「110円?105円?」~【岡安盛男の初心者でもわかる今週の為替市場】

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毎週月曜に為替市場の動向や今後の見通しなどをお送りする【岡安盛男の初心者でもわかる今週の為替市場】。

■5月第3週の見通し(2016/05/16)
「110円?105円?」
先週は麻生財務相が「当然介入の用意がある」と発言したこともあり、ドル円に買い安心感が広がりました。

先週のドル円は107円付近から上昇が始まり109円台に乗せるなど、底堅く推移。ゴールデンウイーク中に105円55銭の安値からみると4円近く上昇したことになります。この上昇の背景には極端にドル円を売り過ぎた反動もありますが、それと同時にドル自体の上昇という動きも加わりました。それは複数のFRBメンバーが相次ぎタカ派的(利上げに前向き)な発言が相次いだためでした。

市場は米国の金融政策を決定するFOMC(連邦公開市場委員会)への早期利上げ期待が高まり始めたことがドル買いを促す要因となったと思われます。また、先週末に発表された米国4月小売売上高が予想を大きく上回ったこともドルを押し上げました。

今週は米国の4月消費者物価指数が発表されますが、この数字も前月から改善されると予想されます。もし、予想以上の数字となれば米国の早期利上げへの期待からドルを更に押し上げる展開も予想されます

ただ、利上げ期待が高まればNYや中国などの新興国の株式市場に混乱を与えることになり、リスク回避による円高が進むことになるもろ刃の剣でもあります。もし、混乱が回避されるようなら円安ドル高が進むことになり、先週の高値109円ミドルを上抜き110円を試す展開が予想されます

反対に、中国や新興国金融市場の混乱を招くようなことがあれば、円高が再燃し、今年最安値となる105円を試す展開も予想されます。

また、今週末にはG7財務相会合が日本の仙台で開かれます。この会議では介入の決定権を持つ麻生財務相が出席します。少なからず市場は円高を抑える何らかの内容が盛り込まれるのではといった期待がありました。

ところがルー米国財務長官が、今回のG7では競争的な通貨の切り下げ回避をあらためて確認すると先週末に発表。介入に対しけん制する姿勢が示されました。これにより、G7への円高阻止への期が消え去ったと言ってよいかもしれません。

ドル買い介入や日銀のマイナス金利も円高を食い止められないとなれば、唯一残る手段としては米国利上げ期待だけになります。日本全体から考えると円安が好ましいのですが、相場というのはなかなか思った方向に行ってくれません。寧ろ、嫌な方向に向かう事の方が多いように思われます。

今週は105円の円高に向かうのか、或は110円の大台を試すような円安方向に向かってくれるのか注目してみましょう。

来週も「岡安盛男の初心者でもわかる今週の為替市場」・・・よろしくお願いします。

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執筆者

岡安 盛男 (おかやすもりお)

レグザム・フォレックスLLC (http://fx-okayasu.com/)代表、為替アナリスト                                                 外資系銀行に20年間在籍、1999年より為替デイトレーダーとして独立後は、 自身のトレードスタイルを確立、実践的な為替投資の啓蒙活動の他、FXスクール講師やFX会社向けの情報提供サービス、投資家向け情報レポートを展開(http://www.gladv.co.jp/members/fx_bible/)。ラジオ日経「岡安盛男のFXトレンド」、日経CNBCの「朝エクスプレス」など出演中。執筆多数。

岡安 盛男

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円高もここにきて一服観~【岡安盛男の初心者でもわかる今週の為替市場】

毎週月曜に為替市場の動向や今後の見通しなどをお送りする【岡安盛男の初心者でもわかる今週の為替市場】の第3回。

■5月第2週の見通し(2016/05/09)
「円高もここにきて一服観」
ゴールデンウイーク中にドル円は105円55銭まで下落しました。このレベルは以前にもこちらで書きましたが、2014年10月の黒田バズーカ2(市場の意表を突く大胆な量的質的緩和)発射前のレベルが105円台でした。市場はこのレベルに達したことで一先ず達成感もあり上昇に転じました。

バズーカ2からひと月余りでドル円は105円から122円手前まで買われました。一方、今年の1月末のドル円は122円手前から下落が始まり、3か月後の4月末には105円台に下落。まるで、2014年後半の巻き戻しが入ったような動きになりました。バズーカ2が第二のアベノミクスとすれば、その効果がこれで完全に掃けてしまったといえるかもしれません。

