もうすぐ子どもが小学生!節約のコツは総額の予算を決めること!

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もう少しで3月も終わり、4月に入ると入学シーズンですね。我が子が小学校に入学するのは本当にうれしいし、ワクワクするものです。

かくいう私(編集部35歳、男子)も昨年、子どもが小学校に入学しました。それまで送り迎えをしていた我が子が一人で学校に行って、帰って来る。あれまで小さかった弱々しい子どもがとても立派に見えるものです。「行ってきま〜す!」という姿は本当に元気をもらいます。

期待に胸を躍らせ迎える入学式の日、ピカピカのランドセルにピカピカの帽子、そしてビシッと決まったスーツで校門をくぐる姿を見て誇らしげに感じたあの日、今でも胸に焼き付いております。

さて話は戻してたとえ、公立に進学しても、入学準備には意外とお金がかかります。中でも高額なのがランドセルと学習机、そして入学式で着るスーツといったところでしょう。

たとえばランドセルは、下は1万円以下から、有名百貨店のオリジナルやオーダーメイドなどの場合、6万円を超えることもざら。年々、ランドセル商戦も早まっており、今年はゴールデンウィークから店頭に並び始めたので、見に行った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

また、人気の高いオーダーものなど、欲しい色が売り切れるのが不安で、早めに手に入れようと、夏には申し込みを済ませる人も少なくありません。しかし中には、友達から得た「早く買わないとなくなる」という情報に惑わされ、予定よりも高いランドセルを買ってしまったという方もいるのも事実です。

お金の使い方には、満足して使う「良い使い方」と、後悔してしまう「良くない使い方」がありますが、ランドセルなど子どもにかかるお金は、もちろん「良い使い方」になるはず。しかし次の場合は、「良くない使い方」になってしまうので注意が必要です。

・まわりの情報に惑わされ、流されて買ったもの
・親の見栄やプライドなどだけで買ったもの
・見た目だけで判断し、長い目でみて本人が使いやすいかどうかという視点に欠けたもの
・今後の生活が苦しくなるほど、一時にお金をかけてしまう使い方

「良い使い方」になるよう、絶対に必要なもの、なくても良いもの、お金をかけたいものを親子で洗い出し、予算の中で優先順位をたてながら、しっかり吟味していきましょう。

百貨店やスーパー、オーダー専門店などに選びに行く際にはご注意くださいね。
なお、お下がり品を活用したり、型落ちのものをオークションサイトやネット通販で探すなど、子ども本人が喜ぶ品を、安く手に入れる方法は色々あるので、活用してみてください

また、学校に持っていく文房具やグッズについてもあまり早く買いすぎるのはおすすめしません。子どもも嬉しいので、早い時期から準備をしたがることが多いですが、入学準備会で持って行くモノの詳細をきいてから準備した方が良いでしょう。たとえばわが家では、好きなキャラクターものの文房具を準備したら、説明会でキャラクターものは禁止と聞きガッカリしました。防犯ブザーもかわいいものを買っておいたら、自治体から配られた・・・なんていう話もよく聞きます。

入学後も、しばらくは習字道具、絵の具、ピアニカ、水着・・・と出費が続きますので、「おめでたいから」と気が大きくなり使いすぎると家計が厳しくなってしまいます。入学準備でかけるお金のすべての合計予算をたて、親子で優先順位を考えながら楽しく選んでいきたいですね。

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執筆者

マネーゴーランド 編集部

「お金」にこれまであまり興味のなかったメンバーが自分たちが興味の持つようなネタを日頃から探し、自らが愛せるような記事作りを目指し、試行錯誤の日々。

マネーゴーランド 編集部

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子どもの習い事、見栄を張りすぎず慎重に!

