ボーナスで始める!FPおすすめ「外貨預金」金利ランキング

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1,200貯まる!
<材料>

・ ボーナスから外貨預金に預けられるお金

<Point>

1金利の高さは、通貨ごとに異なり、金融機関ごとにも異なる

2ランキングで金利の高い金融機関をチェック

3為替手数料にも注意

※ 20万円を金利0.6%の外貨預金として預けた場合、1年間の利息(税引前、為替の変動や為替手数料は除く)。

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筆者のまわりを見渡してみると、働き方が多様になり、ボーナスを受け取る人は以前より少なくなったという印象を受けます。だからこそボーナスがある人は、ぜひその使い道をしっかり検討してくださいね。

今回は、円預金の金利がさらに低下したことで預け先に悩んでいる人のために、外貨預金のランキングをご紹介します。

■外貨普通預金 金利ランキング

金融機関はこの時期にボーナス獲得のためのキャンペーンを行うことも多いので、期間限定の金利上乗せや為替手数料の割引などが受けられる可能性があります。

■米ドル

夏のボーナスの預け先におすすめ、外貨普通預金の金利ランキング、米ドル

■ユーロ

夏のボーナスの預け先におすすめ、外貨普通預金の金利ランキング、ユーロ

■豪ドル

夏のボーナスの預け先におすすめ、外貨普通預金の金利ランキング、豪ドル

外貨預金には高金利というイメージがありますが、米ドル、ユーロ、豪ドル(オーストラリアドル)いずれも以前ほどの金利は期待できなくなっています。とは言え、円預金と比べると魅力がありますし、じぶんのお金の一部を外貨で持つのは有意義なことでもあります。

たとえば外貨預金を通じて、各国の状況にすこし詳しくなれるのもメリットの1つ。アメリカでは、今後金利が上がっていく可能性があるのでいずれ米ドル預金の金利も上がるのではないか、ヨーロッパでは、イギリスがEUから離脱するしないでもめているからその結果によってユーロの為替相場が動くかもしれない…といった情報が自然と耳に入るようになります。

外貨預金の注意点としては、円と外貨を交換するための「為替手数料」が発生するため、出し入れ自由な普通預金であってもすぐに円に戻そうとすると元本割れの可能性があること。

為替手数料(片道)は、東京スター銀行では米ドル・ユーロ・豪ドルともに5銭(2016年7月末まで)。みずほ銀行は、米ドル40銭、ユーロ60銭、豪ドル1円(外貨預金為替手数料割引プラン)三井住友銀行は、米ドル1円、ユーロ1円40銭、豪ドル2円50銭、東京三菱UFJ銀行は、米ドル0円(2016年9月末まで)ユーロ25銭、豪ドル50銭(インターネットバンキング利用時)。ソニー銀行は、米ドル・ユーロ15銭、豪ドル45銭。ジャパンネット銀行は、米ドル5銭、ユーロ14銭、豪ドル30銭。

シンプルに金利と為替手数料に注目すると、銀行間の金利差があまりない場合は、ソニー銀行やジャパンネット銀行などのような為替手数料の低い銀行が選択肢になりそうです。

■外貨定期預金(1年) 金利ランキング

外貨定期預金は、2週間程度からさまざまな期間のものがありますが、ここでは1年定期を取り上げました。この時期、キャンペーンを含めて米ドルの1年定期預金の金利を高めに設定している銀行が目立ちます。

今後アメリカの金利が上がれば、それに応じて米ドル預金の金利も上がる可能性があるため、あまり長期間の定期預金は避けて、1年以内を目安に検討するのが得策でしょう。逆にオーストラリアは金利が下がる可能性があるので長めの定期預金がよいかもしれません。

■米ドル

夏のボーナスの預け先におすすめ、外貨定期預金の金利ランキング、米ドル

■ユーロ

夏のボーナスの預け先におすすめ、外貨定期預金の金利ランキング、ユーロ

■豪ドル

夏のボーナスの預け先におすすめ、外貨定期預金の金利ランキング、豪ドル

※ランキングについて
2016年6月7日時点。普通預金及び定期預金の適用金利に最低預入金額等条件が設けられている場合は、預けやすさの観点で条件の緩やかなものを対象としています。作成時に対象となるキャンペーン金利を含みます。

調査対象銀行は、じぶん銀行、ジャパンネット銀行、新生銀行、ソニー銀行、東京スター銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行。詳細は各金融機関にお尋ね下さい。

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執筆者

國場弥生

早稲田大学院ファイナンス研究科修了。証券会社勤務時に個人向けの資産運用プラン作りを行う。FP転身後は、個人相談、セミナー、書籍や雑誌・Webサイト上での執筆活動を幅広く行っている。『「外貨預金しようかな」と思ったら読む本(中経出版)』など著書多数。株式会社プラチナ・コンシェルジュ取締役http://www.pt-con.jp/

國場弥生

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マイナス金利で注目?! 外貨預金キャンペーンはお得なの?