先週末に安倍首相は世界レベルでアベノミクスの三本の矢を展開させると発言しました。しかし、既に三本の矢の一つである金融政策は先日の日銀会合で失敗してしまいました。円安に戻すことは難しい状況にあるという事です。それでも、先週のドル円は105円50銭を付けた後は107円ミドル(中間)近辺まで押し戻されるなど、一先ず下落リスクは後退しました。

先週末には市場が最も注目する米国雇用統計発表を控え、その前のドル買戻しという見方もありました。その米雇用統計の結果は予想を大きく下回る冴えない結果となり、発表直後ドル円は107円から106円40銭付近に下落しました。しかし、106円には届かずに下落前の107円に押し戻されてNY市場を終えてきました。結果的にドル円の底値の堅さを確認したようなもので、今週はもう一段の上昇が見込めそうです。

ただ、これでドル円の下落が終わったわけではありません。現在のドル円は日銀会合で下落する直前のレベルから6円余り下落したその反動の買い戻しの過程にあるという事です。あくまで調整の買い戻しであり、これが一巡したところでは再びドル円の売りが強まりかねません。上値目標としては109円付近も想定しておきたいところです。もし、上値の重さが確認されれば再び売りを出していきたいところですね。一方、107円ミドルが上値を抑えられるようなら再び105円割れのリスクが高まりそうです。

ここにきてFX取引が拡大しているとの報道が新聞に載っていました。FXは売り買いどちらからも同じように始めることが出来る取引です。ドル円が大きく下落する時には売りから入ることで稼ぐことが出来るというのもFXの魅力です。しかし、儲けるにもこのような為替の記事を読んだりするなど、勉強は必要というわけです。

今週は円高が一服しそうで、、、ゆっくり見ていられそうです。

来週も「岡安盛男の初心者でもわかる今週の為替市場」・・・よろしくお願いします。

円高はどこまで進むのか~【岡安盛男の初心者でもわかる今週の為替市場】

毎週月曜に為替市場の動向や今後の見通しなどをお送りする【岡安盛男の初心者でもわかる今週の為替市場】の第2回。

■5月第1週の見通し(2016/05/02)
「円高はどこまで進むのか」
先週は市場で最も注目されるイベントであるFOMC(米国中央銀行の政策会合)と日銀政策会合が開かれ、結果的にドル円は一気に下落に転じました。

FOMC会合では次回の利上げに関するヒントは与えてくれず、これまでとほぼ同様のハト派的な内容となりました。この意味するところは「ドル金利が当面上がらない⇒ドルは当面上がらない」ということです。

しかし、その後に控えた日銀会合では追加緩和による円安が進むのではといった期待がありました。何故なら、日銀は今回の会合でマイナス金利を更に拡大し、金融機関へのマイナス金利適用の可能性もあるとの一部報道が前週に流れた為です。その報道に対し日銀は否定も肯定もコメントを出しませんでした。

また、今回の熊本地震もあり何らかの追加緩和を実施すると思われ、それを見込んで既にドル円は112円近くまで上昇していました。しかし、日銀は現状の金融政策維持を決定しました。この結果は予想外であり、市場はネガティブサプライズ(悪い方のびっくり)となり、ドル円は3円近く下落。ちょうど次の日が日本のゴールデンウイークが始まったことで更に円高が進みました(先週ここに記述した通りです)。

ドル円は111円80銭付近から下落が始まり、ほとんど戻りのないまま先週のNY市場では106円30銭近くまで下落。何と、二日間で5円50銭下落したことになります。

ここまでドル円が下落したのは、円高を止める手段が殆どなくなってしまったためです。

ドル円を押し上げるには

1.FRBが利上げを決定しドル高を促す
2.日銀が追加緩和を実施する
3.日本の財務省がドル買い円売り介入を実施する

の三つが大きな手段になります。その1と2の期待は今回消え去りました。
残るのは3のドル買い介入しか、今のところドル円の下落を抑えることが出来ないという事になります。

