お金にまつわるアフォリズム その2.J・M・ケインズ

1874.jpg

「株式投資とは美人コンテストである。この投票で賞金を得るには、あなたが美人と思う人が重要なのではなくて、多くの人々がどんな女性を美しいと思うかが重要であり、あなたの好みとは無関係である。相場の時価は美人投票の結果である」

J・M・ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』

 かつて人気を博したテレビのクイズ番組で、100人に聞いたアンケートを、回答数の多い順に当てていくというものがあったが、たとえば「おでんの具といえば」と100人に聞き、より多くの人が回答するであろう「おでんの具」を、出演者が予想して当てていくのである。この場合、「だいこん」が断然トップであることは容易にわかるので、まずは「だいこん」を、次いで「たまご」「こんにゃく」あたりを「あるあるある」と念じながら答えていくのだが、重要なのは、どの「おでんの具」が、より多くの人に好まれているかであり、どの「おでんの具」が、自分の好みかではない。したがって、いくらダシが染みていようと「もち巾着」などと答えては、優勝のハワイ旅行は望めないのである。

 株式投資におけるジョン・メイナード・ケインズの名高い「美人投票論」とは、このような大衆が大衆を品定めして一喜一憂するありようを、「おでんの具」ではなく「美人コンテスト」に置き換えて述べたものである。すなわち、投資家である自分が、どれほど特定の銘柄を評価しようと、株価の値動きは、その時どきのニュースや風評によって、上がりもすれば下がりもする。結局、重要なのは、個人的な見解でも客観的なデータでもなく、より多くの投資家が何を評価しようとしているか、その見極めと判断なのである。ここで初めて、ケインズが「おでんの具」ではなく、「美人コンテスト」を例えに持ってきた理由がわかるであろう。この種の予想あてクイズにおいて、「おでんの具」ほど定番でおあつらえ向きの題材はない。そのことを、天下のケインズが、知らないわけはないだろう。しかし彼はこう考えたのだ。

 「おでんの具では、だいこんがあまりに強すぎる」

 そう、「おでんの具」において「だいこん」は、その時どきのニュースや風評に関わらず、不動のトップなのである。すなわち、株式投資のような実体の見えない不安定要素が、「おでんの具」には決定的に欠けているのだ。そこで「美人コンテスト」を持ってくるあたりが、やはりケインズの慧眼と言うべきであろう。なぜなら「美人」ほど、不安定要素に満ち満たものはないからである。小野妹子は「美人」か。ミスコンの女王は「美人」か。女性アイドル集団のセンターは「美人」か。こうした「美人」にまつわるパラドクスに、近年、一石を投じたのが、例の「じゃんけん」であることは周知の事実である。これにより、株式市場にも「じゃんけん」が導入されるか否か、いま経済界は重大な岐路に立たされているといえるだろう。

●このマネーレシピの換金レート 9.800円
ケインズ自身、株式投資でひと財産を築いていることも、「美人投票論」に説得力を持たせている要因であろう。ただしケンブリッジ大の成熟した同性愛文化で青春をおくった彼が、「美人コンテスト」にどこまで関心を抱いていたかは定かではない。

画像一覧

執筆者

小田井 孝夫

90年代末よりクラブ系洋楽誌Remixにて文筆活動を始め、キリンビールWebサイト「キリンビール大学」では、サッカー部、史学部ほか他ジャンルにわたって執筆。00年代より「ぴあ」はじめ情報誌で映画記事も担当し、現在は「ピクトアップ」誌上にて監督・俳優インタビューをおこなうほか、新作レビューでは主筆もつとめている。

小田井 孝夫

関連記事

関連記事

非公開: 「ギャルの自分へのご褒美」マネギャルのケツ論

マネギャル第4回のテーマは「ギャルの自分へのご褒美」。
3人のマネギャルのお金の使い方、つまり多様性ですね、それがよく分かります。最後には「人生を楽しむために」というキーワードも出てきました。

「お金をポジティブに!」というマネーゴーランド編集部の掲げるテーマにたどり着きました!いっぱい仕事して、お金を稼いで、貯めることも忘れずに、楽しく使って行けたらいいですね!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ギャルの自分へのご褒美

