「消費税」って何?〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第7話】〜

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親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第7話
【消費税って何?】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学1年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年少。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【値段が変わった!?】

スーパーでの買い物を終えたつづみくん、レシートをみて首をかしげています。

つづみ:うーん。おかしいなあ。

ママ:つづみ、どうしたの?

つづみ:さっき買ったいちごって、400円じゃなかったっけ?大きく看板に「安いよ!400円!」って書いてあったよね。

ママ:そうよ。今日はいつもより安かったし、デザートにと買ったのよね!

【消費税?】

つづみ:でもさママ、ここにはちがう金額が書いてあるよ。

ママ:え?いくらって書いてあるの?

つづみ:432円って。

ママ:あー、それはね、「ショーヒゼイ」よ。どんなモノでも買い物をするときには、ショーヒゼイ分が少しだけ足されるの。今は8%。つまり、そのモノの値段の100分の8の金額が、ショーヒゼイとして追加して払うのよ。

つづみ:えー。それじゃ、400円ってウソじゃないか。

ママ:たしかにウソに見えちゃうね。でもね、このショーヒゼイはお店のものにはならないのよ。いろんなお客さんからちょっとずつもらったショーヒゼイを合わせて、全部を日本っていう国やつづみが住んでいるこの東京都に払っているの。「税金」っていうお金よ。

つづみ:えー、なんでそんなことしなきゃいけないの? 安い方がいいのに・・・。

ママ:そうね、安い方がつづみやママたちにとっては嬉しいことよね。でも、税金っていうものがなくなったらもっと大変なことになっちゃうの。

つづみ:大変って!?

【消費税の使い道?】

ママ:たとえば小学校でもらう教科書にお金がかかったり、ゴミを持って行ってもらえなかったり、おまわりさんや救急隊員さん、消防士さんが少なくなって街の安全が減っちゃったり・・・

つづみ:それは大変だ!

ママ:税金はこの国や東京都で暮らしているパパやママたちが払う手数料みたいなものね。このお金を払うので、安全を守ってくださいみたいな。ほかにも、病院に行っても税金があるおかげで、ママたちが払うのは病院代の一部で済んでいるの。

つづみ:へえ、すごい大事なものなんだね。ぼく、思い出した。この間ヒャッキン(100円均一ストアのこと)に行った時、100円じゃ買えなかったのはなんでだろうって思っていたんだ。あの時もショーヒゼイが入ってもう少し高かったのかな?おこづかいで買ったのに・・・。

ママ:そうね、100円の8%は8円だから、108円だったんじゃないかな?

つづみ:そうだったかも!

【税金があがるかも!?】

ママ:税金にはいっぱい種類があって、ショーヒゼイのほかにも、稼いだら払う所得税とか自動車を持っていたら払う自動車税とか、お酒にかかる酒税なんていうのもあるの。でもその中でつづみが一番最初に払うのはやっぱりショーヒゼイね。もうおこづかいからショーヒゼイを払っているんだもの、つづみくん、えらい!!

つづみ:わ、褒められた。でもなんか大人になった気分で嬉しい!

ママ:でもね・・・今度ショーヒゼイがあがるかも知れないのよ。8%じゃなくて10%に。ということは、100円のモノを買うと、これまでは108円だったのが、110円かかるようになるの。

つづみ:えーー!そんなに変わっちゃうの?

ママ:そうよ、もしそうなったらますますお金が出て行ってしまうから、ムダな買い物とかしないように気をつけなくちゃ!

つづみ:ぼくも気をつけるよ。あ、でも欲しいおもちゃがあるんだ。ショーヒゼイがあがる前にママにお願いしなくちゃ!

