【投資を始めたいあなたへ】株式投資開始時の実践的ポイントをおさらい!

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初めて投資をする人、投資を始めたばかりの人は色々と不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな不安を持つ方々に口座を開設時から開設直後の実践的なポイントを今までの記事を交えご紹介します。

■証券総合口座は「源泉あり」かお得な「NISA」を選ぼう!
口座開設の申込みをするときは、特定口座に関する選択をします。
特定口座というのは税金の扱いに関するものです。
株や投資信託、債券などを売って得られた利益や、保有中に得られる配当、分配金、利子などには税金がかかります。
これは本来、自分で税額を計算して税務署に申告する必要がありますが、証券総合口座を「特定口座」にしておくと、こうした手続きを簡単にすることができるのです。
特定口座には「源泉あり」と「源泉なし」の2種類がありますが、「源泉あり」は、税金の計算や納税をすべて証券会社がしてくれます。
基本的には特定口座の「源泉あり」を選んでおけば良さそうです。

また、NISAについてですが、
NISAの口座のお金で買った株や投資信託から得られた利益には税金がかかりません。
このNISAの非課税のメリットはとても大きいので、これから証券会社で口座を開設するのであれば、NISAも同時に申し込むとよいでしょう。
ただ、NISAのお金で買える株や投資信託は1年間に120万円までという決まりがあること、1人につき1つの口座しか開設できない点に注意が必要です。

この口座の選び方について、更に詳しく知りたい方は以下の記事を参照してみてください。
→「証券総合口座、「源泉あり」か、お得な「NISA」で」

■まとまったお金がなくても株を買う方法
株には100株あるいは1000株という売買単位(単元)があって、それに株価を掛けた金額で売買します。
例えば、Aという銘柄の売買単位が100株で、現在の株価が2,500円だったら、

 2,500円×100株=250,000円

となり、この株を買うには250,000円必要です。

しかし、証券会社が設けている「単元未満株取引制度」を利用すれば、単元より少ない単位で株を売買できるようになります。
例えば、「ミニ株」は、売買単位の10分の1単位で株の売買ができ、
BI証券の「S株」、マネックス証券の「ワン株」、カブドットコム証券の「プチ株」は、いずれも1株単位で売買ができます。
先ほどのAの銘柄であれば、
2,500円や、25,000円で売買することも可能です。

こちらについても、より詳しく知りたい方は→こちらの記事をご参照下さい。

■証券総合口座開設後の戸惑いポイント
証券総合口座を開設したばかりの時は、銀行しか利用したことのない人にとっては戸惑いがちなポイントがあります。
開設後間もない人は以下の3点に注意しましょう。

1.証券総合口座には“通帳”がない
ネット銀行も通帳がないのが一般的ですが、証券総合口座は、店舗のある証券会社でもネット証券会社でも通帳はありません。自分が買って保有している株や債券、投資信託の名前や残高は、証券会社から定期的に送られてくる「取引残高報告書」で確認します。

2.お金の出し入れの仕方
入金の方法には次のようなものがあります。
・銀行振り込み:証券会社の口座に振り込みます。振り込み手数料がかかります。
・証券会社が発行するカードを使ってコンビニATMから入金。利用するATMによって手数料がかかることがあります。
・ネットバンキング:証券会社が提携している銀行に口座があってネットバンキングを利用しており、証券会社もネット取引・ネット証券会社を利用していれば、ネット上の操作で銀行口座から証券総合口座へ資金を移動させることができます。手数料はかかりません。
証券総合口座を開設するときに、自分が口座を持っている銀行と提携しているかどうか確認して、手数料なしで入出金できるところを選ぶとよいでしょう。

3.口座管理料がかかる証券会社がある
ネット証券会社は口座管理料がかかりませんが、店舗のある証券会社では、口座管理料がかかるところがあります。例えばある大手証券会社では年間1620円です。ただ、ネット取引をしているなど一定の条件を満たしていると無料になるケースもあるので、口座開設の申し込みをするときに調べておきましょう。

このように、ネット証券会社の口座を開設するだけならタダなので、例えば、店舗のある証券会社では情報収集や各種のツールを利用して、実際の取引はネット証券会社を利用する、といった使い分けも可能です。

このポイント3点について、更に詳しく知りたい方は以下の記事を参照してみてください。
→「証券総合口座、3つの戸惑いポイント」

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マネーゴーランド 編集部

「お金」にこれまであまり興味のなかったメンバーが自分たちが興味の持つようなネタを日頃から探し、自らが愛せるような記事作りを目指し、試行錯誤の日々。

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証券総合口座、3つの戸惑いポイント

株式投資を始める第一歩として、証券総合口座の開設の仕方や、その仕組みについてご紹介してきました。

今回はその続きとして、銀行しか利用したことのない人が証券総合口座を開設して戸惑いがちな3つの点についてご説明します。

1つ目は、証券総合口座には“通帳”がないということ。
ネット銀行も通帳がないのが一般的ですが、証券総合口座は、店舗のある証券会社でもネット証券会社でも通帳はありません。自分が買って保有している株や債券、投資信託の名前や残高は、証券会社から定期的に送られてくる「取引残高報告書」で確認します。

