NISA、大事なポイントは金融機関選び

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投資という考え方を整理するために下記の例で考えてみましょう。

仮に東京から福岡まで出張するとなった場合、あなたならどのような移動手段を利用しますか?

福岡の場合、もし目的地が都心であれば明らかに空港が近いですし、マイルを貯めている人は飛行機を選択するでしょう。出張先での仕事が終わる時間が読めないという場合には新幹線での移動でないといけない場合もあるでしょう。またお金があまりかけられないということで、高速バスを利用する人もいるかもしれません。

目的地は同じ福岡でも、事情や考え方によって、選択する移動手段は変わってきます。

これは投資についても同じことが言えます。
NISAを使って資産運用をしていきたいという目的が同じであっても、“何に”“どこで”投資をするかは、皆さん個人個人の考え方や状況によって変わってくるのです。

まずは、“何に”投資をするのか。

対象となる投資商品は、株式や投資信託です。投資商品でも、国債や外貨預金、FXなどはNISAでの投資の対象となりません。預貯金も、もちろん対象外です。
そして、対象の商品であっても、既に投資しているものをNISA口座に移すことは出来ません。NISA口座に入れられるのは、新規に購入をしたものだけです。

次に、“どこで”NISAを利用するのか。

NISA口座は、1人1口座しか保有できません。つまり、多くの銀行や証券会社の中から1つを選ぶ必要があります。

そして、実は、この金融機関選びが非常に大事なポイントになります。
なぜならば、金融機関によって投資できる商品が大きく変わってくるからです。
仮に、株式に投資したいと考えたとしても、NISA口座を開設したのが銀行であれば、株式投資は出来ません。証券会社に口座を開設する必要があるのです。

また、投資信託への投資は、銀行や証券会社など全ての金融機関で可能です。しかし、取り扱っている投資信託の種類は金融機関によって大きく異なります。それに、同じ投資信託を取り扱っている場合でも金融機関によって取引手数料が異なります。一部の金融機関では手数料が無料なのに、他の金融機関では有料となっている商品もあります。
従って、どこの金融機関でNISA口座を利用するのかは極めて重要です。

NISAは税金が非課税になるお得な制度ですが、NISA口座を開設出来るのは1つの金融機関だけです。投資の目的や考え方によって利用するべき金融機関も変わってきます。

まずは、自分自身がどのような投資をしていきたいかじっくりと考えてから、金融機関を選択していくことをお勧め致します。

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執筆者

マネーゴーランド 編集部

「お金」にこれまであまり興味のなかったメンバーが自分たちが興味の持つようなネタを日頃から探し、自らが愛せるような記事作りを目指し、試行錯誤の日々。

マネーゴーランド 編集部

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投資に興味がない方でも、テレビCMやネット広告などで目にしたことがあると思います。このNISAよりも実はさらにお得な仕組みにもかかわらず、あまり知られていない制度があります。

それが確定拠出年金制度です。

まずはNISAについて先に確認しておきましょう。
こちらの記事「今さら人には聞けないNISAとは」でも説明したように、NISAとは年間120万円(2015年までは100万円)までの投資から得られる利益にかかる税金がタダになる制度です。期間は最長5年間なので、その間に得られた利益が全て非課税になります。

仮に、100万円を5年間投資して1年あたり3%の利益(合計15万円)が得られたとすると、本来差し引かれてしまう約20%分の税金3万円が、そのまま手元に残ることになります。

NISAを利用することによって、本来差し引かれる税金が取られずにすむので、投資をするのであれば使わないともったいない制度です。

一方で、確定拠出年金は税制的にさらに大きな優遇があり、国が国民の老後の資産形成を応援するために導入された制度です。この確定拠出年金には、会社が導入して社員のためにお金を積み立てていく「企業型」と個人が自分で申込をしてお金を支払って積み立てする「個人型」の2種類があります。

それぞれ加入資格もあります。
「企業型」は勤めている会社が確定拠出年金を導入していないと加入することは出来ません。

「個人型」は、自営業者や企業年金のない会社に勤務している人などに限定されていますが、2017年以降は専業主婦や公務員の方なども含む全ての人が加入できるように法律が改正される予定です。

