自営業者は必見!「小規模企業共済」の節税効果

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<材料>

・「小規模企業共済」

<Point>

1小規模企業共済制度について

2加入できる対象者は?

3無理のない金額で積み立てができる

4今年の4月より制度改正され有利に!

個人事業主や小規模な法人の役員にお勧めしたいのが、「小規模企業共済」です。

個人事業を廃業したり、会社の役員を退任した場合などに、それまで積み立てた掛金に応じた共済金が支払われます。つまり「退職金」代わりになるのです。

加入できるのは、従業員が20人(商業とサービス業(宿泊業、娯楽業を除く)では5人)以下の個人事業主やその経営に携わる共同経営者、会社の役員と限られていますが、「経営者にも退職金を!」というコンセプトで、独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営している制度です。

積み立てる掛金は、自分のお財布から出しますが、最も大きなメリットは、掛金が全額「小規模企業共済等掛金控除」として所得から控除されることです。掛金月額は、1,000円から7万円までの範囲(500円刻み)で自由に選ぶことができるので、無理のない掛金で積み立てることができます。創業期でお金がない時期でも毎月一定額の積立を続けやすくなっています。どれくらいの節税効果があるか、図表をご覧ください。

さらに昨年法改正され、今年の4月からは以下のように加入者に有利になりました。
1)掛金が減額しやすくなった・・・掛金の減額は、「事業経営の著しい悪化」などの条件が問われましたが、加入者の都合に合わせて減額できるようになりました。

2)これまでよりも多くの共済金が受け取れるように・・・・将来受け取れる共済金の額は、解約する理由(共済事由)により計算されますが、共済事由が見直され、配偶者や子供に「事業を全部譲渡した場合」や会社の役員を「65歳以上で退任する場合」で多くの共済金が受け取れるようになりました。

共済金は、掛金納付月数に応じて掛金合計額の最大120%相当額が受け取れます。ただし、納付月数が、240ヶ月未満の場合は、掛金合計額を下回るので注意が必要です。

なお、独立行政法人中小企業基盤整備機構の加入シミュレーションでは、将来受け取れる共済金と節税効果を試算できます。

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執筆者

長谷川まゆみ 社会保険労務士/ ファイナンシャル・プランナー

大阪市立大学卒業。OL生活に満足できず、海外留学を体験後、ツアーコンダクターに転職。 旅行を通じて、様々な人々と触れ合う機会をもつ。 出産を機に、資格取得に目覚め、99年社会保険労務士とファイナンシャル・プランナーの資格を取得、翌2000年に独立。現在は、中小企業の人事・労務相談に携わるとともにライフプランニングや運用に関するセミナー講師を務める。

長谷川まゆみ

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個人事業主の退職金「小規模企業共済」で節税と資金繰り対策

「老後破産」などという言葉が取り沙汰されるように、国の公的年金ばかりに頼っていられない時代になってきました。老後資金の助けになるのは退職金ですが、フリーランス(個人事業主)の方は退職金がありませんので、自分でなんとかしなければなりません。

そこでお勧めなのが、月々1,000円から始められる「小規模企業共済」。簡単に言えば退職金の積立制度なのですが、ただの積立ではありません。掛金の全額を「小規模企業共済等掛金控除」として所得から差し引くことができるので、節税になるのです。掛金は1,000円から7万円まで500円刻みで設定可能。事業の種類により加入できる条件は異なりますが、利用できるのは、おおむね従業員数が20人以下の小規模な企業の役員や個人事業主です。
受取方法も、一括・分割・一括と分割の併用から選ぶことができます。

「確かに老後も心配だけど、まずは事業を安定させないと・・・」というのが本音でしょう。ですが、「小規模企業共済」は、貯めるだけではありません。納付した掛金の範囲内に限られますが、病気や災害による入院で経営に影響が出た場合や、資金繰りが厳しくなった時に担保や保証人なしで貸付もしてくれるのです。退職金準備の制度としては個人型確定拠出年金もありますが、「小規模企業共済」はこの貸付制度があるのがメリットといえます。ちなみに2015年7月7日現在の一般貸付の利率は1.5%となっています。

