新しいこと、はじめる。登山編 vol.1

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●登山を始めてみよう-里山編

普段から周りにしつこく「山はいいよ〜♪」と吹聴していたおかげで、最近やっと友人たちから
「登山に興味が出てきたんだけど、何を揃えればいいの?」とうれしい問い合わせがくるようになりました。

まずは入門編として近場の低山・里山に登るために最低限必要な持ち物と、心構えなどを紹介していきたいと思います。

●おしゃれは足元から、登山も足元から

とにもかくにも、最初は登山用の靴を買いましょう。
トレッキングシューズなどとも呼ばれる、ごついスニーカーのような見た目をしたもので、シューズのどこかに「GORE-TEX(ゴアテックス)」とか「OMNI-TECH(オムニテック)」とか「Waterproof(ウォータープルーフ)」などといった防水透湿性能をあらわす表記がされています。
登山靴があれば、ぬかるんだ道や雨の中でも足元が濡れず、快適に過ごすことができます。

防水機能だけであれば長靴で十分ですが、かいた汗を外に逃す「透湿性」も兼ね備えた靴でないと、発汗量が多い登山では蒸れて大変な目に遭います。
またスニーカーだと濡れた岩の上や木道を滑らずに歩くのに大変苦労しますが、グリップが効くトレッキングシューズがあれば安心して登山道を歩くことができます。

足首を覆う部分が短いローカットタイプのものよりも、ミドルやハイカットタイプの方が登山には適しています。
不安定な足場が多い山では、捻挫防止のためにも足首を固定するハイカットシューズがおすすめです。
しかしハイカットの靴は紐をきっちりと結び上げなければいけないので、着脱に時間がかかるという難点があります。
また足首の自由度が低いため、慣れない内は歩きにくいかもしれません。
当分のあいだ低山ハイキングしかしないのであれば、ローカットのトレッキングシューズでもOKです。
欲が出てきたらその都度適切なシューズに買い替えていけばよいのです。

靴選びに失敗したくない用心深い人は、靴屋さんではなくアウトドアグッズ店の店員さんに相談しましょう。
アウトドアの専門知識が豊富な登山用品店の店員さんに指導してもらえば間違いありません。

●天気が崩れそうな日は登らない

平地と違って山の天気はとても変わりやすいので、登山にはレインウェアが欠かせません。
ちょっと曇っているけど午後には晴れる、今は晴れているけど曇りの予報、そういう場合はレインウェアがあった方がより安全です。
レインウェアは雨だけでなく風よけのウィンドブレーカーとして、またちょっとした防寒着にもなります。

しかしレインウェアは上下一式揃えようとすると結構な出費になります。
登山靴同様に防水性だけでなく透湿性も兼ね備えたものがよいのですが、最安値でも1万円ちょっとします。
さらに耐久性、伸縮性、発色やシルエットが美しいオシャレなもの…
などと追い求めていくと4万、5万、6万…と天井知らずに値段は跳ね上がっていきます(涙)。

初期費用をそんなにかけたくなければ「天気が崩れそうな日は山へ行かなければいい」のです。
2〜3時間しか時間を要さない低山のハイキングで、一日晴天の予報が出ていれば、レインウェアがなくても問題ありません。
「簡易的な雨合羽をお守り代わりに持参する」。それで十分です。
万が一のことを考えて、雨合羽と防寒用にフリースぐらいは持って行きましょう。

●綿製品はNG!という登山ウェアの常識

登山ウェアの常識の一つに「綿製品NG」というものがあります。
発汗したり雨で濡れたときに綿素材だとなかなか乾きにくいからです。
ウェアがずっと濡れたままだと不快感が続くことももちろんですが、山の稜線上は想像以上に風が強いため、汗冷えしやすく、最悪の場合は低体温症になって死んでしまうこともあります。

山用のウェアには汗抜けしやすい素材や防臭効果のあるもの、速乾性の高いものなど、いろんな機能をもった素材が採用されています。
最近とくにネットショップなどでも猛プッシュされているのが「メリノウール100%」のウェアなのですが、お値段が少々張るので、初心者はまだ手を出さなくてもいい領域かと思います。

とにかく「綿ではなく、乾きの早い素材」とおぼえておけば大丈夫です。
上はスポーツ用のTシャツに防寒着用にフリースを一着、下は普通のタイツに綿素材以外のショートパンツ。
これぐらいを用意しておけば、低山ハイクなら事足ります。
また低体温症を防ぐためにも「濡れた衣類を着たまま山頂や稜線で長時間休憩を取らない」ことを心がけることも重要です。
低体温症が心配な人や汗臭いのが嫌な人は、着替えを持って行きましょう。

