お小遣いの渡し方【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】

このレシピを実行して

THANK YOU円貯まる!
<材料>

・お小遣いの渡し方

<Point>

1お金を入れると増え、使うと減ることがわかるように透明の貯金箱を準備

2自分で使うだけでなく、誰かのために使う大切さも伝わるように、2つの貯金箱を準備

3お気に入りのお財布も用意してあげると、お金を大切に扱う気持ちもアップ

5980.jpg

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】第10話「お小遣いの渡し方」

【おこづかい、どうやってもらう?】

前回、ママと話し合って、大好きなキャラクターのメダルを自分のおこづかいで買うことに決めたつづみくん。どうやら、1ヶ月のおこづかいは300円に決めたようです。

つづみ:わーい!これからは300円おこづかいがもらえるぞー!

ママ:ところで、どうして300円に決めたんだっけ?

つづみ:メダルを2枚買いたいの。それから、100円はママが話していた「誰かに有難うって思われるようなこと」に使おうって思ってるんだ。

ママ:えらいえらい!たくさんの人が喜ぶ使い方ができるといいね。ところで、おこづかい300円を、いつどうやってあげればいいか悩んじゃうわ。パパ、どうしたらいいと思う?

【おこづかい、どうやってあげる?】

パパ:お、つづみにおこづかいかー。つづみはどうだ?300円もらったらどう使う?

つづみ:メダル3枚も買えちゃう!!ワクワクするなあ!

ママ:あれ?おかしいなあ。メダルは2枚じゃなかったかしら・・・?

つづみ:あ、そうだった・・・。

ママ: つづみの性格だと、大きい金額もらったら、一気に使っちゃいそうだから、小分けにした方がいいかもしれないわね。

【おこづかい、小分けにする?】

パパ:そうだな、最初は少しずつもらって練習するのがいいと思うよ。たとえば300円を4週で割った75円を、毎週日曜日にもらうとかだね。75円を1ヶ月に4回もらうっていうことだよ。

つづみ:うわー!75円っていうとどれくらい?

ママ:(お財布から10円玉を2枚、50円玉を1枚、1円玉を5枚出して)これで75円よ。

つづみ:お金がいっぱい!なんだかお金持ちになったみたいだ!

ママ:2回あげると(再びお財布から75円を出して)、合計で150円になるのよ。これでメダルが1枚買えるわね。

【貯まっていく楽しさ?】

つづみ:2回もらうと1枚買えるの?じゃあ2枚買いたかったらもっと我慢しないといけないの?

ママ:そうよ。でもね、なんともう1回もらうと(お財布から75円をまた出して)どうかな?いくらになっているか数えてみて!

つづみ:1、2、3、・・・全部で225円ある!2枚買えるね!もう1回もらうとどうなるのかな。(ママからまた75円もらって数えてみる)ぴったり300円になった!

【貯金箱を分けてみる??】

ママ:じゃあ、まずは毎週日曜日に75円を渡すことに決まりね!それからこのジャムの空き瓶2つをつづみにプレゼントするわ。 1つはメダルを買うための貯金箱、そしてもう1つはありがとう貯金箱として使ってね。毎週おこづかいをもらったら、つづみが自分で決めて、どちらかに入れるの。メダル貯金箱に100円貯まったら、1枚買えるのよ。

つづみ:へー、面白いなあ。がんばってみようっと。パパもおこづかいは、ちゃんと透明の瓶に入れて一緒に管理しないとダメだよ!

パパ:ひゃー・・・。

<おこづかい活用のためのお役立ちグッズ>>
・お金を入れると増え、使うと減ることがわかるように透明の貯金箱を準備
・自分で使うだけでなく、誰かのために使う大切さも伝わるように、2つの貯金箱を準備
・お気に入りのお財布も用意してあげると、お金を大切に扱う気持ちもアップ

<登場人物>

つづみくん:小学2年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年中。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第9話 お小遣いの値段の決め方
第8話 お小遣いを始める
第7話 「消費税」って何?
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

