【2月13日NISAの日】NISA/ジュニアNISAの超カンタンおさらい

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こんにちは。突然ですが、「2月13日」は何の日か知ってますか?

「NISA(に・い・さ)の日」なのです。金融庁がNISAを広めようと昨年より制定しました。編集部では「NISAの日」にちなみ「NISA特集」として、マネーゴーランドに記事を執筆中のファイナンシャルプランナーのみなさまにアンケートを実施しました。マネーゴーランドのメイン読者層である、NISA/ジュニアNISA初心者へのオススメファンドをセレクトしていただきました。ことばはよく耳にする「NISA」ですが、実際にファンド購入までは、、という人がまだまだ多いようです。日銀のマイナス金利施策により、超低金利がさらに低くなり、銀行の定期預金はほぼ金利ゼロの現在、多少のリスクは引き受けても投資をする必要がありそう。まずは運用益が非課税になるNISAからはじめてみる、というのが編集部のオススメです。

(株)プラチナコンシェルジュのファイナンシャルプランナー國場弥生さんに、制度のおさらいやアンケート結果のまとめをしていただきました。全体を2部構成とし、前編は、「NISA」と「ジュニアNISA」の概要のおさらい。後編はアンケート結果とそのまとめです。


新たに創設された少額投資非課税制度「ジュニアNISA」が2016年1月からスタートしました。「ジュニアNISA」は、こどもの将来に向けた資産運用を促進するための制度で、株式や投資信託などに投資して得られた利益に税金がかかりません(一定の条件あり)。成人が利用できる「NISA」も2016年から投資限度額が年間100万円→120万円にアップし、ますます注目されています。

ここで改めて、「NISA」と「ジュニアNISA」について概要をおさらいしておきましょう。
20歳以上の人が誰でも利用できる少額投資非課税制度「NISA」は、年間120万円を限度に5年間、株式や投資信託などに投資して得られた利益が非課税になる制度。例えば100万円の投資元本が3年後に120万円になり、その時点で売却すると利益は20万円です。本来であれば、その利益の20%(4万円)が税金ですが、NISAを利用することで非課税になります。(NISAについてはこちらの記事もご覧ください)
一方、19歳までの人が利用できる「ジュニアNISA」は「NISA」を参考に作られた制度ですが、非課税で投資できる限度が年間80万円となっている点や未成年である本人に代わって親が運用管理を行う点、本人が18歳になるまで現金として払い出すことができない点などいくつかの違いがあります。

例えば、夫婦と子どもといった家族構成なら「NISA」限度額120万円×2人と「ジュニアNISA」限度額80万円×1人で毎年合計320万円分という大きな非課税枠を持つことになります。枠がたくさんあって利用の仕方に迷うときには、目的別に優先順位を考えてみることをおすすめします。子どもが大学や専門学校へ進学したときに使うお金、あるいは子どもが将来自由に使えるお金を準備するという明確な目的があるなら、途中で払い出すことができない「ジュニアNISA」が適しています。親が管理するとはいえ、子どもと一緒に投資について考えることができれば、生きた経済・金融の教材にもなり得ます。老後資金など自分たちが使うため、あるいは使途はまだ決めていないお金は、いつでも払い出すことができる「NISA」が良いでしょう。余裕があれば、親も子どもも1万円ずつ積立投資をスタートするなど、同時並行も可能です。
非課税の対象となるのは株式や投資信託など値動きのある金融商品なので、積立投資は重要なキーワード。大きな値動きにハラハラドキドキしないためには、すぐに使う予定のない“余裕資金”で“一度にまとめて投資しない”が鉄則です。

後編:NISA/ジュニアNISAオススメファンドは?