ママ:ムダな買い物じゃないならいいわよ(笑)

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執筆者

鈴木さや子 ファイナンシャル・プランナー/ キャリアカウンセラー

家族が笑顔になれるための生活に役立つお金の知識を、主に女性向けにセミナーや執筆活動、個人相談などを通じて発信している。専門は教育費・ライフプラン・保険・住宅ローン・マネー&キャリア教育。 講演の他、小・中学校や地域コミュニティなどでの講演やワークショップなど、保護者や親子向けイベントも行っている。

鈴木さや子

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(1)すぐに始めよう!
資産運用を始めようと思うと「まずは色々勉強しないと!」と気負ってしまう人もいるかもしれませんが、コツは「やりながら覚えていく」です。水泳の教本を読み込んでも、泳げるようにはならないのと同じです。やってみようかなと思ったら、失敗しても困らない金額ですぐにでも始めることです。

投資信託への積立投資であれば、毎月500円から投資できる商品もあります。ワンコインで多くの世界的大企業の株式に投資できるのです。取引口座はネット証券での開設をお勧めします。少額からの取引が可能で、手数料などコストも低く抑えられます。

(2)いきなり大金を動かさない
資産運用では、一度に大金を動かさないことがポイントです。泳げない人が溺れないように足のつくプールで練習するのと同じです。確実に泳ぎ方をマスターするまで、潮の流れの速い海で泳いではいけません。いきなり大金を動かすと、激しい値動きに怖くなったりガッカリしたりして、途中でやめてしまう可能性があります。まずは失敗しても生活に影響が出ないような少額から始めてみましょう。金額を増やすことはいつでもできます。

(3)営業マンの言いなりにならない
資産運用を始めるにあたり、運用商品を取扱っている銀行や証券会社に相談しようという方は多いかもしれません。しかし、銀行、証券、保険の営業担当者が、効率的な資産運用の方法を知っているとは限りません。彼らは金融商品を販売するプロであって、資産運用のアドバイスをするプロではありません。書籍やインターネットを活用して客観的な情報を収集して判断することをお勧めします。

資産運用を始めようと思ったら、これら3つのポイントを押さえて、今すぐに動き出しましょう。ネット証券に口座を開設して、まずは少額から始めてみましょう。始めてみることで気がつくこともたくさんあります。そして、その経験はご自身の財産となります。泳げるようになると、クロール、平泳ぎ、バタフライ、と自分にあった泳ぎ方を試したくなるもの。資産運用も、やりながら自分に合った「お金の貯め方」を身につけていきましょう。次回以降、口座開設の方法や商品の選び方もお伝えしていきたいと思います。

子どもの将来の為に、やっておくべき4つのこと

気づけばもうすぐ4月。入学式シーズンですね。

新生活を待ち望む子どもたちがいる一方で、親御さんたちは「教育費」に頭を悩ませているのではないでしょうか。
一般的に子どもを大学まで育てるとなると、1人あたり1000万円から2000万円かかると言われており、「うちの家計で本当に足りるのかな」と不安になる方が出てくるのは当然だとも言えます。

そんな教育費に対する不安を少しでも減らすために、今回は子どもが生まれたらやっておくべき4つのことをご紹介します。

1.生活費口座と別の教育費用口座を作る
教育費のために必要なお金をとっておける方は、目的別に口座を分ける必要はありませんが、貯まったお金をすべてマイホームの頭金などに使ってしまう方も少なくありません。そういう方は、生活費口座とは別に教育費用口座を作っておくと安心です。作ったら、まずは出産お祝い金や赤ちゃんの頃にいただいたお年玉はすべて入れてしまいましょう。

2.児童手当の振込先に1の口座を指定する
今の制度では、0歳から3歳までは月15,000円、3歳以降は月10,000円(3人目以降は月15,000円)児童手当が振り込まれます(所得制限にかかる場合は、年齢問わず月5,000円)。振込先を生活費口座にすると、生活費としていつのまにかなくなってしまいます。そこで、日頃使わない教育費用口座を振込先に指定しましょう。15歳まで貯め続けると約200万円になります(所得制限にかかる場合は約90万円)。

