【アイデアを金に変える】♂♂ほぼ夫婦「明日は明日の風が吹く」vol.3

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みなさま、こんにちは。作家・まんが家の歌川たいじです。

リスクの低い金融商品などの広告を見ますと、結果的には1円とか2円程度安くなるのを謳いあげ、「超オトク!」などと宣伝していたりしますが、そのたびにビミョーな気持ちになってしまいます。「かといってバクチみたいに高リスクな金融商品には手を出せないし、老後資金を増やすことはムリなのだろうか…」そんなふうに頭を抱える人が、ワタクシのまわりにたくさんいらっしゃいますし、ワタクシだって、財政の厳しい国で老後を送ることになるひとりとして、まったく不安を感じないと言えば嘘になります。

ワタクシの知人に、60代のゲイがいるのですが、彼はHIVの感染拡大予防運動に身を捧げた人で、感染してしまった人へのケアも非常にきめ細かく動いてきた人でした。身寄りもなく、私財もすべて活動に捧げてしまったので、ほぼ裸一貫。そんな彼が今年、大病を患ってしまいました。
「もう、生きていたって路頭に迷うだけだから死んじゃってもいいかな」と、彼は思ったそうなのですが、彼が世話してきた人たちが連絡を取り合い、看病や身の回りの世話を少しずつ分担し、カンパを募り、さらに弁護士に相談して生活に困らないだけの行政制度の利用の道筋をつけました。
「そんなことされたから、死ねなくなっちゃった」と、冗談まじりに話す彼の笑顔を見ながら、ワタクシは、「人は財産」という言葉の意味を目の当たりにした気がしたのでした。

お金はもちろん大事ですが、資産の増減に一喜一憂するよりも、人とのつながりを大事にすることのほうが大切なのではないか…思わず、そんな気持ちにさせられた出来事でした。

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執筆者

歌川たいじ

1966年生まれ。漫画家。1日に10万アクセスを記録した人気ブログ「【漫画】♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です」のカリスマブロガーでもあり、著作に、自身の壮絶な家族との関係を描いた伝説的コミックエッセイ『母さんがどんなに僕を嫌いでも』がある。困難な人生に奮闘する人々をあたたかく描き出す作風に、老若男女セクシュアリティを問わずに多くのファンを持つ。8月末に本格小説として『やせる石鹸』を刊行。その他、コミックの著作に『母の形見は借金地獄』『じりラブ』など。

歌川たいじ

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【ポイントカード】♂♂ほぼ夫婦「明日は明日の風が吹く」vol.2

みなさま、こんにちは。作家・まんが家の歌川たいじです。
みなさまは、さまざまなお店から発行されるポイントカードを活用されてますでしょうか。面倒くさがり屋のワタクシは、ポイントカードを蛇蝎のごとく嫌っております。

個人情報を書かされるコスト、多数のカードでサツマイモみたいに膨らんだ財布を持ち運びさせられるコスト、ポイントを貯めてる店まで足を運ばなきゃならないコスト、店頭でカードを探さなきゃならないコスト…さまざまなコストを考えたら、スタンプ30個で300円オトクみたいなしょぼい特典じゃ、まったく割に合わないと思ってしまうのです。

相方のツレちゃんは、ワタクシとは正反対。財布とは別にポイントカード用のポーチを常に持ち歩き、「うたちゃんはほんとに大雑把にしか暮らせない人だよね」とダメ出しをかましてきます。

先日、ツレちゃんのカード用ポーチの中身を見てしまったのですが、夥しい数のカードの中には、すでに閉店してしまった店のカードも多数入れっぱなしになってまして、病院の診察券、ネットバンキングの暗証番号カード、印鑑登録証カードまで入っておりました。

「大雑把はどっちだッ」と、心の中で叫んだワタクシだったのでした。

『更新型VS全期型』生命保険はどっちを選択するといいの?

