同棲よりも結婚がお得!?

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<材料>

・結婚

・出産、育児

・贈与

<Point>

1結婚したからこそ受けられるメリットがある

※年収400万円の人が結婚した場合・・・
配偶者控除適用で所得税が38,000円、住民税が33,000円お得
結婚式費用を親や祖父母から300万円贈与してもらった場合、通常かかる贈与税19万
円(※4)が0円に
・さらに子供が生まれると・・・
 1.出産育児一時金や育児休業手当、児童手当などの給付金がもらえる
 2.子供のお受験代や入学金などの学費を親や祖父母から1500万円贈与してもらった場合、通常かかる贈与税4,505,000円が0円に。(※4)もらう人が20歳以上で、直系尊属(親や祖父母)からの贈与の場合

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近年は、晩婚化でおひとり様が多くなっているようですが、一人でいる理由の中でお金がかからないとかお金を自由に使えると言った金銭的理由を挙げる人がいるようです。

しかし、共働きであれば世帯収入は増えますし、結婚したからこそ受けられる税金面のメリット(図表1)もあります。さらに子供を持てば出産手当や児童手当などの給付金を受け取れます。
一方居住費や食費などの生活費は、2人になったからと言ってすべて2倍にはなりません。その結果、可処分所得(自由に使えるお金)は減るどころかタイミングなどやり様によってはむしろ増える可能性があります。
それではどのようにすればメリットを最大限受けられるでしょうか?

はじめに所得控除。結婚した相手の収入が103万円以下であれば配偶者控除が、また、その収入が103万超~141万円未満であれば、その収入金額に応じた配偶者特別控除が受けられます。
また、子供が生まれた場合は扶養控除があります。(16歳以上にならないと控除ができません)

これらの控除の判定は、その年の12/31で行います。従いましてH27年12月に結婚した場合は、H27年の所得から控除を受けられ、H28年1月に結婚した場合はH28年にならないと控除が受けられませんので、税金のタイミングからだけで見ますと12月が結婚、出産のお得な時期となります。
その他、配偶者の収入が130万円未満であれば、自身の社会保険(健康保険、厚生年金)の扶養(第3号被保険者)に入れるため、配偶者は個別に保険料を支払う必要がなくなり、その分負担が軽くなります。(国民健康保険、国民年金の場合は、被扶養者が増えると本人の保険料負担が増えます)

では配偶者が正社員としてバリバリ働いていて、収入も141万円以上ある場合はどうでしょうか?残念ながら税金面では上記のような控除は受けられませんし、社会保険もそれぞれ負担しなければなりません。その代り、健康保険(組合)から産休中は出産手当、病気で働けなくなった場合は傷病手当金が給付され、育児休業中は、雇用保険から育児休業給付金がそれぞれ支給されます。これらの給付金は非課税所得なので、所得税や住民税はかかりません。
とは言っても、結婚式や出産時、学校の入学時などには一時的にお金がかかるのは事実。でもそんな時に両親などから資金援助があったらどうでしょうか?以前はまとまった金額を一括でもらってしまうと贈与税の課税対象になっていました。しかし昨年から結婚・子育て資金や教育資金の贈与について、非課税で一括贈与できるという制度ができました。 
ただ、折角この制度を利用してお金をもらっても使わずに貯金してしまったり、目的外の支出をするなど条件を満たせないと贈与税を課税されてしまいますので注意が必要です。

以上のように、制度をうまく利用できればかなりお得になるケースも出てきそうですので、結婚を躊躇している人はこれを機に考えてみてもいいかもしれません。

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執筆者

小山潤 税理士

青山学院大学卒業後、会計事務所、上場企業財務部の勤務を経ながら税理士資格を取得し、2010年4月に独立開業。法人、個人の申告業務や税務相談、相続対策、事業立ち上げ相談などのコンサルティング業務等を中心に業務を行う。最近では雑誌のコラムや書籍の執筆、セミナー講師などの業務も積極的に行うことで税務情報の発信にも努め、困った時の相談相手として最初に思い出してもらえる人を目指して取り組んでいる。

小山潤

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確定申告をした方がいい人とは?

さて今回のテーマは確定申告です。

個人事業主や不動産所得のある人は確定申告に慣れていると思いますので、今回は普段確定申告に縁のない方々を対象にお話しします。
確定申告をしない人、例えばサラリーマンは会社で年末調整がありますので、改めて確定申告をしなくても大丈夫になっています。しかし、一定の条件を満たす場合は申告をする必要が生じたり、申告した方がメリットがある場合があります。ではその条件とは?