3.高校3年秋に最低でも200万円入る仕組みを準備する
教育費のピークは、一般的に大学入学にお金がかかる高校3年。もし私立文系に進む場合、受験費用と1年間の在学費用を合わせて約180万円。入学から1年間乗り切れる200万円を、入学金などが必要になるかもしれない高校3年の秋に準備しておきましょう。
もし、遠方の大学に通い下宿した場合は学費に加えて仕送り代(年平均約140万円)がかかるので、想定できる場合は多めに準備しましょう。手段は、学資保険や終身保険、積立定期預金、積立投資信託など、強制的に口座から引き落とされるタイプのものが活用しやすいでしょう。

もし大学入学時にお金が足りず教育ローンを借りた場合は、金利分損する上に、老後資金の準備に影響が及びます。また、奨学金も子どもの借金になるため、安易な利用はさけたいものです。

4.家計から月1万円貯金する
児童手当で200万円、高校3年秋に200万円貯められればまずは一安心ですが、教育費の不安をなくす一番のポイントは「突発的な出費にどう対応するか考える」こと。短期留学や浪人、予定していなかった私立進学などだけでなく、家族の病気などもこうした出費です。そこで可能な限り、突発的出費に対応できるフレキシブルな資産を持っておくと安心です。たとえば月1万円積立てると、10歳時には120万円。もし中学受験となった場合塾代(3年間で約200万円)の一部に充てられます。もし15歳まで使わなければ、180万円。児童手当と合わせて380万円あれば、留学や浪人での出費に対応可能です。

大切なのは、月5000円などご家庭の家計に合わせてできる範囲で始めることです。まずはできる範囲で始めてみる。結果として使わなかった場合は、そのまま老後資金として活用すれば良いのです。
昨今、奨学金の延滞や、返済で貯蓄ができず結婚ができないなど、奨学金に悩む若者が増えています。
自分の子どもの将来の為にも、まずは出来る範囲でもいいので積立を始めていきましょう。

「旬」って何?〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第6話】〜

親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第6話
【「旬」って何?】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学1年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年少。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【どうして冬のイチゴは安いの?】

前号から引き続き、夕食の材料のお買い物に来たママとつづみくんとかのんちゃん。3人は果物売り場にやってきました。

つづみ:わー!イチゴだー。大きくて美味しそう!食べたいなー。

ママ:本当に美味しそうね。しかも「旬」だからお手頃価格だし。よーし、二人ともお菓子を我慢したし、今日のカレーのあとのデザートに、イチゴ買っちゃおうかな。

つづみ:わーい!有難うー

かのん:ママ、「しゅん」ってなーに?

【「旬」って何?】

ママ:「旬」というのは、1年の中で、一番たくさんその果物や野菜がとれる時期のことよ。イチゴの旬はだいたい1月から3月くらいなの。

つづみ:あー!そういえば去年イチゴがりに行ったのも1月くらいだったよね!

かのん:行った行った!!かのん、いーっぱい取ったよ!

ママ:美味しかったわよね。そうなの、イチゴは寒い時期に、たくさん出回るのよ。

つづみ:どうしてその「旬」だと、その、おてがる価格なの?

【どうして「旬」だとお手頃価格?】

ママ:どうしてだと思う?

つづみ:うーん。美味しいから、ぼくは、高いと思うんだけど・・・。

ママ:そうね、美味しいものは高くて、まずいものは安いって普通は思うよね。でもね、こう考えてみて。たくさんとれたイチゴは、どんなにイチゴが欲しい人がたくさんいても、余ってしまうかもしれないの。

つづみ:えー、僕はいくらでも食べられるけどなー。

ママ:つづみはイチゴ大好きだからね。でもね、金額が高すぎたら、いくら好きでもたくさんは買えないよね。イチゴがどんなに大好きでも、みんながたくさんのお金を出せるわけではないから、みんなが買う量の合計はだいたい決まっているのよ。お店の人にとっては、売れ残ってしまうのは困るから、少しでも買ってもらえるように安くするのよ。

つづみ:そっか!安ければ、いつも以上に買うかもしれないし、いつも買わない人も買うかもしれないよね。

▪需要と供給?