卒業式シーズンもいよいよ大詰め、子どもたちも4月からは学年が変わり、さらなる成長を期待したいところですね。そんな中、最近は幼児教育がとても盛んですね。

編集部男子(小学生1年生の子どもあり)の周りでも習い事をしている子が多く、させないことが何か罪なのではないかとすら感じる今日この頃です。。

しっかりした目的意識や夢に向かって、かつ家計に余裕がある中で親子ともに楽しく通わせているのであれば問題ないのですが、まわりの友達に流されてしまい、お金も無理して頑張って通わせている人がいるのも事実です。

これからの期間を考えた場合、とても長い期間がかかる教育費です。将来子どもが大きくなった時に夢を叶えさせてあげるためにも、小さい頃のお金のかけ方は、慎重に考えたほうが良いですね。

3歳くらいになると、親が子どもに習わせたいものに加え、子ども自身がお友達の影響で「あれやりたい」「これやりたい」と言うように。親としては子どもの可能性がどこにあるかわからないこともあり、どれも手をつけたくなりますが、申し込む前に次の視点で考えてみましょう。

・ その習い事を始めたいと思ったきっかけはなんだった?
・ 習ったことによって子どもにどうなって欲しい?
・ 子どもは本当にやりたいのかな?楽しそう?
・ 習い事でなくても家庭でできないかな?
・ (小さい頃であれば)貯め時である今、貯蓄力を落とさずに月謝を払っていける?

習い事を家計に無理なく選ぶコツは「総額の上限を決めておくこと」。兄弟姉妹がいる場合でも、全員合わせた習い事費用の上限を決めておくと、子どもが「あれ習いたい」と言い出した時に、見直ししやすくなります。平均値(図版参照)なども参考に、ご家庭での習い事予算を決めてみてくださいね。

仮に、3歳でなんとなく始めてしまった月謝1万円の習い事を、「途中でやめたら悔しい」「カバンやテキストなど買ってしまったからもったいない」「周りの子はみんな行っている」、というような消極的な理由でダラダラと8歳まで習い続けた場合、その習い事の総額は72万円にのぼります。

もちろん、子どもが6年間も習ったことに全く意味がないわけではありません。しかし、目的意識も特になく、家計も厳しい中なんとなく支払っていた72万円は、もしかしたら将来高校生になって子どもの意思で行きたいと言い始めた留学費用に充てられるかもしれないですしね。

ただし、塾といった単価が高い習い事も避けられないことがあるので、予算をどうしても超えてしまう場合には、超えた分を教育費以外の費目から予算を削る工夫をするようにしましょう。

子どもが生まれてから20年ほどかかり続ける教育費。特に中学生以降になると、想定外な教育費もかかることが出てくるため、教育費をはじめとした余裕のある家計状況にしておきたいものです。そのためにも小さいうちから、「長期にわたる子育て中、親としてどこにお金をかけたいか」といったお金のかけどころを常に意識することが大切ですね。

子どもにかかるお金の準備、学資保険だけで大丈夫?~子どもの将来を広げるために 第1話~

【子どもの将来を広げるために】

子どもが生まれると生活はガラッと変わります。それまでは夫婦だけのことを気にしていればよかったですが、これからは子どもの未来のことを考えないといけない。そしてそんな中、日々の生活でも精一杯なのに、将来までって考えるとどうしても余裕を持って考えることが難しくなる。

かくいう私(編集部:35歳男子)も子どもが7年前に生まれ、今では小学生です。子どもが1歳の時、将来のためということで慌てて学資保険に入りました。

その時は頭には「学資保険」しかなかった、それしか知らなかった。お金に関する知識がないとそれだけ選択肢が少なくなるということになりますよね。そんな思いをもって、これから子どもを持つ親御さん向けに、どのように知ればいいのか、考えればいいのか、行動すればいいのか、そんなことを学び、皆さんにお知らせしたいと思い、マネーゴーランドにて執筆をお願いしている高橋先生に相談しました。

子どもが大きくなる時に必要なお金、そのためのアプローチは学資保険以外にないのか?

今NISA、ジュニアNISAなどいろいろとうまく活用出来る制度があることを学びました、実際に私が学んでいく過程を記事にすることで、子どもの可能性、家族の可能性を広がるための使える知識を共有できればと思います。

【高橋先生からのメッセージ】
子どもが生まれたら、学資保険に入るものだと思っている方が多いですよね。
実際、「子どもが生まれたので、どの学資保険に入ったらいいですか?」とよく相談を受けます。「ちょっと待ってください。学資保険に入る必要ありますか?教育費を準備したいのであれば、他にも選択肢はありますよ」と私はお答えします。

将来の大切な教育費をどう準備するのか、一緒に考えながら、学資保険以外の選択肢にも目を向けていきましょう。

はじめに、学資保険について、メリット・デメリットを整理してみます。

【メリット】
学資保険の最大のメリットは、資金計画が立てやすいということです。「子どもが○歳になったら、いくら受け取れるか」が明確なため、それぞれのご家庭に合ったライフプランが立てやすくなります。

