株式投資は世の中をよくすることにつながる

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<材料>

・20万円

<Point>

1株とは株式会社が事業資金を集めるための手段

2株式会社は基本的に、世の中をよくするための事業を行っている

3株式投資は世の中をよくすることにつながる

4「投資」と「投機」を区別することが大切

※ある会社の株を20万円で購入。株価が30万円になったところで売却した場合。税金、売買手数料は考慮せず

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「株」というと、「うさんくさいと」か「危ない」とか「ギャンブルだ」と考える人がたくさんいるのは残念なことです。

確かに、買った株が値下がりして大きな損失をこうむることはあるし、ギャンブル的な株式投資のやり方もあります。でも、株式投資は本来、そのようなものではありません。実はそのまったく逆で、株式投資は世の中をよくするものなのです。

■そもそも株って何??

そもそも「株」とはなんなのでしょうか。それは、株式会社が事業を行うために必要な資金を集める手段です。株式会社は「株」を発行して、それを多くの投資家に買ってもらって集めたお金を、研究開発や設備投資などに充てるわけです。それによって会社が成長し、もっと事業資金が必要になったら、さらに株を発行して買ってもらう、ということを繰り返していきます。

では、株式会社はどんな事業をしているのでしょうか。もちろん、さまざまな株式会社があって、事業内容にもものすごく幅がありますが、基本的には世の中をよくするための事業、社会の役に立つ事業をしているといえるでしょう。

例えば、病気で苦しむ人を救うために薬を開発している製薬会社はわかりやすいですね。家電メーカーは、掃除機、洗濯機、冷蔵庫、炊飯器、エアコンなど生活を便利で快適にするものを次々に開発して作っています。銀行のように、世の中のお金の流れをスムーズにする仕事をしているところもあれば、不動産会社や建設会社は人々の住む家やビジネスを行うための建物を作ったり販売したり貸し出したりしています。

このように、どんな会社も社会の役に立つことを事業の目的としています。そうでない会社は生き残っていけません。実際に、不祥事を起こした会社や、事業内容が時代とともに世の中のニーズに合わなくなった会社などは、株式市場から去っています。

■株を買うということは、間接的に世の中をよくすること

株式投資は、株式会社が社会に貢献する事業を行うための資金を提供することによって、会社の成長を後押します。つまり、株を買うということは、間接的に世の中をよくすることなのです。それと同時に、会社が成長して株価が上がったり配当が増えたりすれば、株主は利益を得ることができます。

ただし、会社の成長にはある程度の時間がかかります。したがって、株を買ってすぐに値上がりを期待するのではなく、長期的なスタンスで株を保有するのが本当の「株式投資」です。

投資と投機は違う

もちろん、株価の動きだけを見て、安い時に買って高くなったらすぐ売るということも可能です。でもそれは「投資」ではなく「投機」、つまり、ギャンブルです。「投資」と「投機」は違うということを、しっかり理解してほしいと思います。

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執筆者

馬養雅子 ファイナンシャル・プランナー(CFP®)

千葉大学人文学部卒業。出版社勤務、フリー編集者を経て、ファイナンシャル・プランナーの資格を取得。 以後、個人のマネーのアドバイザーとして、家計管理や保険の見直し、金融商品や資産運用などに関する記事を新聞・雑誌に多数執筆しているほか、ネット上で資産運用やNISAに関する情報を発信している。

馬養雅子

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フェイスブックの株主にだってなれる!

株を買うということは、その株を発行している会社の株主になるということです。

大きくて有名な会社のほとんどは証券取引所に株を上場していて、上場している会社の株は誰でも買うことができます。ということは、誰でも上場会社の株主になれるということです。
ただし、「この会社の株を買いたい」という買い注文を証券取引所に直接出すことはできず、証券会社に取引口座を開設し、証券会社に買い注文を出して、証券取引所に取り次いでもらいます。

同じように、海外でも証券取引所に上場している株なら誰でも買うことができます。世界の証券取引所で最も規模が大きいのが米国のニューヨーク証券取引所(NYSE)、その次がやはり米国のナスダックです。この2つには世界中の投資家からの売買の注文が寄せられます。
日本の証券会社の中にも米国株を取り扱うところがあり、個人投資家も米国株を売買することができます。

