新薬とジェネリック医薬品、どちらを服用するかはちゃんと自分で決める

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<材料>

・医師からの処方箋を持って薬局で薬を購入する

<Point>

1薬にはジェネリック医薬品と新薬の2種類がある

2同じ成分等でもジェネリック医薬品の方が安い

32種類の薬のどちらを選ぶかは自分自身

4薬を選ぶときは、薬剤師と相談する

※糖尿病で薬を1日2回1年服用した場合の新薬とジェネリック医薬品の健康保険3割負担の差額

最近では、ジェネリック医薬品(後発医薬品)という言葉を耳にする機会が増えてきました。

このジェネリック医薬品とはどのような薬か知っていますか?薬代の負担を軽減させるだけでなく、赤字が続く日本の医療制度を維持していくためにもとても大切な薬なのです。薬も診察と同じように健康保険を使う場合、自己負担が3割です。毎日薬をずっと飲み続けなければならないときなど、結構なお金がかかると思います。お医者さんを選ぶ時代の今、薬も自分で選ぶことが求められているのです。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)と同等の有効成分を含み、効き目や安全性が同じであると厚生労働省が承認した安価な薬です。新薬を開発するには多額の資金がかかり、他の会社が利用できないように特許をとりますが、その期間を過ぎるとどの会社でも同じ有効成分の薬を製造することができるようになります。そのような経緯で製造された薬がジェネリック医薬品です。研究開発の費用がかからないことから新薬よりも3割から5割程度安くなる場合が多いようです。

現在、ジェネリック医薬品の日本での普及率は約23%ですが欧米諸国は60%を超えています。また、ジェネリック医薬品は、次々と開発されていて、生活習慣病をはじめ花粉症や風邪などにも使用することができます。今後はもっと普及が進み、さらに多くの病気に使用できるようになるのではないでしょうか?

病院では、医師の診察時、薬局では処方箋を薬剤師に渡すときに「ジェネリック医薬品に変更できますか?」と聞いてください。薬を決めるのは医者ではなく、実は自分自身なのです。現在は医師の処方箋に書かれた薬が、製品名ではなく一般名(成分名)で書かれたケースが増えています。一般名で書かれたケースでは、薬局において先発医薬品がジェネリック医薬品か選択することができますので、薬剤師に相談をしてください。また処方箋に先発医薬品の製品名が書かれていても、医師の変更不可サインがなければジェネリック医薬品に変更することができます。

自分自身で薬を選ぶ時代。ジェネリック医薬品には、メリットもあればデメリットもあります。単に「安い」からと安易にジェネリック医薬品を選ぶのではなく、自分が服用する薬について説明を受け、そのうえでジェネリック医薬品を利用するのか新薬を使用するのか自分で選択することが肝要です。

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  • 新薬とジェネリック医薬品、どちらを服用するかはちゃんと自分で決める

執筆者

菅田芳恵 社会保険労務士/ ファイナンシャル・プランナー

愛知大学卒業後、証券会社、銀行、生命保険会社、コンサルティング会社に勤務した後、49歳から2年間でCFPや社労士等7つの資格を取って独立開業。現在は13の資格を活かして、セミナーや研修講師、企業のコンサルティングを行っている。

菅田芳恵

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年間計画。ジェネリック医薬品に切り替えるとどれぐらい安くなる?

医療費の高騰、個人負担額の増加。医療技術は進歩しているかもしれないけれど、医療費の負担額はいっこうに減るという兆しはありません。節約できるものならしたいけれど、お医者さんにかかる回数を減らすわけにもいかないし、出費を抑えられそうでなかなか難しい。

そうお考えの方も多くいらっしゃると思います。通院代と医薬品代だけで、1ヶ月あたり家族で1万円と考えると年間10万円以上もの出費にもなりますね。そこで今回は、通院回数を削減せずとも医療費を抑える方法として、お医者さんから処方されるお薬をジェネリック医薬品に切り替えて医薬品にかかるお金を節約するについてご紹介したいと思います。

1. お医者さんに相談してジェネリック医薬品に切り替える
お医者さんから診療後に出される処方箋。何が書いてあるかと言うと、お医者さんが患者さんの病気の治療に必要な薬の種類や量、服用法などが記載されています。処方されるお薬については、薬剤師さんが処方箋をもとに、薬を選んでいきます。つまり、お医者さんからこの処方箋にジェネリック医薬品と書いてもらうことで、薬剤師さんからもらうお薬を処方してもらえることになります。ジェネリック医薬品の場合、新薬に比べて、2~8割くらい、平均でおよそ半額くらい患者負担金を抑えることができます。1月のお薬代が家族全員でだいたい1万円と考えると、5000円も節約ができます。

2. お医者さんに相談しにくい場合は、薬剤師さんへの相談でもOK
お薬のことをお医者さんに伝えようと思っていたけど、忘れてしまった。その場合には、処方箋を受け付けてくれる薬剤師さんに、ジェネリックでお願いしますと伝えればジェネリック医薬品を処方してくれます。もちろん、お医者さんが処方箋に記載したお薬と同じ効き目の薬を選んでくれますので、効き目がない薬を処方される心配はありません。風邪薬やアレルギーを抑える薬などの錠剤や塗り薬などもジェネリック医薬品は種類があるので、お薬代を節約しながら健康を維持することができます。

声をかけるだけで薬代が3分の1に?!ジェネリック医薬品って知ってる?