画像一覧

  • お小遣いの渡し方【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】

執筆者

鈴木さや子 ファイナンシャル・プランナー/ キャリアカウンセラー

家族が笑顔になれるための生活に役立つお金の知識を、主に女性向けにセミナーや執筆活動、個人相談などを通じて発信している。専門は教育費・ライフプラン・保険・住宅ローン・マネー&キャリア教育。 講演の他、小・中学校や地域コミュニティなどでの講演やワークショップなど、保護者や親子向けイベントも行っている。

鈴木さや子

関連記事

関連記事

お小遣いの値段の決め方〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第9話】〜

親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第9話
【お小遣いの値段の決め方】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学2年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年中。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第8話 お小遣いを始める
第7話 「消費税」って何?
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【おこづかい、いくらにする?】

前回、学校でおこづかいの話題になったことをママに話したつづみくん。いよいよママから「おこづかいを始めよう」と言われて大喜び!そこで、おこづかいをいくらにするか、ママと話し合いを始めました。

つづみ:おこづかいっていくらもらえるの?

ママ:おこづかいをどう使うか考えてみようね。 つづみはおこづかいをもらったら、何を買いたいの?

つづみ:やっぱり妖怪ウォッチのメダルが欲しいな。

【おこづかいの値段を一緒に決めてみる】

ママ:そうしたらメダルの値段を参考にして決めましょう。1枚いくらすると思う?

つづみ:・・・・いつもママに買ってもらっていたから・・・わからない。

ママ: そう、人が買うといくらなのかわからないものなのよね。でもこれからは、つづみの大切なおこづかいからお金を出すんだから、いくらかわかっておかないと大変よ。ガチャガチャで買ったり、メダル付きお菓子を買ったりしていつも手に入れているよね。ガチャガチャは100円で、お菓子は108円。

つづみ:ふーん。108円か。なんだ、安い安い

【安い?高い?】

ママ:あ、安いって言ったわね(笑)。じゃあ10枚買ったらいくらになると思う?

つづみ:108円が10枚だから・・・・。

ママ:なんと、1080円よ。これでも安いと思う?

つづみ:うわー、1000円!?高いと思う・・・。

ママ:1枚1枚は安いって思っても、どんどん買えばあっという間に10枚以上買うことになるの。安い安いって思って買っていたら、気をつけないとあっという間におこづかいなくなっちゃうわよ。

つづみ:えー、それはいやだな・・・。

【おこづかいの使いみち】

ママ:それにね、おこづかいはメダル以外にも使って欲しいことがあるの。

つづみ:なーに?

ママ:それは、誰かがつづみに「ありがとう」って思うことに使って欲しいの。メダルはつづみが嬉しくなるためでしょ。ほんの少しでいいから、プレゼントとか誰かが嬉しくなることのために使って欲しいの。

つづみ:えー、なんかもったいないなあ・・・

【お金が喜ぶ使い方?】

ママ:つづみ、本当にもったいない使い方はね、つづみの大切なお金を使って、「こんなの買うんじゃなかった」って思うような使い方。でもプレゼントをあげて喜ばれる使い方は、一番お金が喜ぶ使い方よ。お金はグルグル世の中を回る旅をするって、まえにパパが言っていたでしょう?お金と一緒に「ありがとう」も世の中を回っているの。きっとつづみのところにも、別の形でいつか「ありがとう」が返ってくるから楽しみにしていてね。

つづみ:返ってくるかなあ・・・。

ママ:大丈夫。きっと返ってくるわよ。大事なおこづかい、つづみもみんなも喜ぶ使い方、できるといいね。応援するわよママ!

<おこづかいの金額の決め方~スタート時~>
(1)自分のお金で買うものの価格(例:月300円)
(2)家族の誕生日など感謝される使い方の価格(例:月100円)
(1)+(2)=1ヶ月のおこづかい(例:月400円)

おこづかいのあげ方や管理については次号紹介します。

お小遣いを始める〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第8話】〜

親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第8話
【お小遣いを始める】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学2年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年中。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第7話 「消費税」って何?
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【つづみ、おこづかいを始める】

第3話でお年玉を預けるために初めて自分専用の口座を作ったつづみくん。ある日、ママにこんな問いかけをしました。

つづみ:ママ、僕のお金はこのカードを使えば銀行さんからもらえるって言ってたよね。

ママ:そうね、もらえるというよりは・・・つづみのお金をひき出せるわね。

つづみ:今日ね、学校でおこづかいもらっているかって話になったんだ。僕、おこづかいはもらってないけれど銀行に自分のお金があるって話したら、笑われちゃって・・・。

ママ:つづみはお年玉を銀行に預けたんだもん。何も問題ないわよ。でも、たしかにおこづかいはあげていないね。

つづみ:僕はいつからもらえるの?

