お金の貯まる「体質改善」への近道!ネット家計簿なら、見える!わかる!実行できる!

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このレシピを実行して

4,200貯まる!
<材料>

・インターネット

・スマホ

・アプリ

・ネット家計簿

<How to>

1まずは使ったお金を把握する

2ネット家計簿を利用して、日々の無駄遣いに気づく

※例えば、ネット家計簿で思ったより食費が高くついていることに気づいた場合…
原因は毎日コンビニで買う140円のペットボトル飲料だとわかる
⇒ペットボトル飲料を買うのをやめる
⇒140円×30日=4,200円の節約が実現できる

こんなにも頑張っているのに、どうしてお金がないの?と悩んでいる方、それって本当に節約になっていますか?

自分が使っているお金をきちんと把握していないと、本当に節約できているのかはわからないものです。日々ケチケチしていても、実はもっと他に費用削減すべきところがあるということが、今まさに起きているかもしれません。

節約への道は、使ったお金を把握することにある
節約で最も大切なのは、「使ったお金を正確に把握する」ことです。これには、ほとんど家計簿しかありません。正直家計簿って面倒です。項目の振り分け方もよく分からないですし、続かないのも無理ありません。でも、もし記録や計算を自動でしてくれて、確かめるという行為だけをしろというのなら、できる気がしませんか?それまでの支出額や残高を確かめて、その後の支出を調整していくくらいなら、続けられそうではありませんか?

節約の道への救世主!「ネット家計簿」って知ってる?
現在多くのネット家計簿アプリが登場しており、サービスも日々進化していっています。代表的なものが、「マネーフォワード」や「マネーツリー」、「かけ~ぼ」や「レシーピ!」です。前者はかなり細かく、徹底的に家計を管理したい人向け。そして後者は、とにかく日々使っているお金事情を把握したい人向けです。

節約の道のスタートラインに立とう!「ネット家計簿」が良いワケ
ネット家計簿がなぜ節約のスタートラインなのかというと、第一は「続けられる」ことにあります。ネット家計簿には、続けられるための工夫(キャラクター設定やポイント制度、ポップアップなど…)が多く仕掛けられています。また、ノートやエクセルでまとめていた家計簿は、その手間から続かなかった人が多いと思いますが、ネット家計簿なら自動でやってくれます。続けなければ、まとまった支出は見えてきません。普段何に多くお金を使っているのかも、正確に把握できません。第二に、「グラフや表などでわかりやすく可視化される」ということです。自作の家計簿では、支出項目の円グラフ化や表にまとめるなどしないですよね。それが、ネット家計簿なら瞬時に表示されます。「お弁当を持参しているのに食費が高いのは、毎日コンビニで買う飲み物が原因だった。」、「毎月のクレジットカードの引き落とし額が結構多い。」など、気づきを得やすい点が節約に向いています。毎日買っていた140円のペットボトル飲料をやめるだけでも、140×30=4,200円も節約できちゃうのですから、気づきってかなり大事なんです。

簡単に支出が管理できるネット家計簿を利用して、まずは普段何にどれだけお金を使っているのか把握しましょう。そして、「これってもしかして削減できるのでは…?」と気がついたら、直ちに改善・実行が、節約の道を進むコツなのです。それがいつかしか、お金の貯まる「体質改善」へとつながります。

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執筆者

みなみめぐみ (みなみ めぐみ)

大手雑誌社勤務後、フリーに転身。 旅行の国家資格を持つ。美容、トレンドから旅行、観光関係まで幅広くカバー。

みなみめぐみ

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ポイントはどこへ消えた?web家計簿でポイントを守ろう!

クレジットカードやweb予約サイト、毎日のお買い物などでコツコツ貯めているポイント。そのポイント、しっかり有効活用できていますか?

貯めることに必死になりすぎて、使うことを考えていないという人、意外に多いのでは?使うことをしっかり考えておかないと、もしかしたら、ある日突然ポイントが消えてなくなってしまうという恐ろしいことが起こるかも…。

ポイントの有効期限、把握できていますか?
コツコツ貯め続けているポイント。あれ?使ってないのに減ってる?といった摩訶不思議な経験をしたこと、ありませんか?それはおそらく、「ポイントの有効期限切れ」が原因。無期限有効のポイントももちろんありますが、有限のポイントもあるのです。例えば、1,000ポイントプレゼント!といわれて「やったー!貯めておこう。」とずっと使わずにとっておくと、いつの間にかその1,000ポイントが消えてしまっている…有効期限が切れてしまったためです。せっかく1,000ポイント使えたのに、もったいないなどの理由でそのままにしてしまい、結局使えなくなるとは、1,000円無駄にしたようなもの。有効期限はきっちり把握しておかないと損なのです。