しかし、このドル買い介入もそう簡単には出来る状況ではありません。前回開かれたG20後に米国から日本の円安誘導をけん制する発言が出た為です。介入を実施するには他のG7各国などに許可を取る必要があり、それが難しいという事です。

ただし、急激に相場がどちらかに降らされた時には介入を独自で実施することが出来ます(スムージングオペ)が、今回のドル円の下落速度はそれ程無秩序な動とは言えません。特に、ゴールデンウイークは前回にも述べましたが、介入が入りにくい状況となり、海外勢が特にドル円の売りを仕掛けやすくなります。

ドル円の次の下値目途は2014年10月の黒田バズーカ2が実施された105円付近になります。このレベルを下抜けると心理的な壁となる100円が視野に入ります。

みなさん、為替がここまで大きな動きになるのは年に何度もありません。いい経験になりますので、注目してくださいね。

来週も「岡安盛男の初心者でもわかる今週の為替市場」・・・よろしくお願いします。

ゴールデンウイークを挟んだドル円相場の行方~【岡安盛男の初心者でもわかる今週の為替市場】

始めまして。これから毎週、為替市場の動向や今後の見通しなどをお送りします。このコラムのコメンテーター岡安盛男と申します。第1回目となる今回は、GW突入目前の特別編をお届けします。

外国為替取引という世界は、他の市場とは比較にならないくらい最も大きな市場で、毎日平均で5.3兆ドルの取引が行われています。ちょっとした宇宙のようなものです。そのため、誰かが大きな資金を使って動かそうとしてもびくともしません。砂漠に水をまくようなものです。そのため、株式市場などのようなインサイダー情報というのはまず通用しない、公平な世界です。

さて、そのような市場ではファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)とテクニカル分析(過去の動きから予想する方法)が大きな武器になります。それらの情報を週一のペースで今後私が皆様にお届けすることになりますので、よろしくお願いします。

■5月第1週の見通し(2016/04/27)
「ゴールデンウイークを挟んだドル円相場の行方」
為替相場の動向はファンダメンタルズが長期的な方向性を示すことになります。ファンダメンタルズといってもピンときませんよね。簡単に言えば金融政策だと思ってください。

例えば、米国の中央銀行FRBが「経済が好調で物価が上がり始めたので、そろそろ金利を引き上げる環境が整った」といったような発言をしたとします。金利が上がれば投資家はその通貨を買っておこうとします。この場合はドルですね。ドルがこれから上がるだろうとみんなが考えれば、上昇が始まります。長期的に上昇が続くことを長期上昇トレンドといいます。

一方、為替というのは必ず相手の通貨が必要です。相手が日本であればドル円という通貨ペアであり、その通貨との綱引きが為替レートになります。日本の中央銀行である日銀は、今年の1月下旬にマイナス金利を導入しました。しかし、マイナス金利の効果がどの程度あるか未定であったことから寧ろ円高に反応してしまいました。

さて、今週は日米の金融政策が発表されます。まず、28日の午前3時にFOMC(米国の金融政策を決定する最高意思決定機関)会合の結果が発表されます。前回3月のFOMCでは年内の利上げペースを引き下げたことで、今月4月は利上げを見送るとの見方が広がりました。利上げペースを引き下げたのは世界経済の減速懸念や、原油価格の下落などが要因とされました。それが、ここ直近の動きをみると原油価格は上昇し、新興国などの株や通貨は上昇、海外金融市場は安定に向かっています。これを受け、FRBが利上げに前向きな姿勢を示すようなら早期利上げ期待が高まりドル高に動くと予想されます。反対に、これまでの内容に変化がない場合でもドル売りの反応は限定的と見られます。こう考えると、FOMCではドル高に向かう可能性の方が高いと見ることが出来ます。

また、その日の東京市場では日銀会合が開かれます。既に、市場は日銀がマイナス金利の金融機関拡大とともに、金融機関のマイナス金利適用を実施するとの見方で既に円が売りこまれました。織り込み済みという事です。予想通り実施したとしても、円売りが更に進む可能性は低いと考えます。ただし、更なる量的緩和といった追加緩和が加われば一段の円安をもたらす可能性があります。こちらも、円高よりも円安に振れる可能性が高いと言う事になります。

