〜ギリシャ問題 国民投票編〜【第5回】高橋先生の教えて経済ニュース

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〜ギリシャ問題 国民投票編〜

週末にギリシャで国民投票が行われました。

EU側が出した緊縮政策を受け入れるか否かが問われました。結果としてはギリシャ国民は受け入れないという選択をしました。
ギリシャ首相は、緊縮策は受け入れられないが、引き続き支援を継続してほしいという主張をしています。
一方、EU側は緊縮策を受け入れられないのであれば支援は行えないという立場になります。

現在、ギリシャ国内の銀行ではユーロ現金の引出制限が行われ、1日60ユーロとなっています。
こうした銀行機能の一部停止が続くと、ギリシャ経済全体に対する影響も大きくなってきます。
今後もEU側との交渉は続いていきますが、ギリシャ側が再建策を提案することになっています。続々と借金の期限が近づいていますので、そこに間に合うのかが注目のポイントです。

日本への影響としましては、株価が下落し、為替も円高方向へ向かうことが予想されますが、一時的なものでしょう。
なぜ、世界がこれほどまでに注目するのかといいますと、今後のEUのあり方や、通貨ユーロの方向性を考える上で目が離せない問題だからです。


2015.7.09更新

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  • 【第5回】高橋先生の教えて経済ニュース

執筆者

マネーゴーランド 編集部

「お金」にこれまであまり興味のなかったメンバーが自分たちが興味の持つようなネタを日頃から探し、自らが愛せるような記事作りを目指し、試行錯誤の日々。

マネーゴーランド 編集部

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~ギリシャ問題ってなに?(後編)~【第4回】高橋先生の教えて経済ニュース

~ギリシャ問題ってなに?(後編)~

これまでギリシャは借金を多くしていましたが、公的な機関より
支援を受けることによって財政再建に取り組んできました。

しかし、6月末に迫っている返済期限を前にギリシャとしては返済の余裕が無いという状況です。

ギリシャとしては支援を引き続き受けたいが、公的機関側は緊縮政策を進めないのであれば支援は続けられないと考えています。

ギリシャ側としても年金削減や、増税は国内の経済状況を思うと厳しいと考えています。

そこで7/5に国民投票を行い、国民の意思を確認しようという方針を打ち出しました。

緊縮政策を国民が受け入れれば、世界経済は一旦落ち着きを取り戻すでしょう。

一方で緊縮政策を受け入れられなかった場合は、銀行から預金流出が続き、ユーロから離脱する可能性も出てきます。これによって世界経済にも影響が出るでしょう。

2015.7.04更新

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~ギリシャ問題ってなに?(前編)~【第3回】高橋先生の教えて経済ニュース

~ギリシャ問題ってなに?(前編)~

ギリシャ問題とはユーロ導入時のギリシャによるウソがすべての始まりでした。
2001年のユーロ導入時に、ギリシャも加盟することになりました。

ユーロを導入する際に各国は一定以下に借金の水準を収めていなければならなかったのですが、そこでギリシャは数字をごまかしてユーロに加わりました。

2009年の政権交代時にその不正が発覚し、全世界から非難を浴びることになります。

その結果、ギリシャ国債が暴落し、ギリシャの国債を多くの国や銀行が保有していたため、銀行経営や、ひいては世界経済にも影響するのではないかということで経済が混乱しました。

ギリシャは公的な機関からの支援により、財政再建に取り組むことになりましたが、その後も改善が進んでいない状況です。

このままギリシャが借金を返せない状況が続くと世界経済に影響を与えるかもしれないことが、ギリシャ危機になります。

2015.7.03更新

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~円安ってなに?~【第2回】高橋先生の教えて経済ニュース

~円安ってなに?~

数年前に比べて、大きく円安が進んでいますが、円安は悪いことばかりではありません。

為替変動の短期的な要因としては、金利の動向が挙げられます。

金利の高い国の通貨を多くの人が持っていたいと思います。金利が今後上がっていく見通しが高まると、多くの人は低い国の通貨を売り、高い国の通貨を求めます。なので、この先アメリカは金利を引き上げるだろうと予想されているため、円安ドル高が進行する可能性が高いといえます。

円安が進むことによって輸入食品や、エネルギーの価格が高騰します。輸出企業であれば、円安が進むことによって業績の改善が見込まれます。外国人旅行者が増え、多くの消費をしてくれるので外国人向けの仕事をされている方にも円安はプラスに働くでしょう。

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2015.7.02更新

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