確定拠出年金の最大のメリットは、将来のために積み立てをすると、その額に応じて支払う税金が少なくなることです。仮に毎月1万円の掛金を積み立てると、年間の積立額の合計は12万円になりますが、これにより支払う所得税や住民税が少なくとも1万8000円安くなります(収入によっては減税額がさらに大きくなります)。自分の将来のために12万円貯めると、支払う税金が1万8000円安くなってその分が手元に残るわけですから、“15%のリターンを得られた”ことと同じ状況になります。
いまどき、確実に15%ものリターンが得られる金融商品はありません。節税分だけ確実にお金を手元に残すことができますので、いかに有利な制度かが分かると思います。

デメリットとしては、老後の資産形成を応援する制度ということもあって、60歳まで引き出しができない点には注意が必要です。しかし、この点についても、使いたくなってもすぐに使うことは出来ず、将来のために確実にお金を貯められると考えれば、メリットにもなります。

確定拠出年金を活用するメリットは他にもあります。NISAとの使い分ける方法など、改めて次回以降お伝えしていきます。

3ステップで高橋先生に学ぶ、500円からできるはじめてのNISA

マイナス金利の導入で、わたしたちの貯金や預金がどうなると戦々恐々な昨今。

これではまるで銀行そのものが巨大な貸金庫になるみたいなものようなので、ランチ代を削ってブタの貯金箱に毎日コツコツとワンコイン貯金でもするのか…。

ちょっと待ってください!同じワンコインを貯めるなら、ブタ貯金よりもよい方法があります。それがNISAです。NISAとは、毎月500円からでも始められる投資。しかも運用益に税金がかからないという超オトクな制度とのこと。これはやらない手はありません。

マネーゴーランドのイケメンファイナンシャルプランナーでおなじみの高橋先生から学ぶ、「はじめてのNISA」を超ビギナー視点で独自にセレクトしました。迷っている時間はありません(とくに自分)!さあ、いっしょにはじめましょう!

Step1 投資利益が税金がかからない!NISAのしくみ
銀行の利息にも税金がかります。だいたい100万円を1年預けて10円にしかならない現在、これに利息とるって、なんだか銀行ってベニスの商人の悪徳商人みたいに思えてきました(泣)。だから、投資した利益が年間120万円(ジュニアNISAは100万円)まで無税!というのはもう、なんだか盆と正月が一度にきたような大盤振舞いなサービスなわけです。
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500円からでも投資はできる、今さら聞けないNISAとは

Step2. NISA口座は一人ひとつだけ、金融機関を吟味しよう
NISA口座はひとり1つだけしか作れません。したがって、口座開設がじつは重要なポイントになります。なぜって、金融機関によって、取り扱う金融商品が異なるからです。いつも使っているからといってメインバンクに口座を開いても株式は取り扱いできません。証券会社であれば、株式でも債券でも投資できますが、扱う種類は証券会社によって全然違います。それと取引手数料も別です。ほんとにどうすればいいの?て感じで泣きたくなりますが、ここはじっと堪えて、「何に投資したいか?」 「手数料は?」の2つのポイントをチェックして乗り越えましょう!
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最後に、マネーゴーランドのファイナンシャルプランナーに、はじめてのNISAのオススメファンドを聞きました!具体的なファンド名があります。

【2月13日NISAの日】NISA/ジュニアNISAの超カンタンおさらい

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【2月13日NISAの日】NISA/ジュニアNISAオススメファンドは?

後編は、ファイナンシャルプランナーによる、NISA/ジュニアNISA初心者へのオススメファンドアンケートの回答とそのまとめです。(アンケート実施は2016年1月20日~29日。11名から回答を得ました。)

前編:NISA/ジュニアNISAの超カンタンおさらい



アンケート質問

  1. はじめてのNISA。ファンドをひとつ選ぶとしたら、オススメは何ですか?
  2. その理由とオススメのポイント
  3. ジュニアNISA。ファンドをひとつ選ぶとしたら、オススメは何ですか?
  4. その理由とオススメのポイント