総合的に考えると、米ドルが上昇し円が安くなるという事からドル円は上昇すると予想されます。

ところで、そのシナリオが正しいかどうかは終わってみなければわかりません。ただ、次の日から日本がゴールデンウイークに入ります。日本の投資参加者が長期休暇に入る前には、売買ポジションを出来るだけ持たないように対応します。という事は、どちらか上下に動きがあっても元のレベル(水準)に戻りやすくなります。

そのゴールデンウイークですが、毎年円高に振れることが多いと言われます。通常期、急速に円高に向かう時には日銀当局が阻止しようと対応策を講じる事があるのですが、日本のゴールデンウイーク中にドル円が急落しても、邦銀が休みのためにドル買い円売り介入などの対応策が出来にくく、海外投資家がそれを狙ってドル円を売るのでは、といった見方が広がるためと考えられます。

また、ドル円が売られる時には、ゴールデンウイーク前に上昇している場合が多くみられます。実際ドル円は上昇傾向にあり、そのアノマリー(経験則)の視点から判断しても売られる可能性が高いという事になります・・・・結果は??

今後も「岡安盛男の初心者でもわかる今週の為替市場」・・・よろしくお願いします。

FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!【上村和弘のFX基本講座】

アセットクラス&WEBコンサルティングの上村です。

この連載では、FXの経験の無い方も、FXビギナーの方もこの連載を読んでいけば、一定のFXトレーダーになれる、知っておくと便利な事、知識として大切な事、お得な事まで解説するシリーズ。では、今回の「FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!」をはじめます。

将来の動きを予測できればFXで稼げるようになれるかも。予測方法はテクニカル分析とファンダメンタルズ分析の二つに分けられます。

まずはチャートを使ったテクニカル分析をご紹介していきます。どちらの分析方法も奥は深い。ただし、テクニカル分析の方が初めての方でも楽しく学べると思います。ファンダメンタルズ分析は覚えることが多く為替相場の動きに慣れないと難しく感じるかもしれません。徐々にやって行くと良いですね。

最初にチャートを覚えてから(テクニカル分析)、ファンダメンタルズ分析を勉強して最終的に両方を使いこなせるトレーダーを目指す方が近道。今回はFXチャートをPC版で見ていきましょう。

●安値で買い高値で売れば差額が利益になるのは相場の基本
DMMFXの為替レート画面を表示してみました。(PC版)
売値は110.716、買値は110.719。

米ドル/円の為替レート:DMMFXの画像
※引用:DMMFX(米ドル/円の為替レート)

この現在値を見るだけでは、買えばいいのか売ればいいのかまったく分かりません。安値で買いたくても、現在の価格が安いのか高いのか情報がありませんから、判断できません。

そこで、過去の価格と現在の価格を比較するための道標となる大切な存在がチャート※。
※チャート:為替相場の動きをグラフ化したもの

チャートを見ることが出来るようになれば、大きなアドバンテージになります。FXトレーダーにとってチャートは、恋人のように大事な存在。でも、気まぐれで私達を振り回してくれます。

●実際にチャートを使ってみましょう
それでは、すでにFX口座を保有している方はトレードシステムを開いてください。
まだの方は前回ご紹介したデモトレードでも結構です。デモトレードを申し込んでトレードシステムを開いてください。FX口座をお持ちの方も取引する時はデモトレードから始めてくださいね。

今回はDMMFXでチャートをご紹介します。(PC版)
さあ、トレードシステムを開けましたでしょうか。私も一緒にDMMFXのデモトレードシステムを開きます。

1.メニューからチャートを開く
DMMFXのデモトレードシステム画像
※引用:DMMFX

DMMFXのトレードシステムを開くと、上部に様々なメニューが並んでいます。ここからメニューにマウスのカーソルをあわせるとウィンドウが開くので、そこからチャートを選び表示してください。←便利な画面です。

これがチャートです。何もしなければ米ドル/円(=USD/JPY)の1分足チャートが開いたはず。米ドル/円の値動きを1分ごとに表示していくツールで、米ドル/円がどのような動きで現在値に至ったかを画面上に描いてくれます。

●DMMFXの1分足チャート
DMMFXの1分足チャート画像

DMMFXの1分足チャートの解説画像
※引用:DMMFX

いかがでしょうか。チャートを見るとなんとなく動きのイメージは浮かぶのではないでしょうか。高い水準(高値圏)、、、安い水準(安値圏)、時間帯によって雰囲気が分かりますね。

