お金を貯めるのが苦手な人には・・・「目的貯蓄」のススメ

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<材料>

・銀行に預けるお金

<Point>

1お金を貯める目的は「病気や災害に備えるため」という人が全ての世代で第1位

2年齢や家族構成によって、お金を貯める目的はさまざま

3お金を貯めるのが苦手な人は、まず目的をもって、先取りで貯蓄を!

ボーナスの季節がやってきましたね。今年のボーナスの使い道はもう決まりましたか?

これまで、金利でお得な銀行の選び方、ATM利用手数料や振込手数料の節約方法、銀行のキャンペーンやおすすめサービスなど、お金を貯めるために役立つ情報をご紹介してきました。

お得な情報を積極的に取り入れてしっかり貯蓄を増やしている人、「わかってはいるけど、面倒・・・」と放置している人、あれこれやってもお金が貯まらない人など色々かもしれません。臨時の収入が入るこの季節に、「お金を貯める」ということについて改めて考えてみましょう。

そもそもなぜお金を貯める必要があるのでしょうか?お金を貯める(金融資産を持つ)ための目的についてのデータがあります。(※金融資産とは預貯金のほか、生命保険、株式、投資信託等を含みます。)

預貯金だけではありませんが、何らかの金融資産を持つ目的としてどの世代にも共通して多いのが、「病気や災害への備えとして」です。次いで、20歳〜40歳代は「こどもの教育資金」、単身世帯や二人以上世帯の50歳以上になると「老後の生活資金」となっています。「特に目的はないけれど、金融資産を持っていれば安心だから」いう人も結構いますね。

年齢や家族構成などによって、お金を貯める目的はさまざまです。家族がいる人の場合は、子どもの教育費やマイホームのためにお金を貯めたいといった具体的な目標が立てやすいですよね。でも若い人やシングルの場合、お金を貯めるというハードルは結構高いのかもしれませんね。

みなさんは将来やってみたいことや欲しいものがありますか?海外旅行に行きたい、ホノルルマラソンに参加したい、ロードバイクが欲しい、お店を開きたいなどなど・・・・いろいろあると思います。せっかくやりたいことがあるのに、「お金もないし・・・」とあきらめていてはもったいないですよね。

お金を貯めるのが苦手な人には、「目的貯蓄」がおススメです。具体的な目的や目標に向かってお金を貯めるということです。

やりたいことや欲しいものを手に入れるためには、どれくらいのお金が必要でしょうか?まずは必要な金額を出してみましょう。その金額を目標として、「余ったら貯蓄する」のではなく、給与天引きや銀行の積立貯蓄など「先取りで貯蓄」することがポイントです。こうした仕組みができればあなたもきっと「貯め上手」になれると思いますよ。

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執筆者

白子里美 ファイナンシャル・プランナー

大学卒業後、大手総合商社に勤務。退職後、二人の子どもを育てながら、ファイナンシャル・プランナー資格を取得。 現在は自身の経験をもとに、個人相談のほか、生命保険や子どもの教育費、住宅ローン、老後資金などに関するコラム執筆やセミナーの講師活動などを行っている。

白子里美

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ゆうちょ銀行で賢くお金を貯める!

ゆうちょ銀行とは

もともと郵便局の貯金を取り扱っている部門が民営化され、2007年に誕生した銀行です。

全国どこにでもATMがある上、ATMを使ってゆうちょ銀行の総合口座同士で送金すると手数料は無料なので、転勤の多い人や大学生の子どもに仕送りをするというような人などにとっても、使い勝手がいいといえるでしょう。

少し話はそれますが、先日子どもに「預金と貯金はどう違うか知っている?」と聞いてみたところ、「預金は銀行にお金を預けること、貯金はお金を貯めること」と即答。うーん、確かに貯金箱はあるけれど、預金箱はないですよね。ではみなさんは「預金」と「貯金」の違い、ご存じですか?

