意外と教育費の負担になる「本代」を安くするコツ

2611.jpg

このレシピを実行して

36000貯まる!
<材料>

・地元の図書館の会員登録

・図書館蔵書検索&予約サービスへの登録と設定

・Amazon Studentの登録

・よく使う本屋のポイントカード

<Point>

1一番手軽なのは地元の図書館を活用すること

2図書館の蔵書検索&予約サービスアプリを活用しよう

3中古本や電子書籍を活用しよう

4学生専用サービスを活用しよう

5気に入った本は購入して何度も読むのが大切。その際は本屋のポイントカードを作ろう

※ 1ヶ月3000円分本代を節約した場合の年間節約額

子育てをしていると、じんわりと家計に負担がのしかかってくるのが、絵本や本、参考書、辞書といった書籍類。

我が家では、子どもの誕生日に図書カードをプレゼントして、好きな本は自分で買わせていますが、教育系の本や参考書などは、「読ませておいた方がいいかも」とか、「この参考書はわかりやすい!これでなんとかこの科目が好きになってもらえないかな」といった親心から、ついつい本に大しては財布の紐が緩んでしまうわけです。
今回は、本代を少しでも安くするコツを紹介します。

<地元の図書館を使う>
鉄板の対策ですね。しかしせっかく行ったのに目的の本がないと時間のムダに。そこで行く前に、蔵書検索をしてから行きましょう。おすすめの蔵書検索サービスは「カーリル」と「図書館日和」です。「カーリル」は、借りたい本の名前を入力すると、地域を始め全国の図書館の蔵書と貸出状況を検索でき、一覧で表示してくれます。またAmazonのレビューや関連書籍なども見ることができるため、本に関してのすべての情報を入手できとても便利です。「図書館日和」は、あらかじめ登録しておいた図書館の蔵書を表示してくれます。このアプリの便利なところは、万が一貸出中だった場合に、クリックひとつで予約ができるところ(各図書館でのサービス利用登録は必要です)。我が家でも子どもと一緒に活用しています。

<中古本や電子書籍>
古本屋を活用すれば半額以下で買えることもザラです。ネットでは、「ネットオフ」や「Amazonマーケットプレイス(新品もあります)」が有名です。また、どちらのサービスも、読み終わった中古本を売る(出品する)こともできるので節約になりますね。
電子書籍もいまや、手持ちのスマホやパソコンで読めるサービスが多く出ており、専用端末を持っていなくても楽しめます。例えば「Kindle」はスマホやiPadで読め、「紀伊國屋書店」の電子書籍「kinoppy」もスマホやパソコンで利用可能です。紙の本より安く買えるので良いですね。

<Amazon Student>※日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校に現在通っている学生のみ利用可能です
Amazonには、学生専用の有料会員サービスがあります。年会費が1900円かかりますが、すべての新刊(コミック・雑誌除く)が10%ポイント還元で買えるだけでなく、期間限定でたびたびゲームも10%ポイント還元の対象になります。通常は有料サービスの翌日配送サービスや、毎月1冊無料で電子書籍が読める特典もついており、沢山本を読む学生さんにはうってつけのサービスですね。

<本屋さんのポイントカード>
多くの本屋さんで、購入時にポイントがつくポイントカードを発行しています。よく使う本屋さんのポイントカードはぜひ持って。たとえば、「紀伊國屋書店」では、誕生月の店頭での買い物はポイント還元率があがるだけでなく、毎月様々なキャンペーンがあり、話題の新書などをポイント高還元率で購入できるサービスをしています。

子どもには沢山の本を読み、多くのことを学んでほしいものですよね。様々なサービスを活用して、コストをできるだけかけずに、読書や勉強を楽しんでもらいたいなと思います。

<関連記事>

画像一覧

  • 意外と教育費の負担になる「本代」を安くするコツ

執筆者

鈴木さや子 ファイナンシャル・プランナー/ キャリアカウンセラー

家族が笑顔になれるための生活に役立つお金の知識を、主に女性向けにセミナーや執筆活動、個人相談などを通じて発信している。専門は教育費・ライフプラン・保険・住宅ローン・マネー&キャリア教育。 講演の他、小・中学校や地域コミュニティなどでの講演やワークショップなど、保護者や親子向けイベントも行っている。

