【編集部体験レポート】 驚愕の事実に愕然!元本を2倍にするのに72,000年!?

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こんにちは。マネーゴーランド編集部のGONです。

突然ですが、みなさん資産管理していますか?私は、マネーメディアに携わりかつ編集部一の年長者?でありながら、まったくしていません。お金は銀行預金だけです。なので、先日のNHK報道特集『老後破産』なんかを見ると自分のことか!と思わず背筋が寒くなってしまうのですが、とはいえ何から始めればいいのかがわからず。そう、大方の初心者はその入り口で躓いてしまうのです。

というわけで、マネーゴーランドに執筆いただいている株式会社Money&You代表でファイナンシャルプランナーの頼藤太希氏が登壇する無料セミナーがあるというので、これはよい機会と出かけてみました。

参加者はすでに利用者?の男性が9割
19時を少し回って会場に到着、すでに司会者が本日の講師を紹介していました。セミナーは2部構成。前半はMoney&Youによる「ライフプランからみた資産構成~マネーフォワードを活用した資産管理術~」と後半がレオス・キャピタルワークスの「投資信託について」で「ひふみ投信」を例に投資信託の説明という内容でした。
来場者は多くがすでに投資信託を運用している人と思しき30~40代の男性で占められていました。
なんだか浮いてる?かなり場違いな感じがしましたが、初心者代表で勉強するぞ!という意気込みで前のめりで聞きました。

前半のプログラムはさらに、
「今世の中で何が起こっているの?最低限必要な老後資金は?」「マネーフォワードを活用した資産管理術」「オリジナルマネープラン実現のコツ」と3部構成。
マネーセミナーはじめてなので、すべてが興味深く、ときには衝撃的な内容に頭をガツンとやられて、これはこのママではヤバイぞ!というのを実感できたのが、いちばんの収穫でした。

自分のことは自分で守る!そのための資産が必要
1部はMoney&You取締役高山一恵氏による「今世の中で何が起こっているの?最低限必要な老後資金は?」の話。私にとってはこれがいちばん身近でリアリティがありました。


写真(c) 株式会社Money&You

・高度成長時代の日本にあった平均的なライフプラン(幸せモデル)が崩壊している
・超高齢社会の日本の長生きリスク=老後(定年後)が長い
・もはや国や企業は生活も守ってくれない、自分のことは自分で守る
・高度成長時代は12人で高齢者1人を支えていたが、2025年には1,8人で1人の超少子高齢社会
・超低金利、20年間で2,000万円貯めるには、毎月83,325円積立必要(3%で60,920円)
・「72の法則」:72÷運用利率(%)=元金を2倍にするのにかかる年数
・0.001%の普通預金では72000年!年利3%の投資信託は24年
・インフレ到来で、お金の実質価値が目減りする
・定年までに貯めたいお金の計算式  
・「お金の知識」と自分だけの「オリジナルマネープラン」の必要性
・資産運用には、稼ぐ、貯める、増やすの3つがポイント

マイナス金利の現代、元本を2倍にするのに72000年もかかる!というがいちばんの衝撃でした。72000年という天文学的数字でもう笑うしかないですね。すぐ始めないと!私には時間がないのでした。それを実感できただけでも大きな収穫です。

「マネーフォワード」は試してみる価値あり!
2部と3部は頼藤氏による「マネーフォワード活用した資産管理術」と「オリジナルマネープラン実現のコツ」のお話。
マネーフォワードのアプリはDLしたのですが、まったく活用していませんでした。というのも、自分の口座情報を一括管理は便利というのは頭では理解できても、なぜそれが可能になるのか?が漠然とした違和感と不安があって、はじめの一歩を踏み出せずにいました。が、このセミナーで頼藤氏の実際にさまざまなアプリを試して到達した結果、「マネーフォワード」がいちばんオススメ!という言葉にはたいへん説得力がありました。何しろプロが言うんだから!