「預金」と「貯金」の違いとは

この二つの違いは、お金をどこに預けるかです。

  • 都市銀行や地方銀行、信用金庫、信用組合などに預けるのは「預金」
  • 郵便局や農協、漁協などに預けるのが「貯金」

です。

今回はゆうちょ銀行を取り上げているので、「貯金」について、詳しく見ていきましょう。

ゆうちょ銀行では

通常の貯金のほかに、定期貯金、定額貯金、自動積立貯金などを扱っています。

定期貯金は一般の銀行の定期預金とほぼ同じもの

預入期間は、1か月、3か月、6か月、1年、2年、3年、4年、5年(最長)から指定でき、金利は3年未満のものは単利、3年、4年、5年のものは半年複利で計算されます。
複利は、元本に利子を組み込んで次の利子を計算するので、利子に利子がつくことになるため、期間が長い方がおトクです。
ただし満期前の解約はできないので(解約の場合、解約利率が適用される)、計画的に預けるようにしましょう。

定額貯金はゆうちょ銀行独自の貯金

1,000円からスタートでき、一口の預入金額は

  • 1,000円
  • 5,000円
  • 1万円
  • 5万円
  • 10万円
  • 50万円
  • 100万円
  • 300万円

の8種類。
口数を分けて預ければ、必要な額だけ払い戻しが可能です。
金利は、預入後3年までは6か月ごとに上昇(金融情勢による)し、4年目以降は同じ金利が適用。
預入期間は最長10年ですが、半年複利で利子が計算されます。
6か月が過ぎればいつでもお金を払い戻すことができるので、預入期間が決まっていない資金を置いておくにはいいでしょう。

自動積立貯金は

月々1,000円から積み立てができ、あらかじめ決めた金額を一定月(毎月)とボーナスなどの特別月の併用で、最長6年間、計108回まで定期貯金または定額貯金に積み立てられます。
手間をかけずに、着実にお金がたまるのがいいですね。

金利が高かった時代、定額貯金に10年間お金を預けて利子をたくさん受け取ったという人も多くいましたが、低金利の現在それほどおトク感はないかもしれません。
とはいえ、「ゆうちょ銀行に口座を持っているけれど、貯金がなかなかできない」という人には、自動積立などを利用することで、着実にお金が貯まる仕組みをつくることをおすすめします。

ネット銀行使いこなし術Part.3 〜不安を解消し、少額からトライ!

コンビニATMの利用料が無料だったり、金利がメガバンクなどと比べて高かったりと、ネット銀行を利用するとお得なことがたくさんあります。

住信SBIネット銀行・大和ネクスト銀行・楽天銀行・ソニー銀行・じぶん銀行・ジャパンネット銀行の6行の預金残高は、2015年3月末時点で合計10兆円を超えたそうです。それだけネット銀行の存在感が高まっているということですね。

とはいえ、「ネット銀行が潰れてしまったら預けたお金はどうなるの?」「通帳もないし、本当に安全なの?」「どうやって口座をつくればいいの?」など、興味があってもなかなか一歩踏み出せないという方もいるかもしれません。

日本の銀行は「預金保険制度」の対象となっていて、もし銀行が倒産してしまっても元本1000万円とその利息は保護されることになっています。ネット銀行も、保護の対象になっているので、その点は心配ないでしょう。万が一の場合は、預金保険機構から保険金(預金)が直接預金者に支払われます(これをペイオフ方式といいます)。

ネット銀行は原則、通帳は発行されず、取引の記録はネット上で行います。必要であれば、取引明細書や残高証明書を郵送してもらえますが、心配な方は定期的にプリントアウトしておくと安心かもしれません。

セキュリティに関しては、各銀行とも様々な対策を取っています。たしかにネットバンキングの不正送金の被害が増えているのも事実ですが、自分でも、振込限度額やキャッシュカードの引出限度額などを設定すること、身に覚えのないメールのリンクは開かないなどの対策を取ることで、被害も減らすことができるでしょう。もしインターネットバンキングで預金を引き出されてしまった場合でも、「預金者に過失がなければ」全額補償されることになっています。

ただしネット銀行のデメリットといえるのが、「ログインID・パスワード忘れ」です。これらを忘れてしまうと、すぐにネット銀行が利用できないだけでなく、再発行に時間がかかってしまうことも。その点は十分注意してくださいね。

