【小さな倹約】♂♂ほぼ夫婦「明日は明日の風が吹く」vol.4

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みなさま、こんにちは。作家・まんが家の歌川たいじです。

うちには猫が3匹おります。もともとは1匹だけ飼っていたのですが、その猫が老いてきまして、「この猫が死んだら、猫バカな相方が深刻なペットロスになるに違いない」と思ったワタクシ。なんでも、ペットロスになると次の猫が飼えないまま、ずっと傷心のままでいるのだとか。
「この猫が生きているうちに新しい猫を飼ってしまおう、ほかの猫がいるからといって飼い猫が死んだ時の悲しみは減らないだろうけど、とりあえず次の猫が飼えないなどとは言っていられなくなる」と、ワタクシは一念発起して子猫を2匹、愛護団体からもらいうけたのでした。

「猫が3匹もいたら、お金がかかって仕方がないでしょう」と、心配してくださる方が大勢いらっしゃいました。たしかに、エサ代、トイレ砂代などなど、コストはだいぶ嵩みます。ただでさえワーキングプアなこの身に、大きな負荷となりました。

ところが、我が家の猫の画像を表紙カバーにした「僕は猫好きじゃない」という本を出版したところ、都内の猫本専門店で好調に売れまして、昨年、一昨年は、この本の売上げで糊口をしのぐことができました。「表紙カバーの猫ちゃんが可愛くて、ジャケ買いが多いんです。この猫ちゃん、優秀なセールスマンですね」と、猫本専門店の店長さんはおっしゃったのでした。人間万事塞翁が馬ですね。

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執筆者

歌川たいじ

1966年生まれ。漫画家。1日に10万アクセスを記録した人気ブログ「【漫画】♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です」のカリスマブロガーでもあり、著作に、自身の壮絶な家族との関係を描いた伝説的コミックエッセイ『母さんがどんなに僕を嫌いでも』がある。困難な人生に奮闘する人々をあたたかく描き出す作風に、老若男女セクシュアリティを問わずに多くのファンを持つ。8月末に本格小説として『やせる石鹸』を刊行。その他、コミックの著作に『母の形見は借金地獄』『じりラブ』など。

歌川たいじ

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【アイデアを金に変える】♂♂ほぼ夫婦「明日は明日の風が吹く」vol.3

みなさま、こんにちは。作家・まんが家の歌川たいじです。

リスクの低い金融商品などの広告を見ますと、結果的には1円とか2円程度安くなるのを謳いあげ、「超オトク!」などと宣伝していたりしますが、そのたびにビミョーな気持ちになってしまいます。「かといってバクチみたいに高リスクな金融商品には手を出せないし、老後資金を増やすことはムリなのだろうか…」そんなふうに頭を抱える人が、ワタクシのまわりにたくさんいらっしゃいますし、ワタクシだって、財政の厳しい国で老後を送ることになるひとりとして、まったく不安を感じないと言えば嘘になります。

ワタクシの知人に、60代のゲイがいるのですが、彼はHIVの感染拡大予防運動に身を捧げた人で、感染してしまった人へのケアも非常にきめ細かく動いてきた人でした。身寄りもなく、私財もすべて活動に捧げてしまったので、ほぼ裸一貫。そんな彼が今年、大病を患ってしまいました。
「もう、生きていたって路頭に迷うだけだから死んじゃってもいいかな」と、彼は思ったそうなのですが、彼が世話してきた人たちが連絡を取り合い、看病や身の回りの世話を少しずつ分担し、カンパを募り、さらに弁護士に相談して生活に困らないだけの行政制度の利用の道筋をつけました。
「そんなことされたから、死ねなくなっちゃった」と、冗談まじりに話す彼の笑顔を見ながら、ワタクシは、「人は財産」という言葉の意味を目の当たりにした気がしたのでした。

お金はもちろん大事ですが、資産の増減に一喜一憂するよりも、人とのつながりを大事にすることのほうが大切なのではないか…思わず、そんな気持ちにさせられた出来事でした。