例えば、アップル(Apple Inc)、フェイスブック(Facebook Inc)、ツイッター(Twitter Inc)、アマゾン(Amazon.Com)、マイクロソフト(Microsoft Corp)、ナイキ(Nike Inc)、ギャップ(The Gap, Inc)、コーチ(Coach Inc)、ケイト・スペード(Kate Spade & Co)、ディズニー(The Walt Disney Company)、P&G(The Procter & Gamble Company)、ボーイング(The Boeing Company)、スターバックス(Starbucks Corp)、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs Group Inc)などなど、米国の有名企業の株を買うことができるし、株主にもなれるわけです。

日本の株は、売買単位が100株であることが多く、買うためには数十万円から100万円以上のお金が必要なことが多いのですが、米国株は1株単位で売買できるので、上に挙げた会社の株も、数千円から数万円と日本株より手頃な金額で買えます。

当然ながら、海外の株の売買価格は為替の影響を受けます。ある米国の株を買って株価が上がったところで売ろうとしたときに、買ったときより為替が円高になっていると、値上がり益から為替の差損が差し引かれて、手取額が少なくなる、あるいはマイナスになるということもありえます。

米国株は、取り扱っている銘柄や銘柄数が証券会社によって大きく違うので、買いたい銘柄がある場合は、それを扱っている証券会社を選ぶ必要があります。また、米国株の売買手数料は日本株とは別の手数料体系になっている証券会社が多いので、米国株の取引を始めるときは各証券会社の手数料を比較して、安いところを選ぶとよいでしょう。

<5>買う銘柄はどうやって選ぶの? 馬養雅子の株入門

こんにちは。馬養雅子です。

前回は「<4>株価が上がったり下がったりするのはなぜ?」ということで、何が株価を動かしているのか、ある銘柄に対して、売る人と買う人がいるのはなぜかを解説し、将来性の高い銘柄を探して買い、それが値上がりするのをじっくり待つという方法をおすすめしました。もう少し掘り下げてみましょう。株入門、今回は「銘柄選び」についてです。

株式投資に興味を持って「私も株を買ってみたい!」と思ったら、次に考えるのはどこの会社の株を買うか考えること、つまり銘柄選びです。上場会社の数は約3,500。その中からどうやって選べばよいのでしょうか。

まずは予算です。持っている現金や預貯金から、生活費や数年先くらいに使い道の決まっているお金を差し引いて、余裕資金の額を出します。そのうち、いくらを株式投資に回せるか考えて予算を決めたら、その範囲で買える銘柄を探します。ネットの株式関連サイトや証券会社のサイトにあるスクリーニング機能を使うと、投資金額で銘柄を絞ることができます。

最初は身近な会社の株を買うのがおすすめです。
例えば、よく行くスーパーやコンビニ、レストランや居酒屋のチェーン、愛用している電機製品や自動車などのメーカー、好きな食べ物・飲み物、服、化粧品などのメーカーです。身近な会社なら、経営内容や業績に興味が持てるでしょう。

自分の得意分野から選ぶ方法もあります。医薬品に詳しければ製薬企業、不動産に詳しければ不動産会社、鉄道好きなら電鉄会社、ゲーム好きならゲームの会社といった具合です。よく知っている分野なら、その業界の事情もわかるし、新商品がヒットしそうかどうかなどを判断することもできるでしょう。

株主優待で選ぶのも一つの方法です。株主優待は会社から株主への一種のプレゼントで、上場会社のうち約1,100社が優待制度を設けています。優待の内容は、自社製品の詰め合わせ、優待券・割引券、お米や図書カードなど。どんな会社がどんな優待を行っているかは、株主優待の情報誌やネットの株式関連サイトで調べることができます。

こんなふうに銘柄を探していって「コレが買いたい!」というものが見つかっても、すぐに買うのはNG。その会社の業績をチェックしてください。細かくチェックするのは大変なので、少なくとも赤字でないかどうかは確認しましょう。これも、ネットや「会社四季報」「日経会社情報」などの情報誌で調べられます。
その会社に関する情報のうち、「業績」のところにいろいろな数字が1年ごとに並んでいます。「純利益」あるいは「当期利益」の数字に▲がついているのはマイナス、つまり赤字という意味。マイナスがなければOK。あっても1年だけなら大丈夫かもしれません。でも、3年以上続いていたら、その銘柄は避けたほうが無難です。

株を買うということは、その会社に事業資金を提供するということなので、好きな会社、応援したい会社、成長が期待できる会社の株を買うのが基本です。最初に買った株というのは、一生忘れないもの。楽しみながら「コレ!」という銘柄を探してください。

売買タイミングを狙わずにすむ株式投資とは?