株価や投資信託の基準価額は毎日変動するので、リアルタイムの価額が知りたい場合は証券会社に電話で問い合わせることになりますが、ネット取引を利用している場合や、ネット証券会社を利用していれば、こうした情報をネットでいつでも見られます。

2つ目は、お金の出し入れの仕方。
これについては、口座を開設したときに証券会社から案内があります。入金の方法には次のようなものがあります。
・銀行振り込み:証券会社の口座に振り込みます。振り込み手数料がかかります。
・証券会社が発行するカードを使ってコンビニATMから入金。利用するATMによって手数料がかかることがあります。
・ネットバンキング:証券会社が提携している銀行に口座があってネットバンキングを利用しており、証券会社もネット取引・ネット証券会社を利用していれば、ネット上の操作で銀行口座から証券総合口座へ資金を移動させることができます。手数料はかかりません。

証券総合口座からお金を引き出す場合もこれと同じですが、ネットバンキングでの出金には手数料がかかる場合があります。証券総合口座を開設するときに、自分が口座を持っている銀行と提携しているかどうか確認して、手数料なしで入出金できるところを選ぶとよいでしょう。

3つ目は、口座管理料がかかる証券会社があるということ。
店舗のある証券会社では、口座管理料がかかるところがあります。例えばある大手証券会社では年間1620円です。ただ、ネット取引をしているなど一定の条件を満たしていると無料になるケースもあるので、口座開設の申し込みをするときに調べておきましょう。
ネット証券会社は口座管理料がかかりません。口座を開設するだけならタダなので、例えば、A証券では情報収集や各種のツールを利用して、実際の取引は売買手数料の安いB社を利用するといった使い分けも可能です。

証券総合口座、「源泉あり」か、お得な「NISA」で

株式投資を始めるための第一歩は証券会社に口座を作ること、というわけで、前回はネットで口座を開設する手順をご紹介しました。

証券会社の取引口座は多くの場合、「証券総合口座」となっています。これは、銀行の総合口座と同じように、証券会社で扱う商品の売買に伴う資金を管理する口座で、いってみれば証券会社の中に作るあなたのおサイフのようなものです。証券総合口座で銀行の普通預金に当たるのが、MRF(マネー・リザーブ・ファンド)です。証券総合口座に入金したお金は自動的にMRFで運用され、株や投資信託、債券などを購入するときはMRFのお金が自動的に解約されて購入代金に充てられます。また、株などを売却すると、売却代金で自動的にMRFを買い付けることになります。

口座開設の申込みをするときは、特定口座に関する選択をします。特定口座というのは税金の扱いに関するものです。
株や投資信託、債券などを売って得られた利益や、保有中に得られる配当、分配金、利子などには税金がかかります。これは本来、自分で税額を計算して税務署に申告する必要がありますが、証券総合口座を「特定口座」にしておくと、こうした手続きを簡単にすることができるのです。
特定口座には「源泉あり」と「源泉なし」の2種類があります。「源泉あり」は、税金の計算や納税をすべて証券会社がしてくれます。「源泉なし」は、証券会社が税金の計算まで行い、投資家はそれをもとに確定申告して納税します。基本的には、特定口座の「源泉あり」を選んでおけばOK。証券総合口座というおサイフを「源泉あり」というタイプにしておくと、それを持っている人は、税金に関してはなにもしなくてよいというわけです。
ちなみに、特定口座でないものを「一般口座」といいます。これを選択した場合は、税金の計算、申告、納税をすべて投資家自身が行うことになります。

では、NISA(少額投資非課税制度)の口座はどういう位置づけになるのでしょうか。これは、証券総合口座というおサイフの中に、もう1つ「NISA」というおサイフを作ると考えればよいでしょう。NISAというおサイフのお金で買った株や投資信託から得られた利益には税金がかかりません。ただ、NISAのお金で買える株や投資信託は1年間に120万円までという決まりがあります。証券総合口座は複数の証券会社で開設することができますが、NISAは1人につき1つしか開設できない点にも注意が必要です。

NISAの非課税のメリットはとても大きいので、これから証券会社で口座を開設するのであれば、NISAも同時に申し込むとよいでしょう。証券総合口座はあるけれどNISAは申し込んでいないという人は、NISA口座を作ってからそこで株を買うのがおすすめです。