まずは住宅購入です。年末の住宅ローン残高に応じて税金の還付(年間最大40万円を10年間)を受けられる制度ですが、最初の年だけは確定申告(2年目以降は年末調整)しなければなりません。また、バリアフリーや省エネ改修のリフォームした場合でも税額控除が受けられます。こちらはローンを組んでも組まなくても一定の控除が受けられます。
(図表1参照)

 続いて医療費。こちらは10万円(もしくは所得の5%と比較して少ない金額)以上の支出があった場合、その超えた部分の金額を所得から差し引いてもらえる制度です。税務署では、誰がいくら医療費を払ったかは把握できないので、控除を受けたい人は申告が必要になる訳です。また、領収書は提出もしくは保存書類になりますので取っておいてください。

以上2つが初めて確定申告する場合に多いケースです。
この他にも、年の途中で退職して再就職していない人、年末調整はやってもらったけど生命保険の控除証明が後から見つかった人、年末に結婚したりして家族構成に変化のあった人などは、確定申告をすると税額が戻ってくる可能性があります。
これら一連の控除制度につきましては、電子申告で添付書類の提出が一部省略できるものもありますが、基本的には資料(控除を受けるための証拠書類)の添付や保存が必要になります。特に書類の種類が多い住宅ローン控除や領収書枚数が多い医療費控除は準備が大変です。しかし頑張った後には「税金還付」というお年玉が待っています。

ちなみに申告時期は、還付申告であれば通常の申告期間(2/16~3/15)以外でもいつでもできます。準備ができ次第早めに申告すれば還付金も早くもらえますので、ぜひ挑戦してみてください。

マイナンバー制度で何が変わる?

10月からマイナンバーの通知が始まっていますが、自治体によってかなりバラつきが
あり、配達がかなり遅れているようです。

12月でいまだに手元に届いていないという人は一度確認した方が良いです。(個人番号カード総合サイトで郵便局への差出し状況が確認できます)
 さて、ゴタゴタ続きのマイナンバー制度ですが年明けのH28年1月から運用が始まり、所得税などの税務申告や社会保険手続きなどの場面で必要になります。
 また、自治体によって異なりますが、来年以降マイナンバーカードのICチップの民間
開放によって住民票、課税証明、印鑑証明といった公的書類がコンビニで受取れたり、病院の診察券、運転免許証、健康保険証との一体化、そしてさらにはクレジットカードや銀行のキャッシュカードとしての利用も可能になっていくようです。
 一方デメリットとして、マイナンバーで所得がガラス張りになって税金をたくさん取られるとか、副業がバレる(これに関連してキャバクラからホステスがいなくなる)といったことを見聞きしたことがありますが、これらはマイナンバー制度とは全く関係ありません。番号がなくても税務署はその人の所得や預金残高を調べられますし、副業についても住民税の金額や支払調書によって会社にバレるときはバレます。そもそもデメリット云々以前に、所得を隠せば犯罪(脱税)ですし、会社で禁止されている副業をすれば就業規則違反になりますので、これはこれ、別問題です。
 番号の用途が広がるということはそれだけ大事な情報になりますので、番号の厳格な管理が求められます。個人が自分の番号を大切に管理することは当たり前ですが、カードを失くしてしまった場合は設置が予定されている24時間対応のコールセンターに連絡して利用停止の手続きをする必要があります。失くしたカードでの不正利用が心配ですが、個人カードのICチップには税金、資産、年金、病歴といった情報は格納されませんので、落としてしまっただけでこうした情報が漏れるということはありません。(カードに記載されている氏名、住所、顔写真、個人番号は漏れてしまいます)
 一方、従業員などから番号の提供を受ける会社側も厳格な管理の意識を持たなくてはなりません。番号の収集、利用、保管、廃棄、安全管理の各段階にルールがあり、それらが守られず放置されていた場合や情報漏えいした場合は、懲役もしくは罰金という重い罰則が待っています。個人事業主や会社経営者は運用開始までに事前対策をきちんとしておきましょう。

年末調整で税金を取り戻そう!

 今年も残すところ1ヶ月を切りました。個人の所得は暦年で計算するため、年末になると今年の所得金額が確定し、税額も確定します。

 お給料をもらっている人は、毎月源泉所得税を天引きされていると思います。あの引かれている金額は、実は概算額で、月々このくらいもらう人はこのくらいの税額だろうということで、いわば仮払いの状態なのです。そこで、年末に所得が確定した時点で正確な税額を計算し、仮払いとの差額を調整するのが「年末調整」となります。