左からフウカ、シエナ、キョン

キョン「最近あったお金に関わること。でも自分へのご褒美とかってってする?自分へのご褒美みたいな。
    毎月働いてお給料もらってるわけじゃん。毎月ご褒美する、みたいな。なんかフウカある?」
フウカ「私は、、なんかちょっとパーっと飲みに行ったり。」
キョン「あ〜飲み屋行って、みたいな。」
フウカ「うん。」
キョン「なんかあれだよね。お金ずーっとあったら安心しちゃうからね。
    頑張ろうっていう底力がなくなっちゃうよね」
フウカ「確かに」
キョン「(フウカ)ハイリスク・ハイリターン型じゃん(笑)」
フウカ「私、ちゃんと毎月貯金してる(笑)案外ね。」
キョン「私は3ヶ月に1回旅行かな。」
シエナ「すごい。いつもキョンちゃんの旅行最新見て、「あ〜すごいな〜と思って」」
キョン「でも、3ヶ月に1回ってちょっと盛ったかな。私、だって先月は香港行って、
    今月は海外良いとこなかったから、明日から福岡行くんだけど(笑)」
シエナ「最近のね、3周年なったのね。この店。」
キョン「ギャルカフェ10sionがね。3周年になったね。」
シエナ「シエナこれから正社員になった。その日に。」
キョン「あ〜正社員ね。」
シエナ「それで、酔っ払ってホームショップで、そこのブレスレットを10万で買った。」
キョン「10万!?メッチャ高いね。」
シエナ「今まで絶対正社員になれないと思ってたの。こう言う見た目だし。日本語はまぁまぁって感じだし。
    絶対になれないと思ったから、自分にプレゼント与えてこれから頑張ろうと思った。」
キョン「へー、でも自分のご褒美(10万て)高いね!
    でも一杯ご褒美、自分へのご褒美出来るために頑張んないとね。儲けよ儲けよ、銭をね」
シエナ「そういう意味では人生楽しまないとね。」
キョン「じゃあマネギャルの結論はこれだね「頑張るためのお金稼ぎ」
    まぁ、いつ死ぬかわかんないしね。明日かもしんないしね。」
フウカ「今稼いで今使っとかないとね」
シエナ「袋開けるの命ね」
キョン「財布いらないかもね。」
フウカ「現金主義!現生主義ね!」
キョン「ポッケに入れてそのままポーンとね。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

能力を貯金するということが成功への架け橋 【大佐の『ぶっちぎり社員育成塾』第一回】

あなたは未来の自分へのプレゼントを準備してますか?意味わかりませんかね・・・・。(笑)

じゃあ、お金を題材に考えますね。お金を貯金しておくと、何かあった時に助かります。あればあるほど、何かあった時の対応がしやすい。でも、貯金してないとそれが出来ない。貯金してないと困る確率は高いですね。(当たり前)

それはわかりやすいから、誰もが考えることです。使っちゃう人も多いけど・・・・・。では、能力についてはどうか?あまり貯金してる人は多くないです。

「だって、日々の業務でいっぱいいっぱいだし」
「休みの日は、ゆっくり休むか、遊びに行きたいし」

って思う人が多いから。

で、自分の能力を上げることを諦める。諦めて、日々をギリギリ乗り切る状態が続く・・・・。それって、もの凄くもったいないんですね。絶対に、能力の貯金をした方が良い。お金は使うと減ります。言うまでもなく。(笑)でも、能力は減らない。それどころか強化されるんです。

ここがポイント!

能力は打ち出の小槌みたいなモノです。持ってると、あとでお金を生み出す可能性が高い。もしも、何も能力がなかったとする。能力がない状態で、所属してる会社が倒産したり、自分の立場がなくなったりする・・・・・。「それは100%ないよ!」って言いきれますか?言い切れる人は良いです。大丈夫なんで。

でも言い切れない人は、どうしますか?

目立った能力がない・・・・・。
目立った能力がないと選ばれない。

だって、同じ能力の場合は、若くて賃金が安い方が採用されやすいですからね。ってことは、自分の居場所を見つけるのが難しくなるってことです。その時に役に立つのが能力貯金です。

能力があれば、どこかに自分を必要としてくれるところが現れる可能性が高い。現れなくても、自分の力で何かできるかも知れない。そうなるかわからないけど、その準備をしておくのが大事なんですね。

不透明と言われてる時代です。未来を予想するのは難しい。難しいからこそ、いつどうなっても対応できるように、能力貯金をした方が良い。

能力貯金は、携わってる仕事で日本一になるぐらい突き抜けるか、それ以外のことを学び実行することで貯まって行きます。ひとまず、業務時間外に読書や思考することからですね。

以上が、10年以上前から後輩に言ってることです。能力貯金しましょう(・ω・)ノ

非公開: 「円安ってなんなん??」マネギャルのケツ論

マネギャル第3回のテーマは「円安って何?」。
「円安」ニュースでは聞くけど、円安ってどういうことなの?
マネギャルなりに考え、まさかの結論が出ました!?