少子高齢化が進む中で、年々増大している社会保障費用。社会保障制度の問題というと、年金ばかりがクローズアップされていますが、実は医療費の方がさらに深刻な状況なのです。

厚生労働省によると、1996年には総額28.5兆円だった国の医療費増額は、2011年には38.6兆円に。一人当たりの金額も22.6万円から30.2万円に増えています。

こうしたなか、医療費を抑える手段として期待されているのがジェネリック医薬品です。しかし「安かろう、悪かろう」でジェネリック医薬品によくないイメージを持つ人も少なくないようです。

1.ジェネリックってどんな薬?
「ジェネリック医薬品」の、「ジェネリック」とは「一般的」という意味で、新薬の特許が切れたあとに販売される医薬品です。「後発医薬品」ともいいます。新薬と同じ有効成分、同じ効き目ですが、新薬のように研究開発に莫大な費用がかけられていない分、価格が安くなっています。
新薬の開発には10~15年ほどの歳月と数百億円以上の費用がかかります。一方、ジェネリックではすでに新薬として一般的に使用が広まり、効果・効能が認められた成分を使うので、約3年ほどで開発ができます。効能や安全性が確立された医薬品ともいえます。

2.効果はほんとうに同じなの?
ジェネリックといえど、新薬とまったく同じ形状で作るのは無理なので、どうしても見た目などが新薬と異なり、使い慣れた薬と切り替えたあと、成分は同じはずなのに「なんとなく効き目が違う」と感じる人もいるようです。
ただ一方で、新薬をもとにしてあらたに改良がなされたことで、味やにおいなどが改善され、より飲みやすくなったジェネリックもあります。

3.ジェネリック切り替えで薬代が3分の1?!
かぜなど一時的にしか服用しない薬の場合は、その効果があまり実感できませんが、高血圧などで日常的に薬を服用する場合、ジェネリックに変えることで、ぐーんと服薬代を抑えることができます。
日本ジェネリック医薬品学会によると、高血圧で代表的な新薬を1日1錠、1年間服用した場合の薬代(3割負担)は約7281円なのに対し、ジェネリックなら1335~2507円と、3分の1以下に減らせるそうです。
ジェネリックへの切り替えは、医師や薬剤師に声をかけるだけ。症状によっては切り替えができない場合もありますが、たいていは対応してもらえるようです。

ジェネリック医薬品などを利用して薬代を節約する方法

 医療費は、なるべく支払いたくない料金の一つです。継続的に医者にかかるとなると本当にお金がかかってしまいます。しかし、医薬品の選び方によって少し節約することができるのです。

■ジェネリック医薬品を利用すると約半額で薬を購入できる
数年前にニュースでよく取りざたされていましたが、「ジェネリック医薬品」とは、先発薬の特許期間(約20~25年)が過ぎたあとに発売される「後発薬」のことです。

価格は先発薬の平均約半額(2~7割程度)なのですが、厚生労働省が先発薬と同等だと認めていますし、薬事法による品質基準もクリアしています。

先発医薬品は開発に時間とお金をかけて行なっていますが、ジェネリック医薬品は短い期間でローコストでの開発が可能です。コストを抑えているため安価な値段で購入することができるのです。

入手方法は、病院や診療所で処方箋をもらい、薬剤師からの説明を受けた上でジェネリック医薬品を選択するという流れになっています。

■スイッチOTC薬を選ぶ
「スイッチOTC薬」とは、以前は医師が判断して処方箋を出してくれなければ購入できなかった医療用医薬品を、市販薬として薬局でも購入できるようにしたもの。

有名なものでは、第一三共ヘルスケアのスイッチOTC解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などがその1つです。処方箋がなくても購入できるのが節約ポイント。

 風邪薬や胃腸薬の他、再発時の口唇ヘルペス治療薬などさまざまな種類のものがあります。ただ、市販薬に「スイッチOTC薬」という記載があるわけではないため、分かりにくいのがデメリットです。

 また、使用法を誤ると副作用や飲み合わせなどの問題があるため、薬剤師に相談の上で利用するようにしましょう。ただ、最近ではジェネリックが医学的に危険だという認識は薄れてきています。事実、お医者様の多くがジェネリックを選ぶケースも多いという話も聞くほどです。まだジェネリックを考えたことのなかった方、ぜひ一度検討してみましょう。

2015.6.15更新

これだけは抑えるべし!医療費もこんな工夫で節約できる!