ママ:イチゴを買いたいって思う人の数のことを、むずかしい言葉で「ジュヨウ」って言うのよ。この「ジュヨウ」と、イチゴがどれくらいとれるか表す「キョウキュウ」のバランスによって、値段が決まるの。
たとえば、10月頃は、それまであまりお店に並んでいなかったイチゴがお店に並び始める時期なの。でもその頃はまだとれるイチゴの数が少ないから、「キョウキュウ」が少ないの。でもイチゴの数は少なくても「欲しい!」と思う人は、どんなに高くても買いたいでしょ。だから「キョウキュウ」が少ない時は値段が高いのよ。

つづみ:だったら、おいしくて安い今の時期に買うのがいいんだね!イチゴがたくさん食べられるなんてシアワセー!ママ、早く帰ってイチゴ食べよう!

「利子」って何?〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第4話】〜

親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第4話
【「利子」って何?】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学1年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年少。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【リシって何!?】

前回、自分だけの銀行口座を作ったつづみくん、通帳を手にとーっても嬉しそう。

つづみ:ねえ、パパ。僕のお金、銀行さんが持っていてくれるんだよね?

パパ:そうだよ。この通帳と判子を持っていくと、入っているお金から必要な分、渡してくれるんだ。

つづみ:へー、そうなんだ。ママがいつもお金を出している機械ではできないの?

パパ:ATMのことか。もちろんつづみもあの機械でお金を出すことはできるよ。その場合は、このキャッシュカードと、最初に決めた4桁の番号を入れるとお金を出せるんだよ。

▪リシ、預けたお礼??

つづみ:じゃあ通帳もカードもなくせないね。ちゃんとしまっておいてねパパ。

パパ:任せとけ!そうだ、つづみにいいことを教えてあげよう。なんと預けたお金はいつの間にか増えるんだ。すごいだろう。

つづみ:えーーー!!??本当?

パパ:本当だよ。「リシ」って言うんだ。銀行にとっては、「つづみくん、お金を預けてくれてありがとう」というお礼みたいなものだ。

▪預けたお金はどこに?

つづみ:お礼?なんでお礼してくれるのかな。だって預かってくれて嬉しいのは僕なのに・・・

パパ:実はつづみが預けたお金はね、お金が必要で困っているどこかの会社に貸してあげるお金として使われるんだよ。その会社は、お金が手に入ったことで色々なモノやサービスを売り出せるよね。売れればお金がまた手に入る。そうやって稼いだお金を使って、貸してくれた銀行にお金を返すんだ。でもただ返すんではなくて、「銀行さん、貸してくれてありがとう!」とお金を上乗せして返すんだよ。

つづみ:ふーん。そしたら銀行に預けた僕のお金はちゃんと返ってくるんだね。安心したよ。

パパ:そうだよ。つづみのお金は、その会社のために役立っているんだよ。それで銀行はつづみに「困っている会社に貸すお金を貸してくれてありがとう」と「リシ」をつけて増やしてくれるんだ。

▪グルグル回るお金の旅?

つづみ:なんだかちょっとうれしいなあ。

パパ:みんなのお金がこうして、困っている会社とかのために使われて、そして新しいモノが売られて僕たちがそれらを買ってお金を払う・・・そうやってお金ってグルグルグルグル世の中を回っているんだ。お金の旅ってわけさ。

つづみ:うわー!僕のお金、どんな会社に役にたっているんだろう。ワクワク!

欲しいモノと必要なモノ〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第5話】〜

親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第5話
【欲しいモノと必要なモノ】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学1年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年少。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第4話 「利子」って何?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【欲しいモノと必要なモノ】

夕食の材料のお買い物に来たママとつづみくんとかのんちゃん。おやおや?なんだか揉めています。

かのん:(おもちゃ付きのお菓子を手に)ママ〜、これ買って〜(涙)

つづみ:かのん、ずるいぞ。今日はお兄ちゃんが買ってもらう日だ。

ママ:二人とも何言っているの。スーパーには夕食のカレーに使うお野菜を買いに来たのよ。必要なのはじゃがいもと玉ねぎと人参、それからカレールー。それだけを買いに来たんだから、他のものは買わないわ。

つづみ:えー?でもさ、ママのお財布にはたくさんお金が入っているから、ぼくたちのお菓子だって買えるよ。ぼく知っているもん。

ママ:そうね。でもこのお財布のお金は、明日食べるモノや、つづみが学校で使うノートなどを買うお金よ。たくさんに見えるかもしれないけれど、どんどん買っていたら、なくなっちゃうわ。

▪なくなっちゃったらどうなるの??

