負担0円で、介護期を過ごす方法を伝授!

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<材料>

・毎月1万円程度~

<Point>

1介護費や医療費は、無限に負担しなければならない訳ではない。

2実質負担額を把握し“介護年金保険”で備える。

※10年間介護を受けた場合の受取額6,600,000円-払込保険料2,750,400円

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「歳をとった時に、重度の介護状態になったらどうしよう。」
「お金足りるかなぁ・・」
なんて先々を考えると、不安ばかりがどんどん大きくなってしまいます。

でも大丈夫。
公的保障の仕組みさえ知っていれば、先々いくら備えるべきか見えてきて、介護期を「負担ゼロ」で過ごす準備だってできます。

現在の介護認定者は、全国で約600万人。多くの人が心配する病気やケガでの入院患者数が約130万人であることと比べると、医療だけでなく介護リスクにも備えなければならないことを感じます。そこで今回は、介護を受ける人の中で約1割が認定されているもっとも身体的、経済的に負担が重い「要介護5」を例に資金計画を考えてみましょう。

ウメさん(80歳・要介護5)は、現在、介護と同時に医療治療を受けています。収入は、老齢年金と亡くなったお爺ちゃんの遺族年金があり、リタイア世代としては一般的な生活水準。現在の介護と医療の費用は次のようになっています。

ウメさんはセーフティネットのお蔭で、介護と医療を合わせた負担額がひと月81,600円に軽減されています。とはいえ、これが1年続けば979,200円にもなり大きな負担に。現在の平均介護期間は約5年となっており10年以上となるケースも1割程度。先が見えない介護生活では、いつまで資金が持つか不安が積もります。

でも、安心して下さい!ちゃんと国に守られています!

日本の公的保障には、1年間に掛かった医療と介護費用の合計が一定金額を超えたときに超過分を支給する「高額医療・高額介護合算療養費制度」という嬉しい仕組みがあります。

上表から、ウメさんの場合は419,200円(負担額979,200円-負担限度額560,000円)が給付されるので、実際の負担は56万円のみ。現在の社会保障制度は、いくつものセーフティネットで私たちを守ってくれているのです。

このように、介護になった時にいくら準備しなければならないのかを知っていれば、闇雲に不安がらず資金計画を立てることができます。

では、冒頭で記したように介護期を「負担ゼロ」で過ごすにはどうしたらいいのか。
それは、民間の介護年金保険の活用です。
もちろん保険以外で準備するのもしかりですが、介護年金保険は、一定の介護状態になったら年金額60万円から給付を受けられるタイプが一般的で、これは前述の負担限度額56万円を見据えたものでもあります。セーフティネットとの合わせ技で民間の介護年金保険を活用すれば、介護期を「負担ゼロ」で過ごすことができます。

何はともあれ、介護知らずで長生きできれば一番!
もしもの準備は必要ですが、若いうちから体を動かし、年を重ねてもシャキッといられるよう健康には十分気を付けたいものですね。

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執筆者

白浜 仁子

元銀行員。退職後、出産・育児をしながらFP資格を取得し、2008年より独立系FPとして始動。 ライフプランや資産運用、保険の見直し、住宅ローン、相続等に関する相談やセミナー講師、執筆など。 2016年4月、FPオフィス フェアリンク設立。

白浜 仁子

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 そこで「自分ができる親への介護の種類」を尋ねると、「買い物」「掃除」「洗濯」「食事の準備」「送り迎え」「食事の介助」「衣類の着脱介助」が多かった。しかし、「何もできない」という回答も24.5%、つまり4人に1人となっており、「介護サービス」に頼らざるをえない現状がうかがえる。

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自営業者やフリーランスのための老後資金の積立制度

いよいよマイナンバーがスタートします。

マイナンバーは社会保障・税番号制度ともいわれ、社会保障分野では年金、医療、介護、生活保護などで活用されるのですが、今年の6月に公表された日本年金機構に対する外部からの不正アクセスにより個人情報が外部に流出した事件をうけて、年金にマイナンバーが活用されるのは1年遅れ平成29年からとなります。