意外と臨時の出費で馬鹿にならないのが医療費の問題。健康の問題は避けては通れません。でも、医療費も節約することができるのです。病院代、お薬代。一体どうやって?医療費を節約しましょう!

■お薬手帳で管理
2016年4月に、調剤服用歴管理指導料の報酬が改定され、お薬手帳を持って行ったほうが安くなるケースがあります。お薬手帳を忘れた場合は、安くなりませんので注意が必要です。お薬手帳は拒否すると20円の節約になりますが、それよりはこの調剤服用歴管理指導料に則って、安い薬局を探したほうがいいでしょう。

■かかりつけ薬局を決める
かかりつけ薬局を決めることもお薬代の節約になります。
薬局は全国に5万5000件もあり、処方箋は7億5800万枚もの取扱をしているのだとか。処方箋を持っていけば、どこの病院の処方箋でも、薬局は薬を出してくれます。ですが、1つかかりつけ薬局を持てば、同じ人が複数の病気で病院に通っている場合に重複投薬などを避けることができます。また、かかりつけ薬剤師を持つことで何かと相談にも乗ってもらえますし、同じ処方をされることで薬が余るのを防ぐことができます。

■お薬はジェネリックで
お薬は、ジェネリック医薬品にすることでお薬代を節約できます。
ジェネリックとは、薬が開発されて特許が切れているものです。
特許料がないため、安価で開発会社以外の製薬会社が薬を作り出せるため、お薬代が安いのです。ジェネリック医薬品にしたい場合は、お医者さんに「ジェネリックでお願いします」というと、ジェネリック医薬品がある場合は、それに切り替えた処方箋を出してくれます。お医者さんに言わずに、薬局でジェネリックに勝手に変更することはできないので注意が必要です。

■大病院に行くときは紹介状を持って
大病院に行くときは、紹介状を持って行きましょう。2016年度から、大病院に紹介状なしで行くと、最低でも5,000円の負担がかかるようになりました。大病院とは、特定機能病院や一般病床500床以上の地域医療支援病院、大学病院、国立病院機構などの大きな病院のことです。地域にかかりつけ医を持って、そこに紹介状を書いてもらいましょう。紹介状なしだと5,000円以上の大きな負担となります。

■まとめ
医療費そのものも節約できますし、それにまつわるお薬代も節約できます。医療機関に任せきりせず、自分の主体性を持って治療にあたりましょう。また、医療費の仕組みなどに詳しくなることも重要です。

難病医療費助成制度の適用範囲が拡大、自己負担が2割に

2015年7月1日から、難病医療費助成制度の対象となる疾病が、既存の110疾病にあらたに196疾病が追加され、306疾病となりました。

高額かつ長期療養の方には医療費負担が軽減される措置もとられており、原因がはっきりしない難病と闘う患者の方にとって、医療費の補助を受けられることで力強い支えとなることに間違いありません。今回は、新しい難病医療費助成制度について説明します。

1.難病医療費助成制度の目的とは

5月に難病の患者に対する医療等に関する法律(以下難病法)が成立し、今年1月から施行されました。難病(発病の機構が明らかでなく、かつ、治療方法が確立していない希少な疾病であって、当該疾病にかかることにより長期にわたり療養を必要とすることとなるもの)に関する施策に対して必要な事項を定め、難病の患者さんへの適切な医療行為と療養生活の質の維持向上を目的としています。

2.難病医療費助成制度の対象となる疾病とは

難病のうち国が定めた基準に該当する306疾患を指定難病といいます。
難病医療費助成制度の対象となる疾病は、厚生労働省のサイト
(https://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/alle-nan/nanbyouiryouhou/documents/196siltukan.pdf)に記載されています。

3.医療費の自己負担割合は3割から2割に

難病医療費助成制度の対象となると、医療費の自己負担割合は3割から2割になります。所得に応じて毎月の自己負担限度額が決まり、それを超える負担はありません。
生活保護の方は自己負担額が0円、年間所得が80万円までの方は2500円、年収370万円までの方は1万円といったように決められています。また、一般の方とひとつの月の医療費総額が50,000円(2割負担で自己負担が10,000円)を超える月が年間に6回以上ある高額かつ長期療養の方では負担額が異なります。
ただし、下記のようなものは助成対象にはなりません。

保険診療外の治療や調剤、差額のベッド代、個室料金など

介護保険でのホームヘルパーの費用など

医療機関や医療施設までの交通費や移送費

はり・きゅう・あんま・マッサージの費用など

制度の詳細については、お住まいの自治体にお問い合わせください。

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