写真(c) 株式会社Money&You

マネーツール(家計簿)の目的は、これまで自分で手作業で付けていた家計簿の入力を自動化することで、今までわからなかった支出の全体像を把握すること。よって、もっとも負荷の大きかった支出の登録が自動化されると、支出傾向が見える化され、簡単に自己分析できること。すると、自然に貯蓄できるように、体質改善できるようになるという。なんということでしょう?これは早々にやらないと!と思った次第です。大手金融機関が出資して、連携している金融機関は2,590社。セキュリティもアプリ側が保持するのはメールアドレスとPWのたった2つだけ。たしかにこのネット社会でセキュリティ云々言い出したら何もできなし、毎日ネットショッピングでカード情報入力してるし、そっちのほうがリスク高くない?と思わず自分で突っ込んでみたり。これは、早々にやってみないと!マネーフォワードデビューを誓ったのでした。実際のやってみた!は後日報告します。

オリジナルマネープランには「投資信託」がオススメ
3部はオリジナルマネープラン実現には、投資信託がよいという話。マネーゴーランドの記事にもたくさんありますが、プロが運用する投資信託は、投資ビギナーにはいろんな意味でオススメのようです。長期でできる、小額からできる、積立できる、分散できる、そして1年に1回は見直してリバランスするというポイントを抑えておけばよいと。なんだか、私でもできそうな気がしてきました。
あくまでも、支出を把握して余剰資金でやることがいちばんたいせつです。

後半は、「ひふみ投信」をメインとした、投資信託のお話でしたので割愛しますが、「ひふみ投信」は編集部のNISAアンケートでオススメファンドとして名前が挙がっていました。確かに実績もある優良ファンドのようです。たった1回セミナーを聞いただけですが、なんだかとても親近感を持ちました。個人的にもっと調べてみたいと思います。

こんな心境の変化があっただけでも、本当に今回のマネーセミナーは有意義でした。
今後も、無料マネーセミナー積極的に参加します。

セミナー概要
日時:4月19日(火) 19~21  
タイトル:「ライフプランからみた資産形成・資産管理」
主催:レオス・キャピタルワークス株式会社 共催:マネーフォワード

株式会社Money&You セミナーレポート

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執筆者

マネーゴーランド 編集部

「お金」にこれまであまり興味のなかったメンバーが自分たちが興味の持つようなネタを日頃から探し、自らが愛せるような記事作りを目指し、試行錯誤の日々。

マネーゴーランド 編集部

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どうなる消費増税?新年度、投資信託をはじめよう!

消費税増税が延期になる可能性がにわかに高くなりました。

2017年4月に消費税10%になることは、2014年年末の衆議院解散時に決定していました。消費税延期を国民に問うという目的で行われただれもが望まない選挙でした。この公約がまた齟齬にされそうな気配が濃厚になってきました。マイナス金利でインフレ傾向では、実質目減りしていく給料では、毎日の庶民生活は苦しくなる一方で、増税は家計には厳しいには違いありません。しかし、ギリシャ以上の財政赤字を抱え、2025年には65歳以上が3割を超えるという、超高齢社会に突入しているのが日本の現実です。日本の将来を考えれば、痛みをともに分かち合うべく、消費増税分はすべて社会保障に充てるという公約を信じて、つらい増税にも臨む所存なわけです。来年の4月が延期されたところで、いつかは上がります。それは一時しのぎの対処療法でしかなく、抜本的な解決にはなりません。なぜなら、財源確保には消費税アップがマストだからです。

そういう混迷する社会で、将来の資産に不安を抱く人が多いのも当然です。成人した大人は年齢に関係なく、自分の生活は自分で守る、というのは自明の理です。お金のことはわからない、と何もしないでいると、生活が立ち行かなくなるのは、目に見えています。まだ間に合います。投資は気づいたときがはじめどきです。

4月になって、フレッシュマンがいっせいに街に溢れてきます。初任給からでも、少しずつでも投資に回す準備しておくといいかもしれません。まずは関心を持つことが大切です。今回は、そういう投資初心者のためのオススメの方法を紹介します。

投資ビギナーがまず圧倒されてしまうのは、専門用語が飛び交う投資の世界と、ハイリスク・ハイリターンのイメージで「投資は難しそう」「なんだか怖い」「私には無理」と始める前にあきらめてしまう場合が多いことです。そんな投資未経験者が取り組みやすいのが投資信託。投資信託とは、どんな金融商品なのでしょうか?

投資信託はギフトセット
投資信託は、特定の株式や債券を直接購入するのではなく、たくさんの株式や債券などの“詰め合わせギフトセット”を購入するイメージ。投資家が出したお金(1万円から投資可能。毎月の積立もできます)を運用のプロがたくさんの株式、債券などに分散投資(例えば、100を超える株式を少しずつ購入)し、その儲けを投資家に戻す仕組みです。

決め手となるのは分散投資です。イギリスの古い諺で「卵を一つのかごに盛ってはいけない」とあり、端的に表しています。これは卵を一つのかごに盛ってしまうと、何かあった時にすべての卵が割れてしまうので、いくつかに分けろ!との教えです。この考え方が投資の世界に取り入れられ、たくさんの株式や債券を組み込む投資信託につながっています。