(執筆:國場弥生

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マネーゴーランド 編集部

「お金」にこれまであまり興味のなかったメンバーが自分たちが興味の持つようなネタを日頃から探し、自らが愛せるような記事作りを目指し、試行錯誤の日々。

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1000万人が保有している「NISA口座」

2014年から始まった少額投資非課税制度(NISA)も3年目となりました。若い世代や投資未経験者の利用も徐々に広がってきているようです。今回は、NISAの利用状況を確認していきましょう。

金融庁の調査「NISA口座の開設・利用状況調査(平成27年9月末現在)」によると、2015年9月末現在のNISA口座の開設数は957万件に達しました。1人1口座しか開設できない制度であることから1000万人近い人がNISA口座を保有していることになります。同じ調査の2014年末の口座数と比較すると16%増えています。世代別にみると、20代〜40代の増加率は25.7%となり、50代〜80代の12.5%と比べても倍以上のペースで増えていることがわかります。口座の数では全体の約3割程度とまだ少ないものの、若い世代の利用も増えてきています。

また、投資経験がない初心者の増加も目立ちます。日本証券業協会の「NISA口座開設・利用状況調査結果(平成27年9月30日現在)」によると、平成27年9月末の証券会社のNISA口座のうち、投資未経験者(※)の割合は21.2%に達し、制度開始以来、初めて2割を超えました。
これまでは高齢者を中心に投資経験豊富な投資家がNISAを利用してきましたが、これからは初めて投資を行う人の割合が徐々に高まっていくことも予想されます。

では、NISA口座を利用している人は何に投資しているのでしょうか。
金融庁の調査「NISA口座の開設・利用状況調査(平成27年9月末現在)」によると、2015年9月末時点のNISA口座における買付金額の32.3%を株式投資が占めており、65.4%が投資信託です。
NISAで株式投資する場合には、配当利回りの高い大型株に人気があるようです。
一方、投資信託に投資する場合は、毎月分配型の商品を利用する人も多いようですが、リスクを抑えながらコストも抑えた資産運用に取り組むのであれば、インデックスファンドを使った方が効率的でしょう。投資信託は積立投資も可能なため、手間をかけず少額から資産形成に取り組むことが出来ます。

NISAは若い人や投資未経験者の利用も増えてきています。
投資信託を利用すれば、リスクを抑えながら少額でも資産運用を始められます。これまで投資を行ったことのない人も、今年からNISAを使って投資デビューしてみてはいかがでしょうか。

(※)「投資未経験者」とは、報告のあった証券会社において平成25年4月1日以降に証券総合口座を開設した投資家(日本証券業協会の調査結果より)

ジュニアNISAを利用するメリット

お正月はどのように過ごされましたか?
凧あげ、かるた取り、または何にもしないゴロゴロ派?
これからは、ご家族で「ジュニアNISA会議」は、いかがでしょうか。

というのも、今年から子ども用の少額投資非課税制度「ジュニアNISA」がスタートしました。お子さんの成長とともに資産の成長も期待できるこの制度、利用しない手はありません。今回は、筆者が考えるジュニアNISAを利用するメリットをお伝えします。

メリット1:株式や投資信託を使って非課税で長期間運用できる
このジュニアNISAでは、0歳の赤ちゃん名義でも口座を保有できます。また18歳まで引き出しが制限されていることから、お子さまの年齢が低ければ低いほど、長期投資をすることになります。
長い期間をかけて、適切な対象に投資すれば、資産を大きく増やせる可能性があります。

メリット2:子どもの金融教育につながる
ジュニアNISAへの投資を機会に、家族で経済の勉強をしてはいかがでしょう。
子どもも小学校高学年になれば、社会への興味や関心を持ち始めます。毎年、家族で「ジュニアNISA会議」を開き、運用方針を話し合ってみるのも良いかもしれません。ご家庭で話し合いの場を持つことで、子どもの経済や社会の仕組みに対する理解が深まり、自然な形での金融教育を進めることにつながります。