では、口座の開き方について、じぶん銀行を例にご紹介しましょう。
PCやスマホのサイトから「口座開設」をクリック。名前・住所・メールアドレス・職業など必要事項を入力し、本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)をアップロードまたは郵送すれば申込みは完了です。運転免許証があれば、スマホアプリで、より手軽に口座開設ができます。本人確認はスマホのカメラで運転免許証を撮影し、そのままデータを送信するだけ。免許証読み取り機能で自動的に名前や住所などを読み取ってくれるので、入力も簡単です。アップロード、スマホアプリ利用の場合は最短5営業日、郵送は約2週間でキャッシュカードを発送してくれます。

他のネット銀行もサイトから申し込みができます(※口座開設ができる年齢は銀行によって違うので、ご確認ください)。いろいろとお得なネット銀行、まずは少額から始めてみてはいかがでしょう。

2015.6.30更新

ネット銀行使いこなし術Part.2〜金利はメガバンクの10倍も!

そろそろボーナスの季節。景気もよくなっているようだし、去年よりどれくらい増えるかな・・・と期待している方も多いでしょう。買い物や旅行などに使いたいけど、やっぱり将来のために貯蓄もきちんとしたいですよね。そのボーナスの預け先、もう決まっていますか?

メガバンクの1年物の定期預金に預けた場合、金利は0.025%(2015年5月18日現在)。100万円預けても250円(税込)しか利息がつきません。時間外にATMでお金をおろしたらあっという間になくなってしまう金額ですよね。でもネット銀行なら、なんとその10倍以上の金利がつくところもあるのです。

たとえば、オリックス銀行の「eダイレクト預金/スーパー定期」の場合、1年物の金利は0.25%。100万円を1年間預けると2500円(税込)の利息がつきます。たいした金額ではないと感じる方もいるかもしれませんが、お金が貯まるのは、こうした小さな積み重ねを大切にする人です。

地方銀行のインターネット専用支店も注目です。
たとえば、山形県のきらやか銀行ネットきらやかさくらんぼ支店の「ネットきらきら定期」。2015年4月〜2015年9月30日までの期間限定ですが、1年物の定期預金の金利はなんと0.375%です。名前だけでなく、金利も“きらきら”ですね。ただし、預入は30万円以上から。募集金額も170億円と限度があるので、利用する場合はお早目に!

岡山県のトマト銀行ももたろう支店「スペシャルきびだんご定期預金」は100万円までの預け入れで金利0.4%。100万円以上預けたい場合は、0.3%と金利が若干下がりますが、「きびだんご定期預金」を利用しましょう。

香川銀行セルフうどん支店「超金利トッピング定期預金」も、「セルフ」なだけに金利が上乗せされていて、100万円までの預け入れで金利0.4%。100万円以上預けたい場合は、金利0.3%の「金利トッピング定期預金」を。こちらの銀行は、3年物ではありますが「宝くじトッピング定期預金」というのもあります。金利自体は0.035%とそれほど高くはありませんが、合わせて億万長者への夢も見られます。

従来、地方銀行は一定のエリアの人しか利用できませんでしたが、ネット支店ならその地方に住んでいなくても口座が開設できるので便利ですね。インターネット専用支店の場合、お金を引き出すときには、全国のコンビニやゆうちょ銀行などのATMを無料または通常より安く利用できるのもメリットです。ただし、銀行によって条件が異なる場合もあるので、口座を開く際には必ず注意事項を確認するようにしましょう。

コンビニATM利用料がお得、金利が高い・・・などなど、とてもお得なネット銀行。他にもたくさんのメリットがありますので、また次回ご紹介しますね。

2015.6.15更新

ネット銀行使いこなし術 Part.1〜コンビニATM手数料が無料に!