但し、注意点があります。「小規模企業共済」は、20年以内に解約してしまうと、戻ってくる共済金が少なくなってしまいます。将来、共済金を受け取りたい年齢から逆算して、少額からでも早めに積立を開始した方が良いでしょう。掛金の支払いが苦しくなったら掛金を減額することもできます。逆に、事業が好調なときは掛金を多くして節税対策に利用するということも可能です。

では、一体どのくらい節税になるのでしょうか?一例として、毎月5万円の掛金で20年間加入した場合の節税効果を試算してみます。1年間の掛金の合計額は60万円ですが、所得税と住民税を合わせた節税効果は年間182,500円と、かなりの金額になります(前提条件として、課税所得金額を500万円で試算しています)。また、将来受け取る共済金は、掛金の約1.6倍になるという試算結果でした。これらは、運営元の独立行政法人中小企業基盤整備機構のホームページから試算できます。節税対策にも、将来の退職金としても活用するメリットは大きいですね。

フリーランス必見!健康診断・人間ドックを無料・格安で受診する方法

いきなり個人的な話で恐縮ですが、昨年まで会社に所属していたので、今ぐらいの時期にいつも健康診断を受けていました。

「今年はどうしようかな〜」とぼんやりしていたら、年末あたりから胃腸の調子がおかしくなり、血便が出たり下血があったりしたので、渋々お医者さんに診てもらうことに。

薬では痛みが治まらなかったので、血液検査、心電図、CTスキャン、レントゲンなど一通り検査してもらい、念のため人生初の胃カメラと大腸カメラを経験したところ、結果「特に問題なし!」という、うれしいような釈然としないような、非常に複雑な心境のまっただ中におります。

写真は大腸カメラ検査のために飲んだ経口腸管洗浄剤です。疲れた…

●何かあってからでは遅い!定期的な検診を
日頃の体調管理を怠らないよう、大病を未然に防ぐという意味でも、とくに35歳を超えた成人は必ず定期的な健康診断を受けるべきです。フリーランスの場合は健康診断が会社管理ではないので、私のように「不調があったから」というパターンで受けられる人が多いかもしれません。しかし何かあってからでは遅いので、早めの検査をおすすめします。

年1回、少なくとも隔年1回、カレンダーやリマインダーに登録して、同じ季節の恒例行事にしてしまえば受診忘れも防げますね!

●ガン検診が無料で受けられる場合も
年齢等、さまざまな条件や制限はありますが、各市区町村によっては無料で診断を受けられる場合もあります。「(市区町村名) 健康診断 無料」などで検索して、あなたの町で無料で受けられるサービスを探してみましょう。

ちなみに私の住んでいる市では、事前予約をすればレントゲンもしくは内視鏡による胃がん検診が無料で受けられるようです。今回は急用だったので自腹で受けましたけどね!そういう意味でも、早めの検査が重要なのです。。。

●混雑を避けるには1月~4月の冬期受診がおすすめ
病院での診察で何が一番辛いかといえば、待ち時間が非常に長いところでしょう。今回の私のケースは急だったので、診察、検査、待ち時間等トータルで丸4日も病院内で過ごすはめになりました。

何かがおこってからではなく、事前に予約をしてオフピークの受診を狙えば、待ち時間もぐっと減らすことができますし、希望の日程も組みやすく、急な変更にも対応してもらいやすくなります。オフピークを選択できるのはフリーランスならではの特権ですね!

混雑しない時期は1月~4月の寒い季節。とはいえ冬場は運動不足に陥りやすく、基礎体力も低下し、忘年・新年・歓送迎会などの飲み会も多いので血糖値やコレステロール値も通常値より悪く出る傾向があります。またインフルエンザのシーズンとも重なるので院内感染も心配ですよね。

そういった心配がある人は真夏(8月中)の検診もおすすめです。ただし体力が低下しているときの方が戒め効果はより高くなりますし、やはり冬のうちに健康診断をするのが一番ではないでしょうか。ではでは、お大事に~♪