【ポイントカード】♂♂ほぼ夫婦「明日は明日の風が吹く」vol.2

みなさま、こんにちは。作家・まんが家の歌川たいじです。
みなさまは、さまざまなお店から発行されるポイントカードを活用されてますでしょうか。面倒くさがり屋のワタクシは、ポイントカードを蛇蝎のごとく嫌っております。

個人情報を書かされるコスト、多数のカードでサツマイモみたいに膨らんだ財布を持ち運びさせられるコスト、ポイントを貯めてる店まで足を運ばなきゃならないコスト、店頭でカードを探さなきゃならないコスト…さまざまなコストを考えたら、スタンプ30個で300円オトクみたいなしょぼい特典じゃ、まったく割に合わないと思ってしまうのです。

相方のツレちゃんは、ワタクシとは正反対。財布とは別にポイントカード用のポーチを常に持ち歩き、「うたちゃんはほんとに大雑把にしか暮らせない人だよね」とダメ出しをかましてきます。

先日、ツレちゃんのカード用ポーチの中身を見てしまったのですが、夥しい数のカードの中には、すでに閉店してしまった店のカードも多数入れっぱなしになってまして、病院の診察券、ネットバンキングの暗証番号カード、印鑑登録証カードまで入っておりました。

「大雑把はどっちだッ」と、心の中で叫んだワタクシだったのでした。

2016年 庶民生活はどうなる? ~家計大予想~

2016年の家計を全般的に見ると、2015年に引き続いて家計の貧富の格差が開きそうです。

前半は選挙睨みで明るい”アメ”ムード。後半は反動でツライ”ムチ”の嵐!?

一握りの人にとっては収入が増えるうれしい年になるでしょうが、大部分の人にとっては、今年に引き続き、「なんとなく苦しい」という状況が続くことでしょう。一握りの人とは、株や不動産などの資産をたくさん持っている人や大企業にお勤めの方なとどです。
それでも、年の前半は多少なりとも明るいムードがただよいそうです。というのも、7月の参院選挙があるので、財布に辛い増税などの話は引っ込み、景気の良さそうなバラまきの話などが先行する可能性があるからです。特に、衆参同時選挙ということになったら、自民党が勝つためには、なり振りかまわず消費税増税のさらなる先送りなどというウルトラCが出てくるかもしれません。
ただ、税も社会保障も、選挙に勝つために痛みを先送りするので、その反動は、選挙後に何倍にもなって出てくる可能性があります。選挙で勝つために後回しにした配偶者控除の廃止や酒税、タバコ税などの増税メニューが、年の後半にはいっきに出てくるでしょう。また、社会保障についても、医療費負担を軽減するための高額療養費制度の限度額を上げるなど、財布に痛い政策が次々と打ち出されてくる可能性があります。
つまり、来年前半は、選挙のための“アメ”のオンパレードですが、後半は選挙に大勝したことをいいことに、“ムチ”がビュンビュン飛んでくるということになりそうです。
それでも、給料が増えればいいのですが、全般的には手取り給与の増加はあまり見込めなさそうです。

給料はなかなか上がりそうにない。

給料は、人手不足になっている業種では多少上がることも予想されますが、そうでないところは横ばいかもしくは下がる可能性もあります。給料は横ばいでも、税金や社会保険料負担が増えていますから、手取りは減るかもしれません。
給料が上がらない最も大きな要因は、消費の低迷です。2014年の消費税の引き上げ以降、消費は低迷し続けています。日銀は、2年でデフレを脱却すると宣言しましたがうまくいかずに、3年に伸ばしました。けれど、それでもデフレ脱却は難しいかもしれません。モノが売れないから、企業も人を雇ったり給料を上げたりできない。給料が上がらないから、消費が増えない。こうした、悪循環に対して、政府は有効な手を打てないままでしょう。