かのん:なくなっちゃったらどうなるの?

ママ:なくなっちゃったら食べ物が買えなくなって、お腹が空いちゃうね。今度のお給料が入ってくるのは1ヶ月後だから、それまでかのんは、がまんできるかな?

かのん:がまん、できないと思う

ママ:そうだよね。かのんもつづみもママもパパも、食べないで生きるのはむずかしいよね。朝ごはんや昼ごはん、夕ごはんのために買うモノは、「必要なモノ」なのよ。

▪必要なモノ??

つづみ:じゃあおもちゃ付きお菓子は?

ママ:どう思う?なかったら本当に困るものが「必要なモノ」よ。

つづみ:うーん。「必要なモノ」・・・じゃないかも・・・。

ママ:そうだね。おもちゃ付きお菓子は、「必要なモノ」じゃなくて、「欲しいモノ」なの。何か買い物をするときは、この二つの種類を考えることが大切なのよ。これは「必要なモノ」かな?「欲しいモノ」じゃないかな?ってね。

▪「必要なモノ」かな?「欲しいモノ」じゃないかな??

つづみ:えー!じゃあ「欲しいモノ」は買っちゃダメなの!?

ママ:そんなことはないのよ。今度のお給料が入ってくるまで、必要なお金が用意できるんだったら、「欲しいモノ」も買って大丈夫。でも、ママは食べ物を買うお金を「いくらまで」と決めているから、今日はおもちゃ付きお菓子を買う余裕がないの。ごめんね。

つづみ:あーよかった。じゃあ、時々は「欲しいモノ」も買えるんだね。

ママ:つづみとかのんが「欲しいモノ」あるときは、急にスーパーで言わないで、あらかじめママに言っておいて欲しいな。そうしたら、みんなでよく考えながら大事にお金を使って、余ったらごほうびとして「欲しいモノ」を買うのも楽しいと思わない?

つづみ・かのん:わーい!大賛成ー!

子どもにかかるお金の準備、学資保険だけで大丈夫?~子どもの将来を広げるために 第1話~

【子どもの将来を広げるために】

子どもが生まれると生活はガラッと変わります。それまでは夫婦だけのことを気にしていればよかったですが、これからは子どもの未来のことを考えないといけない。そしてそんな中、日々の生活でも精一杯なのに、将来までって考えるとどうしても余裕を持って考えることが難しくなる。

かくいう私(編集部:35歳男子)も子どもが7年前に生まれ、今では小学生です。子どもが1歳の時、将来のためということで慌てて学資保険に入りました。

その時は頭には「学資保険」しかなかった、それしか知らなかった。お金に関する知識がないとそれだけ選択肢が少なくなるということになりますよね。そんな思いをもって、これから子どもを持つ親御さん向けに、どのように知ればいいのか、考えればいいのか、行動すればいいのか、そんなことを学び、皆さんにお知らせしたいと思い、マネーゴーランドにて執筆をお願いしている高橋先生に相談しました。

子どもが大きくなる時に必要なお金、そのためのアプローチは学資保険以外にないのか?

