数十%の利回りも可能!外貨預金より有利なFXのスワップポイント!【上村和弘のFX基本講座】

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FXの経験の無い方も、FXビギナーの方もこの連載を読んでいけば、一定のFXトレーダーになれる、知っておくと便利な事、知識として大切な事、お得な事まで解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

前回のFX基本講座で述べたように、ニュージーランド(以下、NZ)の政策金利は2.25%。それにひきかえ日本国内で資産運用すると、なかなか約2%の金利を得られる金融商品はありません。銀行・ゆうちょ銀行の定期預金は金利の高いネットバンクでも0.1~0.2%あればいい方。資産の振り分け先といった考え方が必要になりますね(=アセットアロケーション)。

しかし、世界には日本より金利の高い国の方が多く、その金利を得るための手段としてFXを利用すればいいのです。資産配分の中での高リターン狙い、余裕資金の運用先としての一つです。FXで得られるスワップポイントは、外貨預金で得られる利息収入よりも期待値が高い、これも。前回の内容通り

論より証拠。下記の図表1を見て貰いましょう。前回ご紹介した1日辺りのスワップポイントを1年間保有した場合の計算結果です。

FXの基本的な取引単位は1万通貨(米ドルだと1万米ドル)なので、その場合に得られる年間のスワップポイント、そして外貨預金と比較できるように取引金額及び証拠金に対して何%の金利収入にあたるか利回り計算を行いました。

▼図表1:利回り計算
利回り計算表の画像

その計算結果を表した図表1をご覧いただくとスワップポイントを基本に取引金額で年間利回りを計算した結果はNZドル/円で2.52%、豪ドル/円で1.80%になります(図表1:表の中段と下段)。

そこで、同じ外貨に投資する金融商品、外貨預金にご登場願いましょう。外貨預金の1年物金利は、米ドルで0.50%程、豪ドルで0.80%程、NZドルで0.96%程、FXに比べて差が有りますね!これをグラフにして比較すると、もっと分かり易くなります。それが下の図表2にになります。外貨預金的な使い方(=レバレッジ1倍)としても、有効性が確認出来ます。

▼図表2:FXと外貨預金の金利比較グラフ
FXと外貨預金の金利比較グラフ

さらに資産運用や金利に鋭い方は、最初の図表1で気づいたことがあると思います。それは、一番右の証拠金に対する利回りって何だろうと?

米ドル/円で15.07%、NZドル/円だと62.89%の利回り!

この利回り(図表1の右端)とは、レバレッジを効かせた場合です。レバレッジとはFXのメリットの一つで少ないお金で大きな取引を行う資金効率を良くする方法。最大25倍での計算値です。

FX会社の標準としている通貨単位は1万通貨。米ド/円で考えてみましょう。1ドル=109円の時に1万ドルを取引するには109万円が必要になります。これは相応の金額になりますね。そこで…レバレッジを利用(=FX)すればいいのです。

レバレッジはFX会社に担保として証拠金を預けて、証拠金以上の取引ができること。最大レバレッジは法律で25倍までと決まっており、25倍までなら自由にレバレッジをかけた取引ができます

レバレッジ1倍なら109万円、レバレッジ10倍だと10.9万円、最大レバレッジの25倍なら4万3600円の証拠金で1万米ドルの取引が可能になるという仕組み。つまり、このレバレッジを活用することで、総代金の109万円を用意しなくても約4万円強の証拠金を用意すれば1万米ドルを買うことができるというわけですね。元金が少ない分、期待利回りが高くなる訳です。この資金効率の良さがFX人気を盛り上げた理由の一つです。

これに手数料の安さや機動性等が加わり、FXの参加者が増え続けています(第1回FXの基本参照)。

いかがでしたか?凄い利回り表示にビックリですね。ただ、価格変動リスクが付きまといますので、スワップポイントを狙うに際しても、リスクとのバランスを考えて余裕資金を多く入れるなどの対応が望まれます。次回も宜しくお願い致します。

【上村和弘のFX基本講座】バックナンバーもご覧ください!
●第1回 FXの基本

●第2回 FXって何?

●第3回 FX投資家の実状

●第4回 FX会社はどうやって儲けるのか?

●第5回 FXはぶっつけ本番で始めると損しやすい

●第6回 FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!

●第7回 FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!スマホ編

●第8回 平均足チャートで、これからの為替の動きを予想しよう!

