3世代同居で100万円以上もらえる!?親世帯との同居・近居を考えたら、自治体の補助金をチェックしよう!

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130万円貯まる!
<材料>

・同居・近居時の自治体独自の補助金

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13世代同居・近居に対し、千葉市では100万円を超える補助金を用意。

2購入時やリフォーム時だけでなく、賃貸でも補助がある自治体もある。

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3世代同居・近居に対して、前コラムでは、国の税制優遇制度をご紹介しました。今回は、自治体独自の動きをご紹介しましょう。

3世代同居・近居とは、祖父母・父母・子が一緒に、または近くに住み、共に支えあう生活スタイルのこと。ママひとりでは大変な育児を、おじちゃん、おばあちゃんがサポートするとともに、高齢化が進むなかでひとりぼっちの高齢者をなくしていく、という側面もあります。育児と介護の両方の面から、今、自治体では3世代同居に注目をしています。なかには、独自の補助金を用意し、手厚いサポートを行っている自治体もあります。

3世代同居・近居をサポートする自治体独自の補助金にはどのようなものがあるのでしょうか。まずは3世代同居・近居に力を入れている千葉県を例にみてみましょう。

■千葉県千葉市
千葉市は同居・近居をスタートしてから3年目まで補助金を支給しています。1年目は、同居・近居のために、住宅を購入・改築・増築した費用に対して、市内業者を利用した場合は上限100万円、そうでない場合は50万円を上限に補助金を支給。貸家の場合も、礼金、権利金、仲介手数料等の費用を上限50万円まで補助。転居に係る費用も合算可能です。
2・3年目は、持ち家の場合には固定資産税・都市計画税相当額に対して、貸家の場合は年間の家賃相当額に対して、15万円を上限に補助金を支給します。3年間でなんと最大130万円まで支給してくれるという太っ腹です。

■千葉県松戸市
親元と同居のために住居を取得した場合は75万円、近居の場合は50万円、市外からの転入の場合はさらに25万円を加算。松戸市も最大で100万円の補助を受けることができます。

■千葉県四街道市
親世帯または子世帯の一方が市外から四街道市に転入するために住宅を新築・購入した場合は上限100万円、増築は市内業者の場合は50万円、そうでない場合は30万円を上限に支給。

■千葉県芝山町
芝山町は成田空港近くに位置する町。この町では3世代同居等のために住宅を新築・増築・購入する場合で、町内業者を使った場合は最大でなんと200万円を支給(町外業者の場合は100万円)しています。

千葉県に限らず、他の自治体でも様々な補助金を用意しています。申請方法や期間、対象となる要件などは自治体により異なります。親との同居・近居を考えたら、まずは自治体のホームページなどで、対象となる補助金はないか、確認してみましょう。

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執筆者

工藤清美 ファイナンシャル・プランナー

早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。 シンクタンク、出版社を経て、銀行に勤務。銀行では市場部門でリスク管理を担当。08年CFP®(FP上級資格)取得。 現在は独立系FPとして、相談業務、セミナー講師、執筆などを行う。個人相談ではリピーターも多く、資産運用や相続対策などについて、実行支援までを行う。2児の母。

工藤清美

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4月より、3世代同居のためのリフォームが減税対象に!

子育てと仕事の両立は本当に大変!これは、今も昔も変わりません。

大人気だったNHK連続テレビ小説「あさが来た」でも、“あさ”が子育てと仕事とのはざまで悩んでいましたよね。でも、“あさ”が仕事で忙しいときに娘の世話をしてくれたのが、旦那様のお母様の“よの”でした。昔はこのように世代を超えて、家族みんなで家庭や育児を支え合っていたのでしょう。

2016年4月より子育て支援のための新しい制度が始まりました。その一つが3世代同居のためのリフォーム費用に所得税の軽減措置を設けるというもの。キッチンや浴室、トイレ、玄関の4つの設備のうち、少なくとも1つを増設し、いずれか2つ以上が複数になるようにリフォームし、この金額が50万円を超える場合は、所得税の額から一定額を控除できるようになりました。所得税の軽減措置にはローンを組んでリフォームした場合と、自費でリフォームした場合の2種類があります。

〔ローンを組んだ場合の控除額〕
(1)3世代同居のためのリフォーム費用(250万円を限度)の年末借入残高の2%
(2)(1)以外の改修工事のための年末借入残高の1%
(1)(2)の工事費用の合計1,000万円までが対象となり、それぞれ5年間、所得税から控除されます。

〔自費でリフォームした場合の控除額〕
3世代同居のための標準的なリフォーム費用(250万円を限度)の10%

軽減措置の対象期間は2016年4月1日から2019年6月30日まで。3世代同居のためのリフォームは、所得控除(所得から一定額を控除する方法)ではなく税額控除(支払うべき税金の額から一定額を控除する方法)のため、税の軽減効果が大きく、最大25万円の節税となります。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、全世帯に対する3世代同居世帯の割合は、1986年では15.3%でしたが、2014年では6.9%にまで減少しています。しかし、1986年以来ずっと減り続けていた3世代同居世帯の割合は、2013年(6.6%)を底に少しですが増加しています。

女性が子育てをしながら仕事を続けていくには、やはり周りの人達のサポートが重要です。“あさ”の時代のように、世代を超えて、みんなの手で育児や介護を支えていく、そんな家族のあり方が、今、見直されてきているのかもしれませんね。

親との同居で相続税が安くなる?! 小規模宅地等の特例の威力!