言葉による印象って面白いですね。

※ファイナンシャルプランナー、高橋先生による円安の解説はこちら

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『円安ってなんなん??』

左からフウカ、シエナ、キョン

キョン「円安のイメージだって」
キョン「っていうか円安知ってる人・・・」
シエナ「円安・・・?なんて意味?」
キョン「いや、質問した割には私も知らないっていう(笑)」
フウカ「聞いたことあるくらい」
キョン「確かに」
シエナ「お金交換・・他の国と日本のお金がどちらか、円の方が安いか、他の国の方が高いかっていう
    意味じゃない?」
キョン「あ〜、うんうん」
シエナ「あ、わかった」
フウカ「え!?え!? わかんない・・ドルだけ?」
キョン「でもさ、日本の円が安いってことは負けてね?とりあえず」
フウカ「負けてる!?」
キョン「負けてるんじゃない?」
フウカ「円安の方が悪いイメージってこと?」
キョン「なんか悪いイメージがする。なんとなく・・・円高?円高の方が、なんかちょっと
    盛り上がってる気がする」
キョン「え、でも輸入品が多分高くなる、くさい。なんか」
フウカ「円安は?」
キョン「円安だと」
フウカ「円高を待てば安くなる?」
キョン「円高・・・あ、でもあれじゃない?チョー盛り上がっててウェーイみたいな感じになってるから・・
    待つ方がいいのかもね?」
シエナ「待つ方がいいのかもね。もしかしたらね」
キョン「でも普通に日常生活、生活しててサァ、あんま関与してないからわかんなくない?
    株やってねえし、みたいな」
フウカ「株か」
キョン「でもさ(シエナ)カナダ出身じゃん?なんか円安だとなんかあんの?」
シエナ「円安っていうより、日本は結構いい方だと思うよね」
キョン「負けてないわけ?とりあえず」
フウカ「日本の1万の価値が(海外だと)ただの1万の価値にならないってことでしょ?
    なんか、8000円くらいの価値になっちゃうってことでしょ?」
キョン「うんうん、そういうことだよ」
シエナ「ん?うん・・」
キョン「じゃあマネギャルの結果は「円サゲ↓でよくね?」円安ってなんか分かりづらいし
    意味不明だから」
フウカ「今サゲよみたいな」
キョン「そうそう、今サゲよ、アゲよみたいな、円高だったらアゲみたいな
    今、円安なのかわからないけど円安ってのはサゲーで、ね、その方が
    じゃあやめよ、じゃあ行こうみたいなね」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

非公開: 「ギャル流の節約術」マネギャルのケツ論

マネギャル第2回のテーマは「マネギャルの節約術」。
日頃色々な事でお金がかかりそうなギャルという生き方。そこを生き抜くには彼女たちなりの昔から伝わるワザがあった。

ファッション、メイク、食まで多岐に渡る節約術、彼女たちの出した節約に関するケツ論は?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『ギャル流の節約術』

左からフウカ、シエナ、キョン

キョン「マネギャルの節約術?でもまぁ、なんかほら、ウチら結構見た目にお金かかるじゃん?」
フウカ、シエナ「うん」
キョン「なんかほら、ドンキホーテとか行って付けまつ毛とか2枚入りと5枚入りあるけど
    絶対5枚入り買わない?」
フウカ「5枚入りの下にある500円くらいの戸棚探さない?」
キョン「そうそうそう(笑)目に付けときゃバレないから」
シエナ「値段なんてね。あと1月になったら福袋買って服沢山あるから年内は何も買わないでいい
    って感じ」
キョン「そうだよね。お正月の初売りに並んでるもんね」
シエナ「そう、あのー」
キョン「なんか新聞紙に取られてたじゃん」
キョン「フウカなんか洋服とかである?節約術」
フウカ「洋服は結構、、1回買ったものを年中着てる。
    夏物でも冬場着るし、冬物でもあんまモコモコしてなければ着ちゃう。
    全然着ちゃう」
キョン「だって長袖、半袖とかあるじゃん?切るの?」
フウカ「これくらい(五分)のものだったら夏でもいいし、冬だったらこの上にちょっと一枚
    着ちゃえばいいし年がら年中私はこれ着てると思う」
シエナ「自分は1つのポイントで高くしちゃって、その周りは安いものでいいと思って冬場は
    コートが一番目立つから7万、8万のジャケット買って」
キョン「高っ!そんなん持ったこと無いんだけど
    まぁね、ペラペラの服買ってもね。でも私は通販とか怖いなって思っちゃう」
フウカ「でも、失敗はする」
キョン「そう、失敗はしたく無いのよ、なんか、、、」
フウカ「でも、失敗したものを今度どう着倒してやろうか、
    こいつムカツクのどう着てやろうかなみたいな。」
キョン「へー~」
フウカ「で、また余計なの買うみたいな」
キョン「あ~~、こういうね小っちゃいもの、安いものを買って銭を失うのを「安物買いの銭失い」
    って言うんだよ。日本で。でもいいじゃんなんか別にさぁ、なんかね、メッシー、
    アッシーちょっと古い言い方だけど、ご飯奢ってもらう人とかね、なんかそのね、
    移動をちょっと伴ってくれる人とかいれば別に越したことなくない?フウカいる?
    メッシーとか、アッシーとか」
フウカ「アッシーは居ないけど、メッシー的なポジションの人は、多分言い方ちょっと違うけど、
    お友達的な感じ?ちょっと普通にご飯食べようよって言ってサクッと払ってくれるような人は
    何人か、、、」
キョン「それをメッシーと言うんだよ?」
フウカ「いやいやいや、あの語感大事じゃないですか」
キョン「じゃあマネギャルの結論は、「I love メッシー食費」やっぱ食費削らないとね。」
シエナ「食べ物大好き」
キョン「ね。焼肉奢ってくれる人、ちょっと神じゃない?」
フウカ「あ~~~」
キョン「神、神、神」
フウカ「肉大事」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