さて、老後の年金を考えた場合、2階建ての公的年金(国民年金+厚生年金)がある会社員と1階部分の公的年金(国民年金)しかない自営業者やフリーランスでは、大きな差がつきます。そこで、会社員と自営業者などの年金額の差を解消するため平成3年4月に創設された公的な年金制度が、「国民年金基金」です。これにより、自営業などの公的年金は「2階建て」になりました。

「国民年金基金」は、自営業者など国民年金の第1号被保険者が国民年金とセットで加入しますが、強制ではありません。あくまでも個人の意思で加入する制度です。また、注意点としては、第1号被保険者と同じように1階部分の公的年金しかない第3号被保険者(いわゆる会社員の被扶養配偶者)は、国民年金基金には加入できません。

具体的に、「国民年金基金」に加入できる人について確認しておきましょう。日本国内に住所がある20歳以上60歳未満の自営業者、フリーランス、学生などの国民年金の第1号被保険者および日本国内に居住している60歳以上65歳未満の人で国民年金の任意加入被保険者が加入できます。ただし、国民年金の保険料を免除や猶予されている人は、加入できません。また、一度加入すると任意に脱退することができません。脱退が認められているのは、会社員になったときなど国民年金の第1号被保険者でなくなったときや国民年金保険料を免除された時などに限られます。

「国民年金基金」は、47都道府県に設立された「地域型基金」と25の職種別に設立された「職能型基金」の2種類があります。 「地域型基金」に加入できるのは、同一の都道府県に住所がある国民年金の第1号被保険者です。「職能型基金」に加入できるのは、基金ごとに定められた事業または業務に従事する国民年金の第1号被保険者の方です。 たとえば、「貨物自動車運送業国民年金基金」や「日本税理士国民年金基金」などがあります。なお、いずれか一つの基金にしか加入できないので、加入する本人がどちらにするか選択することになります。

国民年金基金の最大のメリットは、掛金が全額所得控除され、所得税や住民税が軽減されることです。例えば、課税所得金額400万円で、国民年金基金の掛金が年額30万円の場合、所得税・住民税の合計で約9万円軽減されるため、国民年金基金の掛金は、実質約21万円となります。

なお、この税金の軽減は、確定申告をして受けることになりますが、確定申告にもマイナンバーが必要になります。具体的には、平成28年分の確定申告からつまり実際にマイナンバーの記載が必要になるのは、平成29年になってからとなります。

少ない掛金からでもスタートでき、加入後もライフサイクルに応じて掛金を増減することもできるので、自営業者にとっては老後資金の積立の選択肢の一つになります。

老後も寂しくない!中高年のペット購入で気を付けるべき点

少子高齢化社会が進むなかで、子どもたちが巣立ったあとの話し相手として、ペットをパートナーに選ぶ人も少なくありません。今回は、中高年のペット購入のすすめや注意点をお伝えします。

1.中高年主婦が陥りやすい? 空の巣症候群とは
 子育てを生きがいとしてきた主婦が陥りやすいとされる心の病「空の巣症候群」。手のかかる子どもたちが成長して独立してしまうと、急に家の中ががらんとしてしまうと同時に、心のなかまでぽっかり穴が開いたような気分に。また、頭痛、肩こり、胸苦しさ、吐き気、食欲低下、不眠といった身体的な不調も現れます。
日常的に虚しさや自信喪失、不安などに襲われ、さびしさを紛らわせようとするあまり、飲酒に走ってしまうケースもあるといいます。
第二の人生を充実させて、空の巣症候群を予防するために、かわいいペットを側においてはどうでしょうか。

2.高齢者×ペットにはこんな癒し効果がある
ペットを飼っていない高齢者が一年間に受ける医療サービスの回数は平均37回であるのに対し、ペットを飼っている高齢者は30回と減少がみられるそうです。またペットを飼っていない高齢者の入院日数は平均13日であるのに対し、ペットを飼っている高齢者は8日という調査結果もあるそうです。
ペットを飼うことで、散歩などでいっしょに運動して身体が鍛えられることやストレスを軽減させることが、高齢者の健康維持につながっていると考えられます。

3.ペットの終生に責任を持てる?
昨今、ペットの医療技術や食事も進歩しているので、猫や犬なら10年以上、中には20年近くまで長生きすることも珍しくありません。中高年の方のなかには、「自分の年を考えると、この子を最期まで世話ができないから」とペットの購入を諦めている方も少なくないでしょう。また、最近では高齢ペットの介護も問題になっています。大型犬などの場合、自らも体力が弱まっていくなかで介護ができるのかと不安に感じる方もいるでしょう。
ただ、ペットを家族に迎え入れる手段は、ペットショップからの購入ばかりではありません。たとえば、動物愛護センターに保護された成猫・成犬を引き取るという手段や、里親が見つかるまで一時的に世話をする「一時預かり」など。
どうしても動物のいる生活をしたいというのであれば、こういう方法も検討してはいかがでしょうか。

現金主義?日常の買い物もカードを上手に使って、老後の貯蓄に備えよう!