●第9回 FXのスワップポイントで一石二鳥を狙う:長期投資に効果大

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執筆者

上村 和弘 (かみむらかずひろ)

アセットクラス&WEBコンサルティングLLC 代表CEO・ファウンダー 日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP会員、1級FP技能士 1990年 現三菱UFJモルガン・スタンレー証券入社を皮切りに、証券リテール業務や企画調査、ファンド事業等に従事。1999年より、FX事業の新規立ち上げ後、複数社での金融ネット事業の立ち上げ、事業再構築・運営等の統括マネージメントを経て2011年独立。現在、金融情報サービス事業をコアに、投資教育系、システムツールのサポート業務を行う他、シンクタンク系企業、金融システムベンダー等の顧問等を兼務する。1968年生、宮崎県出身。

上村 和弘

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FXのスワップポイントで一石二鳥を狙う:長期投資に効果大!【上村和弘のFX基本講座】

アセットクラス&WEBコンサルティングの上村です。

この連載では、FXの経験の無い方も、FXビギナーの方もこの連載を読んでいけば、一定のFXトレーダーになれる、知っておくと便利な事、知識として大切な事、お得な事まで解説するシリーズ。

FXは、いわゆる短期投資家・トレーダーと呼ばれる一部の人だけの特別な金融商品ではありません。数か月や1年に一回しか売買せずに長期保有を目的とする人達も利用しています。外貨預金よりも、少しだけレバレッジを上げて運用するのです。この10年、長期投資の方法で資産を大幅に増やした方も多く見られています。

資産運用には、大きく分けて二つの利益を得る方法があります。キャピタルゲイン(=値上がりや値下がりなどの価格変動から利益を得る)と、インカムゲイン(=株の配当や預金の利息など配当・金利から利益を得る)です。

この二つを利用することが、お金に働いてもらうこと。キャピタルゲインとインカムゲインどちらか一方だけを狙うのではなく、両方を狙う事も一考です。

スワップポイントは、通貨の金利差を受け払いすることで発生しますが、通貨の金利差が大きい程、金額が多くなります。しかも、このスワップポイントは毎日付与されます。
レバレッジを掛けているだけに、少額の投資金ながら大きなスワップポイントが期待出来ますので魅力的です。
スワップポイント解説画像
各国通貨の政策金利一覧:2016年5月18日
・日本:0.10%
・米国:0.50%
・豪州(オーストラリア):1.75%
・NZ(ニュージーランド):2.25%

通貨の金利差が大きい国を例に金利差を見てみましょう。
★通貨間の金利差=NZ(2.25%)-日本(0.10%)=2.15%

※厳密には通貨間の金利差=スワップポイントではありません。スワップポイントは、ポジションを持ち越す際に通貨間の金利差分を調整しているもので、同じにはなりません。

日本とニュージーランドの金利差は2.15%、ということは…FXでニュージーランドの通貨であるNZドルを保有すれば、この2.15%相当のスワップポイントを貰えるということ。しかもレバレッジを掛けている為、大きなインカムゲインとなります。

例えば、東京金融取引所のホームページに掲載されているスワップポイントの金額を見てみましょう。1万通貨を保有時のスワップポイントは下記の通り。
 ※各国の金利は変動するため、受取・支払のスワップポイントも毎日変化します。

スワップポイントレート画像

例えば、資金1口当たり33,000円で豪ドル円の買い取引を始めたとしましょう。1日39円のスワップポイントが付与、6ヶ月後には7,020円のスワップポイントが付与される計算です。計算の簡素化の為に1日39円のスワップポイントを固定して計算してありますが、大きなインカムゲインだと言えます。期間収益に掛かる利回りとしては21.2%程、レバレッジの恩恵を受けている格好です。

また、7,020円分の収益を考えると、約70銭分の値下がりに対応できる値幅となります。(インカムゲイン分で値下がり分を相殺する意)

余裕資金を確保した上で、このような取引を行うと価格変動リスクを和らげる効果が有ります。タイミングにもよりますが、大きく円高が進行した後のFX長期投資は検討の一つになります。キャピタルゲインで儲けて、インカムゲインで儲けて、そんな投資家が2012年~14年には多く見られました。また、そういう時代が来るかも知れません。