鈴木さや子

関連記事

特集

関連記事

子どもの教育に読書を!秋を感じるおすすめ絵本

子どもとのスキンシップを図り、心を豊かにする絵本の読み聞かせ。大人になっても心に残っている1冊があるのではないでしょうか。

せっかくなら、絵本も季節感を味わえるものを選んで、子どもの情緒を育てたいものです。
今回は、紅葉、落ち葉、木の実……といった秋を感じる子ども向けの絵本を紹介します。

1.こんなにすごい!絵本読み聞かせの効果
数々の研究成果から、絵本の読み聞かせが子どもの成長に与える効果がさまざま判明しています。
読み聞かせをすると、子どもの大脳辺縁系が活発になります。この部分は脳の中でも、情緒をつかさどる部分。読み手と聞き手とが同じ世界を共有することで、自分の感情だけで行動するのではなく、相手の立場に立って考える、ということを覚えるのにとても役立つのです。
最新の研究によると、新しい本を次々と与えるより、同じ本を繰り返し読み聞かせた方が学習効果が高いことがわかっています。同じ本を読む=繰り返し学習する、ということにつながるからです。絵本もそれなりの値段がしますから、新しいものを次々購入しなくていいのであれば、節約中のパパ・ママにもうれしい話です。

2.14ひきのあきまつり
いわむらかずおの名作絵本「14ひき」シリーズの秋バージョンです。
「森の中で仲良く暮らす14匹のねずみの家族。子どもたちとおばあちゃんが森の中でかくれんぼをしていたら、ろっくんがいない!さがしていると…。」(出版社のあらすじより)
表紙からあたたかみのある秋色が満載で、ほんわか、じんわりする家族愛が感じられるストーリーです。
絵がかわいらしい中にも緻密で、植物図鑑や昆虫図鑑としても楽しめるほど。小さな虫やバッタ、カエル、トカゲ、カメなどが登場するので、生きもの好きのお子さんと名前あてゲームをしてみては。
3.おおきなかぼちゃ
秋といえば、ハロウィーン! ハロウィーンの主役といえばオレンジ色の大きなかぼちゃです。
「今夜はハロウィーン。パンプキンパイをこっそり食べようとしますが、魔女やゴースト、吸血鬼、ミイラ男にも、大きく育ったかぼちゃを動かすことができません。最後に現れた一匹のちいさなこうもりですが、こんな小さなヤツが役にたつものかと笑われても、賢いこうもりにはよい考えがありました。」(出版社のあらすじより)日本でも有名なロシアの民話「おおきなかぶ」を思い出させるストーリーとなっており、ハロウィーンの季節に読み聞かせたい一冊です。

オンラインで格安または無料で勉強して学校外教育費を抑えよう

「教育格差」という言葉が雑誌などにたびたび登場します。

親の所得や住んでいるところの違いによって、受けられる教育に差が起こっているという現象を指す言葉ですが、インターネットが普及した今、こうした格差を少しでも縮めようと、各社が工夫をこらして様々なサービスを提供しています。

基本的に塾というのは「売り手市場」。学校に受かりたい!学校の勉強についていきたい!といった希望がある子どもに、どうしてもできるだけお金を出してしまうのが親というもの。塾も商売ですので、出す親がいる限り、その価格はめったなことでは下がりません。そのため、年収平均が下がっていても教育費は上がり続けているのですね。

そこで、最近増えている格安または無料のオンライン教育サービスで支出を抑えて勉強し、足りない部分を塾で補うという方法にすると、だいぶ学校外教育費を抑えられるのではないでしょうか。代表的なオンライン教育サービスを紹介します。

【小中学生向け】
・ 勉強サプリ
月額980円で自宅学習が可能。動画授業を受けてから、ドリルを解きます。小学生は、勉強の進捗状況が保護者に通知されるので、親も安心です。学年を超えた勉強も可能なので、得意分野をどんどん伸ばす、また苦手分野は前の学年に戻って基礎を固めるといったフレキシブルな活用ができるのが嬉しいですね。