定期保険とは、一定期間だけ大きな保障が確保できる死亡保障保険です。定期保険には、比較的短い期間で契約し、保険期間満了時に更新していく「更新型」と、あらかじめ保障が必要となる全期間を保険期間とする「全期型」があります(図1参照)。

更新型は、全期間型に比べ若い時の保険料が安く、少ない保険料で大きな保障を用意できるのが特徴です。また、更新する場合、健康状態に関わらず契約を継続できるので、病気で治療を受けていても保障が続く点は安心です。同じ保障額なら更新型は全期型に比べて若い時の保険料が安いので、割安な保険料で大きな保障を用意できます。しかし、更新のたびに、更新時の年齢に応じた保険料になるため、同じ条件のまま更新すると保険料が上がります。更新をする度に保険料が2倍近く上がることもあるため、50代で若い時に契約した時の5倍以上の保険料を支払うことになるケースも少なくありません。そして、更新型と全期型の最終的な総支払保険料を比較すると、通常、更新型のほうが高くなります(表1)。

これまで10年更新型と30年全期型の保障額を変えなかった場合の保険料について比較してきましたが、一般的に必要な保障額は、結婚して末子が生まれた後が最も大きく、子どもの成長や住宅購入などのライフイベントを経ることで徐々に小さくなっていくため、保障額の見直しが必要になります。更新型は保障額を変更できるので、減額することによって更新時に保険料を抑えることができます(図2)。

一方、子どもの誕生により家族が増えたり、配偶者の収入が見込めなくなったりなどで、必要保障額が増えることもあります。保障額を増額する場合、その分は新規契約の扱いになるため、健康状態の告知や審査が必要になります。
万一の時に必要な保障額の計算については「命の値段じゃない!生命保険のムダの見つけ方」 を参考にしてください。更新型と全期型の特徴を理解して、生命保険を賢く活用しましょう。

見過ごしていませんか?勤務先で簡単に入れる割安な生命保険

勤務先を通じて加入できる団体定期保険(グループ保険)をご存じでしょうか?従業員の福利厚生制度として設計された死亡保障商品で、多くの会社で採用されています。

一般的に、個人で加入する定期保険より保険料が安くなります。保険料が安くなる理由としては、会社を通じた一括加入なため、保険募集のための手数料がかからないこと、会社が企業の福利厚生の一環として採用しているため、募集の手数料は保険料には上乗せされていないことなどがあげられます。

保険料の割引率は、加入人数や加入者の平均年齢などによって異なるため、勤務先のケースを確認しておくとよいでしょう。

また、個人で定期保険に加入するときは、保険金額によっては医師の審査が必要になりますが、団体定期保険は、医師の審査が不要で告知のみで加入できるため、手続きが簡単です。保険期間は1年更新で、保険料は毎月、給与から天引きされます。保険期間が終了した時点で、1年ごとに収支計算を行い、剰余金が生じた場合は、配当金として加入者に支払わるため、保険料の負担が軽減されることになります。

団体定期保険は、在職中の人を対象とした保険ですが、勤務先の制度によっては、退職後も加入できたり、死亡保険金を年金形式で受け取ったりすることもできます。

このように、メリットの多い団体定期保険ですが、気をつけなければいけない点もあります。募集時期が年1回のため、募集時期を逃すと翌年まで加入することができませんから、加入・見直しは計画的に行わなければいけません。また、1年更新のため、保険料は毎年見直され、変動します。個人で加入する定期保険の保険料よりも割高になっている場合もあります。

 団体定期保険は、一定の加入率や、保険会社が定める被保険者数の要件を満たす必要があるため、どの会社にもある制度ではありません。この保険に加入できるのは、この制度がある会社に勤めている人の特権です。団体定期保険は、割安な保険料で大きな保障を確保し、柔軟に保障を見直すことができるので、自分自身のニーズに合う部分は積極的に利用すると良いでしょう。そして、不足する部分については、個人で加入する保険を上手に組み合わせることで、保険料を抑えつつ必要な保障を得ることができます。

 勤務先に団体定期保険制度がある人は、募集時期に一度、募集パンフレットを手に取って、加入を検討されてみるのも良いのではないでしょうか。

「万が一」の時に‘誰にでも’役立つ生命保険って?

保険の相談をお受けするときに必ずと言っていいほどされる質問が、「生命保険は必要ですか?」です。

特に、20代・30代の独身者、専業主婦、パートタイマーとして収入を得ている方は「自分の死亡保障は要らないのでは?」とお考えのようです。確かに、多額の死亡保障は必要ないかもしれませんが、万一のとき、ほとんどの方が葬儀を行います。

葬儀費用の総額は全国平均で約189万円(日本消費者協会「第10回葬儀についてのアンケート調査」)。その上、現金一括払いが一般的です。ある日突然、あなたが亡くなったら、約200万円の葬儀費用をどこから払いますか?