分散投資でリスクを減らす
株にはいろいろなタイプがあります。例えば小売業や電力など内需関連株(国内需要で業績拡大を狙う業種の株)。これらは円高になると業績アップ・株高につながる傾向があります(円安時はその反対です)。一方、自動車や電機など輸出関連株。これらは円安になると業績アップ・株高につながる傾向があります(円高時はその反対です)。したがって両者を混ぜることにより、為替の動きに左右されにくい投資ができます。投資対象の値動きが異なれば異なるほど分散効果が高まります。

株と債券の関係でも言えます。一般的に債券が値上がりする時は株が値下がりし、株が値上がりする時は債券が値下がりするといった傾向があります。専門用語で「逆相関」にあると言いますが、株と債券でお互いの損失のカバー、つまり欠点を補います。常に成り立つ関係とは限りませんが、押さえておくべき投資の基本です。

投資家のお金を集めてファンドを作り、その作った金融商品を証券会社の投資のプロが運用する。それが、投資信託の仕組みです。プロが運用するので、ビギナーでも始めやすいと言われるゆえんです。一口に投資信託といっても、投資信託には5,000を超える種類があります。種類の多さにびっくりですが、押さえるべきポイントを理解していれば、初心者でも無理なく、取り組めるはずです。

ポイントは、つぎの記事でも紹介しています。
はじめての投資信託。最初に考える3つの「ど」とは?

4月。消費増税まで1年のカウントダウンが始まるかどうかは流動的です。
年度が代わるこのタイミングで、資産づくりの第一歩として、投資信託初めてみるのはいかがでしょうか?

積立方式で投資信託を買う~ドル・コスト平均法とは?

2015年(平成27年)投資信託に関するアンケート調査」(一般社団法人投資信託協会)によると、30歳代以下の投資信託保有者の約3分の1が積立投資プランを利用していました。

これは前記事「若年層は投信積立、シニアは毎月分配型 ~投信協会アンケートより」でもご紹介いたしました。

積立投信のメリットは、無理なく少額投資できる点。購入時の値動きリスクも抑えられます。それが「ドル・コスト平均法」の特徴です。

しかし「ドル・コスト平均法」を知っている人は、回答者全体の約1割程度。投資信託の保有者でも「ドル・コスト平均法」の認知度は2割以下です。

では、リスク軽減効果のある「ドル・コスト平均法」とは、何なのでしょうか?

それは積立投資をする場合に、毎回同じ金額で購入する方法。株式や投資信託のように値動きするものの定期購入は、購入価格が毎回違います。購入金額が決まっているため、買う都度、数量が調整されます。

例えば、投資信託を毎月1万円ずつ買うとします。基準価額(値段のこと)は日々変動します。値動きによって、予算1万円の範囲でどれだけ買えるでしょうか。

図表のように、基準価額が高いとたくさん買えません。安い月に比べれば購入数量が少なくなります。

これを繰り返して積み立てます。購入価額の平均は、どうなると思いますか?

何かの商品を買う際、同じ予算内で高い品物は少しか買えず、安い品物はたくさん買えるのと同じです。高いものを少し、安いものをたくさん買った時の購入価額の平均は、安い方に近くなります。このように、毎月同じ日に決めた金額で投資信託を買う「投信積立」は、購入価額の平均値を引き下げる効果があるのです。

図表下段の「一定数量の積立」は毎月10口ずつの購入で、基準価額の変動によって投資金額が多かったり少なかったりします。

どちらも4回の積立合計金額は4万円です。しかし「ドル・コスト平均法」では、購入価額の平均値が858.3円、「一定数量の積立」では1,000円。これが「ドル・コスト平均法」の強みです。

毎月、同じ日に、同じ金額での投信積立。「少ないお給料から投資するから、積み立てで」だけではないのです。積立投資プランは、値段が変動するリスクを抑えた優れものです。

ただし、魅力が乏しく基準価額が一方的に下がり続けるものには不向き。「ドル・コスト平均法」でどんなに平均購入価額を引き下げても、買い続けているうちにもっと資産価値が減っては元も子もありませんから。

投資信託、難しいとも初心者向けとも言われるけどその理由は??

いよいよ3月も終わりが近づいてきました。この4月から新しいことを始めたい!という方も多いのではないでしょうか?それは資格だったり、趣味だったり、色々なことがあるかと思いますがその中でお金を貯めるというのも1つの新しいことではないでしょうか?