■長期投資の注意点
FXは大きな利益が出る半面、それ以上に損失を被る恐れもあります。長期間保有する目的でも、途中で決済し終了という事も起こり得ますので、余裕資金を持った対応が必須となります。スワップポイントの利益以上に、為替相場の変動で損失が出る可能性も有りますので注意が必要です。リスク管理対策で回避できる部分も有りますが、その辺の内容は今後紹介したいと思います。

今回は、スワップポイントに関する一回目の記事でした。そのため簡単な概要をお伝えしておきました。イメージの良いスワップポイントですが、高金利通貨を買い・低金利通貨を売るとスワップポイントを受取れますが、逆に高金利通貨を売り・低金利通貨を買うとスワップポイントを支払う必要が出てきます。また長期間での運用メリットも、相応のリスクが有りますので、初心者のうちは少額から余裕を持った取引が推奨されます。

FXの長期投資のイメージが掴めましたか?
次回は、スワップポイントを掘り下げて、期待利回りとの関係について触れて行きます。

【上村和弘のFX基本講座】バックナンバーもご覧ください!
●第1回 FXの基本

●第2回 FXって何?

●第3回 FX投資家の実状

●第4回 FX会社はどうやって儲けるのか?

●第5回 FXはぶっつけ本番で始めると損しやすい

●第6回 FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!

●第7回 FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!スマホ編

●第8回 平均足チャートで、これからの為替の動きを予想しよう!

平均足チャートで、これからの為替の動きを予想しよう!【上村和弘のFX基本講座】

アセットクラス&WEBコンサルティングの上村です。

この連載では、FXの経験の無い方も、FXビギナーの方もこの連載を読んでいけば、一定のFXトレーダーになれる、知っておくと便利な事、知識として大切な事、お得な事まで解説するシリーズ。

自分の予想が当たることの面白さを知らないと、続けようにも熱が入りません。はじめての方が値動きのチャートを眺めても、分かるのは過去の動きだけ。これからどう動くのか分かりませんよね。

そこで、簡単な予想ができるように平均足チャートをおススメします!。平均足チャートを見ると、大まかな流れや方向性が分かりますので、初心者でもイメージが付きます。何となく上がりそうだ…、下がりそうだ…、停滞しそうだ等。

まずは、100%当てようと思って予想するのではなく、どちらかというと上昇の確率が高いのではないか、という曖昧な予想でOKですのでご覧ください。例えば、野球の試合で明日はエースが先発し、打撃陣も好調な巨人が勝つ確率が高い、と予想するイメージが近いかも。

■チャートタイプを平均足に
さて、前回、「FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!スマホ編」でDMMFXでのチャートをお伝えしましたね。スマフォのアプリでチャートを開いてみましょう。(※今回はアンドロイド版でご説明します。iPhone版もございます。)

DMMFXアンドロイドアプリのチャート画像
※引用:DMMFX(米ドル/円の1分足チャート)

まず、一番下の設定メニューから、平均足に切り替えれます。

平均足に変更すると、上昇と下落が鮮明に表示されます。上の画像を見ていただくと分かりますが、赤=上昇、青=下落がローソク足より連続して続くために、相場がどちらの方向を向いているかが簡単に分かります。初心者の方でも、ビジュアル的に、これなら流れが分かりますよね。これが平均足の特徴、細かい動きを排除して、方向性を確認出来るチャートタイプです。投資の成功率が上がる武器となります。

FXを勉強する場合、ローソク足を学んでから平均足というのがセオリー。しかし、本連載は、あえて平均足からチャートを紹介します。その方が楽しく学べるはず。※ローソク足とは、日本独自のチャートで、4本の値段(始値・高値・安値・終値)を表現したもの。一定期間の節目が把握できるチャートです。

■平均足で未来を予想するためのセオリー
難しいことは抜きにして、3つのセオリーと一つの注意点だけ覚えてください。

☆陽線(赤線)が出ている間は引き続き上昇しやすい=買い狙いの時期(上記画像の左側四角部分)
☆陰線(青線)が出ている間は引き続き下落しやすい=売り狙いの時期(上記画像の右側四角部分)
☆四角い棒の長さが短い場合は方向転換や迷いの時期=流れが変わったり、勢いが出る時期(上記画像の丸部分)
※注意点:平均足は通常のローソク足と違い現在値を表示しません。