今NISA、ジュニアNISAなどいろいろとうまく活用出来る制度があることを学びました、実際に私が学んでいく過程を記事にすることで、子どもの可能性、家族の可能性を広がるための使える知識を共有できればと思います。

【高橋先生からのメッセージ】
子どもが生まれたら、学資保険に入るものだと思っている方が多いですよね。
実際、「子どもが生まれたので、どの学資保険に入ったらいいですか?」とよく相談を受けます。「ちょっと待ってください。学資保険に入る必要ありますか?教育費を準備したいのであれば、他にも選択肢はありますよ」と私はお答えします。

将来の大切な教育費をどう準備するのか、一緒に考えながら、学資保険以外の選択肢にも目を向けていきましょう。

はじめに、学資保険について、メリット・デメリットを整理してみます。

【メリット】
学資保険の最大のメリットは、資金計画が立てやすいということです。「子どもが○歳になったら、いくら受け取れるか」が明確なため、それぞれのご家庭に合ったライフプランが立てやすくなります。

【デメリット】
一方デメリットとしては、学資保険は保険商品であるため保障のコストを間接的に負担することになります。その分貯蓄としては効率が悪くなります。
保障のコストとは、簡単に言うと、万が一の事態が発生した際に保険金を受け取れるように保険会社へ支払う費用です。

そもそも保険とは、貯蓄では対応できないような「不測の事態」に備えるものです。家族の大黒柱に何かあったときに、家族が経済的困窮に陥らずに済むようにするための金融商品です。もちろん、親である以上は万が一に備えて死亡保険に加入することは絶対に必要です。ただし、これも定期保険など掛け捨ての保険を利用すれば、保険料も安く済みますし、その分より多くのお金を貯蓄に回すことができます。

また、学資保険は将来受け取れる金額が決まっています。したがって、インフレ(物の値段が上がっていくこと)が進み学費や生活費が上昇してもそれに対応できません。デフレ(物の値段が下がっていくこと)の時代でも学費は下がらず上がっていたというデータもありますから、インフレにより学費や生活費が上昇してしまう可能性にも備えておく必要があります。

ぼく専用の口座を作る〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第3話】〜

親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第3話
【ぼく専用の口座を作る】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学1年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年少。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【ぼく専用の口座を作る】

お年玉の使い方をパパから教えてもらったつづみくん。ある休日、パパからこんなことを訊かれました。

パパ:つづみ・かのんはお年玉で何を買ったんだ

つづみ:ぼく、サッカーが好きだから、小さいサッカーボールが付いているボールペンを買ったんだー。

かのん:わたしは可愛い色がいっぱい入っているヘアゴムのセット。

パパ:そうか。二人とも1年間大切に使うんだぞ。ところで、余ったお年玉はどうしたのかな?

つづみ:引き出しに入っているよ。

かのん:ママに渡しちゃった。

パパ:えらい、ちゃんと管理しているね!でもつづみは引き出しに入れておくと、いつの間にかいろんなものとグチャグチャになってしまうかもしれないね。かのんもママに渡しちゃったら、ママが化粧品を買うのに使ってしまうかもしれないぞ(苦笑)

かのん:えーーやだー!

▪ぼく専用の銀行のお財布?

ママ:そんなことしないわよ(怒)

パパ:まあまあ。そうしたらつづみもかのんも、銀行に自分のお財布を作って、そこに余ったお年玉を預けてみたらどうだい?

つづみ:えー!いいのー?ぼく専用の銀行のお財布ってこと?

パパ:そうだよ。そのお財布のことを「口座(こうざ)」って言うんだよ。よーし!今から一緒に作りに行こう。

つづみ・かのん:わーい!!

▪銀行へ

パパ:すいません。この子たちの名義の口座を作りたいのですが

銀行員:ありがとうございます。お子様の口座を作られる場合は、お父様とお子様の身分証明書が必要ですがお持ちでしょうか?

パパ:私の運転免許証と子どもたちの健康保険証でよろしいですか?

銀行員:はい。あとは印鑑も必要です。こちらの申込書にご記入ください。(※)

▪手続き完了

銀行員:つづみくん、これがつづみくんの通帳だよ。

つづみ:わー!ぼくの名前が書いてある!嬉しいなあ。

パパ:早速ATMでお年玉を入れてみよう。

▪ATMにて

つづみ:わー!初めて触ったよ。ここにお金を入れて・・・と。ピッ。これで入ったの?