アンケート結果

*各執筆者名から記事一覧が見られます。アンケート回答順に表示。

馬養雅子

大学卒業後、出版社を経てFPに。個人の家計管理や保健見直し、資産運用に関する記事を多数執筆。

  1. eMAXISバランス(8資産均等型)
  2. 世界の株、債券、不動産に幅広く分散投資することで値動きが抑えられており、インデックスファンドで構成されているのでコストも低い。取り扱っている金融機関が多くて利用しやすい。
    eMAXISバランス(8資産均等型)
  3. eMAXISバランス8資産均等
  4. 世界の株、債券、不動産に幅広く分散投資することで値動きが抑えられており、コストも低い。取り扱っている金融機関が多くて利用しやすい。
    eMAXISバランス(8資産均等型)

阿部理恵

商社勤務時代にFP資格取得。大病、転職などを経てお金の知識の重要性を自ら実感。心理カウンセラーの知識とあわせ、メンタル面からお金の話を解説。

  1. JPX日経インデックス400ETF
  2. 少額から始められる。400社に分散されているので変動幅が小さい。

    1591 野村 NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動ETF
  3. JPX日経インデックス400ETF
  4. 安定しているので、ジュニアの資産形成にも適している。

    1591 野村 NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動ETF

頼藤太希

経済アナリスト。日本証券アナリスト協会検定会員。大学卒業後、生保の資産運用リスク管理部にて金融工学を駆使したリスク管理業務に従事。その後自ら会社を起業し代表に就任。

  1. セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  2. NISAを最大限活用するためには、節税効果を得られる運用資産を選ぶべきです。NISAで得られる節税効果は、運用益の20.315%が非課税になる点。だからと言って、期待リターン(見込める利益)を求めすぎると、リスクが大きくなりすぎてしまいます。リスクを抑えて最大限リターンを狙うための運用の基本は、「分散投資」です。「分散」についてよく理解している方は、国内・海外、株・債券・不動産(REIT)の手数料の低いインデックスファンドをバランス良く選び、ポートフォリオを組んでいただければと思いますが、どのような商品を選んだら良いのかわからない、「バランスよく」がよくわからないという方は、手数料はインデックスファンドより若干高くなってしまいますが、「バランスファンド」を選んでみてはいかがでしょうか。その中でも、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、低コスト(国内最低水準)・国際分散であるためオススメできます。
    セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  3. セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  4. ジュニアNISAもNISAと同様、節税効果を得られる運用資産を選ぶべきです。NISAで得られる節税効果はNISAと同様、運用益の20.315%が非課税になる点。だからと言って、期待リターン(見込める利益)を求めすぎると、リスクが大きくなりすぎてしまいます。リスクを抑えて最大限リターンを狙うための運用の基本は、「分散投資」です。「分散」についてよく理解している方は、国内・海外、株・債券・不動産(REIT)の手数料の低いインデックスファンドをバランス良く選び、ポートフォリオを組んでいただければと思いますが、どのような商品を選んだら良いのかわからない、「バランスよく」がよくわからないという方は、手数料はインデックスファンドより若干高くなってしまいますが、「バランスファンド」を選んでみてはいかがでしょうか。その中でも、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、低コスト(国内最低水準)・国際分散であるためオススメできます。NISAとは異なり、ジュニアNISAは子供が18歳になるまで払い出し不可という条件があり、若干使いづらい制度ではあると思います。
    セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