●飲み物、ハンカチ、帽子、地図、そしてザック

登山中は汗を大量にかいて喉が乾くので、飲み物の持参は必須です。
ジュースではなくお茶か水が最適でしょう。
また汗で失われた塩分補給のためスポーツドリンクでもいいのですが、水と塩飴などを組み合わせれば携帯性もバッチリです。

そのほかに汗をふくハンカチ、もしくはハンドタオルか手ぬぐい、日よけの帽子は日焼けのほかに熱中症、日射病対策にもなります。
日焼け止めクリーム、リップクリームがあれば下山後のヒリヒリも軽減されるでしょう。
さらに着替えを持参すれば、下山後には温泉に立ち寄ることができますし、スッキリとした気分で帰宅できます。

登山道では石や岩、木の枝などを掴んで登ることもあるので、手を保護する「手ぶくろ」があるとより登りやすくなります。
最初は軍手や100円くらいのノビノビ手ぶくろでも大丈夫です。
ストックやポールなどとも呼ばれる登山用ステッキがあると登り降りが大変楽になりますが、必須ではないので追々揃えていきましょう。

また熟練の登山者であっても道迷いする可能性はゼロではありません。登山用の地図は必携アイテムです。
「下山して家に帰るまでが登山」だということを忘れずに!

これらの荷物を詰めるザックがあれば、あとはもう山に登るだけです。

●超初心者におすすめの山域

私の地元・群馬県内であれば

・赤城山(神社めぐりや湖のボート遊びなどの周辺レジャーが豊富な百名山)
・水沢山(下山後のうどん屋めぐり、伊香保温泉の湯めぐりも楽しめる)
・妙義山(奇岩群などの絶景が楽しめるハイキングコース。岩稜地帯の縦走コースは最上級者向け)
・尾瀬トレッキング(鳩待峠〜尾瀬ヶ原コースか、大清水〜尾瀬沼、沼山峠〜尾瀬沼コース)

東京近郊なら高尾山、神奈川なら丹沢エリアの大山や、目の前に迫る富士山の眺望が美しい金時山、北関東では茨城県唯一の百名山・筑波山などがおすすめです。

●低山・里山登山に必要な初期投資費用

・トレッキングシューズ…6,000円(靴店のセールで購入)
・速乾性Tシャツ…1,200円(ファッションセンター○まむら等でも購入可)
・飲み物、お菓子、飴…500円
・コンビニ雨合羽…300円
・フリース、ウェア、ハンカチ、日よけ帽子、ザック、手ぶくろ…0円(もともと持っている物、もらった物など)
・地図…0円(観光案内所等で配布しているもの)

合計8,000円(交通費、燃料費等をのぞく)

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執筆者

立見 香

出身地・群馬と居住地・埼玉の粉食文化をこよなく愛するライター。 水沢うどんと舞茸天ぷらの組み合わせを最強と信じて疑わないが、最近は武蔵野名物の肉汁うどんにハマり中。 休日は上信越の山域にいることが多い登山・温泉愛好家ゆえ、少々電波が届きにくくなっております。最近「温泉ソムリエ」になりました。

立見 香

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新しいこと、はじめる。

自宅と職場の往復で、家には眠りに帰るだけの生活。
休みの日はだいたいゴロゴロして一日をすごす。
日曜夜のニュース番組を見ながら思う。「ああ、今日もまた貴重な休日が終わってしまった…」

そんな単調な毎日を変えるには…
そうだ!何かワクワクするような「新しいこと」を始めてみよう!

とはいえ「新しいこと」を始めるのには、必ず「初期投資」が必要になります。
では、どれくらいの初期投資があればワクワクするような「新しいこころみ」や「新しい楽しみ」を始められるのでしょうか。
それぞれの「始める費用」、ついでに最終的な「得られる収益」を算出してみることにしました。

ではまず、誰でも気軽に始められる「登山」のお話から。

●なぜ「登山」をすすめるのか

ふとした思いつきで登山を始めてそろそろ四年になる、遅咲きの登山愛好家、立見です。
みなさんに登山をオススメするその前に、私自身がなぜ登山にはまったのか、登山はなぜ楽しいのか、その理由についてお話をしたいと思います。

●野外フェス経由で登山へ


画像1:FUJI ROCK名物のもち豚とともに

2009年あたりから「山ガール」というワードを耳にするようになりました。
オシャレで機能性も高い登山ウェアを身につけ颯爽と山を登る若い女性が、2009年あたりを境に急増したのです。
かわいい山スカートの存在を知ったのもこの頃でした。

キャンプサイト宿泊型の野外フェスによく通っていたので、登山用のウェアやザック、テントなどのギアには以前から親近感を持っていました。
登山道具と野外フェスの持ち物はかなりかぶっているので、今すぐにでも山に登れるんじゃないだろうか?
そんなふうに思いつづけて、そのうちに山へ繰り出す日を夢見ていました。

ある日登山好きな友人に、憧れの山でもある谷川岳の名前を出し、「登りたくなったらぜひ誘ってね」と何の気なしにツイッターで話しかけてみたら、速攻で「谷川いいね!いつ登る?」という答えが返ってきました。
その日からたったの4年しか経っていませんが、今では年間およそ12座ぐらいは登る「登山依存症」の身体になってしまいました。

●登山で得られるかけがえの無い「楽しさ」とは?


