FPは見た!夫婦がお金でモメる「絶対言ってはいけない」8フレーズ

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何気なく言ってしまった一言が夫婦間の埋められない溝になってしまうことがあります。

ファイナンシャルプランナー(FP)であり心理カウンセラーでもある筆者は、夫婦関係についてご相談を受けていますが、喧嘩の原因の5割が「お金」に関するもの。まったく違う生活をしてきた夫と妻が一つの家庭を切り盛りしていくのですから仕方がないことです。

今回は、「言ってはいけないお金にまつわる一言」チェックで夫婦円満のコツについて考えていきましょう。

■我が家は大丈夫?夫婦円満度チェック

自分がパートナーに言ってしまった、言われたという「一言」がいくつあるかチェックしてみましょう。

1、「誰のおかげでご飯食べられてると思っているんだ」
2、「あなたの稼ぎがもう少しよかったら…」
3、「貯金これしかないの?」
4、「将来? なんとかなるさ」
5、「やりくり下手だなぁ」
6、「そんなことにお金使ってどうするの?」(お互いの趣味などを指摘)
7、「あそこの夫婦(家庭)はいいなぁ」
8、「今日のご飯これだけ?」

【診断結果】
該当した数:0〜1個・・・夫婦円満度100%
お互いのことを想い合う理想の夫婦です。定期的に将来のことや普段のお金の使い方について話し合い、夫婦円満を維持していきましょう。

該当した数:2〜5個・・・夫婦円満度70%
少しお金について不満があるようです。お金についての価値観は異なるのが当たり前ですから、喧嘩になる前に普段からお金について話し合っていきましょう。

該当した数:6個以上・・・夫婦円満度30%
相手に不満が溜まっていませんか? 不満を持ち続けているといつか大きな喧嘩になってしまいます。お金は生活していくうえ不可欠なものですから、ルール決めしておくことはとても大切です。夫婦でしっかり話し合っていきましょう。

■夫婦でお金のことでモメないために

一度は「死ぬまで一緒にいたい」と思って結ばれた二人です。夫婦円満でいられたら最高ですよね。お金に関しては「不安」が「不満」へつながります。収入がなかなか上がらない現在、どうやりくりしていくか、どのように資産形成していくか、じっくり考えることが必要です。

FPの筆者のもとに訪れる相談者からは「お金のことを話すのは面倒」とか「妻(夫)に任せてあるから」と逃げられてしまうとよく聞きます。不満だけが募って、言ってはいけないセリフを言って後悔する前に、夫婦でお金についてじっくりと話し合っていきましょう。

その際、冷静に話し合うことが必要なので、お金の専門家であるFPという第三者を交えて話し合うのも良いと思います。「不安」を軽くするのも「夢」を叶えるためにもお金はとても大切なものなのですから。

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執筆者

稲村優貴子 (いなむらゆきこ) ファイナンシャルプランナー(CFPR)、心理カウンセラー

大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆業務を行い、テレビ・新聞・雑誌などのメディアでも活躍中。FP Cafe登録FP。

稲村優貴子

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【コンプレックス】♂♂ほぼ夫婦「明日は明日の風が吹く」vol.9

みなさま、こんにちは。作家・まんが家の歌川たいじです。

肥満や薄毛のみならず、身長が低いことだったり、大きい方がいいとされている部分が小さいことだったり…人々が抱くコンプレックスを解消すると謳う広告は、昔から数多くありました。もう半世紀も生きているワタクシなんかは、その手の広告の商品にはマユツバものが多いということもわかりきっております。「はい、はい」ぐらいの感じで、鼻で笑ってスルーすることがほとんどですが、ネットの時代が到来してから、広告のキャッチコピーが昔よりえげつなくなってきているなぁと感じています。

クリックという行動をさせなければ詳細情報を読ませることができないという構造上、ある程度は仕方ないとは思うのですが、生体学上ありえない奇蹟が起こるかのような言葉が平然と踊っているwebサイトを見たりすると、開いた口がふさがらなくなります。

さらに不快なのは、社会の中にコンプレックスを産みだして商品を売りつけようという戦略が見え隠れするところ。「加齢臭防止グッズ」などは、そのいい例だと思います。「あなたはもう中年なんだから常に加齢臭に細心の注意を払わねば孤立しますよ」的な恐怖心を植え付けて、普段から清潔に暮らしている人にまで加齢臭グッズを売りつけて稼ごうとする…そんな広告がちらほら見受けられるのです。

