国際安全規格取得!歩行支援ロボット「Honda歩行アシスト」海外展開

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ホンダは10月14日、同社が開発した歩行支援ロボット「Honda歩行アシスト」が生活支援ロボットの国際安全規格「ISO13482」の認証を取得したと発表した。今回のホンダの取得は7件目となる。

「歩行アシスト」は腰と太もも部分にベルトで装着し、内蔵モーターで足の運びをサポートするもので、二足歩行ロボット「アシモ」 の中の「倒立振子モデル」という技術を応用している。2013年からは100台を全国約50カ所の病院や施設で先行使用してもらい、訓練機能の強化はもちろんのこと、扱いやすさや装着性などさまざまな改良を行ってきた。

「使用していただいた方の間では、歩行能力と歩き方に非常に改善が見られた」とは開発責任者の伊藤寿弘氏の弁だが、認証取得には新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「生活支援ロボット実用化プロジェクト」の成果として得られた安全設計や認証取得に必要なデータ整備などの知見を活用したという。

いずれにしても今回の認証取得によって、歩行アシストの安全性と信頼性についてお墨付きを得たことになり、ホンダでは11月から法人向けにリース販売を開始する。初年度の目標は300台で、その後については初年度の販売状況を見ながら計画を立てる。また、海外展開の進めていく方針で、すでにデンマークの病院からの引き合いもきているそうだ。

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画像一覧

  • 「Honda歩行アシスト」とISO13482の認証書
  • 左から開発責任者の伊藤寿弘氏、池史彦会長、日本品質保証機構の小林憲明理事長
  • 開発責任者で汎用パワープロダクツ事業本部の伊藤寿弘氏
  • Honda歩行アシスト

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“モノづくり”が体験できる遊園地「グッジョバ!!」、2016年春オープン

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ポイントで電気交換も?楽天とユビキタス、エネルギー関連クラウドを共同開発

 楽天とユビキタスは5日、エネルギー関連サービスをクラウドで提供する企業向けプラットフォームの共同開発で合意した。住居内のHEMS機器からエネルギー情報を収集し、各家庭で最適なエネルギー関連サービスを提供するためのものだ。

 「楽天スーパーポイント」などの楽天のサービスプラットフォームと、ユビキタスのIoTサービスプラットフォームおよび組込みソフトウェアの技術を連携させる。これにより、電力使用量や、ホームネットワーク機器の使用データを収集し、ユーザー企業が解析してサービスを提供可能とする。

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企業年金の主役だった厚生年金基金、これからどうなる?・・パート1

厚生年金基金は、厚生年金と名称が似ていますが、まったく別ものです。

厚生年金は、国が運営している公的年金であるのに対して、厚生年金基金は企業が運営する企業年金の一つです。

厚生年金基金は、一定の条件を満たさなければ設立することができないため、厚生年金に加入している会社員イコール基金に加入しているということではありません。会社が厚生年金基金に加入している場合に基金にも加入するという仕組みになっています。また、厚生年金基金は、企業ごとに設立されているため、例えば転職をして複数の企業に勤めた経験がある場合、複数の基金に加入しているということもあります。

では、皆さんが厚生年金基金に加入しているかどうかはどうやって確認できるのでしょうか。
例えば、次のような方法で確認できます。
★給与明細をチェック・・・給与明細に「厚生年金基金掛金」が天引きされているかどうか確認
★就業規則や退職金規程をチェックあるいは会社の人事・総務の担当者に確認するなど

過去に勤めていた会社については、
★年金加入履歴をチェック・・・年金事務所に行って確認あるいは日本年金機構のHPを利用する
★厚生年金基金の加入員証がないかどうかチェックするなど

ところで、厚生年金基金という名称、公的年金である厚生年金の名称がついているのは、なぜでしょうか?それは、基金は国が運営している厚生年金の一部を国に代わって運用し、支給しているからです。この国に代わって支給する部分は、「代行部分」と呼ばれ、基金から終身で支給されます。そして基金は、この「代行部分」に加えて、基金ごとに決められた給付を行う「加算部分」があるため、基金に加入している場合は、老後の年金が充実するというメリットがあります。

ところがこの厚生年金基金もバブル崩壊後の運用環境の悪化で、予定通りの運用益が得られず、
約束した給付ができない基金や、掛け金を値上げせざるを得ない基金がたくさん出てきました。ここ15年ほどで、給付の削減をする基金や「代行部分」を国に返上したり解散する基金が次々現れ、ピーク時には1800以上もあった基金が、平成27年3月末現在で444基金となっています。また、現在残っている基金の大半が、解散や代行返上を予定しているという状況です。

かつては企業年金の主役であった厚生年金基金が、近い将来姿を消してしまうかもしれません。ですから、現在は基金に加入しているという人も、将来はどうなるかわかりません。基金が解散や代行返上した後どうなるかについては、次回にお伝えをしたいと思います。

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