7月1日、2015年分の路線価が発表になりました。

路線価は、道路に面する標準的な宅地1平方メートル当たりの評価額で、相続税や贈与税を算定するときの基準になるものです。報道によれば、大都市圏が引っぱる形で、地価全体に底入れ感が出ているといいます。

所有する財産の価値が上がるのはうれしいものです。でも、相続税のことを考えると気が重くなってしまうという人もいるでしょう。そこで知っておきたいのが、「小規模宅地等の特例」です。

小規模宅地等の特例は、相続などで取得した土地の評価額を、一定のルールの下に減額できる制度です。いくつかの条件をクリアする必要がありますが、例えば、同居している子どもが、親の土地(自宅の土地)を相続すると、330平方メートルを限度に、評価額を80%も減らすことができます。

ひとりっ子が、親の財産6,000万円(土地(160平方メートル)3,000万円、その他3,000万円)を相続するとき、基礎控除額は3,600万円です(3,000万円+600万円×1人=3,600万円)。これを超える2,400万円に対する相続税は310万円にもなって、なんだかもったいないと感じます(詳しくは、。相続のコラムを参照)

そこで、マイホームを買う計画をやめて、親との同居を考えることにします。その分のお金で、実家をリフォームするのもいいし、思い切って建て替えるのもいいかもしれません。いずれにしても、同居によって小規模宅地等の特例を適用できれば、3,000万円の土地の評価を80%も減らすことができます。その額は2,400万円にもなります(3,000万円×80%=2,400万円)。親の財産が減ると、相続税も減ります。このケースは基礎控除額である3,600万円におさまりますから、相続税はかからないことに(6,000万円-2,400万円=3,600万円)。同居で310万円もの節税に成功です。

土地の利用の仕方を変えることで、相続税の節税になることがあります。節税ありきではないかもしれませんが、検討する価値は充分にあるでしょう。また、その効果を確実に得るためには、相応のプランニングが欠かせません。あらかじめ税理士などの専門家に相談することをお勧めします。
※税計算において、記載のない条件は考慮していません。

3世代で楽しめる!鈴鹿サーキット併設遊園地「モートピア」

 国際格式のレーシングコースをもち、世界最高峰のモータースポーツであるF1を開催する鈴鹿サーキット。この三重県にある鈴鹿サーキットには、遊園地の「モートピア」(「モートピア」レポート)が付帯施設として備わっている。「モートピア」は、モータースポーツのメッカである鈴鹿サーキットの遊園地ということもあり、子どもたちが自由に操り走らせられるアトラクションが多い。また、主な対象を小学生以下に絞っていることも特徴だ。

 そうした小さな子どもと遊園地に行くには、親子だけでなく、祖父母が参加するケースもあるだろう。親子で、あるいは3世代で皆が楽しめる遊園地として「モートピア」を紹介しよう。

◆個性的で充実した宿泊施設

 鈴鹿サーキットには、サーキットを利用する人のために、古くから宿泊施設が用意されてきた。それが「モートピア」に隣接する「鈴鹿サーキットホテル」だ。遠方から「モートピア」に遊びに行くときだけでなく、ホテルを利用して小旅行気分で遊園地を楽しむのもお勧めだ。

 そんな鈴鹿サーキットホテルには、メイン館をはじめ、ノース館、イースト館、ウエスト館、サウス館という5つの建屋があり、合計で200を超える部屋がある。部屋の内容は、それらの館ごとに異なる。

 2014年にリニューアルされたばかりのノース館は「レーシングルーム プレミアム」という部屋タイプだ。ドイツの有名自動車用シートRECARO(レカロ)社のバケットシートタイプのチェアや、工具箱風チェスト、レースの写真が飾られるなど、レースの雰囲気を存分に楽しめる設備となっている。

 イースト館は「サーキットキッズルーム」。インテリアはサーキットをイメージさせるもの。小さな子どもが利用しやすいように、通常の2倍のタオルやキッズ用パジャマなどを用意。約70平米の広さを備えた「サーキットキッズルーム スイート」ならば、3世代ファミリーでの宿泊でも、窮屈な思いをすることはないだろう。また、乳幼児のお子さんがいるのならば、ウエスト館の「コチラファミリールーム」がよいだろう。背の低いベッドや哺乳瓶の煮出沸消毒サービスなどが用意されている。

