カードローン or 親戚…緊急時にお金を調達する方法って?

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「突然親族が病気で倒れ、遠方まで行かなけばならなくなった」「子どもの夏期講習の受講料を急に用意しなければならない」など、予期せぬ出費がかさみ、しかもすぐにお金が準備できない場合、どんなお金の用意の仕方があるのでしょうか?

急な出費に対応するためのお金の調達方法といえば、キャッシング、カードローン、そして親族に借りるといった方法が考えられます。では、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

■キャッシング・カードローン:手軽だが利息に注意
キャッシングとカードローンは、利用の仕方はほぼ同じです。契約前の審査を経て、消費者金融の窓口やATM等で、即日お金を借りることができます。少額の借入の場合、収入証明書を提出する必要がない会社が多く、運転免許証などの身分証明書のみで、手軽にお金を借りられるのがメリットといえます。

ただ、忘れてはならないのは、あくまで借金ですので、相当の利息を付けて期限内に返済する必要があるということです。そして、キャッシングとカードローンの大きな違いは、この返済方法にあります。

◇キャッシング・・・一括払い、リボ払い
◇カードローン・・・分割払い

カードローンの場合、借入金額を分割して返済するので、その都度利息が加算され、返済完了時にはキャッシングの一括払いと比較すると利息の金額が高くなるので注意が必要です。

『中央アセットマネジメントプランニング』が発表している2016年5月の定期預金金利ランキングによると、人気のオリックス銀行「1年定期預金」の金利は0.2%です。対するキャッシング・カードローンの実質年率は、4.5%~18%です。手軽に借りられる分、金利が高いのがデメリットと言えるでしょう。

■親族に借りる:縁が切れる可能性も…
次に、親族にお金を借りる場合ですが、よく知った仲ということもあり、お願いしやすいというのがメリットです。

しかし、信用と情によってお金を借りたのに、いつまで経っても返済しなければ、相手は信用を裏切られたということになり、絶縁なんて結果にもなりかねません。まさに、「金の切れ目が縁の切れ目」になる可能性があるのがデメリットです。

そんな不幸な結果を防ぐには、親族間においても、予め借用書や金銭消費貸借契約書を作成しておくことが大切です。

状況に合わせた賢い選択方法が必要です。急な出費にも家計で対応できるのがベストですが、どうしても無理な時には、すぐにまとめて返済できるのか、少額ずつしか返済できないのか等、状況にあわせた調達方法を知っておくと安心です。

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  • 急にお金が必要な時の「賢い」お金の用意の仕方シチュエーション

執筆者

杼木美絵 (とちぎみえ) お金のことから法律までの身近なアドバイザー

CFP®(日本FP協会認定)、行政書士 いざという時に社会保障のしくみが解らず困った経験から、AFP、CFP®を取得。その後、司法書士事務所の補助者を経て、2014年とちぎFP・行政書士事務所を開業。行政書士として主に許認可申請をしながら、FPとして相談、執筆、セミナーなど滋賀を中心に活動中。FP Cafe登録FP。

杼木美絵

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家計にやさしいローンの作り方:2本立てローン

家計には、余裕のあるときも、厳しいときもあります。住宅ローンを組むときは、「それがいつなのか?」を知っておきたいと思います。

オススメしたいのは、「ライフイベント表」を作ってみることです。「いつ、どんなライフイベントがあって、どの程度のお金がかかるか」を整理することができます。表1はスペースの関係で3年分ですが、ローンを組む期間にあわせて作ってみてください。家計のコレカラをイメージするのに役立ちます。

さてこれを、住宅ローンのプランニングに生かします。例えば、「10年たったら、教育費の負担で家計が厳しくなりそう」というのであれば、「そのタイミングで、住宅ローン返済を軽くすることはできないか」に、頭をひねるのです。

住宅ローンで3,000万円を借りるつもりで、表2のようなプランを立てたとします。でもこれでは、家計が厳しくなる10年後に、毎月の返済額を減らすことはできません。

※元利均等返済、ボーナス併用なしの場合

そこで表3のように、借り入れを2本に分けることにします。表2のプランにくらべ、当初10年間の返済負担は増えますが、11年目以降はその負担を減らしておくことができます。加えて500万円分について、借入期間が短くなったこと、適用金利が下がったことの効果で、総返済額も90万円ほど節約できます。

借入れを分けるときは、借入額の割合やその返済期間などを調整して、無理ない返済額を探してください。どうしても落としどころが見つからないときは、借入れが多すぎることを疑いましょう。また、借り入れを分けるとコストが余計にかかることもあります。確認してください。

※元利均等返済、ボーナス併用なしの場合

プランニングのコツは、将来の家計を予測し、そのときどきの余裕に合う返済額を設定しておくことです。家計が厳しくなるタイミングで、返済負担まで増えないようにしておきたいものです。

マイナス金利も発想の転換!「住宅ローン」でお金を増やす

マイナス金利導入で、いったい預金はどうなるのだろう?と心配している人も多いことと思います。

現状では、日銀と各銀行との取引で、日銀に預けた銀行の預金にマイナス金利(預け料)が発生することで、個人の預金の金利がマイナスになることはありません。

というのは連日の報道で理解をしているものの、普通預金の金利が一斉に下がり、これまで異常(もとい以上ですが、ホントに異常な状態なわけで)に下がり普通預金にいたっては、「0.001%」になりました。100万円預けて1年で10円です!ほんとに笑ってしまいます。ATM1回108円の手数料がかかるのにどういうこと?

