、前回の「投資先の分散」に続き、時間分散の内容を記しました。株式や225先物等を含めて変動する金融商品には大変有効な手法ですので、イメージとして覚えておかれると良いでしょう。次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:「ポジション」とは?
FXなどの金融取引での持ち高の状況を指します。新規取引が約定した後のことをポジションと言い、また、ポジションを持っている状況は、為替相場の変動で損益が生じます。
買いで新規注文が成立すると、買い(=ロング)ポジション、
売りで新規注文が成立すると、売り(=ショート)ポジションと言います。

【上村和弘のFX基本講座】バックナンバーもご覧ください!
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投資リスクの低減!分散投資ならFXがいい理由【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる!知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

投資の基本テクニックの一つとして有名なセオリーが分散投資。今回は分散投資の考え方をご紹介します。

■分散投資とは?

資産を一つの金融商品だけに集中させるのでなく、様々な金融商品に分けて投資するという方法。別の言い方をすると、卵を一つの籠に盛ると落とした時に全て割れてしまい危険です。複数の籠に分散しておけば、落とした籠の卵だけが割れて他の卵は安全です。

※但し、持ちきれない程の籠(金融商品)を抱えてしまうと、コントロールが難しくなり、リスクも高まります。

分散投資の考え方は二つあり、今回は、金融商品の分散についてお伝えします。

■投資先の分散

例えば、50万円の資産を持っていたら、銀行預金のみ、株式のみという特定の金融商品だけに全財産を投資するのではなく、現金・株式・債券・外貨建て資産・不動産等に分けて投資する事(=投資先の分散)がリスクを減らせる一方、リターンが高まると考えられています。

銀行預金に20万円、国内株式で10万円、FXで10万円、不動産投資信託(REIT)で10万円の運用を行うなどが挙げられます。

投資の分散

分散投資のメリットは、複数の金融商品に投資することでリスクとリターンが分散されること。簡単に言うと、全ての金融商品が同時に下落することは少ないため、投資先全てにおいて損失を被る確率は低いということです。超低金利時代は、リスクを取らない事がリスクなので、如何にして成果に繋げられるかが大事ですね。

ちなみに、リーマン・ショックによる経済危機が大きかったのは、分散投資できていた筈の資産のほとんどが下落してしまい損失が膨らんだ事が理由。いくら分散投資していても危険な時は有るとの教訓でした。

■分散投資に最適な金融商品の一つがFX!

FXの良いところは、外貨への分散投資が出来るところ。株式市場だと、自動車会社の株価が下落する時は、たいてい同業の株式も下落します。保有株の投げ売り(*)が出たりしますので、同時株安が起きやすく分散投資にも限界があります。

投資家の多くは、日本国内でのみ運用している事から、為替に絡んだ金融商品が推奨されます。尤も、米ドル円やユーロ円、英ポンド円など、対円の投資だけをしていると全面安や全面高になることもあるので注意してほしいところ。この辺りは連載を進める中でご紹介いたします。

ところで、FXは米ドルだけでなく、ユーロや英ポンド、豪ドル、NZドル、南アフリカランド等、様々な通貨が取引できたり、少額の資金から参加が可能な上、換金性の高い取引なので大変有効です(第2回第10回)。
株式や債券だけで幾つかの国に分散投資すると、資金量の問題と、株式や投資信託の銘柄選びが大変で、売買手数料も相応に取られてしまいます。

リスク分散

国内外問わず、投資先を広げる事は必要ですが、身の丈にあったものでジャンルの違う物を組み合わせる事がポイントですね。以上、投資先の分散について触れてみました。取引しやすくて手数料も安い、FXを有効に生かす事が考えられますよね。

次回は分散投資の第二回として、価格や時間の分散について書いていきます。リスクを低減化させる方法だけに、大まかな内容を理解頂ければ嬉しい限りです。
次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:投げ売りとは?
損失を覚悟した上で売却する事。特殊事情などにより、さらに大きく下がりそうな時に投げ売りが見られます。下げる事で(売る人が増える事で)、他の銘柄も下げを呼ぶ動きに発展します。

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