【大分発】地元企業を応援!“実はすごい”ものづくりを動画でアピール!

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 大分県が人材確保支援事業の一環として、ものづくり企業の紹介動画を制作する。それに合わせて、紹介動画を制作したい県内のものづくり企業の募集を開始した。

 この事業は高校生や実務経験者らに向けて、県内企業の魅力をPRするもの。技術力や高い業界内シェアを持ちながらも知名度が低いものづくり企業に対し、その人材確保を支援する狙いだ。

 対象となるのは人材確保に困窮している、高い技術力ややりがいを持つ大分県内の企業。取材や動画撮影に協力することを条件に、撮影した動画を配信する。動画制作の費用は無料で、募集数は30社程度。制作対象企業は審査の上決定される。

 応募は大分県商工労働部企業立地推進課企業誘致班で受け付ける。

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ITによる地方創生事例を紹介するセミナー、10月15日に開催

 10月15日、東京都内でITによる地方創生をテーマにしたセミナー「ITによる地方創生、その可能性 ~自治体最新事例のご紹介~」が開催される。参加費は7000円。

 セミナーは2部構成で、第1部ではソーシャルアプリなどを手がけるモバイルファクトリー取締役の宮井秀卓氏が登壇。位置情報連動型ゲームを活用した地方の取り組みやコラボ事例を紹介する。第2部ではITをテーマにした無料新聞・東京IT新聞の編集長・西村健太郎氏が登壇し、「ITが地方を“創生”する ~ITによる地方創生で注目を浴びる3つの地域」というテーマで講演する。こちらでは松江市のRubyによるまちづくり事例など、全国のIT活用事例を取り上げる。

 会場は東京都千代田区のDaiwa九段ビル8F。10時から11時55分までで、定員は30名となっている。また、ネット接続によるオンライン生中継も実施予定で、地方などでもネット経由で試聴できる。

クールジャパン!日本の“ふるさと名物”を世界へ発信「NIPPON QUEST」開設

 経済産業省は11日、日本の“ふるさと名物”(海外にも誇れる地方産品)を、地域が主体となって世界へ発信するサイト「NIPPON QUEST」(ニッポン クエスト)をオープンした。

 「NIPPON QUEST」は、クールジャパンによる地域活性化を目的としたサイトだ。地域を愛する日本人と、日本が大好きな外国人を対象に、“ふるさと名物”に関する情報が投稿可能となっている。現在は7月1日より事前投稿された情報が掲載されている。

 今後は“ふるさと名物”の投稿だけでなく、投稿に対する評価やコメントなどの機能も搭載する。さらに2016年2月には「年間アワード」を発表する予定。

婚活サポートで地域を元気に!佐賀県の情報発信「サガプライズ!」スタート

 佐賀県は15日、県内産業の活性化と同県の地方創生を目的とした情報発信プロジェクト「サガプライズ!」を発表した。首都圏を中心に県の魅力を全国へと発信し、その活動から得た知見を地域に還元させていく。

 一昨年から同県が実施している、企業・ブランドとのコラボレーションを行うプロジェクト「FACTORY SAGA」を発展させた「サガプライズ!」。今回、コラボレーション企画第一弾として、リクルート社の「ゼクシィ縁結び」「ゼクシィ恋結び」と共同し、地方創生を目的とした「佐賀 ご当地プロジェクト」を実施する。

 地方に関心のある首都圏在住の男女に対し、東京でのイベントを通じて佐賀県の人・文化・暮らしとの出会いを提供するという「佐賀 ご当地プロジェクト」。佐賀に関心を持って貰う事で、県産品の売上拡大や観光客の増加を見込んでいる。

 「サガプライズ!」について、山口祥義佐賀県知事は「企業やブランドなどとのコラボレーションにより、焼き物や食材、ものづくりなど、佐賀県の素晴らしい地域資源をまっすぐに伝えていきたい」とコメント。

 情報発信による知見、成功事例を地域にフィードバックさせる佐賀県の取り組み。他の自治体にも広がるような、新たな手法を構築できるか注目したい。

【宮崎発】路線バスで宅急便を輸送…ヤマト、宮崎県で「客貨混載」開始

ヤマト運輸は、宮崎交通、宮崎県西米良村と協力して10月1日から、西都市と西米良村を結ぶ路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を開始すると発表した。