国内の消費の停滞に加えて、海外でのテロや中国の景気減速など、先の読めない不確定要素が増えています。そのため、企業は、積極的に投資などに打って出るというよりも、守りに入って様子を見るという状況になっています。
実際に、12月に発表された日銀短観でも、現状の景気は横ばいですが、3ヶ月先の景気については、ほとんどの企業が悪化すると予測しています。
3ヶ月先と言えば春闘の時期ですから、景気が悪化すると予想している企業が春闘で給料を大幅アップするとは考えにくいでしょう。
しかも、中小、零細企業にとっては、さらに深刻な問題が加わります。1月からスタートするマイナンバー制度に対応するために、それなりの人やお金をさかなくてはならないことです。
マイナンバー制度のスタートで、今まで使っていた源泉徴収票などかなりの帳票類が使えなくなるので刷新しなくてはならず、その経費がかかります。また、マイナンバーにはセキュリティー保護が義務づけられるので、管理者ポストを新設置したりシステムを外部委託するなどで経費がかかることが予想されます。これは、企業にとっては何か生み出すための投資でも将来につながるものでもなく、負担だけを負うということになりますから、そのぶん、給料の値上がりも見込めないということです。
ちなみに、この冬の大企業の冬のボーナスは、平均で3%ほど上がりました。けれど、そもそも夏と冬のボーナスは、多くの企業が今年の春の労使交渉で決めています。2015年の春先までは、まだ、景気の先行きは明るかったので、この冬のボーナスも比較的良かったのですが、2016年になると、大企業でもそんなに給料の大盤振る舞いはできなくなるので、夏、冬とも、ボーナスもそれほど期待できないかもしれません。

おどろき倹約術も…大学生のランチ代は月6千円

 就職ジャーナルは大学生に1か月の昼食にかかる費用を聞いたところ、平均額は6,247円となった。また、女子学生より男子学生のほうが約1,500円高いことがわかった。倹約をするために弁当を持参したり、安い店に行くなどの工夫もあるようだ。

 就職ジャーナルは、「社会人デビュー」のための情報を発信するサイト。毎週テーマを決めてさまざまな調査を行っている。今回は1か月の「ランチ代」について、大学1年生179人を対象に聞いた。

 ランチ代でもっとも多かったのは、10,000円~19,999円で20.1%、ついで多かったのが2,000円~3,999円で17.9%、4,000円~5,999円が15.6%だった。全体でみると約7割が10,000円以内になっており、0円と回答した大学生は8.4%いた。また、20,000円以上と回答した大学生は7.3%いた。

 属性別にみると、女子学生の5,629円に対し男子学生は7,086円と高くなっている。また、理系学生の5,644円に対し、文系学生は約1,000円高い6,600円となった。

 学生は、「学食が安くなる曜日を必ず利用する」「家からおにぎりを持参してコンビニエンスストアで買うのはパン1個にする」「ごはんを大量に炊いて弁当用に1回分ずつ冷凍する」などの倹約を心がけているようだ。なかには、学食でライスと大根おろしのみを注文し、無料の天かすとノリをかけ、無料のみそ汁と一緒に天丼気分を味わうという女子学生もいた。

おどろき倹約術も…大学生のランチ代は月6千円

 就職ジャーナルは大学生に1か月の昼食にかかる費用を聞いたところ、平均額は6,247円となった。また、女子学生より男子学生のほうが約1,500円高いことがわかった。倹約をするために弁当を持参したり、安い店に行くなどの工夫もあるようだ。

 就職ジャーナルは、「社会人デビュー」のための情報を発信するサイト。毎週テーマを決めてさまざまな調査を行っている。今回は1か月の「ランチ代」について、大学1年生179人を対象に聞いた。

 ランチ代でもっとも多かったのは、10,000円~19,999円で20.1%、ついで多かったのが2,000円~3,999円で17.9%、4,000円~5,999円が15.6%だった。全体でみると約7割が10,000円以内になっており、0円と回答した大学生は8.4%いた。また、20,000円以上と回答した大学生は7.3%いた。

 属性別にみると、女子学生の5,629円に対し男子学生は7,086円と高くなっている。また、理系学生の5,644円に対し、文系学生は約1,000円高い6,600円となった。

 学生は、「学食が安くなる曜日を必ず利用する」「家からおにぎりを持参してコンビニエンスストアで買うのはパン1個にする」「ごはんを大量に炊いて弁当用に1回分ずつ冷凍する」などの倹約を心がけているようだ。なかには、学食でライスと大根おろしのみを注文し、無料の天かすとノリをかけ、無料のみそ汁と一緒に天丼気分を味わうという女子学生もいた。

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