 また、正確な税額を計算する際には、様々な調整項目(所得控除、税額控除)があり、主に次のようなものがあります。

 1.扶養控除…自分の収入で生活している人が他にいる場合、その年齢や人数で所得を減額してもらえます。
 2.配偶者(特別)控除…結婚している人で、相手が一定収入以下の人が受けられます
 3.障害者控除…本人、配偶者、扶養親族が障害者の場合
 4.生命保険料控除…個人年金と一般保険があります。保険会社からのハガキ(生命保険料控除証明書)が必要です。
 5.地震保険料控除…こちらも保険会社から地震保険料控除証明書が来ます。
 6.社会保険料控除…お給料の場合、本人分はすでに天引きされていて月々の源泉徴収税額にも反映済みですが、扶養親族の分を手取り金額の中から払ったような場合は追加の所得控除になります。
 7.住宅ローン控除…初年度に確定申告をした2年目以降の人。銀行発行の借入金残高証明書、税務署から送られてきた書類(給与所得者の住宅取得等特別控除申告書)などが必要です。

これは上記1~6(所得控除)と違い、税額から直接控除される(税額控除)のでお得感が大きいです。

 主だったものは以上ですが、忘れやすいものもあります。例えば、年の途中で結婚した人は2を、20歳を過ぎた学生のお子さんの国民健康保険と国民年金を払った人は6を忘れがちです。また、4や5の控除証明を失くしてしまった人は再発行が必要なので、注意してください。

 このほかに年末調整では控除を受けられない、医療費控除、住宅ローン控除(初年度)、寄付金控除(ふるさと納税など)などに該当する場合や、これらに該当がなくても給与を2か所以上からもらっていたり、1か所でもたくさんもらっている人(2000万円超)の場合などは確定申告が必要になります。

大変な子育て、税金・手当面からの支援は?

消費税増税の負担緩和や景気回復を目的として、子育てに関していくつかの支援制度がありますのでご紹介します。

【子育て世帯臨時特例給付金】
児童手当は子供の年齢や人数に応じて支給される給付金です。0~3歳未満は一人当たり15,000円/月、3歳~小学校終了前は10,000円/月(第3子以降は15,000円/月)、中学生は10,000円となっています。また所得制限もあり、該当世帯の場合は5,000円/月となります。

支給は年3回(6月、10月、2月)に4ヵ月分がまとめて支給されます。
そして昨年に引き続き、今年も上記の手当とは別に追加の給付金(子育て世帯臨時特例給付金)があります。これはH26年4月に消費税率が8%に引き上げられた影響を踏まえ臨時特例的に設けられた措置で、対象児童1人当たり3,000円が支給されます。今年は減額されてしまい金額的には少ないかもしれませんが、申請さえすればもらえますのでやってみましょう。

【一括贈与の非課税措置】
こちらは相続税対策としてよく検討される制度です。H25年4月から実施されている一定の教育資金の贈与についての非課税制度に加え、今年4月から結婚資金、子育て資金についても非課税枠が設けられました。利用に際しては、贈与を受ける子や孫が金融機関に専用口座を開設し、親や祖父母にその口座に入金してもらいます。そしてもらった側では使途を証明するための領収書などを金融機関に提出して、資金を引き出すという流れになります。
手続き面でやや煩わしい部分がありますが、通常では贈与税がかかってしまうようなまとまった金額での贈与を非課税で行うことができるので、利用できるかどうか検討してみましょう。

また他にも来年度の税制改正になりますが、ベビーシッター代の一部を所得控除し所得税を軽減しようという検討もされていて、少しずつではありますが制度が拡充されています。

【まとめ:図】

【小さな倹約】♂♂ほぼ夫婦「明日は明日の風が吹く」vol.4

みなさま、こんにちは。作家・まんが家の歌川たいじです。

うちには猫が3匹おります。もともとは1匹だけ飼っていたのですが、その猫が老いてきまして、「この猫が死んだら、猫バカな相方が深刻なペットロスになるに違いない」と思ったワタクシ。なんでも、ペットロスになると次の猫が飼えないまま、ずっと傷心のままでいるのだとか。
「この猫が生きているうちに新しい猫を飼ってしまおう、ほかの猫がいるからといって飼い猫が死んだ時の悲しみは減らないだろうけど、とりあえず次の猫が飼えないなどとは言っていられなくなる」と、ワタクシは一念発起して子猫を2匹、愛護団体からもらいうけたのでした。

「猫が3匹もいたら、お金がかかって仕方がないでしょう」と、心配してくださる方が大勢いらっしゃいました。たしかに、エサ代、トイレ砂代などなど、コストはだいぶ嵩みます。ただでさえワーキングプアなこの身に、大きな負荷となりました。

ところが、我が家の猫の画像を表紙カバーにした「僕は猫好きじゃない」という本を出版したところ、都内の猫本専門店で好調に売れまして、昨年、一昨年は、この本の売上げで糊口をしのぐことができました。「表紙カバーの猫ちゃんが可愛くて、ジャケ買いが多いんです。この猫ちゃん、優秀なセールスマンですね」と、猫本専門店の店長さんはおっしゃったのでした。人間万事塞翁が馬ですね。

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