これまでヤマト運輸は、西都市東米良地区と西米良村に宅急便を配達する際、西都市にある西都宅急便センターから約50kmの道のりを約1時間半かけて集配車両で輸送していた。両地域から集荷した荷物は、西都宅急便センターに輸送するため、当日発送の集荷締め切り時間は15時ごろだった。

客貨混載サービスでは、ヤマト運輸のセールスドライバー(SD)が、両地域に配達する宅急便を西都宅急便センターから宮崎交通の西都バスセンターに輸送し、路線バスに積み込む。バスは、東米良診療所(西都市)と村所(西米良村)のバス停留所でそれぞれの地域を担当するSDに引き渡す。

SDは両地域で集荷した宅急便を、村所(西米良村)と東米良診療所(西都市)のバス停留所で路線バスに積み込み、宮崎交通の西都バスセンターでSDに引き渡す。

西都市東米良地区と西米良村を担当するSDが、西都宅急便センターに戻る必要がなくなるため、両地域に滞在する時間が増え、当日発送の集荷締め切り時間が17時まで延長できる。

客貨混載に向けて宮崎交通は、路線バスに一定量の宅急便を積載できるよう、車両中央部の座席を一部減らし、荷台スペースを確保した。同時に、客貨混載専用の路線バスと分かるように「ヒト・ものハコぶエコロジーバス」と銘打ったラッピングを施した。

【地元から日本を盛り上げる】大人の女性の本当の声を届けたい・・広島「COAKI」

 2015年6月からの広島県の観光キャンペーン「カンパイ!広島県 ~見んさい!食べんさい!飲みんさい!~」は、昨年のPerfumeに引き続いての大物 奥田民生を起用したことで、マスコミでもかなりの話題になった。奥田民生が表紙となった県発行のガイドブックは瞬く間に品切れとなり5万部も増刷したほどだ。

 そのガイドブックに4ページにわたって掲載されているもみじ饅頭特集記事には「『COAKI』セレクトだから、おいしくないわけがないのだ」と見出しがつけられている。今回のキーパーソンは、この広島発Over30女性達によるコミュニティCOAKIの代表 稲葉綾子さん。広島のタウン情報誌やテレビなど様々なメディアに情報を提供し、商品開発やイベント企画にも関わっているCOAKIについて稲葉さんにお話を伺った。

■「自分たちが楽しむため」のウェブサイトが月間60万pv
稲葉さんは元大手広告代理店勤務。独立したての頃に、同世代の女性の友人8人と何か自分たちも楽しめて地元広島に貢献できる情報交換の場を作れないかと思いついたのが、COAKIのきっかけだった。

「ある程度年齢を重ね、酸いも甘いも経験してきた働く女性たちがこだわりを持って吟味した情報を、他の人にもオープンに活用してもらえたら・・そんなほんわりとしたイメージでウェブサイトを立ち上げたのが始まりです。」

 2009年に始めたCOAKIのウェブサイトはシンプルなブログ形式で構成されており、そのスタイルは6年を経た今でも変わっていない。グルメやお出かけスポット、お一人様やビジネス用ランチからお土産物に至るまで、女性が欲しがる情報がいたってシンプルに検索できるCOAKIのページビューは月間60万を超えるという。現在編集を許されているメンバーは19人。曜日で割り当てを決めたりするのではなく、それぞれがこれ!と思った情報があれば自由に記事を投稿するスタイルは、当初「自分たちも楽しめて」と始めたCOAKIならではだ。

■イベントから商品開発ー広島の大人の女性代表として
 ウェブサイトの閲覧数が伸び記事が増えていくのと同時に、広島と女性をキーワードにしたイベントを「自然発生的に」開催するようになったという。

「幸いCOAKIのメンバーは本職の他に、ワインアドバイザーや着付け、チーズなど特技のある人が多く、特技を生かしつつ盛り上がれるイベントを自然と行うようになりました。」

 常に広島と女性という視点を崩さずに様々なイベントを企画開催するようになると、自然とCOAKIの知名度も上がっていった。

 企業とのコラボレーションが始まったのは2011年のこと。中国醸造株式会社が新たな女性向け商品を開発するため、「女性代表」としてCOAKIのアドバイスを求めたのだ。こうしてできあがった商品は同社の女性向けヒット製品の先駆け「SHIROI」となり、現在大ヒット中の「もみじ饅頭のお酒」へとつながることになる。