●チャートを見る時には、下記の3つを意識しましょう。

1.過去の価格がどう動いているか
2.現在値が高いか安いか、どの辺りか
3.値上がり中(上昇中)か、値下がり中(下落中)か

まず、チャートの大切な機能として、過去の価格情報を知ることがあげられます。次に、現在値が過去に比べて高いか安いかが分かりますね。さらに、今、この瞬間の動きがどちら方向に向いているかが分かります。

上の画像を例にとると、米ドル/円の価格は値下がり中(円高)で、現在値は安くなりつつあるものと見る事が出来ます。そこから、今の時点では値上がりに変化していると読み取ることができます。チャートのイメージ付きましたか?

次回はスマートフォン版でのチャートに触れていきます。

【上村和弘のFX基本講座】バックナンバーもご覧ください!
●第1回 FXの基本

●第2回 FXって何?

●第3回 FX投資家の実状

●第4回 FX会社はどうやって儲けるのか?

●第5回 FXはぶっつけ本番で始めると損しやすい

FXはぶっつけ本番で始めると損しやすい。【上村和弘のFX基本講座】

アセットクラス&WEBコンサルティングの上村です。

この連載では、FXの経験の無い方も、FXビギナーの方もこの連載を読んでいけば、一定のFXトレーダーになれる、知っておくと便利な事、知識として大切な事、お得な事まで解説するシリーズ。

いよいよ、読者の皆様に、FXを実際に取引するために役立つ情報をお届けさせていただきます。さて、FX会社に口座開設したら、すぐに取引を始めたい!とワクワクドキドキしているあなた。そうですよね。FXを取引したくて口座を開いたのですからね。

そのお気持ちはよ~く分かります。でも、ちょっと待ってください。ここは深呼吸して気持ちを落ち着かせてください。なぜなら、いきなり取引を始めることはおススメできないから。では、今回の「FXはぶっつけ本番で始めると損しやすい。」をはじめます。

●はじめてのFXはデモトレード(仮想取引)で練習してからはじめましょう。
FXをはじめてスタートする方は、スマフォやパソコンゲームの事を思い出してください。初めて遊ぶゲームは、ルールやポイントが分からずに失敗して当たり前。何度も遊んで失敗を繰り返しているうちにルールやコツをマスターして上手にできるようになりますよね。

FXも同じやり方で・・・とは言えません。なぜなら、ゲームは失敗しても基本、お金が減ることはなく、何度もやり直しができます。しかし、FXは、大事なお金で取引しますから、失敗して予想と逆方向に相場が進めば、損をして預けているお金が減ります!そのため、ルールや基本的なコツを覚えるのはデモトレード(仮想取引)で行いましょう。ゲームのチュートリアル(入門編)だと思い、リアルトレードは我慢してください。

デモトレードで上手に稼げるようになることが初心者の目標。本当のトレードをスタートさせる前に失敗経験を積んで損益や為替の動きを体感しておくこと。デモトレードで稼げてようやくリアルトレード(本番取引)の入り口に立つことができます。

●はじめてのFXトレードはこの順番でスタート

1.デモトレードでFXのルールや用語を覚える
2.チャートとニュースの見方を覚える
3.注文の出し方やキャンセル方法を覚える
4.ダイナミックな動き、売買タイミングを覚える

ここまでをデモトレードでクリアしてから、リアルなトレードに進んでください。ここまで我慢した分だけ、実際に取引した時にミスが減るはず。いきなりリアルトレードを始めた場合、相場が動いている時にマニュアルやFX解説本を引っ張り出して調べていては間に合わないことも出てきます。

オンライントレードが無かった時代は、誰もデモトレードなんて出来ませんでした。有名な相場師やトレーダーは、実際のトレードで損をしながら必要な事を覚えていきました。今は、デモトレードで腕を磨いたりできますし、ネットでの情報公開があるため、初心者にも有利。そのアドバンテージを存分に生かしましょう。

次回は、チャートについて触れていきます。

【上村和弘のFX基本講座】バックナンバーもご覧ください!
●第1回 FXの基本

●第2回 FXって何?

●第3回 FX投資家の実状

●第4回 FX会社はどうやって儲けるのか?

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