メリット3:祖父母からの贈与資金で投資すれば、確実な相続対策になる
祖父母から孫の口座に資金を移して預けておくだけでは、名義預金として認定されてしまい相続対策にならない可能性があります。
ジュニアNISAを使えば、管理者である親権者などがお子さんに代わって投資をすることで、確実にお孫さんの資産として認められて相続対策を進めることが可能です。

もちろんジュニアNISAの利用には、投資で損をしてしまうリスクや、制度自体が複雑で理解しにくいなどのデメリットもあります。しかし、少額でも利用できる制度ですので、お子さんがいる方は是非上手に活用してみてはいかがでしょうか。

お年玉はジュニアNISAを使って投資しよう

お正月に子どもがもらったお年玉、どうしてますか?

親が管理している子ども名義の口座に預けておいて、子どもが大きくなったら渡そうと考えている人も多いのではないでしょうか。
他にも定期的に受け取る児童手当(子ども手当)も将来必要となる教育費の支払いに備えて貯めている人もいるでしょう。その預け先として、預金口座だけでなく、保険商品を活用している人もいます。
預金口座に預けておくだけだと、現在の低金利環境ではほとんど殖やせません。保険商品を活用することで保障と組み合わせながら、お金を積み立てていくと「〇年後には××円貯まる」と分かるので計画的に貯蓄できるという点ではメリットがあるかもしれません。しかし、資産形成という点では間接的に負担するコストが大きくて効率的な方法とは言えません。
効率的な資産形成に取り組むのであれば、投資信託などを使った投資が選択肢になります。
しかも、2016年からはジュニアNISAが始まりました。
以前、(『ジジババにお願いしてジュニアNISAも始めちゃおう!』という記事でお伝えしたように、ジュニアNISAとは、子ども名義の口座でおこなう投資に対する優遇制度です。
一般のNISAは年間120万円(2016年より)までの投資から得られる利益が非課税になりますが、子ども名義の「ジュニアNISA」は年間の投資限度額は80万円です。

これまでも一部の金融機関では、未成年者取引として子ども名義で投資をすることもできましたが、まだ一般的ではありませんでした。取引を希望して金融機関の窓口で相談しても、事例が少ないため対応が定まっていなかったり、複雑で手間のかかる手続きが必要でした。
しかし、ジュニアNISAが開始したことによって、各金融機関が熱心にジュニアNISA口座の開設を勧誘してくれます。金融機関側も手続きが見直され、以前と比べると非常に分かりやすくなりました。
そして、ジュニアNISAを活用して投資をするメリットは、将来お子さんに資金を渡してあげるまでの時間を有効に活用できることです。預金や保険に預けておくだけでは、ほとんどお金は殖やせませんが、投資信託などを利用して投資をすることで効率的にお金を殖やすことが期待できます。
10年以上という長い期間をかけてじっくりと資産運用することで失敗する可能性を減らすことも可能です。そのためには、投資先がきちんと分散された低コストの商品を利用するという資産運用の基本は押さえておく必要があります。

投資にはリスクも伴いますが、きちんと資産運用の基本を押さえておけば失敗する可能性は確実に減らせます。今年のお年玉の預け先の1つとして新しく始まるジュニアNISAで投資を始めてみてはいかがでしょうか。

ジュニアNISA活用術

2016年からジュニアNISAが始まります。

『ジジババにお願いしてジュニアNISAも始めちゃおう!』でお伝えしたように、ジュニアNISAとは、子ども名義の口座でおこなう投資優遇の制度です。
一般のNISAは年間120万円(2016年より)までの投資から得られる利益が非課税になりますが、子ども名義の「ジュニアNISA」は年間の投資限度額は80万円です。
今回はこのジュニアNISAの活用法を考えていきたいと思います。

1)親の非課税投資枠の拡大
自身の名義でNISAを利用している人で、毎年の非課税枠120万円を上回る投資をしたい場合に、未成年のお子さんがいると子ども名義でさらに80万円を非課税投資枠として利用できます。
毎年、非課税で合計200万円を投資できることになります。しかし、子ども名義の口座のお金は親が自分のために使うことは出来なくなりますので注意が必要です。

