日本の株を全部まとめて買う方法 その2

5003.jpg

このレシピを実行して

100,000貯まる!
<材料>

・20万円

<Point>

1インデックスファンドならTOPIXや日経平均株価を構成している全銘柄を買うことができる。

2ETFとインデックスファンドは、運用の考え方がほぼ同じ。

3ETFとインデックスファンド、それぞれにメリット・デメリットがある。

※TOPIXに連動するインデックスファンドを20万円で購入。30万円に値上がりしたところで売却すると、10万円おトク(税金、売買手数料は考慮せず)。

前回、どの株を買っていいかわからないときなどに、ETFを利用して日本の株を全部買う方法をご紹介しました。全部買う方法はもう1つあります。それは「インデックスファンド」という投資信託を使うことです。

投資信託というのは、投資家から集めたお金をまとめて“ファンド”を作り、それを運用の専門家であるファンドマネージャーという人が運用する仕組みです。
「どこ」の「何」で「どのように」運用するかは、ファンドごとにあらかじめ決まっており、「どこ」「何」「どのように」の組み合わせで、いろいろなタイプのファンドができます。
このうち、「どこ」は、日本、先進国、新興国、米国、欧州など、運用する対象がどこにあるかを示します。「何」はおもに、株、債券、不動産です。「どのように」は、株価指数などに値動きが連動するように運用するインデックス運用と、インデックスを上回るリターンを目指すアクティブ運用の2つに分かれます。

ファンドのうち、「日本」の「株」に投資する「インデックス」ファンドは、TOPIX(東証株価指数)や日経平均株価(日経225)と値動きが連動するように運用されます。つまり、TOPIXや日経平均に連動するETFと同じように、そのファンドを買えば、TOPIXや日経平均を構成している全銘柄に投資することになるわけです。

インデックスファンドとETFは、投資対象や運用の仕方はほぼ同じですが、異なる点もあります。
・購入できる金融機関。ETFは株と同じやり方で取引するので、証券会社でなければ売買できません。一方、インデックスファンドは証券会社でも銀行でも扱っています。
・価格の決まり方:ETFは株と同様、証券取引所の取引時間中は刻々と価格が変わるので、同じ日に買ってもタイミングによって価格が異なります。インデックスファンドは、証券取引所の取引終了後に算出される基準価額で売買します。価格は1日1回決まるので、買った日が同じなら購入価格も同じになります。
・購入金額。ETFはその時々の価格で売買します。インデックスファンドも毎日価格が変わりますが、例えば「1万円分」という形で金額を指定して買える金融機関が多くなっています。
・積立ができるかどうか。多くの金融機関では投資信託の積立ができるので、インデックスファンドも毎月一定額で積立購入ができます。ETFの積立は、「株式累積投資」ができる証券会社に限られます。
・手数料。ETFは運用にかかる手数料がインデックスファンドより低くなっています。売買手数料は証券会社によって異なります。インデックスファンドは買うときに販売手数料がかかることがありますが、販売手数料がかからないノーロードとよばれるファンドもたくさんあります。

このように、ETFとインデックスファンドにはそれぞれメリット・デメリットがあるので、運用する資金の目的や金額に合わせて使い分けるとよいでしょう。

画像一覧

執筆者

馬養雅子 ファイナンシャル・プランナー(CFP®)

千葉大学人文学部卒業。出版社勤務、フリー編集者を経て、ファイナンシャル・プランナーの資格を取得。 以後、個人のマネーのアドバイザーとして、家計管理や保険の見直し、金融商品や資産運用などに関する記事を新聞・雑誌に多数執筆しているほか、ネット上で資産運用やNISAに関する情報を発信している。

馬養雅子

特集

ランキング