画像2:尾瀬ヶ原と燧ヶ岳と尾瀬名物の歩荷(ぼっか)さん

始めて登った谷川岳は一面霧に包まれた、いわゆるガスの中の山模様でしたが、ときどき雲の切れ間から見えた山稜は忘れられない思い出の風景となりました。

山の魅力とは一体何なのか。箇条書きにするとこんな感じです。

・どんなにお金を積んでも見られない「絶景」を見ることができる
・普段あまり得ることのできない「達成感」が手に入る
・遠くに行くことで安らぎをおぼえる「転地療養」効果がある
・少々身体がだるくても「○○山のあの岩稜を登ってたときより楽」などとなんとか乗り切れる
・「登山って…人生に似てるな…」などと妙に悟ったような気分になれる
・山頂では何を食べても飲んでも最高にうまい。景色もご馳走である
・お金がほとんどかからないレジャーである

●登山は誰でも始められる!

登山には運動神経など一切必要ありません。私自身、運動神経がほとんどありません。
また走るのが苦手な人でも問題ありません。私も走るのが苦手です。

登山は、とにかく歩く。足を前に出す。それだけに専念すれば、上記のような快楽が誰でも簡単に(簡単ではないけど)得られるのです。
登山ウェアや諸々のギアの代金なんて、あの快楽を考えればお安いものなのです。

●登りも下りもまた楽し


画像3:水沢山登山後に必ず食べる水沢うどん

登っているときはとくに何も考えず無心であることが多いのですが、山頂に到達したときの得も言われぬ気持ちであったり、美しいパノラマだったりを想像すると、道中でもテンションの上昇は止まりません。
また山頂を極めたあと、下山の最中も妙なテンションは続きます。

下山後は何を食べようか。
地元名物のうどん?蕎麦?天ぷらセット?
運動や発汗で失われたカロリー補給のために、普段はあまり食べない高カロリーなステーキ?地元名物のキノコがトッピングされたアツアツのピザ?脂こってりのラーメン?餃子とチャーハンもセットにしちゃう?
などと下山中は主に食べ物のことばかり考えています。

谷川岳登山を共にした友人は、下山後は普段がまんしているゼロカロリーではない普通のコーラを飲んでもよい、と決めているそうです。
下山後のご褒美も決めておくと、登山はよりいっそう楽しいものになります。

山の世界は楽しいことで満ち溢れています。楽しいことしか無いと言っても過言ではありません。いや、たまに辛いけど…

いかがでしょう。
みなさんも登山に興味を惹かれたでしょうか?
では次回からは登山を楽しむ準備と心構えについて、順を追ってお話ししていきたいと思います。

お金にまつわるアフォリズム その1.アダムスミス

お金にまつわる偉人たちの名言・格言を、マネーゴーランドが独自に新解釈!

その1.アダム・スミス

「われわれが自分たちの食事をとるのは、肉屋や酒屋やパン屋の博愛心によるものではなくて、自分の利害にたいするかれらの関心による。われわれが呼びかけるのは、彼らの博愛的な感情にたいしてではなく、かれらの自愛心(セルフ・ラブ)にたいしてであり、われわれがかれらに語るのは、われわれ自身の必要についてではなく、かれらの利益についてである」(『国富論』大河内一男監訳)

たとえば、寿司屋における日常的なやりとりのひとつに、こんなものがある。

客  「おやじ、寒ブリ一貫、握っとくれ」
板前 「へい、よろこんで」

 ここで冷静に考えなければいけないのが、板前のおやじが発した「へい、よろこんで」である。確かにおやじは、「へい」と愛想を振りまいて、いかにも従順なように見える。ならば当然、そのあとの「よろこんで」は、おやじの博愛的な感情、つまり「寒ブリを求める人に、あまねく寒ブリを握ることのできる歓び」から発せられた、シュバイツァー精神のたまものであろうと察せられるのだが、「そうではないよ」と、アダム・スミスは言っているのだ。