【おこづかいを始めてみる?】

ママ:おこづかい、そろそろ始めてもいいかな。つづみはほしいモノはある?

つづみ:うーん。妖怪ウォッチのメダルとか新しいサッカーの服とか。

ママ:よくお菓子もねだるよね(笑)

つづみ:あ!おもちゃがついているお菓子大好き!

【おこづかいで買うものは?】

ママ:ほしいモノがあるみたいだから、おこづかいを始めてもいい頃ね。それじゃ、こうしない?サッカー用のウェアとか学校で使う文房具とかノート、洋服みたいに、生活するのにないと困るモノはパパとママが買ってあげる。で、妖怪ウォッチのメダルとかおもちゃ付きのお菓子みたいに、つづみが欲しいなって思ったモノは、つづみがおこづかいで買うの。

つづみ:うわー!自分のお金で買っていいんだね!嬉しい!いっぱい買うぞー。

ママ:ちょっと待った。いっぱい買ったらどうなるかな?

つづみ:うーん。お金がなくなっちゃう?

【お金が無くなっちゃう?】

ママ:そうよね。もしお金がなくなっても、ママはその月にはもうあげないよ。

つづみ:えー。くれないの?

ママ:そう。だからつづみがいっぱいお菓子を買っちゃって、お金がなくなったら、もうその月は買えないの。いくら欲しいって言われても絶対にあげない。どうしてかわかる?

つづみ:うーん。わからない。

【おこづかいも練習?】

ママ:つづみは幼稚園の時に自転車いっぱい練習して補助なしで乗れるようになったよね。今はもう立派に補助なしでビュンビュン走れるよね。

つづみ:うん。すごく練習したもん。

ママ:おこづかいも、練習なの。将来つづみが大きくなって、たくさんお金を持つようになったときに、上手に管理できるようになるように、今から練習をする方法の一つなのよ。大きくなった時に、もしお金を使い過ぎちゃって、絶対に必要なことに使うお金が足りなくなったら大変でしょう。だから、つづみもそんなことにならないように、失敗してもいいから、少しずつおこづかいで練習していこうね。

つづみ:うん。がんばるね。わーい。いくらもらえるかな。

<おこづかいを始める目安>
・欲しいモノがある
・日頃の買い物やおつかいなどで、ホンモノのお金と触れたことがある
買い物体験(お釣りをもらうなど)があればなお良い

「消費税」って何?〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第7話】〜

親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第7話
【消費税って何?】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学1年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年少。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【値段が変わった!?】

スーパーでの買い物を終えたつづみくん、レシートをみて首をかしげています。

つづみ:うーん。おかしいなあ。

ママ:つづみ、どうしたの?

つづみ:さっき買ったいちごって、400円じゃなかったっけ?大きく看板に「安いよ!400円!」って書いてあったよね。

ママ:そうよ。今日はいつもより安かったし、デザートにと買ったのよね!

【消費税?】

つづみ:でもさママ、ここにはちがう金額が書いてあるよ。

ママ:え?いくらって書いてあるの?

つづみ:432円って。

ママ:あー、それはね、「ショーヒゼイ」よ。どんなモノでも買い物をするときには、ショーヒゼイ分が少しだけ足されるの。今は8%。つまり、そのモノの値段の100分の8の金額が、ショーヒゼイとして追加して払うのよ。

つづみ:えー。それじゃ、400円ってウソじゃないか。

ママ:たしかにウソに見えちゃうね。でもね、このショーヒゼイはお店のものにはならないのよ。いろんなお客さんからちょっとずつもらったショーヒゼイを合わせて、全部を日本っていう国やつづみが住んでいるこの東京都に払っているの。「税金」っていうお金よ。

つづみ:えー、なんでそんなことしなきゃいけないの? 安い方がいいのに・・・。

ママ:そうね、安い方がつづみやママたちにとっては嬉しいことよね。でも、税金っていうものがなくなったらもっと大変なことになっちゃうの。

つづみ:大変って!?

