「利子」って何?〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第4話】〜

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親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第4話
【「利子」って何?】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学1年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年少。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【リシって何!?】

前回、自分だけの銀行口座を作ったつづみくん、通帳を手にとーっても嬉しそう。

つづみ:ねえ、パパ。僕のお金、銀行さんが持っていてくれるんだよね?

パパ:そうだよ。この通帳と判子を持っていくと、入っているお金から必要な分、渡してくれるんだ。

つづみ:へー、そうなんだ。ママがいつもお金を出している機械ではできないの?

パパ:ATMのことか。もちろんつづみもあの機械でお金を出すことはできるよ。その場合は、このキャッシュカードと、最初に決めた4桁の番号を入れるとお金を出せるんだよ。

▪リシ、預けたお礼??

つづみ:じゃあ通帳もカードもなくせないね。ちゃんとしまっておいてねパパ。

パパ:任せとけ!そうだ、つづみにいいことを教えてあげよう。なんと預けたお金はいつの間にか増えるんだ。すごいだろう。

つづみ:えーーー!!??本当?

パパ:本当だよ。「リシ」って言うんだ。銀行にとっては、「つづみくん、お金を預けてくれてありがとう」というお礼みたいなものだ。

▪預けたお金はどこに?

つづみ:お礼?なんでお礼してくれるのかな。だって預かってくれて嬉しいのは僕なのに・・・

パパ:実はつづみが預けたお金はね、お金が必要で困っているどこかの会社に貸してあげるお金として使われるんだよ。その会社は、お金が手に入ったことで色々なモノやサービスを売り出せるよね。売れればお金がまた手に入る。そうやって稼いだお金を使って、貸してくれた銀行にお金を返すんだ。でもただ返すんではなくて、「銀行さん、貸してくれてありがとう!」とお金を上乗せして返すんだよ。

つづみ:ふーん。そしたら銀行に預けた僕のお金はちゃんと返ってくるんだね。安心したよ。

パパ:そうだよ。つづみのお金は、その会社のために役立っているんだよ。それで銀行はつづみに「困っている会社に貸すお金を貸してくれてありがとう」と「リシ」をつけて増やしてくれるんだ。

▪グルグル回るお金の旅?

つづみ:なんだかちょっとうれしいなあ。

パパ:みんなのお金がこうして、困っている会社とかのために使われて、そして新しいモノが売られて僕たちがそれらを買ってお金を払う・・・そうやってお金ってグルグルグルグル世の中を回っているんだ。お金の旅ってわけさ。

つづみ:うわー!僕のお金、どんな会社に役にたっているんだろう。ワクワク!

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執筆者

鈴木さや子 ファイナンシャル・プランナー/ キャリアカウンセラー

家族が笑顔になれるための生活に役立つお金の知識を、主に女性向けにセミナーや執筆活動、個人相談などを通じて発信している。専門は教育費・ライフプラン・保険・住宅ローン・マネー&キャリア教育。 講演の他、小・中学校や地域コミュニティなどでの講演やワークショップなど、保護者や親子向けイベントも行っている。

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