【デメリット】
一方デメリットとしては、学資保険は保険商品であるため保障のコストを間接的に負担することになります。その分貯蓄としては効率が悪くなります。
保障のコストとは、簡単に言うと、万が一の事態が発生した際に保険金を受け取れるように保険会社へ支払う費用です。

そもそも保険とは、貯蓄では対応できないような「不測の事態」に備えるものです。家族の大黒柱に何かあったときに、家族が経済的困窮に陥らずに済むようにするための金融商品です。もちろん、親である以上は万が一に備えて死亡保険に加入することは絶対に必要です。ただし、これも定期保険など掛け捨ての保険を利用すれば、保険料も安く済みますし、その分より多くのお金を貯蓄に回すことができます。

また、学資保険は将来受け取れる金額が決まっています。したがって、インフレ(物の値段が上がっていくこと)が進み学費や生活費が上昇してもそれに対応できません。デフレ(物の値段が下がっていくこと)の時代でも学費は下がらず上がっていたというデータもありますから、インフレにより学費や生活費が上昇してしまう可能性にも備えておく必要があります。

「旬」って何?〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第6話】〜

親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第6話
【「旬」って何?】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学1年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年少。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【どうして冬のイチゴは安いの?】

前号から引き続き、夕食の材料のお買い物に来たママとつづみくんとかのんちゃん。3人は果物売り場にやってきました。

つづみ:わー!イチゴだー。大きくて美味しそう!食べたいなー。

ママ:本当に美味しそうね。しかも「旬」だからお手頃価格だし。よーし、二人ともお菓子を我慢したし、今日のカレーのあとのデザートに、イチゴ買っちゃおうかな。

つづみ:わーい!有難うー

かのん:ママ、「しゅん」ってなーに?

【「旬」って何?】

ママ:「旬」というのは、1年の中で、一番たくさんその果物や野菜がとれる時期のことよ。イチゴの旬はだいたい1月から3月くらいなの。

つづみ:あー!そういえば去年イチゴがりに行ったのも1月くらいだったよね!

かのん:行った行った!!かのん、いーっぱい取ったよ!

ママ:美味しかったわよね。そうなの、イチゴは寒い時期に、たくさん出回るのよ。

つづみ:どうしてその「旬」だと、その、おてがる価格なの?

【どうして「旬」だとお手頃価格?】

ママ:どうしてだと思う?

つづみ:うーん。美味しいから、ぼくは、高いと思うんだけど・・・。

ママ:そうね、美味しいものは高くて、まずいものは安いって普通は思うよね。でもね、こう考えてみて。たくさんとれたイチゴは、どんなにイチゴが欲しい人がたくさんいても、余ってしまうかもしれないの。

つづみ:えー、僕はいくらでも食べられるけどなー。

ママ:つづみはイチゴ大好きだからね。でもね、金額が高すぎたら、いくら好きでもたくさんは買えないよね。イチゴがどんなに大好きでも、みんながたくさんのお金を出せるわけではないから、みんなが買う量の合計はだいたい決まっているのよ。お店の人にとっては、売れ残ってしまうのは困るから、少しでも買ってもらえるように安くするのよ。

つづみ:そっか!安ければ、いつも以上に買うかもしれないし、いつも買わない人も買うかもしれないよね。

▪需要と供給?

ママ:イチゴを買いたいって思う人の数のことを、むずかしい言葉で「ジュヨウ」って言うのよ。この「ジュヨウ」と、イチゴがどれくらいとれるか表す「キョウキュウ」のバランスによって、値段が決まるの。
たとえば、10月頃は、それまであまりお店に並んでいなかったイチゴがお店に並び始める時期なの。でもその頃はまだとれるイチゴの数が少ないから、「キョウキュウ」が少ないの。でもイチゴの数は少なくても「欲しい!」と思う人は、どんなに高くても買いたいでしょ。だから「キョウキュウ」が少ない時は値段が高いのよ。

つづみ:だったら、おいしくて安い今の時期に買うのがいいんだね!イチゴがたくさん食べられるなんてシアワセー!ママ、早く帰ってイチゴ食べよう!