でも、ポイントってたくさん種類があるから覚えられない!
そう、貯めているポイントは1種類だけではありませんよね。有名どころでも、楽天やTポイント、ポンタにマルイ、ぐるなびなんかもありますね。それぞれがバラバラ動いているので、ポイントが付与されても何がなんだかわかりません。キャンペーンでなくとも、通常貯めているポイントで失効するものもあるので気が抜けません。これらを自力で管理して有効的に使っていくのは至難の業。というよりも、ほぼ不可能でしょう。いちいちメモしていくのも大変です。

救世主!web家計簿がすべて管理してくれる
そこでおすすめしたいのが、web家計簿。今や、マネーフォワードやZaim、Moneytreeなど、サービスの種類は豊富。自分に合ったサービスをまずは見つけましょう。これらweb家計簿は、なんとポイントの残高や有効期限の管理を一括して行ってくれるんです。各ポイントのアカウント情報や、カード番号から連携してくれるので、正確なポイント数や期限の把握が可能になります。いちいち有効期限を入力して管理するのではなく、家計簿自体が情報を取ってきてくれるわけです。この家計簿の多くが、口座やクレジットカードなどとも連携できるので、収支算出はもちろん、レシートを撮影するだけで項目分けの家計簿を自動的に作成してくれるといったとっても便利な機能もついています。これだけ機能が揃えば、ポイントが失効してしまって損をするなんてことは防げるはず!さらにお得な生活が待っています。

まずは3か月!家計を見直して貯蓄上手に!

家計相談やセミナーをしていると、「特に贅沢をしているわけではないけれど預金がほとんどない」「どうすればお金が貯められるのか教えてほしい」という声をよく耳にします。みなさんは、順調にお金が貯められていますか?

お金が貯められない・・という人には、いくつか共通する点があるようです。
・家計を把握できていない(家計簿をつけていない)
・給料をもらったら使いたいだけ使い、余ったら貯蓄する
・ATM手数料などちょっとした手数料には無頓着

毎日仕事や家事、育児に追われ、家計を把握する余裕がないという人も多いでしょう。でも、何もしないままだといつまでたっても貯蓄上手にはなれません。まずは家計簿をつけてみましょう。・・・・こうお話すると、みなさんすごく暗い顔をされるんですよね。はい、ずっとつけましょうとは言いません、まずは3か月頑張ってつけてみましょう。家計簿は記録を付けること自体が目的ではありません。大切なのは、家計の大まかな傾向をつかむこと。食費、日用品費、光熱費、通信費、被服費、レジャー費、交際費、教育費、おこづかい・・・など、何にいくら使っているのかを把握しましょう。お金の動きが見えるようになると、無駄に使っている部分がはっきりしてきます。無駄をなくせば、貯蓄に回す余裕が出てきますし、気づかずに払っていた手数料や気軽に自販機で買っていた飲み物代なども、もったいない…と思えるようになるでしょう。

家計に余裕ができたら、貯まる仕組みを作ります。確実にお金を貯めるためのポイントは「先取り貯蓄」です。会社員で財形制度が利用できる人は「財形貯蓄」を、制度がない人やフリーランスなどの人は銀行の「自動積立定期預金」を利用しましょう。

ある程度お金が貯まったら、「使うお金」「貯めるお金」「増やすお金」に分けます。「使うお金」は生活費や病気、災害などいざというときのためのお金で、いつでも引き出せる普通預金に。生活費の3か月〜半年分が目安です。「貯めるお金」は結婚、住宅資金、教育費といった近く使うことが決まっているお金です。こちらは口座を分けたり、定期預金にしたりしておくと、つい使ってしまうということが避けられます。「増やすお金」は老後資金など当分使う予定がなく、ある程度増やしたいお金。余裕があれば投資にチャレンジしてみるのもいいでしょう。

お金を貯めるためには、「収入-生活費=貯蓄」ではなく、「収入-貯蓄=生活費」。先取り貯蓄で、確実に貯蓄できるようにすることが大切ですね。

家計再生プロジェクト〜第1回「家計の問題点を洗い出す!」

【お困りポイント】
現在貯蓄ゼロ、万が一のことが起こった場合かなり不安。月20,000円位は貯蓄にまわしたい。

【アドバイス】
春川さん(仮称)の家計のデータを見ると、毎月の収支は赤字にはなってはいないものの貯蓄もないため、今後不測の事態が起こった場合、困ってしまうことになるかもしれません。ご本人も月20,000円位は貯蓄にまわしたい、まずは100万円貯めたいとおしゃっています。