日本銀行によるマイナス金利の影響は、私たち個人が銀行へお金を預けるときに適用される金利にも及んでいます。

さすがにマイナスにはなりませんが、もともとの低金利がさらに引き下げられて、限りなくゼロに近い水準に。もう預ける意味がないから引き出してしまおうと考える人もいるかもしれません。

そんな状況の中、預金者が逃げてしまうのを防ぐという目的もあってか、円預金の代わりに外貨預金に注目してもらうためのキャンペーンを実施する銀行が増加しています。例えば、ジャパンネット銀行ではアメリカ・ドル預金他(2カ月定期)10%、楽天銀行ではニュージーランド・ドル預金(1カ月定期)8%、静岡銀行インターネット支店ではアメリカ・ドル預金(1カ月定期)20%、といった金利上乗せキャンペーンを行っています。また、東京スター銀行やジャパンネット銀行では、日本円と外貨を交換するときに生じる為替手数料が無料になるキャンペーンを実施しています。


*2016年2月22日作成

こうしたキャンペーンは、外貨預金を検討している人の背中を押してくれますが、上手に利用するための注意点もあります。例えば、20%や10%といった一見高そうな表示は“年”利率なのですが、それが適用されるのは数週間~数カ月という条件になっている場合が多いのは以前からよく指摘されるポイント。1000ドルを金利10%の1カ月定期に預けると、満期に得られる利息は100ドル(11,500円*)ではなく、その1/12の約8.3ドル(約958円*)なのです。さらに、外貨預金は預けるときと引き出すときに為替手数料がかかるので、短期間に得られる利息からこうした手数料を差し引くと、マイナスになってしまう可能性も少なくありません。

また、為替手数料が無料になるというキャンペーンについても、預けるときだけが対象で、解約して円に戻すときには支払う必要がある場合がほとんど。ちょっぴり残念ではありますが、こうした実情を踏まえてキャンペーンは”オマケ”程度と考えた方が無難でしょう。キャンペーンが終わった後もじっくり腰を据えるつもりでスタートすることをおすすめします。

*1ドル=115円として。利息にかかる税金は考慮していません。

海外旅行で外貨預金がそのまま使えるサービス

せっかく外貨預金を始めるなら、貯めた外貨をそのまま海外旅行で使えたら便利だなって思いませんか?今回は、円安のときを見計らって外貨を買って、使うまで利息をもらうことも、定期的に積み立てながら必要な分だけ使うこともできる外貨預金をご紹介します。

海外旅行には、キャッシュ(空港や現地で両替)とクレジットカードを持っていくという人が多くなりました。お水を買ったりチップを払ったりするのに現金は必要ですし、どこでも使えるクレジットカードは便利ですよね。でも、キャッシュもクレジットカードも両替や決済の時点での為替レートが適用されるので、そのときになってみないと円換算でいくらになるのか分からないという不安な面が。為替レートはいつも動いているので、タイミングが悪ければ、旅行中に円安が進んでしまうこともあります。

為替レートの動きを心配しなくて済む
あらかじめ持っている外貨預金をそのまま使うことができるのは、ソニー銀行の「Sony Bank WALLET」や新生銀行の「GAICA」など。現地ATMを使って自分の口座から外貨キャッシュを引き出したり、ショップやホテル、レストランなどでの外貨決済に利用できるデビットカードやプリペイドカードです。デビットカードとは、口座の残高を上限に、クレジットカードのように現金なしで決済ができるカードのこと。クレジットカードは「後払い」なのに対し、デビットカードは口座からの「即時払い」なのが特徴です。ちなみにプリペイドカードは「先払い」です。

こうしたサービスを利用すると、円高のときを見計らって外貨預金をしたり、コツコツ外貨の積み立てをしたりしておくことで、旅行中に円安が進んでも心配する必要がありません。クレジットカードと比べた場合のデメリットは、海外利用時にポイントが付与されないことなど。すでにクレジットカードを持っている人は少なくないでしょうから、旅行には両方を持参し、円高ならクレジットカード、円安なら外貨決済可能なデビット(プリペイド)カードといった使い分けもおすすめです。

外貨預金を始めるなら、どの通貨?

選択肢が多くて選ぶのが面倒くさくなってしまうことってありませんか?