欲しいモノと必要なモノ〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第5話】〜

親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第5話
【欲しいモノと必要なモノ】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学1年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年少。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第4話 「利子」って何?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【欲しいモノと必要なモノ】

夕食の材料のお買い物に来たママとつづみくんとかのんちゃん。おやおや?なんだか揉めています。

かのん:(おもちゃ付きのお菓子を手に)ママ〜、これ買って〜(涙)

つづみ:かのん、ずるいぞ。今日はお兄ちゃんが買ってもらう日だ。

ママ:二人とも何言っているの。スーパーには夕食のカレーに使うお野菜を買いに来たのよ。必要なのはじゃがいもと玉ねぎと人参、それからカレールー。それだけを買いに来たんだから、他のものは買わないわ。

つづみ:えー?でもさ、ママのお財布にはたくさんお金が入っているから、ぼくたちのお菓子だって買えるよ。ぼく知っているもん。

ママ:そうね。でもこのお財布のお金は、明日食べるモノや、つづみが学校で使うノートなどを買うお金よ。たくさんに見えるかもしれないけれど、どんどん買っていたら、なくなっちゃうわ。

▪なくなっちゃったらどうなるの??

かのん:なくなっちゃったらどうなるの?

ママ:なくなっちゃったら食べ物が買えなくなって、お腹が空いちゃうね。今度のお給料が入ってくるのは1ヶ月後だから、それまでかのんは、がまんできるかな?

かのん:がまん、できないと思う

ママ:そうだよね。かのんもつづみもママもパパも、食べないで生きるのはむずかしいよね。朝ごはんや昼ごはん、夕ごはんのために買うモノは、「必要なモノ」なのよ。

▪必要なモノ??

つづみ:じゃあおもちゃ付きお菓子は?

ママ:どう思う?なかったら本当に困るものが「必要なモノ」よ。

つづみ:うーん。「必要なモノ」・・・じゃないかも・・・。

ママ:そうだね。おもちゃ付きお菓子は、「必要なモノ」じゃなくて、「欲しいモノ」なの。何か買い物をするときは、この二つの種類を考えることが大切なのよ。これは「必要なモノ」かな?「欲しいモノ」じゃないかな?ってね。

▪「必要なモノ」かな?「欲しいモノ」じゃないかな??

つづみ:えー!じゃあ「欲しいモノ」は買っちゃダメなの!?

ママ:そんなことはないのよ。今度のお給料が入ってくるまで、必要なお金が用意できるんだったら、「欲しいモノ」も買って大丈夫。でも、ママは食べ物を買うお金を「いくらまで」と決めているから、今日はおもちゃ付きお菓子を買う余裕がないの。ごめんね。

つづみ:あーよかった。じゃあ、時々は「欲しいモノ」も買えるんだね。

ママ:つづみとかのんが「欲しいモノ」あるときは、急にスーパーで言わないで、あらかじめママに言っておいて欲しいな。そうしたら、みんなでよく考えながら大事にお金を使って、余ったらごほうびとして「欲しいモノ」を買うのも楽しいと思わない?

つづみ・かのん:わーい!大賛成ー!

「利子」って何?〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第4話】〜

親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第4話
【「利子」って何?】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学1年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年少。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【リシって何!?】

前回、自分だけの銀行口座を作ったつづみくん、通帳を手にとーっても嬉しそう。

つづみ:ねえ、パパ。僕のお金、銀行さんが持っていてくれるんだよね?

パパ:そうだよ。この通帳と判子を持っていくと、入っているお金から必要な分、渡してくれるんだ。

つづみ:へー、そうなんだ。ママがいつもお金を出している機械ではできないの?

パパ:ATMのことか。もちろんつづみもあの機械でお金を出すことはできるよ。その場合は、このキャッシュカードと、最初に決めた4桁の番号を入れるとお金を出せるんだよ。

▪リシ、預けたお礼??

つづみ:じゃあ通帳もカードもなくせないね。ちゃんとしまっておいてねパパ。

パパ:任せとけ!そうだ、つづみにいいことを教えてあげよう。なんと預けたお金はいつの間にか増えるんだ。すごいだろう。

つづみ:えーーー!!??本当?

パパ:本当だよ。「リシ」って言うんだ。銀行にとっては、「つづみくん、お金を預けてくれてありがとう」というお礼みたいなものだ。

▪預けたお金はどこに?