菅田芳恵

社会保険労務士。大学卒業後、保険、銀行、証券会社に勤務後、49歳から2年で7つの資格を取得し独立。現在は13の資格を生かしたセミナーなどで活躍。

  1. 東京海上・円資産バランスファンド
  2. 初心者向きの安定的なファンドです。安定的とは、ファンドの価格が上下しなくてほぼ一定になるように、投資先を常に変えているのです。リバランス型のファンドと呼ばれています。株式市場が上昇傾向や下落傾向であれば株式の割合を減らして、債券に投資して、ファンドの価格を一定に保ちます。結果、株式市場がよくなってもファンドの価格は上昇しませんが、反対に下落しても大きな損はありません。このファンドは、ファンドの安定的な分配金を楽しみにするファンドです。NISAはすぐに売ったり買ったりするのではなく、非課税を享受するために基本は長期投資です。長期投資であれば、安定的な分配金が期待できるこのファンドがお勧めです。
    東京海上・円資産バランスファンド
  3. ダイワ成長セレクト債券ファンド
  4. ジュニアNISAは、子どもが成長するまでは引き出すことができないので長期投資となります。そこで成長が期待できる新興国に投資をするファンドをお勧めします。日本も昔はアメリカやフランス等に比べて新興国でした。でも今は先進国です。新興国の成長を子供の成長と重ねて応援することができます。一般的な新興国のファンドといえば、どこかキーとなる国の割合を高くして、様々な国に投資をしています。が、このファンドは、単純に新興国に投資をするのではなく、その投資のバランスが優れているのです。つまり、9か国の新興国に投資をしますが、3つの大陸ごとにまず3か国を選び、かつそれぞれの国の投資割合が、9分の1になるように考えている。この3か国もその国の経済状況等考慮して変えていきます。3大陸に3か国、そして9か国へ9分の1ずつ投資する。ここまでバランスが取れているのはファンドは、なかなかありません。
    ダイワ成長セレクト債券ファンド

白子里美

大学卒業後大手商社勤務。退職子育て中にFPの資格取得。個人相談ほか生命保険、j住宅ローン、教育資金などの執筆やセミナーなどで活躍。

  1. ニッセイ日経225インデックスファンド
  2. 日経平均株価はニュースなどでもよく耳にするので、初めて投資する人にも馴染みやすい。また買付手数料がかからず、信託報酬も0.27%と低いのもポイント。
    ニッセイ日経225インデックスファンド
  3. eMAXIS先進国株式インデックス
  4. 長期の積立で殖やすには株式で運用するものがよい。日本だけではなく世界の成長を取り込めるのがポイント。買付手数料もかからず、信託報酬が0.648%と低いのも、長期の運用に向いている。
    eMAXIS先進国株式インデックス

白浜仁子

元銀行勤務。退職後、出産・子育て中にFP資格取得。2008年より独立。ライフプラン、資産運用、保険の見直し、相続などの相談のほか、セミナー、執筆活動と幅広い。

  1. クルーズコントロール
  2. 1本で国内外の株債券(新興国含む)にバランスよく投資することができ、しかも、一般的なバランスファンドと違い、投資環境が悪化した時は現金に換え、好転時には積極的に投資をするなど臨機応変に対応してくれるファンドです。また、下値の目安を設け短期的な下落を抑制する運用手法でもあるため、一歩が踏み出せない投資初心者には始めやすく、背中を押してくれるファンドだと思います。
    クルーズコントロール
  3. アジア製造業ファンド
  4. 長期的目線で成長が期待できる新興国の中で、特にアジア地域は、2050年に世界経済の1/2を担うともいわれています。ここ数年、新興国の投資環境は決して良くありませんが、反対に、長期的視野で割安なタイミングであるとも考えられます。変動が気になる場合は、少額から積立を始めるのをおススメします。
    アジア製造業ファンド

田辺南香

ライフプランから見た家計管理・保険・受託などのマネーアドバイスほか、セミナー、サイトで情報発信を行う。著書「”未来家計簿”で簡単チェック!40代から間に合うマネープラン」ほか。

  1. ひふみ投信
  2. 国内・海外の割安な上場株式に投資するファンド。また運用コストも安い。価格のばらつきを抑えながら、安定的な成績を残している点は、長期的な資産形成に向いている。
    ひふみ投信
  3. セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  4. コストを抑えながら、国内・海外の株式や債券の指標に連動するファンドに幅広く分散投資するファンド。子どもの進学資金を前提に考えると長期の運用となるが、比較的安定的なパフォーマンスが期待できる点。
    セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

鈴木さや子

住宅ローンアドバイザー /キャリアカウンセラー。家族が笑顔になれるための生活に役立つお金の知識を、主に女性向けにセミナー、執筆、個人相談を通じて発信。企業の他にも、自治体・学校等で講演・ワークショップを行っている。