【消費税の使い道?】

ママ:たとえば小学校でもらう教科書にお金がかかったり、ゴミを持って行ってもらえなかったり、おまわりさんや救急隊員さん、消防士さんが少なくなって街の安全が減っちゃったり・・・

つづみ:それは大変だ!

ママ:税金はこの国や東京都で暮らしているパパやママたちが払う手数料みたいなものね。このお金を払うので、安全を守ってくださいみたいな。ほかにも、病院に行っても税金があるおかげで、ママたちが払うのは病院代の一部で済んでいるの。

つづみ:へえ、すごい大事なものなんだね。ぼく、思い出した。この間ヒャッキン(100円均一ストアのこと)に行った時、100円じゃ買えなかったのはなんでだろうって思っていたんだ。あの時もショーヒゼイが入ってもう少し高かったのかな?おこづかいで買ったのに・・・。

ママ:そうね、100円の8%は8円だから、108円だったんじゃないかな?

つづみ:そうだったかも!

【税金があがるかも!?】

ママ:税金にはいっぱい種類があって、ショーヒゼイのほかにも、稼いだら払う所得税とか自動車を持っていたら払う自動車税とか、お酒にかかる酒税なんていうのもあるの。でもその中でつづみが一番最初に払うのはやっぱりショーヒゼイね。もうおこづかいからショーヒゼイを払っているんだもの、つづみくん、えらい!!

つづみ:わ、褒められた。でもなんか大人になった気分で嬉しい!

ママ:でもね・・・今度ショーヒゼイがあがるかも知れないのよ。8%じゃなくて10%に。ということは、100円のモノを買うと、これまでは108円だったのが、110円かかるようになるの。

つづみ:えーー!そんなに変わっちゃうの?

ママ:そうよ、もしそうなったらますますお金が出て行ってしまうから、ムダな買い物とかしないように気をつけなくちゃ!

つづみ:ぼくも気をつけるよ。あ、でも欲しいおもちゃがあるんだ。ショーヒゼイがあがる前にママにお願いしなくちゃ!

ママ:ムダな買い物じゃないならいいわよ(笑)

教育費を運用する金融機関選びの3つのポイント~子どもの将来を広げるために~第3話

前回のお話で高橋先生より「ネット証券に口座を開設して、まずは少額から始めてみましょう」ということでアドバイスをいただきました。

しかしです。何からまず始めたらよいのでしょう。株式、投資信託、外貨、FX……、数多ある商品の中で初心者としてどれから選んでいけばよいのでしょう。
一つに気になって利用してみたいのが「NISA」、税金が一定額まではかからないということを学びましたが、まずはそのメリットを生かして学びながら体験していくのがよいかと思いました(水泳スタイルですね(参考: 前記事)。

ただその場合、NISAと言っても商品の選択肢がたくさんあり、どこの金融機関で開設するのがよいのか?それぞれ個人によってもちろん差異はあるかと思いますが、一般的にどういう点をポイントに口座を開設し、商品を選んでいけばよいのかお聞きしました。

【高橋先生からのメッセージ】
前回第2話では、「初めての資産運用で大事な3つのポイント」として、「まずは少額からすぐに始めてみましょう」、とお話しました。第3話では、NISAの取引口座を開設する際の疑問点や不安点について、質問に答える形式でお伝えしていきます。

Q.口座を開設する金融機関を選ぶ際に、何を一番気にしたら良いのでしょうか?
A.取り扱い商品の種類(ラインナップ)と手数料です。

例えば、銀行の口座では株式投資が出来ませんので、株式投資も検討している場合には証券会社に口座を開設する必要があります。取り扱っている投資信託の種類や本数も金融機関によって大きく異なります。

そして、同じ投資信託でも利用する金融機関によって支払う手数料が変わってくるため、手数料水準が安い金融機関を選ぶことも重要です。金融機関によっては手数料が2倍以上違ってきます。金融機関を比較する際には、購入手数料がゼロの投資信託(ノーロードファンド)の取扱本数を比べてみるのも良いでしょう。