・ アオイゼミ
スマホで簡単にライブ授業が無料で受けられる中高生向けサービス。ライブ授業では、コメントなどで講師に質問したり生徒同士で会話をしたりでき、コミュニケーション性がとても高いサービスです。月額3500円のプレミアムプランにすると、テキストをダウンロードでき、録画授業を何本でも見ることができるようになります。

【高校生向け(大学受験)】
・ 受験サプリ
勉強サプリの大学受験バージョン。同じく月額980円でいくらでも講義を受けられます。全国140大学の過去問や、過去6年分・15科目のセンター過去問題集もダウンロードできて嬉しい。

・ manavee(マナビー)
完全無料で大学受験のための勉強ができるサイトです。受験を経験した大学生や社会人が先生なのが特徴的。先生を、先生の特徴(「まじめ」とか「ちょいわる」とか「熱血」など)で楽しく選んだり、全国の生徒が互いにコミュニケーションをとれたりする仕組みがあり、より勉強のモチベーションをアップさせる工夫がされています。

進学したあとにも教育費はまだまだかかります。学費だけでなく、やりたいことなどにかかるお金を取っておくためにも、こうしたサービスを上手に活用して、塾にかかるコストを抑えておきたいものですね。

どっちが貯まるの?教育資金の準備のための保険

子どもが生まれると、「この子のためにお金を貯めなくては!」と貯蓄への関心が高まる人は多いはず。保険で教育資金を準備する場合、

「こども保険(学資保険)」が一般的。しかし、最近は保険ショップなどで「終身保険」を提案されるケースもあるようです。子ども保険と終身保険、どちらを活用するといいのでしょうか?

こども保険は17~22歳の満期時や、中学や高校進学など途中で学資金がもらえる貯蓄タイプの保険です。中には、ケガや病気をカバーする商品もありますが、学資金が少なくなるため、教育資金を準備する目的には向きません。払う保険料よりももらえるお金が多くなる商品を選びましょう。

中には、表面的な戻り率(支払う保険料に対して受取る学資金の割合)を高くして魅力的に見せるために、学資金をもらう時期が大学入学後に分散されている商品がありますので注意が必要。大学の入学に間に合わなかったり、19歳以降の学資金を前倒しで受取ると、金額が減ってしまうからです。必要な時期に、必要な金額をもらえる商品を選びましょう。

一方、終身保険は本来、死亡時の保障を目的として加入する保険ですが、途中で解約すると支払った金額よりも多い解約返戻金を受取れるタイミングがあり、教育資金に充てることができます。終身保険の中でも、保険料を払い終えるまでの期間の解約返戻金を低く抑える代わりに、払い終えた後は返戻金が急に増えるタイプ(低解約返戻金型終身保険。以下、低解約終身)を選びましょう。そして、保険料はまとまったお金が必要な時期よりも前に払い終えること。たとえば18歳に欲しいなら、15歳~18歳までに払い終えるように設計します。

では、どちらを選ぶといいのでしょうか? 
戻り率が比較的高い商品で比べてみました。

結果は、子ども保険の方が全般的に低解約終身よりも戻り率が高い。つまり“貯める”目的では、子ども保険に軍配が上がります。
低解約終身が有利なのは、親など保険をかけている人が亡くなった場合です。死亡後は保険料の負担がなくなるのは同じですが、終身保険なら亡くなった時点で死亡保険金額の300万円を受取れます。また、もしも大学進学の時期に、貯蓄などでお金が準備できていれば、終身保険を解約しない選択肢もあります。リタイア後に解約して老後資金として活用したり、最後まで持ち続けてお葬式代に充てたりなど、活用法が多い保険と言えるでしょう。

自分が健在であることを前提に、純粋に貯蓄率を高めたいなら子ども保険。万が一のことを想定したり、将来の選択肢を増やしたいなら、低解約終身を選択するといいでしょう。

2015.6.30更新

だれでもできる確実な教育費準備方法はこれだ!