  1. ニッセイ 日経225インデックスファンド
  2. はじめてNISAにチャレンジされる方には投資初心者も多く、本当の最初の投資には、一番身近な指数である日経225に連動するインデックスファンドで始めてみるのが良いと思ったので。
    ニッセイ 日経225インデックスファンド
  3. eMAXIS バランス(8資産均等型)
  4. 比較的中長期で運用できるジュニアNISAなので、リスク資産を入れたものでプラスリターン狙いが良いと考える。バランス型の中でも低コストのファンドを選択。また、国内&海外の株式・債券・REITなど複数の資産へ投資するファンドなので、子どもへの投資教育として良い生きた教材となる。
    eMAXIS バランス(8資産均等型)

中山弘恵

住宅ローンアドバイザー、介護相続コンサルタント。大学卒業後、損保会社勤務中にFP資格取得。銀行で資産運用アドバイザーなどを経て起業。わかりやすいセミナーと定評。

  1. セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  2. このファンド1本で手軽に世界全体に低コストで分散投資ができるため。投資の基本は、低コストで売買でき保有できること。NISAの非課税期間は2023年までのため、値幅リスクがあまり大きくない方が良い。現在は先進国が世界経済を牽引しているため、世界に分散投資する際、投資先は新興国よりも先進国の割合が大きいファンドが良い。このファンドは時価総額比率による資産配分が調整されるため、初心者にとってはファンドの成績を見守りながら資産運用の勉強を進めていける。
    セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  3. セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  4. このファンド1本で手軽に世界全体に低コストで分散投資ができるため。
    投資の基本は、低コストで売買でき保有できること。こどもNISAで教育資金準備するなら、値幅リスクがあまり大きくない方が良い。現在は先進国が世界経済を牽引しているため、世界に分散投資する際、投資先は新興国よりも先進国の割合が大きいファンドが良い。このファンドは時価総額比率による資産配分が調整されるため、初心者にとってはファンドの成績を見守りながら資産運用の勉強を進めていける。世界経済は成長し続けているので、将来、子どもにNISA口座をあげる場合でも、世界にまるごと投資しているこのファンドなら、資産形成の話が楽しくなる!
    セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

福島佳奈美

大学卒業後、情報システム会社で金融系SEとして勤務。出産を機に退職し、子育て中にFPの資格取得。その後、教育費や家計見直し、女性向けのセミナーなどで活躍。

  1. ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
  2. 国内外の株式と債券に均等に投資するインデックスファンド。バランスよく投資できるため、投資経験の少ない方におススメ。また、購入時と換金時の手数料が無料かつ信託報酬料も低めでコストも低く済む。
    ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
  3. 三井住友TAM-SMT TOPIXインデックス・オープン
  4. TOPIX(東証株価指数)に連動するインデックスファンド。積立のように投資できる証券会社が多く、購入時期を分散できるためリスクを減らせる。また、購入時と換金時の手数料が無料かつ信託報酬料も低めでコストも低く済む。
    三井住友TAM-SMT TOPIXインデックス・オープン

高橋忠寛

日本証券アナリスト協会検定会員。大学卒業後、10年間の銀行勤務を経て独立。金融商品販売に関わらない完全に独立した立場で資産運用、保険、相続などの総合的なアドバイスを行う。

  1. 野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型<愛称:Funds-i 内外7資産バランス・為替ヘッジ型>
  2. 現状のNISA制度の特徴(投資期間が5年に制限されていて損益通算が出来ない)を最大限考慮すると、5年後にプラスになっている確率が高い商品を選ぶ必要がある。
    非課税メリットを最大限活用するためには、大きく増やせる可能性があって期待リターンが高い投資信託を選ぶ方が効率的であるが、初めて投資を行う初心者には、大きなリターンを期待するよりも、損失の発生する可能性を抑えた商品をお勧めします。当ファンドは国内外の債券・株式・REITに幅広く分散投資しており安定的なリターンが期待できます。海外に投資する部分については為替のリスクを抑えるための為替ヘッジ機能もあり、リスクコントロールを重視しているところが特徴的です。
    野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型<愛称:Funds-i 内外7資産バランス・為替ヘッジ型>
  3. 三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
  4. 子どもの年齢にもよりますが、ジュニアNISAは成人用のNISA以上に長期間の運用をすることになる仕組みです。継続的にかかるコストが安いこと。流行に左右されない、シンプルでオーソドックスな商品を選ぶことが重要です。
    当ファンドは、先進国だけでなく新興国も含めた全世界の株式に投資するファンド(現状では、新興国株式の割合は1割程度)。新興国にも投資しているファンドとしては、圧倒的にコストが安い商品です。
    三井住友・DC全海外株式インデックスファンド