預金にダイレクトに影響しないといっても、そんなまやかしに惑わされない!影響以外のナニモノでもないと思ってしまうのは私だけではないはずです。今後ATMの手数料も引き上げが検討、などという報道を耳にすると、これは影響どころではありません!もろ直下型爆弾が落とされたような破壊力があります。タンス預金が増えるだろうというのもわかります。金庫が売り切れ続出!というのも納得です。

今が借りどき!「住宅ローン」
ところが、マイナス金利で一気に注目を浴びてるのが「住宅ローン」。ここ数年は住宅ローンの金利が1%台で「底」と言われていましたが、マイナス金利導入でさらに下がりました。ネット銀行では、1%をきっていた中で、さらに下がり、じぶん銀行やイオン銀行のように、0.5%を切るような銀行も登場しています。

もちろん、住宅ローンには、借りる際の手数料や保証料もそれなりにかかり、単純な金利だけの問題ではないのですが、それでもいちばんインパクトが大きいのが長期にわたって借りるローン本体の金利であることは間違いありません。そう。住宅購入を検討している人、現在ローンを払っている人も借り換えを検討するには、まさに千載一遇のチャンス!これぞ、われら消費者にとってのいちばんのメリットではないでしょうか?

住むだけじゃない!「住宅」で資産運用
住宅といってもさまざま。自宅用として家族で住む家を購入というのがメインであることはモチロン。しかし、この低金利でローンを借りれるのなら、いっそアパート一棟購入して、賃貸物件として貸し出すという方法もあるかもしれません。実家をリフォームしてシェアハウスにし、その家賃収入でローン返済しながら、少しずつお金を増やしていく。少なくともゼロ金利の銀行に寝かしておくよりは、利回りがよく、しかも生きたお金の使い方と資産運用ができるでしょう。

個人的に、オーバー50歳は年齢的にもはや住宅ローンは借りられないとあきらめていたのですが、発想の転換です。そういう借り方もあるかもしれません。今後、個人的に追及していくつもりです。

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見た目の金利にだまされるな!住宅ローンのクセをしろう!
借りたら終わりじゃない、住宅ローンの「繰上げ返済」でビッグな節約

保険料をクレジットカード払いにして、ポイントを貯めよう

毎月や年1回口座から引き落とされるさまざまな保険料。生命保険や医療保険、自動車保険、住宅の保険などまで入れると、年間でかなりの金額を払っている人も多いでしょう。

これをクレジットカード払いにするだけで、年間数万~数十万円程度のカード利用料が増えて、その分のポイントがたまります。クレジットカード払いは、一部を除いて、多くの保険会社で対応できるようになってきました(表参照)。すでに加入済の保険でも、途中からの変更できる契約もあります。まずは加入している保険会社のカスタマーセンターに電話して、クレジットカード払いにしたいことを伝え、利用できるカードの種類や手続きの方法を確認しましょう。インターネットの契約者専用サイトから必要書類を取り寄せられるケースもあります。

いずれにしても、保険の「証券番号」が必要です。証券番号は、保険証券や毎年届く「契約内容のご確認」または、「口座振替のお知らせ」などに記載されています。カード払いができる保険会社でも、一部の商品のみを対象としているケースや、カード払いできる金額を制限している会社もありますので、よく確認しましょう。また、クレジットカードの有効期限を過ぎて、新たな期限が設定された場合、手続きが必要な会社と、不要な会社がありますので、これも合わせて確認しておくといいでしょう。

口座振替なら配偶者の銀行口座から引き落とすことも可能ですが、カード払いで利用できるのは契約者本人名義のカードのみです。自分名義のカードがなければできませんので、この点には注意しましょう。

ポイント価値や還元率を学び、自分に最適なクレジットカードを選ぶ!~初めてのクレジットカード編~

春から新社会人。今までは日ごろの支払いも現金払いだった方も多いはず。

社会人になってはじめてのお給料で、両親に少し高いものをプレゼントしたいな。なんて方も多いのでは。そこで今回は、お支払いにとっても便利なクレジットカードについて、オトクで有効な選び方をご紹介したいと思います、

1.カードの還元率、1ポイントの価値とは? 
還元率とは簡単な話、100円をカードで支払って、1円分のポイントがもらえる場合、ポイント還元率は1%ということになります。これは、カード会社や使うお店に応じて変動するもので、必ずしも1ポイント=1円ということではありません。中には、特定のデパートや商業施設で利用した場合だけ還元率2倍、そのほかの場合は通常というカードもあります。たかが1ポイントと考えるのは浅はか。いかにポイントを有効にゲットするかで、クレジットカードの価値は決まってくるので、カードを作る際には、必ずポイント還元率を詳しく学ぶべし!

2.ポイント○○倍キャンペーンや○○円オフなどの割引キャンペーンを見逃すな!
カードでポイントを賢く貯めたいと思うなら、ポイント○○倍のキャンペーン期間にお買い物をすることで、いつものお支払いよりもより多くのポイントを貯めることができます。また、カードで支払うと○○円OFFといったキャンペーンも行っているところもあります。その期間までお買い物を我慢して、ポイントUPや割引価格でお買い物をすればオトクにお買い物ができるので、キャンペーンは見逃せません!

3.まとめ
いつもお買い物をするお店が決まっているという人であれば、そのお店で一番還元率が高いカードを選ぶことが大事です。しかし、実際は提携しているお店、つまり、そのお店以外でも色んなお店でお支払いできるところがあったりするものです。カード会社を選ぶ場合、よく使うお店での還元率が高いところで選ぶのはとっても大切。社会人生活が進むと、それまで使っていたお店から新しいお店に行くようになるものですから、その際には次のオトクなカードを調べて、ポイントをさらに有効に貯めて賢く節約することも重要です。とはいえ、まずはあなたにとって最初のクレジットカード。今のあなたにとって、1番のカードを選んでくださいね。

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