株式投資の第一歩--証券会社に口座を作る

株は証券取引所で売買されていますが、投資家は「この株が買いたい」「この株を売りたい」といった売買注文を取引所に直接出すのではなく、証券会社に取り次いでもらいます。ですから、株式投資の最初の一歩は、証券会社に口座を作ることといえます。

 街なかに店舗を構えている証券会社に印鑑と本人確認資料(運転免許証など)をもって出向き、窓口で必要書類に記入すれば、その日のうちか翌日には口座が開設できます。
 証券会社が開いている時間に行くのが難しかったり、自宅や職場の近くに証券会社がなかったりした場合は、ネットでの口座開設が可能です。また、ネットだけで取引する証券会社は、口座開設もネットで行います。今回はその手順を見てみましょう。

 まず、口座を開設しようとする証券会社のホームページにある「口座開設」のところをクリックします。表示された画面の指示にしたがって、次のような項目を入力していきます。

名前、読みがな、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス
職業や国籍
本人や家族が上場会社の役員であるかどうか
上場会社の役員は、その会社にとって重要な情報を一般の投資家より早く入手して株で不当な利益を得ることが可能なため、こうしたチェックが行われます。
証券会社の口座への入出金に利用する銀行名・支店名・口座番号・口座名義人
株の配当金の受取方法
株の配当が非課税になるNISA(少額投資非課税制度)を利用するために、「株式数比例配分方式」を選択します。
特定口座の届け出
これは、株式の売買で得られた利益に対する税金の手続きに関するものです。税金の計算や納税を証券会社が行う「特定口座(源泉徴収あり)」を選択しておけばOKです。
投資経験、興味ある投資商品、口座開設の動機、投資目的、保有している金融資産の残高など。
その他アンケート項目

証券会社によって項目や順番に多少の違いはありますが、基本的にはこうした項目を入力していきます。途中で、その時点で入力したデータを保存して、あとで再開することができるところもあります。不明な点は、証券会社のコールセンターに電話して質問することも可能です。

 入力が終わったら、
■入力項目の一覧で表示されるので、プリントアウトして本人確認書類と一緒に郵送する
■入力項目をアップロードすると、プリントアウトされたものが送られてくるので、それを本人確認書類と一緒に返送する
■本人確認書類を携帯電話やスマホで撮影してデータをパソコンに送り、アップロードする

のいずれかの方法で申し込みます。そうすると、証券会社の口座番号や、取引画面に入るためのパスワードなどが郵送されてきます。それで準備はOK。株の取引ができるようになります。

1000万人が保有している「NISA口座」

2014年から始まった少額投資非課税制度(NISA)も3年目となりました。若い世代や投資未経験者の利用も徐々に広がってきているようです。今回は、NISAの利用状況を確認していきましょう。

金融庁の調査「NISA口座の開設・利用状況調査(平成27年9月末現在)」によると、2015年9月末現在のNISA口座の開設数は957万件に達しました。1人1口座しか開設できない制度であることから1000万人近い人がNISA口座を保有していることになります。同じ調査の2014年末の口座数と比較すると16%増えています。世代別にみると、20代〜40代の増加率は25.7%となり、50代〜80代の12.5%と比べても倍以上のペースで増えていることがわかります。口座の数では全体の約3割程度とまだ少ないものの、若い世代の利用も増えてきています。

また、投資経験がない初心者の増加も目立ちます。日本証券業協会の「NISA口座開設・利用状況調査結果(平成27年9月30日現在)」によると、平成27年9月末の証券会社のNISA口座のうち、投資未経験者(※)の割合は21.2%に達し、制度開始以来、初めて2割を超えました。
これまでは高齢者を中心に投資経験豊富な投資家がNISAを利用してきましたが、これからは初めて投資を行う人の割合が徐々に高まっていくことも予想されます。

では、NISA口座を利用している人は何に投資しているのでしょうか。
金融庁の調査「NISA口座の開設・利用状況調査(平成27年9月末現在)」によると、2015年9月末時点のNISA口座における買付金額の32.3%を株式投資が占めており、65.4%が投資信託です。
NISAで株式投資する場合には、配当利回りの高い大型株に人気があるようです。
一方、投資信託に投資する場合は、毎月分配型の商品を利用する人も多いようですが、リスクを抑えながらコストも抑えた資産運用に取り組むのであれば、インデックスファンドを使った方が効率的でしょう。投資信託は積立投資も可能なため、手間をかけず少額から資産形成に取り組むことが出来ます。

NISAは若い人や投資未経験者の利用も増えてきています。
投資信託を利用すれば、リスクを抑えながら少額でも資産運用を始められます。これまで投資を行ったことのない人も、今年からNISAを使って投資デビューしてみてはいかがでしょうか。

(※)「投資未経験者」とは、報告のあった証券会社において平成25年4月1日以降に証券総合口座を開設した投資家(日本証券業協会の調査結果より)

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