 メイン館には、通常のツインルームだけでなく、3世代ファミリーでも使いやすい上下2階のメゾネットタイプの部屋がある。サウス館にはシングルルームもあり、こちらはビジネスユースに人気だという。

◆ホテル宿泊者には開園前入場の特典

 ホテル宿泊者には「モートピア」利用の特典がある。開園前15分前に入場できる「アーリーライド」だ(一部除外日あり)。人気アトラクションを朝イチで利用したいという人には嬉しいサービスだろう。

◆子連れに優しい高級グリル&バーやビュッフェ

 「モートピア」にはファストフード店が用意されているが、ゆっくりと食事を楽しみたいときには、「S-PLAZA」がお勧めだ。遊園地の「モートピア」と「鈴鹿サーキットホテル」の間にあり、どちらからもアクセスできる施設で、カジュアルなビュッフェの「そら・たべよ」、本格的なエンターテイメントグリル&バー「SHUN(シュン)」、オーガニックカフェの「Sunpo(サンポ)」の3店を揃える。F1開催時には、欧州からのゲストも宿泊しており、そんなゲストを納得させる料理が味わえるというもの魅力だ。

 ここで供される料理には、地元で採れた新鮮な食材が積極的に利用されている。そうした旬の食材を使って約60種のメニューを揃えるのがビュッフェ「そら・たべよ」だ。

 また、グリル&バー「SHUN」では、目の前でシェフが豪快に焼き上げる姿を楽しむこともできる。こちらはコース料理が中心で、ワインも楽しめる本格派。誕生日を祝うコースなども用意されている。本格的な高級レストランでも、ここなら子どもと一緒に利用できる。非日常の空間で、レベルの高い料理をファミリーで味わうことができるのだ。

◆疲れた身体を癒してくれる温泉施設

 1日をかけて「モートピア」を楽しめば、当然、身体も疲れるもの。それを癒すのが、天然温泉の「クア・ガーデン」だ。園内から沸き出すのはアルカリ性単純温泉で、泉温は44.5度。神経痛や筋肉痛、関節痛、五十肩、痔疾、冷え症、疲労回復などに適応する。

 その温泉は露天風呂、大浴場に利用されている。また、サウナと水着着用の温水プールも備わっている。温水プールにはアクティブゾーンがあり、気泡浴/圧注浴/打たせ湯なども楽しめる。夕方からはリラクゼーションスペースでマッサージも利用可能だ。

 「クア・ガーデン」は、ホテル利用者だけでなく日帰り温泉としても利用できる。

◆大人も子どもも満足できる施設が揃う

 鈴鹿サーキットには、遊園地の「モートピア」をはじめ、「鈴鹿サーキットホテル」、レストランの「S-PLAZA」、天然温泉の「クア・ガーデン」、「ファミリーキャンプ」などが揃っている。遊園地とプールを楽しむだけでなく、レベルの高い料理や温泉を満喫することも可能だ。宿泊施設があるので、時間を気にせず、たっぷりと遊ぶこともできる。

 なによりも嬉しいのは、それらの施設が、どこも小さな子どもと一緒に楽しめること。さらに言えば、子どもと親、祖父母といった3世代ファミリーでも、利用しやすいのが魅力だろう。

子育てのしやすい街ランキング決定、23区トップは?

 東京23区の「子育てのしやすい街ランキング」は、練馬区が1位となったことが、不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営するネクストが4月13日に発表した調査結果よりわかった。公園の数が多い点や、保育園の定員数の前年比増などが評価された。

 子育てのしやすい街ランキングは、保育園数や保育所定員数、待機児童数、待機児童数の対前年増減、今後の増加見通し、小児科の数、都市公園の数、犯罪の少なさの8項目をそれぞれ偏差値化し、その平均で得点を算出した結果によるもの。

 1位の「練馬区」は、待機児童数は23区中14位であるが、公園の数が多い点や、保育園の定員数の前年比増などが高得点につながった。僅差で2位となった「大田区」は、平成26年から平成27年の待機児童数の大幅な減少が高く評価された。3位の「江東区」は、小児科や保育園の数は平均的だが、保育園の今後の増加見通しが期待できるため上位にランクインした。

 得点が平均(50点)を上回ったのは23区のうち上位9区で、一部の区に評価が集中する結果となった。

◆東京23区「子育てのしやすい街ランキング」
1位:練馬区 65点
2位:大田区 63.8点
3位:江東区 56.5点
4位:杉並区 55.7点
5位:足立区 55.3点
6位:世田谷区 55.0点
7位:板橋区 54.7点
8位:江戸川区 51.7点
9位:葛飾区 50.7点
10位:品川区 49.8点

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