定年のないフリーランスのための、3つの老後資金づくり

ネットを活用したクラウドワークが注目される中、フリーランス(個人事業主)として活動する方も多くなってきています。このフリーランスの方や第1次産業従事者の人は、自営業者(国民年金第一号被保険者)となります。

この自営業者は毎年確定申告する義務はありますが、会社員のように定年はありません。ですから、退職金が支払われるとともに会社を引退しなければならない、といったことはありません。超高齢社会では、第一次産業に従事している人のように、定年に関係なく、いつまでも続けられる仕事をもっているほうが元気でいられるかもしれません。

極端な話、元気であれば死ぬまで働くこともできますが、子どもに後を任せるとか、病気やけがなどで商売ができなくなったりする可能性もあるため、実質的にはどこかで一線をひかなくてはなりません。現役を退くと、必然的に収入は減ってしまいます。

そうなると年金や貯蓄が頼りの生活になりますが、自営業者が加入する国民年金だけではとても生活できるだけの収入となりません。65歳からもらえる国民年金の額は、20歳から60歳まで40年間きちんと保険料を納め続けた場合でも、年額約78万円、夫婦2人でも年150万円程度です。

掛け金が選べる「確定拠出年金個人型」
そこで、自営業者が有利に老後資金を積み立てできる方法を3つご紹介します。
まずは、「確定拠出年金の個人型」と呼ばれる制度です。国民年金の保険料を満額納めている人が対象です。掛け金は月額5,000円以上68,000円から選択でき、金融機関が提供する金融商品(預金・保険・投資信託)から、自分で好きなものを選んで運用します。運用で得られた収益は非課税となるため有利に運用できます。注意点は、原則60歳前に中途引き出しができないことです。

老齢年金に上乗せする「国民年金基金」
2つ目は、同じく国民年金の保険料を満額納めている人が、老齢基礎年金に上乗せして受け取れる「国民年金基金」があります。47都道府県に設立された「地域型基金」と25の職種別に設立された「職能型基金」がありますが、どちらか一つに加入します。掛け金は、性別、年齢、加入口数により異なりますが、上限は先ほど紹介した「確定拠出年金の個人型」と同じ月額68,000円です。(両方に加入する場合は、掛け金を合算して月額68,000円の上限までに抑える必要があります。)注意点は、加入後は任意で脱退できないこと、受け取りは、一時金の受け取りはなく、年金での受け取りとなることです。

自営業者の退職金制度「小規模企業共済」
3つ目が「小規模企業共済」という制度で、自営業者のための退職金制度と呼ばれています。掛け金は、1,000円以上70,000円から選択できます。確定拠出年金の個人型と国民年金基金とは別枠で加入できます。65歳以降あるいは事業を廃業、譲渡した場合に受け取ります。中途で任意に解約もできますが、払い込んだ掛け金額を大幅に割り込むので、注意が必要です。

以上の3つの制度において共通した有利な点は、所得から掛け金を全額引いてもらえることです。たとえば、毎月確定拠出年金68,000円と小規模企業共済70,000円を1年間積み立てた場合、年間にして、1,656,000円を所得から差し引いてもらえます。確定拠出年金は、運用で得た利益も非課税になります。国民年金基金や小規模企業共済は、確定拠出年金と違い自分で運用しません。運用が苦手という人でもかなりの節税効果が期待できます。

確定申告はありますが、自分の好きな仕事を一生続けて、元気に暮らすということは、超高齢社会の日本では、とても幸福な生き方ともいえます。若者たちの農業や漁業への回帰が言われている昨今、自分らしい働き方とは何かを問いかけてみてはいかがでしょう?

フリーランス(個人事業主)は事業専用の銀行口座とクレジットカードで事務作業の手間を省こう

フリーランス(個人事業主)として活動する場合、本業はもちろん、事務的な作業なども自分で行わなければなりません。

その中でもお金の管理は大切ですね。個人で利用してきた銀行口座やクレカをそのまま事業でも利用していると、生活費と事業の費用が混在して経理事務が煩雑になります。また、「事業が儲かっているかどうか」がわかりにくい状態になってしまいます。独立したら、事業専用の銀行口座を作成するのがおススメです。