 スミスは考える。確かにおやじは、「へい」と愛想を振りまいた。しかし、そこで文脈はいったん途切れ、次の「よろこんで」は、完全なるおやじの自愛心(セルフ・ラブ)、つまり「寒ブリを求める人にとことん寒ブリを握って、たくさん稼いで、思う存分キャバクラに通いたい」という、おやじの心の奥底から沸き起こった、魂の叫びにほかならないと。
 スミスの本領はそこから発揮される。人間はそもそも自愛心(セルフ・ラブ)に満ち満ちている。しかし、だからこそ「市場」が成り立っているのだ。結局、我々が生きる近代社会とは、個人の絶えざる私利私欲の追求と、そこから生まれる競争の相互作用、すなわち「市場」のダイナミズムによって統合されているのである。そうしてスミスは、板前のおやじのキャバクラ通いを、「社会的な美徳」として、大らかに容認するのである。

 「そんなこと、言われなくたって、承知しているよ」とは客の弁である。彼ら寿司屋の常連からすれば、「経済学の父」と称される18世紀英国人の声高な主張など、野暮の極みであろう。市場経済のメカニズムなど、彼らはとっくに心得ているのである。試しに寿司屋に行ってみるがいい。冒頭にあげたやりとりのあと、我々は、彼ら常連客が、次のような言葉を、小声でそっと添えるのを、聞き取ることができるだろう。

客  「おやじ、寒ブリ一貫、握っとくれ」
板前 「へい、よろこんで」
客  「おやじ、…よかったな」

 これである。このようにして、我が国は粋の文化を発展させてきたのであり、キャバクラのことなどお首にも出さずに、板前のおやじは寿司を握り、客は寿司をつまむのである。もちろん、この日の寒ブリが、殊のほか脂が乗っていたことは言うまでもない。

アダム・スミス(Adam Smith 1723〜1790)
18世紀イギリスの道徳学者、哲学者、経済学。「経済学の父」と称され、彼の著作「国富論(諸国民の富、正式名称『諸国民の富の性質と原因の研究』)」は、近代経済学の誕生を告げる歴史的な書として名高い。

●このお金レシピの換金レート 6,000円
なお回転寿司は上記の寿司屋に該当しない

参考文献
「国富論」アダム・スミス(中公文庫 大河内一男監訳)
「入門経済史 世俗の思想家たち」ロバート・L・ハイルブローナー(ちくま学芸文庫 八木甫 松原隆一郎 浮田聡 奥井智友之 堀岡治男 訳)

【第二回】夜景において必ず聞かれる質問とは?【夜景空間〜夜景の全てを活用するコラム〜】

【絶対に聞かれる質問】

夜景のサイトを運営している。夜景の資格を持っている。
そう自己紹介すると、とても反応がいいのでありがたいのですが、
そのあと必ず聞かれる質問があります。

「へー凄いですね。で、どこの夜景が一番綺麗なんですか?」

この質問、245回くらい聞かれました。

これ、当たり前のように聞かれますが、意外と困ります。
王道なところを言うと「あ、そこ知ってる。」

あまりに穴場なところを言うと、あくまで穴場なので
「行ってみるとそうでもなかったよね。」
というやり取りが143回くらいあります。

けど私は思います。人それぞれでいいじゃんと。
一番面白いお笑い芸人って誰ですか。
一番野球がうまい人は誰ですか。
絶対答えが違うはずです。

「そんなことはいいのでさっさと教えて下さい。」
そんな声が聞こえてしそうなので、私はいつもこう答えています。

「私、個人的には横浜みなとみらいにある大さん橋です。」と。

少し前までは穴場だったのですが、今ではすっかりとお馴染みになった大さん橋。短期間でトップに上り詰めたのは理由があると思います。

1.夜景界の大御所、横浜の夜景を360°見渡せる事。
2.大さん橋自体も芸術家が作っている建築物なのでとても綺麗な事。
3.わざわざ行かなければ、見に行けない距離にあるので自ずと期待が高まる事。(そして期待を裏切られる事はないと思います。)


CMやドラマでもよく使われる、いくらベタと言われても本当に素敵なスポットです。

実はこの大さん橋、内部にレストランがあるのはご存知でしょうか。

青い蛍光灯で導かれている建物内部まで辿って下さい。
「サブゼロ」というお店です。初めての方は少し敷居が高そうに見えますが、問題ないです。(私は前回の書いた通り修行をしていたので頑張って入れました。)

ここで食事だと予算が・・・という人にはBar利用がオススメです。
Bar利用ならば入り口すぐそばに専用カウンターがあり、比較的安く、そして優雅に横浜夜景が独占できる事でしょう。是非デートでご利用ください。

しばらく横浜の夜景を見ながらお店を出た後、ほろ酔いで外に出て風を感じながら再び角度の違うキラキラとした横浜の夜景眺める。そしてその後は・・・・お任せします(笑)

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