Q.証券会社のタイプとして、ネット証券と対面証券があるみたいですが、どちらがいいのでしょうか。それぞれの特徴も教えてください。
A.結論からいうと、ネット証券での口座開設をお勧めします。

ネット証券とは、インターネット上で口座開設の手続きを行い、取引もネットで行います。対面証券とは、街中に支店を開設していて証券会社の社員が支店の店頭で手続きをしてくれます。

ネット証券は、商品の品揃えも豊富で、取引手数料など様々なコストも安く設定されています。取引も少額から出来ます。一方、対面証券は、営業マンに相談できますが、取引にかかる手数料は高くなってしまいます。また営業マンは金融商品を販売するプロであって、資産運用のアドバイスをするプロではありませんので、的確なアドバイスが得られるとは限りません。

ネット証券は大手の証券会社であればどこでも良いでしょう。初心者にとってはそれほどの違いはありません。例えば、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などは人気があります。

Q.投資信託の手数料には、購入手数料と信託報酬があると聞きましたが、どちらの手数料が重要なのでしょうか?
A.購入手数料とは、その名前の通り購入時にのみかかる手数料です。購入時に手数料がかからない投資信託(ノーロードファンド)も最近はかなり多くなっていますので、購入手数料がかかる投資信託は選択肢から外してしまって良いと思います。

信託報酬とは、運用期間中に継続的にかかる手数料です。投資金額と別に手数料を支払う必要はありませんが、投資している資産から日々少しずつ差し引かれています。
時間をかけて長期で取り組む資産運用では、継続的にかかるこの信託報酬が安い商品を選んでおくことが重要になります。同じような運用タイプの投資信託でも、1%以上違いがあります。商品を選択する1つの基準としては、信託報酬が1%程度までの中から選ぶと良いでしょう。

少しでも高いリターンを実現する唯一確実な方法はコストを抑えることです。これら両方のコストを意識して投資信託を選択することが大切です。

ここまでに説明した口座開設のポイントを参考に、さっそくネット証券で口座を開いてみましょう。実際に手続きを進めると、疑問点や不安なども出てくるかもしれません。一つ一つ解決しながら、自分にあった「お金の貯め方」を身につけましょう。
次回は商品の選び方をお伝えします。

教育費を資産運用しながら準備してみる~子どもの将来を広げるために 第2話~

第1話では「教育資金の準備=学資保険」ではなく、自分に合った「お金の貯め方」を見つけるために、資産運用を検討してみましょう、という話をしました。

資産運用もハイリスク・ハイリターンの投資方法からリスクを抑えた方法まで様々です。リスクを抑えた方法があるとは言っても、「大切な教育資金で投資なんて大丈夫なの?」「投資って怖い」「ギャンブルじゃないの?」と不安でいっぱいになりますよね。
そこで、第2話では初めての資産運用で失敗しないための3つのポイントをお伝えします。

(1)すぐに始めよう!
資産運用を始めようと思うと「まずは色々勉強しないと!」と気負ってしまう人もいるかもしれませんが、コツは「やりながら覚えていく」です。水泳の教本を読み込んでも、泳げるようにはならないのと同じです。やってみようかなと思ったら、失敗しても困らない金額ですぐにでも始めることです。

投資信託への積立投資であれば、毎月500円から投資できる商品もあります。ワンコインで多くの世界的大企業の株式に投資できるのです。取引口座はネット証券での開設をお勧めします。少額からの取引が可能で、手数料などコストも低く抑えられます。

(2)いきなり大金を動かさない
資産運用では、一度に大金を動かさないことがポイントです。泳げない人が溺れないように足のつくプールで練習するのと同じです。確実に泳ぎ方をマスターするまで、潮の流れの速い海で泳いではいけません。いきなり大金を動かすと、激しい値動きに怖くなったりガッカリしたりして、途中でやめてしまう可能性があります。まずは失敗しても生活に影響が出ないような少額から始めてみましょう。金額を増やすことはいつでもできます。