家計を改善するための基本は、収入を増やすか支出を減らすこと。春川さんの場合は、ボーナスはないため、不足分をボーナスで補うことが難しい状況です。お子さんがまだ小さいこともあり、奥さまは今のところこれ以上仕事を増やすのは難しいとのことなので、支出の見直しが必要になります。

まずは、春川家の家計の問題点を洗い出してみましょう。
●食費、水道光熱費
食費は毎月40,000円の支出となっていますが、こちらはうまくやりくりされていると思います。お子さんが男の子なので、この先もう少しかかるようになるかもしれませんね。また、水道光熱費は問題ないです。2016年4月から始まる電力自由化で、契約先次第ではもう少し減らすことができるかも。

●レジャー費、その他
お子さんが小さいので、家族で遊びに行ったりすることはとても大切なことだと思います。ただお聞きしたところ、「レジャー費」だけでなく「その他」で計上されている20,000円も、子どもと遊びに行ったり、おもちゃを買ったりするため奥さんに任せているお金とのことです。つまり、家族の娯楽費として毎月50,000円支出していることになるので、もう少し減らすことができるかもしれませんね。

●妻のこづかい、夫のこづかい
妻のこづかいが毎月20,000円、夫のこづかいが毎月50,000円とのこと。それぞれが自由に使えるお金は多いほどうれしいものですが、貯蓄を増やしたいなら、一部を貯蓄にまわすことも考えてみましょう。

●育英会奨学金返済
毎月15,000円を奨学金の返済に充てていますが、返済が終わるのは3年後ことなので、そのあとはそのまま貯蓄にまわすようにしてくださいね。

●保険料
夫、妻とも全労済の医療保険に加入されています。病気、不慮の事故、交通事故で入院した場合に入院費用が日額で出るタイプで、死亡、高度障害の場合の保障額は、夫は2,400万円、妻1,200万円。また月額15,000円の保険料は学資保険で、15歳満期100万円、18歳満期100万円となっています。(春川さんは学資保険をこのまま続けていくかどうか悩んでいるとのこと。この点については、次回改めて取り上げることにします。)

以上春川さんのお話をもとに家計の問題点などを見てきました。次回は家計改善のため、もう少し具体的なことについてアドバイスしていきたいと思います。

※掲載されている画像(家族写真)はイメージです。

家計を直撃する4月1日値上げラッシュ!庶民生活はどうなる?

4月1日。新年度が始まりました。

東京では桜が満開になり、気分はウキウキ春爛漫ですが、家計は決して穏やかではないです。というのも。今日から値上げする商品やサービスがたくさんあります。まさに春の値上げラッシュ。1月のマイナス金利で心理的なダメージを受けていたのに、春の訪れとともに、値上げのオンパレードは、実際の家計をモロに直撃します。
どんなものが値上げするのでしょうか?食品を中心に見てましょう。

塩、砂糖、納豆、アイスクリーム、ウイスキー続々値上げ
「食卓塩」が24年ぶりに3割値上げされるのをはじめ、三井製糖の「砂糖」も2年ぶりに2%の値上げ。他にも、朝食のお供のくめの「納豆」168円→185円や、クノールコーンクリームスープ450円→490円、料理には欠かせないカゴメの「トマトソース」シリーズが4~9%アップ、ボンカレーでおなじみの大塚食品のレトルト食品シリーズが7~14%値上げされました。お花見でお酒は欠かせませんが、サントリーは、ハイボール人気で需要が一気に伸びた「角瓶」をはじめ、「オールド」「ローヤル」「リザーブ」「響」などウイスキー9ブランド33種類を値上げします。32年ぶりの値上げになる角瓶700mlは1414円→1590円になり、値上げ幅はじつに12.4%になります。

食品値上げは昨年からジワジワと始まっていた!
ところが冷静に考えると、値上げラッシュは昨年より始まっていました。2014年に消費税が8%に上がり、定価据え置きで容量を減らして、実質値上げの措置で対応していたメーカーが、昨年春ごろからジワジワと値上げに転じていました。サントリーは2015年4月に「山崎」「白州」など6ブランド33種を値上げ、11月にも輸入品の一部をすでに値上げしています。2015年7月に「味の素」が7年ぶりに12%値上げ、ロッテや明治もチョコレートを8~10%値上げし、菓子やパン業界を筆頭に食品値上げは拡大していました。その波が、さらに拡大しているのが、この春の値上げラッシュなのです。
「物価が高くなり、家計が苦しい」というのは、家計を預かる主婦の間では、昨年よりずっと言われて続けています。実際、政府調査でも、2015年の「家計が苦しい」という人が62%で過去最高になりました。