株式投資を始める人、あるいは始めて間もない人が戸惑うのは、「株はいつ買ったらいいか」ということ。そして、株式投資をしている人の多くが迷うのが「株をいつ売ったらいいか」ということ。つまり、売買のタイミングです。

誰でも知っている通り、株は安いときに買って高いときに売ることで利益が得られます。逆に、買ったときより安い価格で売れば損失をこうむります。ですから、いつ買っていつ売るかという売買タイミングが重要になるわけです。株を買うベストなタイミングとは、株価が最も安いときであり、売るベストなタイミングは株価が最も高いときであることは言うまでもありません。
でも、ベストなタイミングを狙おうとすると、ずっと株価を見ていなければなりません。個人投資家にはそんな時間はないし、精神的にもよくないでしょう。そのうえ、ずっと見ていたからといって、ベストなタイミングに売買できるわけではありません。最も安い、最も高いというのは、あとになってみて初めてわかることだからです。
したがって、最も安いときに買って最も高いときに売るというのはムリなのです。そこで、売買タイミングに左右されにくい株式投資の方法を2つご紹介します。

1.頭と尻尾はくれてやる
株式投資に関しては昔からいろいろな格言があり、その中でも特に有名なのが
「頭と尻尾はくれてやれ」。
つまり、最安値や最高値を狙おうとせず、ほどほどの安値で買って、ほどほどの高値で売るのがよい、ということです。それでも利益は得られるのですから。

2.長期で保有する
もう一つの方法は、株を長期で保有することです。

例えば、短期で利益を得ようとしたら、A付近で買ってB付近で売らなければなりません。でも期間を長くとれば、仮にBで買ってしまったとしても、C付近、D付近、E付近で売れば利益が得られ、その間、配当を受け取ることもできます。
短期だと売買タイミングが限られますが、長期だと売りのチャンスが増えるわけです。
ただしこれは、株価が上下しながらも長期で上昇していく株の場合。したがって、長期保有では銘柄の選択が重要になってきます。
銘柄をじっくり選んで長期に保有するのが、売買タイミングを狙わずにすむ投資法といえます。

「株で利益を上げる人が5%」は嘘!?一体どれくらいの人が儲けているの

株主優待が大きな話題を読んだこともあり、株式投資の注目度は一気に上がったように感じられます。株式口座を開設してとりあえず何回か取引をしてみたという人もいるのではないでしょうか。

しかし、株式投資は当然ですが損を出す可能性もあります。全ての人が利益を上げられればいいですが、そのように上手くいくことはないでしょう。中には株式投資をしばらく続けてみたけれど損を出し続けて「こんなものは儲からない」と考える人もいるのではないでしょうか。

確かに株式投資で儲けようと考えても思うように利益を出せないという人は少なくありません。株で儲かるのは5%とも言われるほど株で儲けを出している人は少ないと考えられているのです。

そこで気になるのは一体どれほどの人が株式投資で利益を出しているのかということ。知っていたら利益を出すことができるものでもないですが、やはり気になる人もいるでしょう。

日経ビジネスオンラインのデータによると、株式投資で儲けている人は株価が低迷しているときはおよそ30%、株価の価値が高騰しているときはおよそ70〜80%だそうです。

これを少ないと見るか多いと見るかは個人差がありますが、株で儲けられるのは5%との定説は正直的外れではないか?とも考えられます。ただし、株式投資もリスクヘッジを行わないと大きな損失を出すこともまた真実なのです。

では、儲けている投資家はどのような投資をしているのでしょうか。儲けている投資家によると損切りや長期運用、毎日5分のデータ収集を欠かせないという人が多いようです。

このような基本的なことと言われることをきちんと実行できる人が株式投資で儲けている人ということができるでしょう。株式投資で損を出さないためにも勉強、また、株式投資で利益を出すためにも勉強を怠らず、しっかりと実行する力が求められているのです。

株式投資で儲けているという人は定説ほど少なくありません。正しい知識を身につけ、実践を繰り返すことで資産をどんどん大きくしてもらえたらと思います。

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