(3)営業マンの言いなりにならない
資産運用を始めるにあたり、運用商品を取扱っている銀行や証券会社に相談しようという方は多いかもしれません。しかし、銀行、証券、保険の営業担当者が、効率的な資産運用の方法を知っているとは限りません。彼らは金融商品を販売するプロであって、資産運用のアドバイスをするプロではありません。書籍やインターネットを活用して客観的な情報を収集して判断することをお勧めします。

資産運用を始めようと思ったら、これら3つのポイントを押さえて、今すぐに動き出しましょう。ネット証券に口座を開設して、まずは少額から始めてみましょう。始めてみることで気がつくこともたくさんあります。そして、その経験はご自身の財産となります。泳げるようになると、クロール、平泳ぎ、バタフライ、と自分にあった泳ぎ方を試したくなるもの。資産運用も、やりながら自分に合った「お金の貯め方」を身につけていきましょう。次回以降、口座開設の方法や商品の選び方もお伝えしていきたいと思います。

子どもにかかるお金の準備、学資保険だけで大丈夫?~子どもの将来を広げるために 第1話~

【子どもの将来を広げるために】

子どもが生まれると生活はガラッと変わります。それまでは夫婦だけのことを気にしていればよかったですが、これからは子どもの未来のことを考えないといけない。そしてそんな中、日々の生活でも精一杯なのに、将来までって考えるとどうしても余裕を持って考えることが難しくなる。

かくいう私(編集部:35歳男子)も子どもが7年前に生まれ、今では小学生です。子どもが1歳の時、将来のためということで慌てて学資保険に入りました。

その時は頭には「学資保険」しかなかった、それしか知らなかった。お金に関する知識がないとそれだけ選択肢が少なくなるということになりますよね。そんな思いをもって、これから子どもを持つ親御さん向けに、どのように知ればいいのか、考えればいいのか、行動すればいいのか、そんなことを学び、皆さんにお知らせしたいと思い、マネーゴーランドにて執筆をお願いしている高橋先生に相談しました。

子どもが大きくなる時に必要なお金、そのためのアプローチは学資保険以外にないのか?

今NISA、ジュニアNISAなどいろいろとうまく活用出来る制度があることを学びました、実際に私が学んでいく過程を記事にすることで、子どもの可能性、家族の可能性を広がるための使える知識を共有できればと思います。

【高橋先生からのメッセージ】
子どもが生まれたら、学資保険に入るものだと思っている方が多いですよね。
実際、「子どもが生まれたので、どの学資保険に入ったらいいですか?」とよく相談を受けます。「ちょっと待ってください。学資保険に入る必要ありますか?教育費を準備したいのであれば、他にも選択肢はありますよ」と私はお答えします。

将来の大切な教育費をどう準備するのか、一緒に考えながら、学資保険以外の選択肢にも目を向けていきましょう。

はじめに、学資保険について、メリット・デメリットを整理してみます。

【メリット】
学資保険の最大のメリットは、資金計画が立てやすいということです。「子どもが○歳になったら、いくら受け取れるか」が明確なため、それぞれのご家庭に合ったライフプランが立てやすくなります。

【デメリット】
一方デメリットとしては、学資保険は保険商品であるため保障のコストを間接的に負担することになります。その分貯蓄としては効率が悪くなります。
保障のコストとは、簡単に言うと、万が一の事態が発生した際に保険金を受け取れるように保険会社へ支払う費用です。

そもそも保険とは、貯蓄では対応できないような「不測の事態」に備えるものです。家族の大黒柱に何かあったときに、家族が経済的困窮に陥らずに済むようにするための金融商品です。もちろん、親である以上は万が一に備えて死亡保険に加入することは絶対に必要です。ただし、これも定期保険など掛け捨ての保険を利用すれば、保険料も安く済みますし、その分より多くのお金を貯蓄に回すことができます。

また、学資保険は将来受け取れる金額が決まっています。したがって、インフレ(物の値段が上がっていくこと)が進み学費や生活費が上昇してもそれに対応できません。デフレ(物の値段が下がっていくこと)の時代でも学費は下がらず上がっていたというデータもありますから、インフレにより学費や生活費が上昇してしまう可能性にも備えておく必要があります。

ランキング