家計の格差が広がる
新春特集に登場した、経済ジャーナリストの荻原博子さんの「2016年、庶民生活はどうなる?」予想によると、「2015年続き、今年は家計の貧富の格差が広がり」、前半は選挙がらみで「アメ」政策の嵐です。たしかに、マイナス金利も住宅ローンの借り換えや超低金利によって、お金を借りやすくなったのは事実です。さらに消費税値上げのさらなる延期のウルトラCというのも、ここにきてにわかに現実味を帯びてきました。荻原さんの予想的中です。選挙後の後半は、一転して配偶者控除の廃止や酒税、タバコ税など一気に増税メニューの「ムチ」がこれでもか!とビュンビュン飛んでくることになると予想しています。

家計のダウンサイジングを!
では、値上げラッシュで、わたしたち庶民の家計はどうなるのでしょうか?
苦しいと嘆いていても始まりません。新年度のこの機会に家計を見直して、全体にダウンサイジングすることをオススメします。夫と妻が協力して、家計全体の無駄がないかを見える化して把握することです。家計はいわば、国家の「財政」と同じ。予算を組んで家計(お金)を無駄使いしないように、チェックするのです。

具体的には、「電力自由化」に注目です。電力メニューの検討と同時に、消費電力を見える化して、使い方の無駄を省くことで、節電とコストダウンが同時にできるはずです。また、原油が大幅に値下がりして、ガソリンやサーチャージは値下げされてます。それらも上手に利用すれば、ガソリン代などはかなりコストダウンできます。

値上げラッシュに負けずに、家計を見直しでダウンサイジングをはかり、貯蓄に回すことができれば、明るい将来も見えてくるはずです。

※上記商品価格:マネーゴーランド編集部調べ

主婦の89.3%が「家計への影響大」と回答。商品の値上がり、どう思う?

国際的な需要増加に伴う原料価格の高騰に加え、急激な円安を背景に、2015年以降食品や日用品など身近な商品で幅広い品目が値上がり中。

そんな中、凸版印刷株式会社が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、全国の既婚女性824名を対象に、2015年の商品値上げに関する意識調査を実施。

調査の結果、約93.3%の主婦が値上がりを感じており、そのうちの89.3%が家計への影響が大きいと回答。バターや牛乳などの乳製品やトイレットペーパーなどの日常的によく使用する商品ほど特に値上げの影響が大きいことがわかった。

対応策として、外食を減らすことや食料品の切りつめなどに食費を節約するとの回答が半数を超え、主な食費の節約方法を聞いたところ全ての年代で最も多かったのが「ポイントカードの活用」だった。

また、年代別では、20代は節約レシピの実践、30代ではまとめ買い、40-50代ではチラシ・電子チラシを見て特売品を購入するといった工夫が見られた。

食品や日用品の値上げに関しての意見は、約4人に1人は「仕方がない」と現状を受け入れる回答をする中、「給料が上がらない中で物価ばかり上がって困る」や「これ以上の値上げはやめてほしい」との回答も多数上がった。中には、食費節約のために品物の質やおかずを減らしたことで夫婦間や親子間で争いごとの原因となっている家庭もあるという。

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≪主な調査結果トピックス≫
▼ 食料品や日用品の値上げによる家計への影響大と回答した主婦は89.3%
・2015年1月以降の値上げを実感93.3%。そのうち89.3%が家計への影響大と回答!
・特に値上げの影響が大きいと感じる商品は日常的に使用する乳製品、トイレットペーパー

▼ 商品の値上げ対策は外食・食料品切りつめによる食費の節約が大多数
・約半数以上が値上げへの対応策1位「外食を抑える」、2位「食費の節約」と回答
・値上げ時代の節約術!ポイントカードにクーポン、まとめ買い、チラシ・電子チラシで特売品の購入

▼ 商品値上げに関して約4人に1人が「仕方がない」と回答するも給料の変化がないことに不満
・商品の値上がり自体は約4人に1人が「仕方がない」と回答
 一方で給料が上がらないのに、物価のみ上昇して不安や不満を感じるとの回答多数
・食費節約による夫婦間や親子間の争いごとも!
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【調査概要】
調査エリア:全国
調査対象者:20歳から59歳までの既婚女性
サンプル数:824
調査期間:2015年6月26日から6月28日まで
調査方法:インターネットリサーチ

「凸版印刷株式会社 「Shufoo!」 調べ」

2016年 庶民生活はどうなる? ~家計大予想~

2016年の家計を全般的に見ると、2015年に引き続いて家計の貧富の格差が開きそうです。

前半は選挙睨みで明るい”アメ”ムード。後半は反動でツライ”ムチ”の嵐!?