計算式上、平均した値段から算出する為ですが、最新の価格を見る場合は、価格レート画面や別にローソク足チャートを表示すると良いでしょう。

平均足の見方として、赤線が出ていれば、そのまま上昇し続ける可能性が高くなります。これでタイミングを見て行くと良いですね。とはいえ、いつまでも上昇は続きません。どこかで下落しますので、そういった動きや変化をイメージして下さい。

ほら、上のチャート画像から15分経ちました。すでに価格が動いているのが分かりますね、3つのセオリー通りになっているのが確認されます。

DMMFXアンドロイドアプリ米ドル/円の1分足チャート画面
※引用:DMMFX(米ドル/円の1分足チャート)

実際のチャートで3つのセオリーを試してみましょう。あなた自身のFXトレードシステムで、米ドル/円の短期(1分足or5分足)チャートをしばらく眺めてください。そして、上がるか・下がるか・横ばいかを予想してドキドキワクワク感を体験してください。

1分足や5分足といった時間軸が短いチャートを利用すると結果がすぐに出るので楽しめますよ。考え方としては、短時間でも長期の予想もチャート分析の原理原則は変わりません。先々利益を上げる投資家を目指して、平均足を使った予想を行ってみましょう。

次回は、取引ツールについて触れてみたいと思います。

【上村和弘のFX基本講座】バックナンバーもご覧ください!
●第1回 FXの基本

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●第3回 FX投資家の実状

●第4回 FX会社はどうやって儲けるのか?

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●第7回 FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!スマホ編

FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!スマホ編【上村和弘のFX基本講座】

アセットクラス&WEBコンサルティングの上村です。

この連載では、FXの経験の無い方も、FXビギナーの方もこの連載を読んでいけば、一定のFXトレーダーになれる、知っておくと便利な事、知識として大切な事、お得な事まで解説するシリーズ。

今回は、前回の「FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!」に続いて、スマートフォンでチャートを表示させてみましょう。前回同様、DMMFXで行いますが、後半、簡単テクニックもお伝えします。

スマホ(今回はアンドロイド版)のPlayストアからDMMFXのスマフォアプリをダウンロードする手順をご紹介します。※iPhone版もございます。

■スマフォでチャートを表示する:1
PLAYストアで、DMMFXと検索すると、DMMFXのアプリが出てきますのでインストールしましょう。タレントのローラさんとFXトレードの画面が出てくるのですぐに分かります。

DMMFXアンドロイドアプリインストール画像

インストールを完了して、DMMFXアプリを開くと為替レート画面が表示されます。

DMMFXアンドロイドアプリ為替レート画面

早速、チャートを開いて為替相場の動きを確認して、今後の予想をしてみましょう。
画面の一番下にあるチャートをクリックしてください。

すると、米ドル/円のチャートが開きました。何も設定変更していなければ、基本チャートは1分足・ローソク足の表記です(下図チャート1)。※ローソク足とは、日本独自のチャートで、4本の値段(始値・高値・安値・終値)を表現したもの。一定期間の節目が把握できるチャートです。

1分足は一本の棒(足)が1分間の値動きを示しており、1分ごとにチャートの足が一つ増えていくので、短い時間の値動きを見るために利用されます。スマートフォンでも高機能なDMMFX、分かり易いですね。。。

■平均足を使った簡単テクニック
さて、ここから簡単テクニックをご紹介!チャート画面の一番下にある【設定】をクリックして、平均足に変えてみましょう。平均足は初心者の方が、ビジュアル的に方向性を確認出来るチャートタイプです。これなら投資経験の無い方でも流れが分かります(下図チャート2)。

■チャート1:ローソク足
DMMFXアンドロイドアプリチャート画面

■チャート2:平均足
DMMFXアンドロイドアプリチャート画面2

チャート1のローソク足とは少し雰囲気が変わりましたね。この平均足は、FX初心者が相場予想を楽しんでもらうのに一番有効だと思います。FXや投資の細かな事を知らなくても大丈夫、視覚的に分かり易いのでFXを行う際には活用をおススメします。成功確率が大幅に増す事でしょう。

チャート1(ローソク足)では、上昇の赤線(陽線)と下落の青線(陰線)が混在していますので、今一つ流れが確認出来ないですね…。一方、チャート2(平均足)では、かなりスッキリしていますので、大まかな方向性等が掴めるようになります。取引の際には、平均足を見て上昇傾向の確認をした後に取引(買ってみる)、といった使い方になります。