コンプレックスなんて捨ててしまえば、そんな広告に釣られて大枚をはたいたりぜずにすむもの。しかし、人間は孤独に適応できない生き物。孤立することの恐怖と戦い続けています。だからこそ、マユツバなのではないかと半信半疑でも、そんな商品に関心を持ってしまうのでしょう。

誰もが持つ、見た目や加齢へのコンプレックス。そんなものに大金を投じなくてもすむように、身近な人同士、ひとりひとりの違いを尊重しあえばいいものを、傷つけあってしまう場合が多いのは悲しいですね。いまもどこかで、傷ついた人や不安にかられた人がマユツバものにお金を使っているところを想像すると、もっと社会が洗練されればいいのになぁとタメ息まじりに思ったりするのです。

【コンプレックス】♂♂ほぼ夫婦「明日は明日の風が吹く」vol.9
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※これまでのハナシ
Vol.1【プロローグ】
Vol.2【ポイントカード】
Vol.3【アイデアを金に変える】
Vol.4【小さな倹約】
Vol.5【ふるさと納税】
Vol.6【ネットショッピング】
Vol.7【無料サービス】
Vol.8【ムダな出費】

【ムダな出費】♂♂ほぼ夫婦「明日は明日の風が吹く」vol.8

みなさま、こんにちは。作家・まんが家の歌川たいじです。

雑誌を見ても、Webサイトを見ても、「コスパ(コストパフォーマンス)」という言葉を頻繁に見るようになりました。お店のチラシや店頭に貼られるPOPなどにも「コスパ最高!」という文字が踊っています。商品を得るために要する費用と得られる価値の度合いという概念が、短く言いやすい言葉で共有されるようになりました。
商品を売る側でも「やみくもに安価なものを開発するよりも、費用対効果の高いものであると訴求できるものを開発しよう」という動きが活発になったような気がします。それは、基本的にはいいことだと思うのです。

でも、売る側から「コスパがいいですよ!」と売り込まれることに対して、なんだかモヤッとした気持ちが湧き起こるのを禁じ得ない、ワタクシ。コスパというのは消費される段階で評価されるべきものであって、売る側から押しつけられるものではないのではないかと思ってしまうのです。
「高コスパ商品ベスト10」だとか、そういう特集を雑誌で見たりすると、「コスパはこっちが決めるもんでしょ」と口をとがらせてしまうのでした。

「この圧力鍋はコスパがいいですよ」と言われても、「そりゃあ、一般的にはそうかもしれないけど、ワタクシは大量にアンコを煮たりするので、これじゃあ小さすぎ」という極めて個人的な事情が頭をもたげます。そして、その個人的な事情こそがコスパを決定づけるものなのではないかと思うのです。
ヘタすると、コスパが高いと評判の商品にあわせて自分のライフスタイルの方を変えようとしてしまう自分がいたりする…。それでは、甘さ控えめのおいしいアンコが食べられなくなります。結果的に、コスパ最悪じゃん的な結果を招きかねないと思っています。コスパについて検討するときに、「自分」という軸をけっしてブレさせないように気をつけねばなと考えています。








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Vol.6【ネットショッピング】
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FPが斬る!ケチじゃない「現代流かっこいいお金の使い方」

どんなにお金を貯めてたくさん持っていても、お金の使い方の「かっこいい」「かっこ悪い」は時代によって変わると思います。

バブルの頃は、札束のたんまり入った財布を食事のお会計の際に女性に渡して「これで払っておけ!」なんて言うのがかっこいいとされていました。今ではそんな人を見たら興ざめしてしまいます。

では、現代ではどんな人がかっこいいお金の使い方をしているのでしょうか?

■かっこいいお金の使い方例1:無駄な出費は最小限に
ある仕事でファミリーレストランに行った時の事です。私は何も考えず「ドリンクバー」を頼みましたが、同席した方はメニューを見て「一番安いのはアイスクリームだね」と言って、アイスクリームを注文しました。理由を聞くと「お茶を楽しみに来たわけではなく仕事で来たのだし、喉も乾いていないので少しでも安いものを」との事でした。

その方は、必要のない出費は最小限に抑えて、その分必要なところにお金を使うようにしているそうです。決してケチというわけではなく、その日はその方にご馳走になりました。日々の小さいお金の事を大切にしているのはかっこいいと思います。

■かっこいいお金の使い方例2:時間と費用対効果を考える
お金の運用を上手にされている方が名古屋より宇都宮までいらっしゃったときの事です。なんと「青春18きっぷ」を利用して在来線でいらしたとのことでした。名古屋から宇都宮まで新幹線を使えば14,000円ほどかかります。「青春18きっぷ」だと在来線使用のため倍の時間がかかりますが、費用は2,500円ほどで済みます。