一握りの人にとっては収入が増えるうれしい年になるでしょうが、大部分の人にとっては、今年に引き続き、「なんとなく苦しい」という状況が続くことでしょう。一握りの人とは、株や不動産などの資産をたくさん持っている人や大企業にお勤めの方なとどです。
それでも、年の前半は多少なりとも明るいムードがただよいそうです。というのも、7月の参院選挙があるので、財布に辛い増税などの話は引っ込み、景気の良さそうなバラまきの話などが先行する可能性があるからです。特に、衆参同時選挙ということになったら、自民党が勝つためには、なり振りかまわず消費税増税のさらなる先送りなどというウルトラCが出てくるかもしれません。
ただ、税も社会保障も、選挙に勝つために痛みを先送りするので、その反動は、選挙後に何倍にもなって出てくる可能性があります。選挙で勝つために後回しにした配偶者控除の廃止や酒税、タバコ税などの増税メニューが、年の後半にはいっきに出てくるでしょう。また、社会保障についても、医療費負担を軽減するための高額療養費制度の限度額を上げるなど、財布に痛い政策が次々と打ち出されてくる可能性があります。
つまり、来年前半は、選挙のための“アメ”のオンパレードですが、後半は選挙に大勝したことをいいことに、“ムチ”がビュンビュン飛んでくるということになりそうです。
それでも、給料が増えればいいのですが、全般的には手取り給与の増加はあまり見込めなさそうです。

給料はなかなか上がりそうにない。

給料は、人手不足になっている業種では多少上がることも予想されますが、そうでないところは横ばいかもしくは下がる可能性もあります。給料は横ばいでも、税金や社会保険料負担が増えていますから、手取りは減るかもしれません。
給料が上がらない最も大きな要因は、消費の低迷です。2014年の消費税の引き上げ以降、消費は低迷し続けています。日銀は、2年でデフレを脱却すると宣言しましたがうまくいかずに、3年に伸ばしました。けれど、それでもデフレ脱却は難しいかもしれません。モノが売れないから、企業も人を雇ったり給料を上げたりできない。給料が上がらないから、消費が増えない。こうした、悪循環に対して、政府は有効な手を打てないままでしょう。

国内の消費の停滞に加えて、海外でのテロや中国の景気減速など、先の読めない不確定要素が増えています。そのため、企業は、積極的に投資などに打って出るというよりも、守りに入って様子を見るという状況になっています。
実際に、12月に発表された日銀短観でも、現状の景気は横ばいですが、3ヶ月先の景気については、ほとんどの企業が悪化すると予測しています。
3ヶ月先と言えば春闘の時期ですから、景気が悪化すると予想している企業が春闘で給料を大幅アップするとは考えにくいでしょう。
しかも、中小、零細企業にとっては、さらに深刻な問題が加わります。1月からスタートするマイナンバー制度に対応するために、それなりの人やお金をさかなくてはならないことです。
マイナンバー制度のスタートで、今まで使っていた源泉徴収票などかなりの帳票類が使えなくなるので刷新しなくてはならず、その経費がかかります。また、マイナンバーにはセキュリティー保護が義務づけられるので、管理者ポストを新設置したりシステムを外部委託するなどで経費がかかることが予想されます。これは、企業にとっては何か生み出すための投資でも将来につながるものでもなく、負担だけを負うということになりますから、そのぶん、給料の値上がりも見込めないということです。
ちなみに、この冬の大企業の冬のボーナスは、平均で3%ほど上がりました。けれど、そもそも夏と冬のボーナスは、多くの企業が今年の春の労使交渉で決めています。2015年の春先までは、まだ、景気の先行きは明るかったので、この冬のボーナスも比較的良かったのですが、2016年になると、大企業でもそんなに給料の大盤振る舞いはできなくなるので、夏、冬とも、ボーナスもそれほど期待できないかもしれません。

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