平均足を見ていれば、9:59や10:12頃には変化のタイミングという事で、買えた可能性が高いですね。10~20分位の短時間で、1口44,000円程の資金に対して2,000円~2,500円程の利益が出た事になります。

私はFXに際しては様々な分析を行っていますが、この平均足の重要性を認識し、必ずチェックします。上昇傾向や下落傾向、横ばい、また変化の確認などの判断に役立てます。平均足の見方やルール等は次回に譲る事にしますが、重要な武器として活用しています。

皆さん、見比べてイメージが湧きましたか?おそらく予想が出来るようになった事でしょう!平均足はFXだけではなく、株式でも225先物等でも活用出来ますので、覚えておくと大変便利です。

次回、平均足について触れて行きます。

【上村和弘のFX基本講座】バックナンバーもご覧ください!
●第1回 FXの基本

●第2回 FXって何?

●第3回 FX投資家の実状

●第4回 FX会社はどうやって儲けるのか?

●第5回 FXはぶっつけ本番で始めると損しやすい

●第6回 FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!

FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!【上村和弘のFX基本講座】

アセットクラス&WEBコンサルティングの上村です。

この連載では、FXの経験の無い方も、FXビギナーの方もこの連載を読んでいけば、一定のFXトレーダーになれる、知っておくと便利な事、知識として大切な事、お得な事まで解説するシリーズ。では、今回の「FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!」をはじめます。

将来の動きを予測できればFXで稼げるようになれるかも。予測方法はテクニカル分析とファンダメンタルズ分析の二つに分けられます。

まずはチャートを使ったテクニカル分析をご紹介していきます。どちらの分析方法も奥は深い。ただし、テクニカル分析の方が初めての方でも楽しく学べると思います。ファンダメンタルズ分析は覚えることが多く為替相場の動きに慣れないと難しく感じるかもしれません。徐々にやって行くと良いですね。

最初にチャートを覚えてから(テクニカル分析)、ファンダメンタルズ分析を勉強して最終的に両方を使いこなせるトレーダーを目指す方が近道。今回はFXチャートをPC版で見ていきましょう。

●安値で買い高値で売れば差額が利益になるのは相場の基本
DMMFXの為替レート画面を表示してみました。(PC版)
売値は110.716、買値は110.719。

米ドル/円の為替レート:DMMFXの画像
※引用:DMMFX(米ドル/円の為替レート)

この現在値を見るだけでは、買えばいいのか売ればいいのかまったく分かりません。安値で買いたくても、現在の価格が安いのか高いのか情報がありませんから、判断できません。

そこで、過去の価格と現在の価格を比較するための道標となる大切な存在がチャート※。
※チャート:為替相場の動きをグラフ化したもの

チャートを見ることが出来るようになれば、大きなアドバンテージになります。FXトレーダーにとってチャートは、恋人のように大事な存在。でも、気まぐれで私達を振り回してくれます。

●実際にチャートを使ってみましょう
それでは、すでにFX口座を保有している方はトレードシステムを開いてください。
まだの方は前回ご紹介したデモトレードでも結構です。デモトレードを申し込んでトレードシステムを開いてください。FX口座をお持ちの方も取引する時はデモトレードから始めてくださいね。

今回はDMMFXでチャートをご紹介します。(PC版)
さあ、トレードシステムを開けましたでしょうか。私も一緒にDMMFXのデモトレードシステムを開きます。

1.メニューからチャートを開く
DMMFXのデモトレードシステム画像
※引用:DMMFX

DMMFXのトレードシステムを開くと、上部に様々なメニューが並んでいます。ここからメニューにマウスのカーソルをあわせるとウィンドウが開くので、そこからチャートを選び表示してください。←便利な画面です。

これがチャートです。何もしなければ米ドル/円(=USD/JPY)の1分足チャートが開いたはず。米ドル/円の値動きを1分ごとに表示していくツールで、米ドル/円がどのような動きで現在値に至ったかを画面上に描いてくれます。

●DMMFXの1分足チャート
DMMFXの1分足チャート画像

DMMFXの1分足チャートの解説画像
※引用:DMMFX

いかがでしょうか。チャートを見るとなんとなく動きのイメージは浮かぶのではないでしょうか。高い水準(高値圏)、、、安い水準(安値圏)、時間帯によって雰囲気が分かりますね。