「節約生活にはクレジットカードの利用は禁物」。

こんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。たしかに、クレジットカードは支払いが後回しにできる上、リボ払いや分割払いなどもありお金を使っている感覚が薄いので、大金を使ってもあまり実感がわかず、使いすぎに陥ってしまいやすいという欠点があります。

一方で、クレジットカードを上手に使えば、ポイントがたまってオトクになる一面も。今回は、節約生活で上手に利用したいクレジットカードの使い方について紹介します。

1. ポイント還元で得をしよう
クレジットカードを利用するとついてくるポイント。なんとなく貯めたまま使うことがなく、そのまま有効期限を迎えているということはありませんか。
例えば、ガソリン代や公共料金、ケータイ代などで月25万円分の支払いを現金で行っている人が、還元率1.0%のカードでの決済に切り替えた場合、なんと年間で3万円ものポイント還元が受けられるのです。
3万円あれば、ちょっとしたお出かけにも行けますし、食費や子どもの習い事、幼稚園などの学費にも充てられる金額です。節約生活の中では大きなものになるでしょう。
クレジットカードをうまく使うコツは、クレジットカードを無理やり使うのではなく、日常の支払いのうち、カード払いに切り替えられるものから切り替えていくこと。
上記で挙げたガソリン代や公共料金、ケータイ代などがその代表的なものです。カードの中には、公共料金の支払いにカードを使った場合、ポイント還元率がアップするものもあります。

2. クレジットカード専用口座を作ろう
よくありがちな失敗として、カードを使いすぎて支出が把握できないというものがあります。こうした失敗を防ぐために、カード引き落とし専用の口座を作ります。カード決済した代金分をそのまますぐに、メイン口座から引き落とし専用の銀行口座に振り替えてしまえば、メイン口座の残高が把握できるので、生活費を管理できなくなるということはありません。

【アイデアを金に変える】♂♂ほぼ夫婦「明日は明日の風が吹く」vol.3

みなさま、こんにちは。作家・まんが家の歌川たいじです。

リスクの低い金融商品などの広告を見ますと、結果的には1円とか2円程度安くなるのを謳いあげ、「超オトク!」などと宣伝していたりしますが、そのたびにビミョーな気持ちになってしまいます。「かといってバクチみたいに高リスクな金融商品には手を出せないし、老後資金を増やすことはムリなのだろうか…」そんなふうに頭を抱える人が、ワタクシのまわりにたくさんいらっしゃいますし、ワタクシだって、財政の厳しい国で老後を送ることになるひとりとして、まったく不安を感じないと言えば嘘になります。

ワタクシの知人に、60代のゲイがいるのですが、彼はHIVの感染拡大予防運動に身を捧げた人で、感染してしまった人へのケアも非常にきめ細かく動いてきた人でした。身寄りもなく、私財もすべて活動に捧げてしまったので、ほぼ裸一貫。そんな彼が今年、大病を患ってしまいました。
「もう、生きていたって路頭に迷うだけだから死んじゃってもいいかな」と、彼は思ったそうなのですが、彼が世話してきた人たちが連絡を取り合い、看病や身の回りの世話を少しずつ分担し、カンパを募り、さらに弁護士に相談して生活に困らないだけの行政制度の利用の道筋をつけました。
「そんなことされたから、死ねなくなっちゃった」と、冗談まじりに話す彼の笑顔を見ながら、ワタクシは、「人は財産」という言葉の意味を目の当たりにした気がしたのでした。

お金はもちろん大事ですが、資産の増減に一喜一憂するよりも、人とのつながりを大事にすることのほうが大切なのではないか…思わず、そんな気持ちにさせられた出来事でした。

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