週明けや月末に銀行に行くと、ATMの前は長い列になっていて、20分以上待たされることもよくありますよね。そんなとき、コンビニのATMならいつでも並ばずにお金をおろすことができます。

「でもコンビニATMって、手数料がかかるんじゃないの・・・?」という声が聞こえてきそうです。たしかに、銀行によって利用条件は異なりますが、平日(多くは8:45〜18:00)なら108円(税込)、18:00以降の時間や土日祝日はその2倍の216円(税込)が手数料としてかかることも。とはいえ、休日に急に現金が必要になり、手数料を払って泣く泣く近くのコンビニでお金を引き出した…という経験をお持ちの方もいるでしょう。

そんな方におススメなのがネット銀行。ネット銀行とは、店舗を持たず、インターネットでサービスを行う銀行のことです。自前のATMを持たないところが多く、コンビニなどの提携ATMが無料、または毎月一定回数まで無料となっています。

店舗がなく、街を歩いていてもほとんど見かけることがないため、あまりピンと来ないかもしれませんが、住信SBIネット銀行、じぶん銀行、新生銀行、大和ネクスト銀行、ジャパンネット銀行、セブン銀行、イオン銀行・・・・など、聞いたことのある銀行もあるのではないでしょうか。

コンビニATMでお金を引き出す場合の手数料について、「住信SBIネット銀行」「じぶん銀行」「新生銀行」の場合で見てみましょう。

比較表を見ていただくとわかる通り、「24時間365日無料」でコンビニATMが利用できる銀行も多いので、平日銀行に行く時間が取れない人やよくコンビニでお金をおろすという方にとってはありがたいですよね。

メガバンクをメインバンクにしていて、給与の振込や光熱費、クレジットカードの引き落とし口座にしている方の場合でも、生活費など普段使うお金をネット銀行の口座に入れておけば、コンビニに行ったついでに無料で(しかも並ばずに)お金を引き出すことができます。私自身も、生活費は毎月ネット銀行に移し、必要な時にコンビニで引き出すようにしていますが、今月あといくら使えるかなども一目でわかるので、とても重宝しています。

ネット銀行はコンビニATM手数料以外にもお得なことが多いので、2つ目の口座として取り入れてみてはいかがでしょう。

2015.5.27更新

貯蓄力に差が出る?! 頭金を準備できる人とできない人

マイホームを取得するためのお金は、「自己資金」と「住宅ローン」で用意するのが一般的です。自己資金のうち一定額は、マイホームを取得するための「費用」にまわります。

売買契約書などにかかる印紙税、登記にかかる費用、仲介手数料、火災保険料、住宅ローン借入れのための費用…。人によって差はありますが、100万円を超えることも少なくないでしょう。

ところで自己資金からは、「頭金」を確保することも欠かせません。理由のひとつは、利息の負担を軽くできるから。今回は、住宅ローン返済における支払利息に注目です。

住宅ローンを借りるにあたって頭金を用意すると、その分だけ借入れを少なくすることができます。当たり前だけど、借りずに済んだ分について利息の支払いは不要。家計から出ていくお金を減らせます。頭金を入れると、金利が下がることだってあります。金利が下がれば支払う利息も減りますから、更に支出を減らせます。

例えば【フラット35】の金利は、融資率(【フラット35】の借入額/住宅の建設費または住宅の購入価格)で差がつきます。
下表をご覧ください。融資率が9割以下の場合、金融機関の提供する金利で最も多い金利は1.590パーセントです。ところが融資率が9割を超えると1.72パーセント。0.130パーセントも差がつきます。

3,000万円のマイホームを買うにあたり、頭金を入れず3,000万円全額を、35年の毎月払いで借りるとします。金利が1.720パーセントなら、利息の総額は約996万円です。

これに対して、頭金を300万円入れるとどうなるでしょう。借入れ2,700万円で35年の毎月払い、金利を1.590パーセントとすると、利息の総額は823万円ほどに。173万円ちかくも減ります。

頭金をしっかり用意できると、その分借入れを減らすことができるから、利息の負担をおさえることができます。金利が下がれば、更に負担減です。日々のムダを見直して、少しでも頭金を増やすように心がけることが、更なる貯蓄のチャンスを生みます。目標を決めてがんばってください。

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