子ども1人につき、1000万円以上かかると言われる教育費ですが、そんな高額をどうやって準備すればよいのか、悩んでいる方も少なくありません。

特に、教育費がかかる間で一度に負担がかかるのが、高校3年生から大学入学の時期。受験のための交通費や宿泊代、受験料、大学の入学金や授業料、施設使用料などの支払に追われます。先に合格したすべり止めの学校に払った入学金数十万円がムダになるなんてことも、ザラにあります。
この時期にかかるお金は100万円〜300万円と、家計から一度に捻出するには負担が大きいため、早い段階から貯畜をしておくことが大切になります。

実は教育費を蓄えるのに、「誰でも」「着実に」「手間なく」できる一番の方法があります。それが、子どもが産まれると国から支給される「児童手当」を使わずにそのまま貯める方法です。

「児童手当」は国が行う子育て支援の制度で、現在は、日本国内に住む0歳〜15歳の子どもがいる家庭に、月1万円または月1.5万円が支給されています。もらえる金額は、子どもの年齢や人数により異なります(図表参照)。なお、夫婦どちらか多い方の所得が一定の金額以上になると、もらえる金額は低くなります。

支給は原則年3回。4ヶ月分まとめて銀行口座に振り込まれます。振り込んでもらう口座は、児童手当をもらう手続きをする際に自分で指定することができるため、日常生活で使っている口座ではなく、教育費貯蓄専用口座を作って指定すると良いでしょう。給与振込口座などを指定してしまうと、振り込まれた児童手当はあっという間に食費や消耗品費などでなくなってしまいます。原則、教育費貯蓄専用口座からお金を引出したりしないために、キャッシュカードや通帳はタンスの奥にしまってしまいましょう。

15年間児童手当を専用口座などで貯め続けると、なんと約200万円にものぼります(所得制限にかかる場合は約90万円)。私立高校に進学した場合の3年間合計と公立高校に進学した場合の金額の差額が約174万円(※)なので、子どもが私立高校に進学することになっても余裕をもって行かせてあげることができそうです。もちろん大学入学時に活用するために、3年間さらに置いておいても良いでしょう。

児童手当について注意したいことは3点。まず生まれたらすぐに申し込むこと。申し込みの翌月から支給されますが、原則さかのぼることができません。そして、海外に住んでいる間はもらえないこと。また、所得制限にひっかかったり制度変更があったりした場合、予定通りに貯めることができない可能性があることです。

ぜひ児童手当は「なかったもの」として、しっかり貯めて将来かかる子どもの進学費用に備えましょう。

(※)文部科学省「子どもの学習費調査」平成24年度版より

2015.5.13更新

読書の秋、ビジネス本は「中古」がおすすめ!

夏のうだるような暑さは去り、すっかり過ごしやすくなりました。秋の到来を感じて、新たな物事に取り組みたくなっている人も多いのでは?
ここでは「読者の秋」に注目して、新たな読書の楽しみ方をレクチャーします。秋の習慣として、日常の一部に取り入れてみませんか。

■ビジネス本は中古本をチョイス!
時代の潮流を掴むためにも読んでおきたいビジネス本。ただし、購入するのは発売日の少し後で。人気の高い本は、すぐに中古本が並びます。
ビジネス本は、いかに本の内容を自分に落とし込めるかがポイント。中古本であれば、汚れを気にすることはありません。大切だと思った箇所に赤線を引いたり、重要なページを折ってマークしたり、自分なりに工夫することで、しっかりと内容を頭に入れることができるはずです。

新しい出会いを求めて古書店へ
新たなひらめきを与えてくれる考え方や物語に出会えることも、読書の楽しみの一つ。それが大いに期待できるのが古書店です。店先に出されたセール品の中に思わぬ掘り出し物を見つけることもあり、気軽に覗くのも楽しいものです。
時には、教科書で読んだ文豪たちの名作を読み返して、古き良き文化や習慣を感じ取るのも良いでしょう。秋の散歩がてら、いかがですか?

■電子書籍で、とにかく安くたくさん読む!
本を増やさずに、とにかくたくさん読みたい!という人には、Kindleや楽天Koboなどの電子書籍がおすすめ。
Kindleは、日替わり・月替わりセールの他、出版社ごとのタイトルが「50%ポイント還元」されるセールなどが、週に2回ほど行われています。常に価格調整されていて、次にいつ安くなるか分からない本もあるため、セール時にためらわず購入すると良いでしょう。
一方、楽天Koboでは、古書店のように99円以下などのお買い得本が購入できる他、スペシャルプライスセールなどのセールがあります。

ランキング