パパ:そうだよ。こうして通帳に「1月20日 5000」と印刷されているだろう。つづみの銀行のお財布に5000円入ったってことさ。いつでもこの機械でお金を出したり、もっとお金を預けたりできるようになったんだよ。

つづみ:すごいすごい!じゃあ来年も預けに来るね!待っててね銀行さん!

(※)銀行によって必要書類が異なることがあります。ご利用の銀行にあらかじめご確認の上お手続きしてください。

<子ども名義の口座を開くときの注意ポイント>
・ 通帳が発行される銀行が良い(お金が入っていることが子どもから見てわかりやすいから)
・ 店舗がある銀行が良い(自分の手で操作して入出金できるから)
・ 子ども本人がいないと開設できない銀行もある
・ 定期預金が利用できる総合口座が望ましい

どうしたらお金ってもらえるの?〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第1話】〜

親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第1話
【どうしたらお金ってもらえるの?】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学1年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年少。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

【どうしたらお金ってもらえるの?】

パパ:よーし、今日はみんなでおいしいものを食べに行くぞー。

かのん:わーい!パパ、私焼肉がいい!

つづみ:えー、お寿司がいいなー

パパ:いいぞ!パパはボーナスが入ったから二人ともなんでも好きなもの食べていいぞ!

▪️ボーナスってなに?

つづみ:え?ボーナスってなーに?

パパ:ボーナスっていうのは、そうだな、会社からのごほうびみたいなものだ。いつも頑張って働いてくれて有難う。というごほうびだな。

つづみ:へーそっか。パパは会社からお金をもらうんだね。

パパ:毎月「お給料」というお金ももらっているんだけど、他に年に2回、特別にボーナスももらえる会社もあるんだ。

▪️お金って働かないともらえない?

かのん:働かないとお金ってもらえないの?

パパ:そりゃそうだよ。だから頑張って働くんだ。かのんだってもう働けるんだぞ。おうちの掃除とか料理とか、ママのことをお手伝いするとママは「手伝ってくれて助かった!有難う」って思うだろう?それが働くってことになるんだよ。

つづみ:どうしてパパががんばって働くと、会社からごほうびがもらえるんだろう?

パパ:パパや会社のみんなが働くと、会社のモノがたくさん売れるよね。そうすると、会社にはたくさんお金が入ってくる。で、パパたちに「ありがとう」とごほうびを払うわけだ。もちろん、そのモノを買った人たちだって、パパの会社に「素敵なモノを作ってくれてありがとう」とお金を払うわけさ。

つづみ:そっか!「ありがとう」って大事なんだねー。僕ももっとお手伝いしようっと。でもさパパ、ママのお財布にはいつもお金が入っているけど、お給料とかボーナスっていうのを、パパの会社にママが取りに行っているのかな?

▪️お金はどこにあるの?

パパ:つづみはママと一緒に駅前の銀行に行ったことないのか?

つづみ:銀行?あ、あるよ!機械にカードを入れるとお金がもらえるところでしょ。

パパ:もらっているんじゃないんだ。銀行っていうところにパパとママの見えないお財布があって、そこに会社がお給料やボーナスを入れてくれるんだよ。だから、ママは機械でそのお金を出して、見えるお金に変えて買い物をするのに使っているんだ。不思議だろう(笑)

▪️お金は機械の中?

つづみ:あの機械の中にたくさんお金が入っているの?

ママ:そうよ。カードを入れると、パパの見えないお財布を探し当ててそこからお金を出すことができるのよ。「今月はどれくらいお金使うかな?」と考えて、その分だけ機械からお金を出しているの。

つづみ:へー!すごい機械だね!!かっこいい!

ママ:銀行のお財布に入っている分しか使えないから、毎日焼肉だお寿司だと高いものばっかり食べていたら、うちのお金がなくなっちゃうのよ(笑)でも、パパがいっぱい働いたごほうびのボーナスなんだから、パパの好きなものを食べにいきましょう。

つづみ:えーー、パパ太っているからめちゃくちゃ食べちゃうよ・・お金なくならないように気をつけてね、パパ。

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