●チャートを見る時には、下記の3つを意識しましょう。

1.過去の価格がどう動いているか
2.現在値が高いか安いか、どの辺りか
3.値上がり中(上昇中)か、値下がり中(下落中)か

まず、チャートの大切な機能として、過去の価格情報を知ることがあげられます。次に、現在値が過去に比べて高いか安いかが分かりますね。さらに、今、この瞬間の動きがどちら方向に向いているかが分かります。

上の画像を例にとると、米ドル/円の価格は値下がり中(円高)で、現在値は安くなりつつあるものと見る事が出来ます。そこから、今の時点では値上がりに変化していると読み取ることができます。チャートのイメージ付きましたか?

次回はスマートフォン版でのチャートに触れていきます。

【上村和弘のFX基本講座】バックナンバーもご覧ください!
●第1回 FXの基本

●第2回 FXって何?

●第3回 FX投資家の実状

●第4回 FX会社はどうやって儲けるのか?

●第5回 FXはぶっつけ本番で始めると損しやすい

FXの基本【上村和弘のFX基本講座】

はじめまして、アセットクラス&WEBコンサルティングの上村です。

この連載では、FXに掛かる全体的な事柄について、FXとは何?から、これからFXを始める方、経験のある方まで含めて知っておくと大変便利な事、知識として大切な事、お得な事まで述べて行きます。FXのテクニックやFXツールの生かし方等にも触れて行きますので、楽しみに購読ください。宜しくお願い致します。

私は長くFX業務に携わっていたこともあり、一定の造詣を持ち合わせています。ユーザーからの視点と運営側から見た視点の両面から、FX業界の疑問や裏側を含めてレポートしていきたいと思います。FXの経験の無い方も、FXビギナーの方も本連載を読んでいけば、一定のFXトレーダー?になれる筈です。これからの「FX基本を学ぶ」にご期待ください。

FXは、1998年4月の外為法改正をきっかけにして始まった金融商品。改正前は、外国為替を扱えるのは一部の銀行に限られていました。そのため、普通の個人が外貨に投資する場合、外貨預金など限られた商品しか選べませんでした。

しかし、日本の金融市場を自由化し競争力を高めるための一つとして、改正された外為法が外貨投資の世界に【FX】という大きな革新を起こしました。いわゆる規制緩和=金融ビッグバンで登場した新しいビジネスです。私がFX事業を立ち上げた時は1999年、日本国内で4社目でした。

アベノミクスの三本の矢の一つ、成長戦略で規制緩和による経済成長があげられているのは、規制緩和で新たな産業が生まれる可能性があるから。FXのように成功するビジネスが生まれるかどうかにアベノミクスの将来はかかっていますね。

さて、FXの話に戻ると、1998年にスタートしたFXは、他の外貨投資に比べてメリットが大きく、投資家の支持を受けながら成長していきます。

●FXの口座数や預り証拠金は毎年のように増加
■2004年~2015年のFX口座数(データ:矢野経済研究所)
2004年~2015年のFX口座数のグラフ
FXの市場規模を調査している矢野経済研究所のデータによると、2015年3月末の口座数は約531万。預り証拠金額は1兆3,176億円。

■2004年~2015年のFX預り証拠金額(データ:矢野経済研究所)
2004年~2015年のFX預り証拠金額のグラフ
リーマンショックの影響を受けた2009年3月期のみ、預り証拠金は前年度から減少。それ以降は、毎年増加しています。

ちなみに、野村証券の調査によると、2015年3月末で個人が保有している外貨資産(外貨預金、外貨建債券・信託)の総合計は43.7兆円。外貨資産を個人金融資産全体から見ると2.6%とまだ少ない金額で、これからの成長も期待できます。

FXの預り資産は、外貨建て資産全体から見るとわずか3%。なのに、外貨預金をはるかに超えるスピードで口座数や預り証拠金が増えているのは、何といってもその優れた商品設計に秘密があります。

今まで、外貨預金や外貨MMFで、米ドルやユーロに投資していたユーザーが、FXを始めた場合、その便利さや取引手数料の安さにびっくり。時には、何かの間違いじゃないか?別に手数料を取られるのじゃないか?としばしば疑いの眼で質問されることもある位、その商品設計・サービスに目が引きます。次回以降で、商品設計・サービスをじっくりとご紹介していきます。

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