「法人ならともかく、個人事業には必要ない」と思われるかもしれませんが、事業専用の銀行口座を作成しておくと事業のお金の流れを把握することが容易になりますので、経営戦略も立てやすくなるはずです。

ほとんどの銀行では、「屋号+個人名」という形で事業専用口座を作成することが出来るようですが、銀行によって作成できなかったり法人扱いになり別途費用が発生したりする場合もありますので注意しましょう。屋号を含んだ事業専用口座を作成するには開業届などの書類を提出しなければなりません。

一般的に、振込件数が多い場合は都銀や地銀などのATMを利用するより、ネット銀行を利用した振込のほうが費用は安く済みます。ただし、ネット銀行はWeb明細が基本ですので取引明細書を発行すると料金がかかるところもあります。なるべく費用を抑えるのが基本ですが、事業の特性や振込の利用頻度などを考えて使いやすい銀行を選ぶと良いでしょう。

銀行口座と同様に、クレカも個人用と事業用を分けると経費の管理が容易になります。また、銀行やクレカ情報を自動収集して記帳してくれるクラウド型の会計ソフトを利用している場合は、事業に関することだけ記帳されますので手間が省けるというメリットもあります。

当然ながら、クレカを作る場合は年収や勤務状況などの審査があります。会社を辞めたばかりで収入が無い・・・という場合、審査に通るのは難しいので、退職前に作成しておきましょう。または、たいていは複数のクレカを持っているのが普通ですから、手持ちのクレカを使い分けるというのでも良いでしょう。やることは事業用のクレカの引き落とし口座を事業専用の口座に変更するだけです。

独立したら、事業専用の銀行口座とクレカでお金の流れを把握しやすくして事務負担を少なくし、事業の効率アップに役立てましょう。

ショーンK氏に学ぶフリーランスと経歴詐称の関係性

フリー稼業ゆえに昼間からラジオばかり聴いているヘビーリスナーなのですが、主にAM954(TBSラジオ)にチューニングを合わせっぱなしで、残念ながらFM局の人気DJで国際的コンサルタントのショーンKさんのことは存じあげていませんでした。

でも「インテル入ってる」の人なんですねー。びっくりです。

今回話題になっているのは経歴の詐称具合が華麗すぎるだろう!という点。
順調にステップアップされていた様を見ると、なるほどこういうふうにコレ(大和証券関係のお仕事)を足がかりにしてコレ(その他大企業のコンサルや講演会など)を得たのだなあ、と感心すること仕切りでした。

また、この機会に言ったれ!ということなのか、さまざまな方面の各著名人が「実は僕も経歴詐称してるんですよね~(笑)」と暴露されていて、なんだかほほえましい流れになっていますね。

さて、フリーランスというのは経歴詐称の誘惑にかられがちな稼業です。
「自分を大きく見せるため」というより、自分を信頼していない相手を簡単に説き伏せるのに“諸刃の剣”であり“禁じ手”ではあるのですが、大なり小なりの「詐称」をした方が手っ取り早いからです。

ここで一旦、私がこちらのサイトで掲載させていただいている経歴をまとめますのでご確認いただいてもよろしいでしょうか。

「うどんが好き。登山が好き。温泉ソムリエになりました」

どうでしょう、この嘘偽りの無さと内容の無さ。詐称が入り込む余地もありません。
「細かい経歴を載せても仕事は増えないよなあ…」という消極的判断で経歴に言及せずに現在に至っておりますが、周囲のフリーランス仲間にはよく言われます。

「悪質な詐称はまずいけど、多少の誇張はいいんじゃない?」と。大きく吹いてしまうと、実力以上の手に余るような案件が舞い込んでアタフタして押しつぶされてしまいます。
ですが身の丈にあった誇張(矛盾している…)はしてもいいんじゃないか、と。

ショーンK氏の場合は手に余る案件を依頼されても、驚きの付け焼き刃技術の高さで今までなんとか乗り切ってきたことは後半の本当の経歴で実証済み。贋作とはいえ器のデカイ男だったのでしょう。

ここまでバレずにうまくやってきたのだから、経歴は嘘でも技術は本物なんですし、社会的な制裁はもう無しでいいんじゃないですかね。

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