まとめ

少額投資非課税制度「NISA」「ジュニアNISA」のしくみやメリットなどが分かり、利用してみたいと思ったら、次はいったい何に投資しようか考えてみましょう。

「NISA」や「ジュニアNISA」の対象となるのは、証券取引所に上場している株式や公募株式投資信託(注1)です。個別の会社の株式から複数の会社などに投資する投資信託「ETF(イーティーエフ)」(注2)や不動産に投資する投資信託「J-REIT(ジェーリート)」、さらに公募株式投資信託(以降、投資信託と呼びます)まで、その選択肢の数は何千にも上ります。これまで投資をしたことがない初心者にとっては、この投資先選びが高いハードルであることは間違いありません。そこで、ここでは対象を投資信託に絞って選び方のポイントをご紹介します。
投資家から集めたお金をプロが運用してくれるという便利さが魅力の投資信託ですが、その投資対象はさまざま、地域も国内にとどまらず世界中に広がっています。また、運用してもらうために必要な手数料、信託報酬などのコストも投資信託ごとに違いますから、どの投資信託を選ぶかはとても重要です。「大きくふやすために積極的にリスクを取りたい」、「リスクを抑えて安定的に運用したい」といった意向や「自分の老後のため」「子どもの学費のため」といったお金の使い道など、自分のニーズにしっかり合っていることに加えて、初心者にとっては、しくみや投資先が分かりやすく自分で理解できること、という点も大切なポイントです。

「NISAアンケート」は、初心者向きの投資信託をファイナンシャルプランナーに選んでもらったものです。どんな点に注目してどんな投資信託を選んでいるか、投資信託選びの参考にしてみてください。

「NISA」では、なじみがある、わかりやすい、複数の株式への投資によって値動きが安定するといった観点から国内の株式を対象にした投資信託(「ニッセイ225インデックスファンド」「JPX日経インデックス400ETF」)を3名のファイナンシャルプランナーがあげています。
対象をぐんと広げて国内外の株式や債券3などに分散投資するタイプの投資信託(「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」「eMAXISバランス(8資産均等型)」「クルーズコントロール」「ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」「野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型」)は、6名のファイナンシャルプランナーが選んでいます。国際的な分散投資による安定した運用、投資対象のバランスの良さ、コストの安さ、為替相場の変動を抑制するしくみや投資信託の値段である基準価額の下落に備えるしくみなど、独自の着目点がうかがえます。

子どものための「ジュニアNISA」では、大学や専門学校の学費など教育資金に使う可能性なども考慮して、幅広く国内外の株式や債券などに分散投資することでリスクを抑える投資信託(「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」「eMAXISバランス(8資産均等型)」)を5人のファイナンシャルプランナーが取り上げました。そのほか、次世代の成長という観点から新興国に特化した投資信託(「ダイワ成長セレクト債券ファンド」「アジア製造業ファンド」)も選ばれています。

投資は不確実なものであり、投資したお金の最終的な使い道は人それぞれ。だからこそ、投資対象選びの答えは1つではありません。アンケート結果も材料の1つにしながら、自分や子どもの将来のためのお金を大切に育ててくださいね。

注釈)
1 公募株式投資信託は、銀行や証券会社などで取引することができ、株式に投資してもよい投資信託のこと。
2 ETFは、証券取引所に上場している投資信託。銀行では取り扱いがなく、証券会社を通じて株式と同じように取引します。
3 債券とは、国や企業がお金を借りるための発行するもの。

前編:NISA/ジュニアNISAの超カンタンおさらい

なお、このサイトは情報提供のために作成されたものであり、金融商品の勧誘あるいは推奨を目的としたものではありません。最終的な投資の意志決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。なお、本サイトで提供している情報の内容につきましてその内容を保証するものではありません。

【2月13日NISAの日】NISA/ジュニアNISAの超カンタンおさらい

こんにちは。突然ですが、「2月13日」は何の日か知ってますか?