その方いわく「もちろん時間を考慮して新幹線も使うけど、その日は時間があったこととパソコンで仕事がしたかったため、電車の中でも出来るように少し早起きをして在来線を使用した」とのことでした。

常に時間があるときはひと手間かけても安い方法を選ぶそうです。時間と費用対効果を考えてお金を使うってかっこいいですよね。そしてその方はボランティアもしており寄付もしているそうです。

おふたりの共通点はお金があっても出費の際に意義をきちんと考えながら使っていることと、そのこと自体を楽しんでいるということでした。もちろん、必要なときはケチらずお金を出すことも理解しての事です。

かっこいいお金の使い方をしている人は、小さい出費にも目を配りメリハリをつけられているんですね。

お金の考え方が変わる…⁉️ 偉人&名人の「お金の名言・格言」

株式や為替相場があわただしく動く5月。「セル・イン・メイ(Sell in May)」というのは、迷信とも言われていますが、投資の世界では知らぬ人はいない、ウォール街の「投資の格言」。投資には、昔から伝えられる格言がいくつもあります。

ウォール街に限らず、今回は世の中の偉人が残した、お金にまつわる名言・格言を紹介。そこからお金について改めて考えてみましょう。 

■お金の「必要性」を知っている格言
「お金に不自由しているときは使うにしても真剣である。だからお金の値打ちがそのまま光る」(松下幸之助)
日本を代表する経営者で、「経営の神様」と通り名がある、パナソニック創業者の松下幸之助氏。彼の父親が破産した為、小学校を中退し、丁稚奉公(でっちぼうこう)に出ました。お客様から度々注文を受ける煙草を、安価でまとめ買いし、こっそり小銭を貯めていたという話があります。

皆さんは、子供のころに貯めたお年玉で、あれこれ悩みながら、その「全財産」でやっと手に入れたモノの記憶があると思います。限られた予算の中で最高の選択をするのは、大人になった今でも難しいものですが、やはり昔のような新鮮な気持ちで、苦しみながら使い道を決めることは、少なくなったのではないでしょうか。

そう考えると、同じ貨幣価値500円、1,000円でも、「値打ち」は使い手によって変わるものだと思います。FP相談の現場でも、お金を何にいくら使っているか把握している人は貯蓄できているのに対し、把握していない人は貯蓄ゼロなんてこともあります。お金を何に使うか、意識する、しないは重要であるということです。

■お金を「言い訳」の道具にしない格言
「金がないから何もできないという人間は、金があってもなにも出来ない人間である」(小林一三)

大阪の梅田を代表する、百貨店や鉄道の『阪急』(現阪急阪神東宝グループ)創設者の小林一三氏。彼は宝塚歌劇団の創設者としても知られていますが、、当時では珍しかった「住宅の分割販売」をはじめるなど、多才なアイディアの持ち主でした。必要なのはお金よりも、創意工夫という事でしょうか。

小林一三氏の名言を紹介した後にお話するのは大変恐縮ですが、筆者の母が口酸っぱく言っていた言葉を思い出しました。「お金があるならある生活、無いなら無い生活を送ればいい」

つまり、お金が無いときは、無いならではの工夫をすればいいと、頭を使いなさいと、教えてくれたものです。「ない」を不幸せの言い訳にしてはならないと、伝えている言葉としては、同じものだと筆者は感じました。

■お金の「存在意義」を読み解く格言
「墓場で一番の金持ちになることは私には重要ではない。夜眠るとき、我々は素晴らしいことをしたと言えること、それが重要だ」(スティーブ・ジョブズ)

2011年、惜しまれながらこの世を去ったアップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏。会社を一旦は離れたものの、同社が経営難に陥った際経営に戻り一から会社を立て直しました。以降、ストックオプションなどでの報酬はありましたが、CEOについてから死去するまで、給与は年間1ドルだったということは有名な話です。

偉人や著名人がこの世を去った後、その人の「築いた財の大きさ=惜しまれた人の数」だといいのですが、全ての人がそうとは限りませんよね。FP相談の現場でも、相続のご相談を受ける際、「お墓にはお金を持っていけないしねぇ」など、ご年配の方がよくおっしゃいます。皆さんが悩むのは、お金の「生かし方」、そして残していく家族の事なのだと、度々思うものです。

いかがでしたでしょうか。このような名言・格言が、皆さんの、お金と向き合うきっかけになれば幸いです。

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