 広島の大手スーパーマーケット「フレスタ」との大人の女性向けスイーツ開発もCOAKIが手がけた企業コラボの一つだ。一般の女性を巻き込んだワークショップ「広島大人女子おやつ会議」からCOAKIが企画、そうして開発されたスイーツ、ミニ・ブッセ「comai」は好評を博した。

 地元広島のマスメディアからの情報提供依頼も多い。「パン特集をするので…」「ランチ特集をするので…」たびたび情報提供しているうちに、「~に詳しい○○さんをお願いします」とマスコミ側からCOAKIメンバーへ名指しで依頼がくるほどになった。

 稲葉さん曰く仲間同士で「ほんわり」始めたCOAKIは、情報提供からイベント運営、商品開発、サントリーなど大手メーカーの新商品プロモーションにいたるまで、広島の大人の女性代表としてひっぱりだこの活躍を続けている。

■もっと広島を元気にするために…女性らしい視点からの広島活性化を
 稲葉さん率いるCOAKIが「楽しみながら」行っていた活動に企業やマスコミが着目し、それがさらに大きな広島の活性化の道筋となっていく。広島県ガイドブックのCOAKIが担当したもみじ饅頭特集記事は、その最たる例だ。

 4ページにも渡る記事を担当することになったきっかけは、数年前、稲葉さんが「いったい広島にはどれくらいのもみじ饅頭があるんだろう?」とふと疑問に思ったことだった。

「広島県民はもみじ饅頭をお土産として買うけれど、自分では食べないんです。広島の人達にこそ、もみじ饅頭について知って、再認識してもらいたいと思いました。」

 稲葉さんたちCOAKIのメンバーが宮島界隈を駆け回って「大人買い」したもみじ饅頭は、計約130種類にも及ぶ。その後も「もみまんナイト」と称して、イベントとして様々なもみじ饅頭を食べてサイトにアップを続け、昨年はとうとう、広島の情報誌WINKと提携してイベント「もみまんマルシェ」を開催。宮島の菓子組合の協力も得て、広島の中心地で宮島から20店舗のもみじ饅頭店から各種もみじ饅頭を集めてマルシェを行うという一大もみじ饅頭祭となった。

 稲葉さんの取材に伺ったこの日は、「広島土砂災害・東日本大震災復興支援イベントCOAKI YATAI 2015」だったが、目を引いたのはチラシにずらりと並ぶ協賛企業だ。「広島の女性たちがほんわり」が企業やマスコミも動かしてのイベントになり、記事になり、県外へ広島の魅力を伝えるまでになる。COAKIがこれまでいかに女性の視点を正確に捉えてきたか、そしてそこから培った影響力の大きさがうかがえる。

■義務ではないから生み出せるものがある チームとしてのCOAKI
 インタビュー中の稲葉さんが何度も繰り返していた言葉がある。それは、先ほどから引用している「ほんわり」と「楽しい」という言葉だ。確かに、この日のイベント運営メンバーたちが、忙しい中笑顔で生き生きと動いていたのは、とても印象的だ。

「COAKIは、自分と周りの友人たちが情報を共有するための楽しい事の延長です。COAKIは会社ではないので、なんの見返りもありません。ですが、商品開発やイベントなど、一般の人では関わることがないかもしれない、お金にならない体験ができる。そういうことを楽しいと思ってくれる人が参加してくれているです。だから、これをやらなくてはいけないとか決めて突き詰めるのではなく、流れにのりつつ、強制せずにゆるやかにつながりながらやっていくことが大切だと思っています。これからも、みんながもっと楽しい事が増やせたらいいと思っています。」

 微笑みながらそう話す稲葉さんだが、大手広告代理店出身で、現在も独立して広告業を営む稲葉さんには、COAKI誕生の時から様々なノウハウがあった。

「始める時からもちろんある程度の絵を描いていました。これをしたいとか、こうすることでこうなりたいとか。企業とのコラボもその一つで、その時思い描いた通りにはできていると思っています。戦略的にCOAKIを進めていくのは、私の楽しみの一つなんです。」

 あくまでも「ほんわりと楽しく」でありながらそのベースは「戦略的」に。義務ではないから生み出せるものがある。COAKIはコミニティであって企業ではないが、新しいものを生み出し展開する確かな視点と発想力という点で、その運営や理念には企業からも学ぶべきことは多いように感じさせられた取材であった。

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