「NISA(に・い・さ)の日」なのです。金融庁がNISAを広めようと昨年より制定しました。編集部では「NISAの日」にちなみ「NISA特集」として、マネーゴーランドに記事を執筆中のファイナンシャルプランナーのみなさまにアンケートを実施しました。マネーゴーランドのメイン読者層である、NISA/ジュニアNISA初心者へのオススメファンドをセレクトしていただきました。ことばはよく耳にする「NISA」ですが、実際にファンド購入までは、、という人がまだまだ多いようです。日銀のマイナス金利施策により、超低金利がさらに低くなり、銀行の定期預金はほぼ金利ゼロの現在、多少のリスクは引き受けても投資をする必要がありそう。まずは運用益が非課税になるNISAからはじめてみる、というのが編集部のオススメです。

(株)プラチナコンシェルジュのファイナンシャルプランナー國場弥生さんに、制度のおさらいやアンケート結果のまとめをしていただきました。全体を2部構成とし、前編は、「NISA」と「ジュニアNISA」の概要のおさらい。後編はアンケート結果とそのまとめです。


新たに創設された少額投資非課税制度「ジュニアNISA」が2016年1月からスタートしました。「ジュニアNISA」は、こどもの将来に向けた資産運用を促進するための制度で、株式や投資信託などに投資して得られた利益に税金がかかりません(一定の条件あり)。成人が利用できる「NISA」も2016年から投資限度額が年間100万円→120万円にアップし、ますます注目されています。

ここで改めて、「NISA」と「ジュニアNISA」について概要をおさらいしておきましょう。
20歳以上の人が誰でも利用できる少額投資非課税制度「NISA」は、年間120万円を限度に5年間、株式や投資信託などに投資して得られた利益が非課税になる制度。例えば100万円の投資元本が3年後に120万円になり、その時点で売却すると利益は20万円です。本来であれば、その利益の20%(4万円)が税金ですが、NISAを利用することで非課税になります。(NISAについてはこちらの記事もご覧ください)
一方、19歳までの人が利用できる「ジュニアNISA」は「NISA」を参考に作られた制度ですが、非課税で投資できる限度が年間80万円となっている点や未成年である本人に代わって親が運用管理を行う点、本人が18歳になるまで現金として払い出すことができない点などいくつかの違いがあります。

例えば、夫婦と子どもといった家族構成なら「NISA」限度額120万円×2人と「ジュニアNISA」限度額80万円×1人で毎年合計320万円分という大きな非課税枠を持つことになります。枠がたくさんあって利用の仕方に迷うときには、目的別に優先順位を考えてみることをおすすめします。子どもが大学や専門学校へ進学したときに使うお金、あるいは子どもが将来自由に使えるお金を準備するという明確な目的があるなら、途中で払い出すことができない「ジュニアNISA」が適しています。親が管理するとはいえ、子どもと一緒に投資について考えることができれば、生きた経済・金融の教材にもなり得ます。老後資金など自分たちが使うため、あるいは使途はまだ決めていないお金は、いつでも払い出すことができる「NISA」が良いでしょう。余裕があれば、親も子どもも1万円ずつ積立投資をスタートするなど、同時並行も可能です。
非課税の対象となるのは株式や投資信託など値動きのある金融商品なので、積立投資は重要なキーワード。大きな値動きにハラハラドキドキしないためには、すぐに使う予定のない“余裕資金”で“一度にまとめて投資しない”が鉄則です。

後編:NISA/ジュニアNISAオススメファンドは?

(執筆:國場弥生

1000万人が保有している「NISA口座」

2014年から始まった少額投資非課税制度(NISA)も3年目となりました。若い世代や投資未経験者の利用も徐々に広がってきているようです。今回は、NISAの利用状況を確認していきましょう。

金融庁の調査「NISA口座の開設・利用状況調査(平成27年9月末現在)」によると、2015年9月末現在のNISA口座の開設数は957万件に達しました。1人1口座しか開設できない制度であることから1000万人近い人がNISA口座を保有していることになります。同じ調査の2014年末の口座数と比較すると16%増えています。世代別にみると、20代〜40代の増加率は25.7%となり、50代〜80代の12.5%と比べても倍以上のペースで増えていることがわかります。口座の数では全体の約3割程度とまだ少ないものの、若い世代の利用も増えてきています。