お金の運用=難しいと思われがちですが、何事も経験と勉強、これまで飲み会に使っていたお金を1回分だけでも運用してみたら??1年後はそこまでインパクトがなくても10年後、20年後と考えるとお金という面ではもちろん、知識に関しての貯金が何よりもの財産になるのではないでしょうか?

そんなお金の運用。よく初心者でも手が出しやすいと言われるのは「投資信託」です。ただ一方で「難しい」という声があるのも事実です。難しいのに初心者向けとは一体どういうことなのでしょうか?

初心者向けと言われる理由は、主に2つ。1つは、少額で分散投資できる点です。額面1万円が多く、時価は数千円から2万円台。積立方式なら数千円の金額指定で購入できます。しかもその数千円に、数十~百数十種類の投資対象がパックされています。気軽な金額で多種類に投資できるのです。

もう1つは、運用をプロに任せる仕組みの面。本来、投資先や売買タイミングを判断するのは、投資家自身です。しかし投資信託は、それを投資信託会社(運用会社)にアウトソーシングします。例えばあなたが「アメリカに投資したい」と思ったとします。けれど、具体的に何に投資したら良いかの判断は難しいもの。

「株価が上がりそうな会社は?」「売買のタイミングは?」「アメリカの政策や、世界情勢は?」など、気になる事柄を調べて判断する部分を運用会社(投資信託会社)に任せるのが投資信託です。

「それならトライしてみよう」と、これまで投資をしたことのない人が投資信託の資料に目を通すと……。言葉が難しい。仕組みが複雑。結果が不確定。分からないことだらけです。

よく「理解できないものに投資をしてはいけません」などと言われます。もしそれが正しいのなら、投資信託は、初心者が投資をしてはいけないことになってしまいます。しかし、少額で多種類に投資できるのが投資信託だったはず。まずは実際に身銭を切って投資経験を積んでみましょう。「習うより慣れろ」です。とりあえず毎月5千円ずつでも積み立ててみましょう。

実際に積立をしながら山あり谷ありの投資環境で重ねた経験は、ノウハウ本やセミナーより数倍の学習効果があります。

3年も続ければ、景気の良い時にも悪い時にも遭遇します。為替が円高にもなれば円安にもなることでしょう。株式ブームになったり暴落に見舞われたりもするかもしれません。その都度、基準価額(投資信託の値段)がどのように動いたかを確認したり、値動きの原因を考えてみたりするなど、前向きにつきあっていけば、だんだんと難しさも薄れてきます。専門用語にも慣れてくるでしょう。

少額で分散投資できるのはトライアル資金として有効です。そこが初心者向けと言われるわけですから、投資信託は投資経験を積む道具として、うまく活用しちゃいましょう。

この投資経験が今後の色々な人生で役立つことは目に見えております。楽しくお金に触れるためにもまずは始めてみて、少しづつ知識と経験を積んで行ってみてはいかがでしょうか?

確定拠出年金のメリットを生かすなら、投資信託

確定拠出年金制度が始まって15年。2015年7月末時点で、確定拠出年金の加入者は約556万人(企業型、個人型の合計)に達し、企業型の導入は2万社を超えました。

確定拠出年金制度は、自分で運用方法を決める、公的年金の上乗せ年金です。加入者には15~20本ほどの金融商品メニューが示されます。加入者がどれを選んだかで、将来の年金額が変わります。複数のメニューの組み合わせも可。時々、運用商品を取り換えることもできます。

確定拠出年金のメニューは、取扱金融機関が選定した、預貯金、保険、投資信託など。一般的には、元本保証の預貯金や利率保証型の保険(まとめて元本確保型といいます)は3,4本程度で、それ以外は投資信託であるケースがほとんど。

 選ぶ金融商品が将来の年金額を左右するので、みなさん必死で研究……、するかと思えば「よくわからないから会社おすすめのパターンで」とか「元本確保型だけで」という方が大半。

しかし低金利の今、元本確保型では、運用利回りは期待できません。微々たる利息では確定拠出年金のメリットも半減です。

というのも、確定拠出年金では、利息や運用利益に税金がかからないからです。わずかの利息では、そもそも税金も少額。非課税でもたかが知れています。投資信託なら、マイナスにもなりますが利益が出る時は元本確保型の利息とはケタ違い。利益が多いと本来課税される税金額も多いですが、確定拠出年金なら税金はゼロです。

また、メニューにある投資信託は、通常の金融商品として金融機関の窓口で販売されている場合があります。その通常版に比べ、確定拠出年金用の投資信託は手数料が無料または割安です。