2)子どもの教育資金準備
子どもの教育資金の準備として学資保険を利用される方も多いですが、現在の低金利環境ではデメリットも多くあります。万が一の保障は掛け捨ての保険に加入することにして、教育資金の準備にジュニアNISAを活用するのも選択肢の1つです。
ジュニアNISAには、18歳まで資金を引き出すことが出来ないという特徴もありますが、教育費の負担が一番大きい大学進学時に合わせて資金を準備するのには、ちょうどよいかもしれません。

3)祖父母からの贈与による相続対策
2015年から相続税の税率が引き上げられました。相続対策を検討されている人は、おじいちゃん、おばあちゃんの資金をかわいいお孫さんに贈与してもらい、そのお金をジュニアNISAで運用していく事は相続対策としても有効です。ただし、ほかの贈与優遇の制度と異なり、追加の贈与非課税枠はありませんので、その点には注意が必要です。

最後に、このジュニアNISAを利用することは、お子さまの金融教育につながります。
大人でも投資に対してギャンブルのようなイメージを持っている人が多くいますが、本来の投資とは世の中で必要とされている事業に資金を提供し、そこから生み出された利益の一部を還元してもらうことです。中高生であれば、投資をきっかけに世の中のお金の流れや経済の仕組みを学ぶ絶好の機会になります。

2016年からジュニアNISAが始まります。
子どもの教育資金の準備や相続対策にもなりますので、是非有効に活用できたらいいですね。そして、ジュニアNISAの利用がお子さまの金融教育にも繋がります。

株をするなら必ず知っておきたいNISAのメリットとデメリット

NISAという制度をご存知でしょうか。
NISAとは簡単に言えば1年間に買った株の利益が100万円までなら税金がかからないという制度です。

例をあげてみるとNISAの制度を使い、2015年に買ったA社の株が利益が100万円以内なら2016年や2017年にA社の株を売っても税金は全くかからないというわけなのです。NISAは非常にお得な制度なのですが、少し制度がややこしいために理解不十分なまま損をしてしまうことも少なくありません。ですので、今回はNISAのメリットやデメリットについてまとめてみました。

まずはメリットですが、こちらは先ほどもお話したように税金がかからなくなるということです。最大100万円で20%もかかる税金が0になるわけですから、
最大で20万円の節約になります。しかもこのNISAは毎年新たに上限100万円で非課税枠が更新されていきます。

つまり、毎年20万円の得をするチャンスがあるというわけなのです。さらにNISAは2016年から年間上限が100万円から120万円まで非課税枠が引き上げられることが決まりました。これにより、さらに税金がかからない金額が多くなり、より利益を出すチャンスが得られるというわけなのです。

対してデメリットとしては大きく分けて2点ほどあります。1つは上限が100万円ですので、長期投資家にしか向かないという点です。短期的に株の売買をする人は上限の100万円はすぐに使い切ってしまいます。NISAの非課税枠は再利用できない仕組みですので、どの株を買うか吟味が必要です。

そしてもう1つNISAの深刻なデメリットがNISAで購入した株は非課税期間が5年間しかないということです。

それほど大きなデメリットには見えませんが、なぜこれが深刻なデメリットと言えるのかというと、この非課税期間を終えても、まだ株を保有していたとすると株を売却するか株を一般口座に移さなければなりません。

このときに、もし株を一般口座に移してしまうと、通常の税金20%がかかるようになるというわけです。つまりNISAの期限を終えた時点で大きく損をしていて、まだ株を売りたくないと思えば、株を一般口座に移し、その結果予想外の税金が発生してしまうというわけなのです。NISAは確かにお得な制度ですが、リスクもあるのできちんと制度を理解し正しく扱うようにしましょう。

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