また、投資経験がない初心者の増加も目立ちます。日本証券業協会の「NISA口座開設・利用状況調査結果(平成27年9月30日現在)」によると、平成27年9月末の証券会社のNISA口座のうち、投資未経験者(※)の割合は21.2%に達し、制度開始以来、初めて2割を超えました。
これまでは高齢者を中心に投資経験豊富な投資家がNISAを利用してきましたが、これからは初めて投資を行う人の割合が徐々に高まっていくことも予想されます。

では、NISA口座を利用している人は何に投資しているのでしょうか。
金融庁の調査「NISA口座の開設・利用状況調査(平成27年9月末現在)」によると、2015年9月末時点のNISA口座における買付金額の32.3%を株式投資が占めており、65.4%が投資信託です。
NISAで株式投資する場合には、配当利回りの高い大型株に人気があるようです。
一方、投資信託に投資する場合は、毎月分配型の商品を利用する人も多いようですが、リスクを抑えながらコストも抑えた資産運用に取り組むのであれば、インデックスファンドを使った方が効率的でしょう。投資信託は積立投資も可能なため、手間をかけず少額から資産形成に取り組むことが出来ます。

NISAは若い人や投資未経験者の利用も増えてきています。
投資信託を利用すれば、リスクを抑えながら少額でも資産運用を始められます。これまで投資を行ったことのない人も、今年からNISAを使って投資デビューしてみてはいかがでしょうか。

(※)「投資未経験者」とは、報告のあった証券会社において平成25年4月1日以降に証券総合口座を開設した投資家(日本証券業協会の調査結果より)

証券総合口座、「源泉あり」か、お得な「NISA」で

株式投資を始めるための第一歩は証券会社に口座を作ること、というわけで、前回はネットで口座を開設する手順をご紹介しました。

証券会社の取引口座は多くの場合、「証券総合口座」となっています。これは、銀行の総合口座と同じように、証券会社で扱う商品の売買に伴う資金を管理する口座で、いってみれば証券会社の中に作るあなたのおサイフのようなものです。証券総合口座で銀行の普通預金に当たるのが、MRF(マネー・リザーブ・ファンド)です。証券総合口座に入金したお金は自動的にMRFで運用され、株や投資信託、債券などを購入するときはMRFのお金が自動的に解約されて購入代金に充てられます。また、株などを売却すると、売却代金で自動的にMRFを買い付けることになります。

口座開設の申込みをするときは、特定口座に関する選択をします。特定口座というのは税金の扱いに関するものです。
株や投資信託、債券などを売って得られた利益や、保有中に得られる配当、分配金、利子などには税金がかかります。これは本来、自分で税額を計算して税務署に申告する必要がありますが、証券総合口座を「特定口座」にしておくと、こうした手続きを簡単にすることができるのです。
特定口座には「源泉あり」と「源泉なし」の2種類があります。「源泉あり」は、税金の計算や納税をすべて証券会社がしてくれます。「源泉なし」は、証券会社が税金の計算まで行い、投資家はそれをもとに確定申告して納税します。基本的には、特定口座の「源泉あり」を選んでおけばOK。証券総合口座というおサイフを「源泉あり」というタイプにしておくと、それを持っている人は、税金に関してはなにもしなくてよいというわけです。
ちなみに、特定口座でないものを「一般口座」といいます。これを選択した場合は、税金の計算、申告、納税をすべて投資家自身が行うことになります。

では、NISA(少額投資非課税制度)の口座はどういう位置づけになるのでしょうか。これは、証券総合口座というおサイフの中に、もう1つ「NISA」というおサイフを作ると考えればよいでしょう。NISAというおサイフのお金で買った株や投資信託から得られた利益には税金がかかりません。ただ、NISAのお金で買える株や投資信託は1年間に120万円までという決まりがあります。証券総合口座は複数の証券会社で開設することができますが、NISAは1人につき1つしか開設できない点にも注意が必要です。

NISAの非課税のメリットはとても大きいので、これから証券会社で口座を開設するのであれば、NISAも同時に申し込むとよいでしょう。証券総合口座はあるけれどNISAは申し込んでいないという人は、NISA口座を作ってからそこで株を買うのがおすすめです。

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