非公開: 「安定貯蓄型 or ハイリスクハイリターン」マネギャルのケツ論

3人のマネギャルがお金に関する究極の選択をしていく「マネギャルのケツ論」スタートです!

今週のテーマは「安定貯蓄型 or ハイリスクハイリターン」結婚する相手としてどっちがいいかをマネギャルの3人が議論し、ケツ論を出します。

老後、へそくり、未来、差し押さえの話までマネギャルの想像は尽きません。

彼女たちの出したケツ論は?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『彼氏にするなら安定型貯金タイプ?ハイリスクハイリターン?どっち?』

左からフウカ、シエナ、キョン

シエナ「どっちがいいだろう?」
キョン「究極って本当究極の選択だよね」
フウカ「でも私絶対安定型貯金タイプがいい」
キョン「え?彼氏がってこと?」
フウカ「10年後も安定して生きていたい」
キョン「老後考えるみたいなね(笑)」
フウカ「今だけ良くてもなんかね、怖い・・・心配性なの」
キョン「あ~、うん。シエナは?」
シエナ「産まなきゃ一番いいんだけど、自分が安定タイプだから、
    彼氏だったらハイリスクハイリターンの人の方が、クリエイティブに彼氏が
    いた方ができると思うんでもし私のしゃべりごとを聞いてもらえるなら
    ハイリスクハイリターンでもバロンス出来ると思うんで」
キョン「それ、普通に彼氏に全部お金使ってもらおうってだけじゃね?!
    全部払ってもらおうっていう」
フウカ「自分がコツコツ貯めてるからね?!」
シエナ「いやいやいや」
キョン「ちょっとズルいパターンじゃない?」
シエナ「3匹になったら・・・」
キョン「すごい果てまで考えてるね」
シエナ「考えないとね。一人だけじゃない」
キョン「でも、私はハイリスクハイリターンの方がいいな」
   「ケチな男よりかはさ、なんかこうね、家買おうとか車買おうとかさ
    リスク高いけどそれが結構チャレンジでやってくれる方が未来があるかなぁみたいな。
    安定型ってケチそうじゃない?」
フウカ「いや、でも安定したちゃんと貯めて、じゃあ車買おうとか、ちゃんと貯めて家買おうの方が・・・   差し押さえとか怖い、、詳細はわからないけど」
   「ギャンブルはあんまり自分も知らないんで、なんかできない」
キョン「でも、貯金タイプとかだとね、なんか、なんだろうちょっとケチそう。
    だって明日いつ死ぬかわかんないし、、」
シエナ「でしょ?ちょっとは人生楽しみたい」
フウカ「いや、でも遺産とかもあるでしょ?自分に使わなくても、残していく末裔がいる」
シエナ「あ~、子供にね」
キョン「なんかババアな考えだね。ファミリーのためにお金を残しておくことを日本ではへそくりって言うんだよ」
シエナ「へそくり?へそくりは何?」
キョン「へそくりは、だから例えば彼氏、旦那とかがお金いっぱい使っちゃってお金
    でも、私お金あるよっていうこっそり貯金していることをへそくりって言うんだよ。
    主婦、ギャルは」
フウカ「(シエナ)へそくりタイプだね」
キョン「そうだね。炊飯器の中とかに隠しとくらしいから」
フウカ「本棚の中とかに結構ね」
キョン「マネギャルの結論で言えば、まぁ、あれだね私たちが守るからね。
    ハイリスクハイリターンだね。」
シエナ「ハイリスクハイリターン」
キョン「ちょっと、あの、遊んで!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ランキング