貯蓄で備えてももちろん構いません。ただし、若い世代にとってはなかなかの大金ですよね。また、銀行などの預貯金は、亡くなったことを金融機関が把握すると口座が凍結されて、家族が簡単に引き出せなくなります。これに対し、生命保険の死亡保険金は、受取人が請求手続きをすれば、5日程度で指定する口座に支払われます。

葬儀費用を保険で準備する場合、いつ亡くなっても葬儀費用分が確実に受け取れる種類の保険に加入しておく必要があります。オススメは「低解約返戻金型終身保険」です。終身保険は死亡保障が一生涯続く貯蓄機能がある保険。このうち、低解約返戻金型は、加入から一定期間内に解約した場合、一般の終身保険よりも戻ってくるお金(解約返戻金)が低く抑えられる一方、支払い終了後は解約返戻金が増えていくのが特徴で、一般の終身保険に比べ保険料が安くなっています。

たとえば、30歳男性が60歳までを保険料の支払期間として、保険金額200万円の低解約返戻型終身保険に加入した場合、毎月の保険料は3,660円になります。仮に、10年後に亡くなった場合、保険料総額439,200円で、死亡後数日以内に200万円を準備できることになります。

若いうちは、自分の死について考える機会は少ないかもしれません。ですが、人はいつ亡くなるかわかりません。万一の時に、早急に必要となる葬儀費用を、すぐに支払える状態にしておきたい、いざという時に貯蓄を減らしたくないという考えの方は、少なくとも保険料が払い終わるまでは解約しないことを前提に、低解約返戻金型終身保険を活用すると良いでしょう。

「万が一」の時に‘誰にでも’役立つ生命保険って?

保険の相談をお受けするときに必ずと言っていいほどされる質問が、「生命保険は必要ですか?」です。

特に、20代・30代の独身者、専業主婦、パートタイマーとして収入を得ている方は「自分の死亡保障は要らないのでは?」とお考えのようです。確かに、多額の死亡保障は必要ないかもしれませんが、万一のとき、ほとんどの方が葬儀を行います。

葬儀費用の総額は全国平均で約189万円(日本消費者協会「第10回葬儀についてのアンケート調査」)。その上、現金一括払いが一般的です。ある日突然、あなたが亡くなったら、約200万円の葬儀費用をどこから払いますか?

貯蓄で備えてももちろん構いません。ただし、若い世代にとってはなかなかの大金ですよね。また、銀行などの預貯金は、亡くなったことを金融機関が把握すると口座が凍結されて、家族が簡単に引き出せなくなります。これに対し、生命保険の死亡保険金は、受取人が請求手続きをすれば、5日程度で指定する口座に支払われます。

葬儀費用を保険で準備する場合、いつ亡くなっても葬儀費用分が確実に受け取れる種類の保険に加入しておく必要があります。オススメは「低解約返戻金型終身保険」です。終身保険は死亡保障が一生涯続く貯蓄機能がある保険。このうち、低解約返戻金型は、加入から一定期間内に解約した場合、一般の終身保険よりも戻ってくるお金(解約返戻金)が低く抑えられる一方、支払い終了後は解約返戻金が増えていくのが特徴で、一般の終身保険に比べ保険料が安くなっています。

たとえば、30歳男性が60歳までを保険料の支払期間として、保険金額200万円の低解約返戻型終身保険に加入した場合、毎月の保険料は3,660円になります。仮に、10年後に亡くなった場合、保険料総額439,200円で、死亡後数日以内に200万円を準備できることになります。

若いうちは、自分の死について考える機会は少ないかもしれません。ですが、人はいつ亡くなるかわかりません。万一の時に、早急に必要となる葬儀費用を、すぐに支払える状態にしておきたい、いざという時に貯蓄を減らしたくないという考えの方は、少なくとも保険料が払い終わるまでは解約しないことを前提に、低解約返戻金型終身保険を活用すると良いでしょう。

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