つまり、同じ投資信託なら、金融機関の口座で買うより確定拠出年金として買う方が、税金の面と手数料の面でおトクなのです。

 厚生労働省の調査では、確定拠出年金の残高の約6割が元本確保型とのこと。それでは従来型の企業年金と同等の年金を受け取れません。企業が想定する、従来と同水準の企業年金を払える運用利回りは、年利2.03%(2013年度)。まずはこの2%を目標にしましょう。元本確保型だけでは手が届きません。投資信託の出番です。

 投資信託にはリスクがつきものですが、守りに入り過ぎて老後の年金が少ないのも考え物。「投資信託は“リスク”があります」を具体的にいうと? の記事を参考に、確定拠出年金のメリットを無駄なく受けられるよう、投資信託で運用してみましょう。

はじめての投資信託。最初に考える3つの「ど」とは?

5、10、15、20、25。これなにかわかりますか?

金融機関の取引が多い日、ゴトー日。そう一般的には給料日です。最近は、給料日に証券会社の取引が活況を呈しているそうです。みなが証券会社を利用しているという証拠。マイナス金利のインパクトは、庶民生活にもジワジワと影響が出てきているようです。

「マイナス金利」という言葉は、庶民感覚でもかなりインパクトがありました。金利がマイナスって、銀行預金するとお金払うの?というイメージは相当なもの。ATMの手数料が利息よりも高いという状況に、納得はしてないけど諦めていたところに、「え?預かり料をとるの?」的な衝撃がありました。そういう意味では、だれもが「お金」のこと、資産形成のことを考えざるを得ない気持ちにさせたということは、国民の「金融リテラシー」アップには、十分に寄与したと思われます。

投資初心者が最初に選ぶのは「投資信託」がよいとされています。
一口に投資信託といってもその数は数千もあります。その中でどうやって選んでいけばいいのでしょうか。今回は、投資信託を選ぶ手掛かりとして、投資信託の種類をご紹介します。

「どこに」「どんな」「どうやる」の3つの「ど」を考える
まず「どこに」は、どのエリアに投資するのか、という視点です。
大きく国内投資と海外投資に分けられますが、さらに海外にはさまざまなタイプがあります。先進国もあれば新興国もあります。特定の国に限定するものもあれば、ヨーロッパやアジアといったエリアに分散をするものもあります。さらにBRICs※などの数か国の組合せも。自分の興味のあるエリアを選びましょう。このとき1国に集中よりも、複数の国に分散するほうが、リスクは小さくなります。

次に、「どんな」は、どの資産に投資するか、の視点です。株式、債券、不動産、その他(原油や金といった商品など)がありますので、それぞれの特徴を理解しましょう。

株式は景気が上昇するときに威力を発揮します。大きく儲かる可能性がありワクワク感がありますが、大きく値下がりするリスクもあります。

債券は株式よりも値動きが緩やか。株式ほど大きな利益は見込みにくい投資ですが、手堅さがあります。

不動産は景気がいいときに上昇する傾向にありますが、株価の動きに遅れるなど、独特な値動きを見せます。不動産を組み入れた投資信託はREIT(リート)と呼ばれ、投資家から集めた資金を使い、オフィスビルや商業施設、マンションなどの不動産を購入し、そこから得られる賃貸収入などを投資家に分配する仕組みです。

商品(コモディティ)は、世界的な規模で取引される原油、貴金属、農産物などの相場の値動きの影響を受けます。それぞれの商品は、需要と供給を巡る事情が違いますし、為替相場の影響も受けます。株式や債券、不動産とは違った値動きとなりますので、組み合わせますとリスク分散が図れます。

投資信託の商品分類が、投資信託協会のホームページに掲載されています。個別投資信託の説明資料(目論見書など)には、この商品分類により種類が示されています。その表示を見るだけで、ある程度、どのような投資信託なのか想像がつくはず。これで投資信託選びはかなりスムーズになるでしょう。

最後に、「どうやる」は運用のスタイルです。日経平均株価のような指数の動きにできるだけ近い運用成果を目指す「パッシブ運用」は、いわば守りの運用スタイル。それに対して「アクティブ運用」は、日経平均株価などを上回る運用成果を目指す、攻めの運用スタイルです。どちらがいいかは一概には言えませんが、初心者には、より安全性を重視する「パッシブ運用」から始めるのがよいとされています。

もう迷っている時間はありません。次の給料日から「投資信託」はじめてみましょう。

※BRICsは、経済成長著しい4カ国Brazil, Russia, India , China(ブラジル、ロシア、インド、中国)をさします。

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