つづみ:お礼?なんでお礼してくれるのかな。だって預かってくれて嬉しいのは僕なのに・・・

パパ:実はつづみが預けたお金はね、お金が必要で困っているどこかの会社に貸してあげるお金として使われるんだよ。その会社は、お金が手に入ったことで色々なモノやサービスを売り出せるよね。売れればお金がまた手に入る。そうやって稼いだお金を使って、貸してくれた銀行にお金を返すんだ。でもただ返すんではなくて、「銀行さん、貸してくれてありがとう!」とお金を上乗せして返すんだよ。

つづみ:ふーん。そしたら銀行に預けた僕のお金はちゃんと返ってくるんだね。安心したよ。

パパ:そうだよ。つづみのお金は、その会社のために役立っているんだよ。それで銀行はつづみに「困っている会社に貸すお金を貸してくれてありがとう」と「リシ」をつけて増やしてくれるんだ。

▪グルグル回るお金の旅?

つづみ:なんだかちょっとうれしいなあ。

パパ:みんなのお金がこうして、困っている会社とかのために使われて、そして新しいモノが売られて僕たちがそれらを買ってお金を払う・・・そうやってお金ってグルグルグルグル世の中を回っているんだ。お金の旅ってわけさ。

つづみ:うわー!僕のお金、どんな会社に役にたっているんだろう。ワクワク!

ぼく専用の口座を作る〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第3話】〜

親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第3話
【ぼく専用の口座を作る】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学1年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年少。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【ぼく専用の口座を作る】

お年玉の使い方をパパから教えてもらったつづみくん。ある休日、パパからこんなことを訊かれました。

パパ:つづみ・かのんはお年玉で何を買ったんだ

つづみ:ぼく、サッカーが好きだから、小さいサッカーボールが付いているボールペンを買ったんだー。

かのん:わたしは可愛い色がいっぱい入っているヘアゴムのセット。

パパ:そうか。二人とも1年間大切に使うんだぞ。ところで、余ったお年玉はどうしたのかな?

つづみ:引き出しに入っているよ。

かのん:ママに渡しちゃった。

パパ:えらい、ちゃんと管理しているね!でもつづみは引き出しに入れておくと、いつの間にかいろんなものとグチャグチャになってしまうかもしれないね。かのんもママに渡しちゃったら、ママが化粧品を買うのに使ってしまうかもしれないぞ(苦笑)

かのん:えーーやだー!

▪ぼく専用の銀行のお財布?

ママ:そんなことしないわよ(怒)

パパ:まあまあ。そうしたらつづみもかのんも、銀行に自分のお財布を作って、そこに余ったお年玉を預けてみたらどうだい?

つづみ:えー!いいのー?ぼく専用の銀行のお財布ってこと?

パパ:そうだよ。そのお財布のことを「口座(こうざ)」って言うんだよ。よーし!今から一緒に作りに行こう。

つづみ・かのん:わーい!!

▪銀行へ

パパ:すいません。この子たちの名義の口座を作りたいのですが

銀行員:ありがとうございます。お子様の口座を作られる場合は、お父様とお子様の身分証明書が必要ですがお持ちでしょうか?

パパ:私の運転免許証と子どもたちの健康保険証でよろしいですか?

銀行員:はい。あとは印鑑も必要です。こちらの申込書にご記入ください。(※)

▪手続き完了

銀行員:つづみくん、これがつづみくんの通帳だよ。

つづみ:わー!ぼくの名前が書いてある!嬉しいなあ。

パパ:早速ATMでお年玉を入れてみよう。

▪ATMにて

つづみ:わー!初めて触ったよ。ここにお金を入れて・・・と。ピッ。これで入ったの?

パパ:そうだよ。こうして通帳に「1月20日 5000」と印刷されているだろう。つづみの銀行のお財布に5000円入ったってことさ。いつでもこの機械でお金を出したり、もっとお金を預けたりできるようになったんだよ。

つづみ:すごいすごい!じゃあ来年も預けに来るね!待っててね銀行さん!

(※)銀行によって必要書類が異なることがあります。ご利用の銀行にあらかじめご確認の上お手続きしてください。

<子ども名義の口座を開くときの注意ポイント>
・ 通帳が発行される銀行が良い(お金が入っていることが子どもから見てわかりやすいから)
・ 店舗がある銀行が良い(自分の手で操作して入出金できるから)
・ 子ども本人がいないと開設できない銀行もある
・ 定期預金が利用できる総合口座が望ましい

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