外貨預金についても、米ドル、ユーロ、オーストラリアドル(豪ドル)、イギリスポンド(英ポンド)…といろいろな通貨があるので「どれを選べばいいのか分からなくて、いつまでたっても始められない」という声を耳にします。そこで今回は、これから外貨預金を始める人の通貨選びについてご紹介します。

「預金」というからにはまず気になるのが「金利」ですよね。外貨預金は、同じ期間預ける場合でも通貨ごとに金利の高さが違います。例えば同じ銀行に同じ期間(3か月」定期)預ける場合、米ドル0.21%、ユーロ0.01%、豪ドル(オーストラリアドル)1.6%です。

金利の他にも、通貨を選ぶポイントが3つあります。1つは、為替手数料です。為替手数料も通貨ごとに差があり、世界的にたくさん流通している通貨ほど、円との交換が簡単なので安くなることが多いのです。裏を返せば、為替手数料の高い通貨はあまり流通していないということで、その通貨を発行している国が発展途上だったり通貨の制度が十分整っていなかったりする可能性もあるわけです。

2つ目のポイントは、初心者でも簡単に情報が得られるかどうか。米ドルやユーロならテレビのニュースでも紹介されますが、その他の通貨の情報は待っているだけでは入ってこないと思った方が無難。携帯電話などで為替レートをチェックできるように設定したり、時々は「マーケット」や「ファイナンス」関連のWebニュースをのぞくなどした方がよいでしょう。

3つ目は、通貨は2つ以上組み合わせた方が安定するということ。「1つだけ」と言われると、考えて込んでしまって選べなくなることがありますが、外貨預金のようにリスクのあるものは、異なる種類のものを複数選んで組み合わせるのが賢い方法です。

さて、これらのポイントを考慮すると、現時点では、情報が得やすくて為替手数料が安いのは米ドルとユーロあたり…でもそれだと両方とも金利が低くて魅力に乏しい点も否めない。一方で、金利が高いのは南アラントや豪ドル…と悩ましいですね。必ず同じ日にスタートさせる必要はないので、米ドルから始めて慣れてきたところで少し金利の高い豪ドルを追加する、といった選択肢もあり得ますね。

※掲載記事は、投資その他の行動を勧誘するものではありません。投資にかかる最終決定は、ご自身の判断で行って下さい

外貨預金の利益は、為替手数料で大きな違いに!

外貨預金は、円預金に比べて相対的に高い金利が得られることと、為替差益を狙えることが魅力です。ただし、預け入れたときよりも、為替が円高に進むと、為替差損が出て、場合によっては円に戻した際に元本割れするリスクもあるのでしたよね。

そのため、外貨預金をする場合は、為替の動向に注意を払う必要があるわけですが、その際、考慮しておくべきことがあります。それは、外貨預金には円と外貨に交換する手数料(為替手数料)がかかるということです。

テレビのニュースなどで聞く「現在の為替は1ドル=100円58銭」といった為替レートは、為替手数料を含まない「TTM(電信仲値相場)」と呼ばれるものですが、外貨取引を行う際には、ここに手数料を加味した2つのレート「TTS(電信売相場)」と「TTB(電信買相場)」を使います。

TTSは日本円を外貨に換える(外貨預金に預け入れをする)場合のレート。例えば、中値が1ドル=100円で、為替手数料が1円のとき、TTSは101円になります。
一方、TTBは外貨を日本円に換える(外貨預金を引き出す)場合のレートです。中値が1ドル=100円で為替手数料が1円なら、TTBは99円。為替手数料は往復で2円というわけです。

このギャップ、どこかで経験したことありませんか?
そう。海外旅行に出かける際、両替窓口で見るレートがニュースで見たレートと違っていて、なんとなく損した感じがしますよね。また、両替する場所によってレートが違うから、できるだけ有利なレートを提示しているところで両替しませんか? さらに旅行から戻ってきた際、使い残した外貨を円に戻すと、為替レートが動いていなくても、手数料の分だけ減って戻ってくる。あれと同じです。

海外旅行の際、あれだけ敏感になる為替手数料。外貨預金をするときにも十分に配慮しましょう。為替手数料は、以前はどの金融機関でも横並び状態で、米ドルの場合、片道1円というのが一般的でした。しかし今は、金融機関によってまちまち。ネット銀行の中には1ドルあたり25銭といったところもあります。
下図は、100万円を、1ドル=100円で米ドルに換え、再び円に戻した場合、為替手数料の違いによって手取額がどう変化するか試算したもの。手数料が1ドルあたり1円と25銭では、約15,000円も違ってきます。

2015.5.27更新

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